本当の地域密着店の作り方

店舗(パチンコホール)が地域のコミュニティ広場としての取り組みを始めた

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経営のヒントになりそうに思ったこと

 □□□ 2019年 3月の目次 □□□

 「完全栄養食」を提案することできっかけを掴む!

 3月26日に日清食品が「完全栄養食」を発表しました。
 「完全栄養食」とは、その食品を食べることで、人間に必要とされる栄養素がすべて摂取できる食品のことです。 日清食品の商品は、一食で1日に必要量とされる栄養の3分の1が摂取できるというものです。 商品名は『ALL-in PASTA』で、お湯を注いで作るカップ麺方式のスパゲティです。 ターゲットは20代から30代の若者ということです。

 「完全栄養食」はビタミンやミネラル、たんぱく質に食物繊維等が入っているのですが、一般的には美味しくないとされています。 日清食品では、麺を多重層にして、美味しくないと感じる成分の入った麺を美味しい麺で包むというやり方で、1つの麺にしています。 それをスパゲティソースで絡めて食べるので、一応美味しくなっているということです。 日清食品さんの目標は100万食ということなので、自信作なのだと推察します。

 健康についての関心が高まる中で、これだけ食べていれば大丈夫というモノが出ると、 忙しくて栄養バランスを考えて食事ができない人にとってはありがたい食品です。 ターゲットは20代、30代と言うことでしたが、転勤などでバタバタしている人や新社会人として独り住まいを始める人にとっても、 必要とされるものだと思います。

 この時期は転勤や独り住まいをする人が多くなるので、「完全栄養食」をお客様におススメするというのはどうでしょう。
 人が動いているので、新規の会員の募集に力を入れている店舗も多いと思います。 会員募集をして、見かけない人には「完全栄養食」の話をするのも悪くないと思います。 カウンタースタッフも、見たことが無いお客様はこの地域に転居して来た可能性があるということで、 会話のきっかけとしておススメしてみると良いでしょう。

 この時期は見慣れない人に声を掛けておくのは重要なことです。 それは、知らない土地で最初に親しくなると好感度がかなり上がり、安心感を得るために再度来られる確率が高まるからです。
 せっかくですから、「完全栄養食」を食べませんかという「健康キャンペーン」あるいは「一人住まい応援キャンペーン」を行い、 会員募集に力を入れてみてはどうでしょうか。 もしかしたら、予定以上に会員が獲得できるかもしれませんよ。

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 努力の価値を宝塚音楽学校を目指す女子から学ぶ!

 昨日、宝塚音楽学校の合格発表があったということで、 民放で受験生の密着取材の様子を放映していました。
 ご存知のように宝塚音楽学校は、タカラジェンヌを育てるところで、 「清く正しく美しく」をモットーに、芸能の基本と女性としての教養を学ぶところです。 受験に対しての資格は特にいらないのですが、年齢制限があります。 その年齢は学年でいうと中学3年から高校3年までで、受験は何回でも可能です。 だから、2回目、3回目と挑戦する女の子も多くいるようです。 1次試験は立ち振る舞いで判断され、2次試験では歌や踊りで判断されます。 そして、3次試験の面接、健康診断で最終合格が決まります。

 毎年募集するのは40人です。 今年の受験生は923人で、その中の4人に密着取材をした様子を紹介していました。 競争率は23倍になります。 結構難関です。 結果から言えば、4人とも最終合格までいきませんでした。 しかし、宝塚音楽学校の入学を夢みて頑張る姿、それを応援する家族の姿を見ると感動します。

 4人とも宝塚音楽学校に入学すために専門の予備校に通っていました。 そこのでの授業は甘いものではなく、やる気がないなら帰ってくださいと言ってました。 各授業にはそれそれこなさなけれがならない課題があるようで、その課題をこなすことを生徒に要求していきます。 知識は教えるのですが、それを基に実際に課題をこなすには本人の考える力が要求されます。 したがって何かあると考えることを講師は問いかけているように見えました。

 本格的な授業内容については、説明できませんが、身近なことも取り上げていたので、その様子を紹介します。 それは生徒を集めて講師が問いかけていた場面です。 「この中になかなかせないという人がいます。なぜ、せられないのですか?」 「わからない?そんなことはありません。なぜせられないか徹底的に考えて下さい。考えられないはずはありません!」
 タカラジェンヌになって舞台に立つ。 その中で太った人間が混じっている。 それはありえません。 なぜありえないか。 タカラジェンヌのして舞台に立つ人間は、体のコントロールができるからです。 プロとして、女優として活躍するつもりなら、それができて当たり前だからですよね。 このように自己研鑽が求められます。

 密着取材を受けた女の子の中には、声量が小さいからと声量を増やすために日頃の会話を工夫している子や、 踊りのレッスンの中で体力がないと指摘され毎朝5時半から体力をつけるために1時間のランニングをしている子がいました。 自分で考えて自分の課題を克服していく姿勢。 これは見習わなくてはならないと思いました。

 そういう彼女達に共通しているのが、支えてもらっている家族に対する感謝の気持ちです。 自分の課題に取り組めるのは、そういう環境を作ってくれる人がいてるからという考え方を持っています。 自分のことしか見えなくて、自分に協力するのが当り前というようなレベルの低い子はいないんですね。 素晴らしいと思いました。

 自分の課題に真摯に取り組み、考えて工夫し克服していく。そして周囲に対する感謝をわすれない。 こういう人が自社に応募に来たら、是非採用したいと思う方も多いのではないでしょうか。

 冒頭に言いましたように、番組で密着取材をした4人は不合格でしたと言いました。 そして、不合格を知った4人はとも泣いていました。 みんなタカラジェンヌを夢みて年間も努力をしてダメだった。 でも思ったのは、涙が流せるような努力をしたことが素晴らしいことではないかと言うことでした。

 一つの目標に対しで悔し涙が流せるくらい必死で取り組む体験は、人を成長させる。 周囲に感謝の気持ちを持って、一所懸命に頑張る姿は、回りのも良い影響を与えるのではないかと思います。 本気で生きた時間ではないでしょうか。
 過去を振り返って、悔し涙が出るくらい必死に取り組んだことがいくつあるでしょうか。 スタッフの中にそういう貴重な経験を持っている人は何人ぐらいいるでしょうか。 皆さんの店舗では、そういう体験ができるでしょうか。

 自分も含め、スタッフが一所懸命になれる場を提供することができれば、自分自身やスタッフの成長を促し、会社や店舗のレベルを大きく上げるのではないでしょうか。 彼女たちの努力する姿を見て、悔し涙がでるくらいの努力の価値の大切さを改めて感じました。

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 目からウロコのインクから学ぶ希望の光!

 ニュース番組WBSの「トレたまコーナー」はユニークなものがあり、 毎回楽しみに見ていますが、たまに驚くようなものが紹介されます。

 先週の金曜日(2019年3月22日)にゼブラが開発したペン先が乾かないペンを紹介していました。 「クリッカート」という水性染料マーカーです。 湿度の変化により水分の吸収・蒸発を繰り返す新インクなので、キャップなしでも乾きにくいというものです。

 ペン先が乾きにくい工夫はいろいろあるとは思っていました。 ペン先のインクが蒸発しにくいように、ペン先の物質を変えたり、ペン先が絶えず湿るようにインクを送る構造をしたり、 また、ノック式で手間をかけずにペン先をペンの中に収納し蒸発を防ぐものなど、いろんな改良の方向性はあるだろうと思っていました。

 しかし、紹介されたものはインク自体が空気中の水分を取り組むというモノでした。 「トレたま」で紹介された比較実験をイラストイメージで再現すると下図のような感じになります。

 空気中の水分を取り込む溶剤を混ぜているということでしたが、 インク自体にそのような機能を持たせるという発想は斬新でした。 同時に自分自身の思い込み「水分は必ず蒸発してしまう」という固定観念があったために、 その可能性が見えなくなっていたことに気づきました。

 でも改めて考えると、「湿気取り」という製品があり、家で家内が押し入れの湿気を取るために、 定期的に取り換えているのを何度も見ています。 空気中の水分を取り込む技術を見ているにも拘わらず、それがインクに応用できるという発想には一切いたりませんでした。 だから、凄いと驚いたのだと思います。

 現状を見ていると様々な工夫やアイデアにあふれていますが、 それを自分の仕事に有効に役立たせているかは別物です。 このようなことは無数にあるのではないでしょうか。 今、自分の仕事の改善はこれが限界だと思っていても、それはただの思い込みに過ぎないかもしれません。 身近にもっと良くする改善方法があるのではないでしょうか。

 まだまだあるとと思えば、今の状況を改善するヒントは見つかる可能性がでてきます。 無いと思えば、ヒントは見つかりません。 人は探す意思がないと目には映っても認識できないからです。 歯が痛くなるまで、歯科医院が何件あるか知らないのと同じです。 このような場面に出会うと、まだまだ工夫のし方はあると思えてきます。

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 一流料亭『菊乃井』の村田シェフから学ぶ!

 ハードディスクに番組を録画していると、知らない間に溜まってきます。 定期的に不要と思われる番組は削除しないと、ハードディスクがすぐに一杯になってしまいます。 そこで録画している番組を消そうと思うのですが、 消しても悔いがないか、確かめることがあります。

 今週削除しようと録画しいているカンブリア宮殿をチェックしていたのですが、 そこでこの考え方は面白いし、役に立つと思う番組を見つけました。 紹介されていたものは、「菊乃井」という料亭で、3代目の村田吉弘さんという方でした。

 1951年生まれで「菊乃井」という料亭の2代目の長男。 小さい時から3代目として一流の味ばかりものを食べて育った。 名古屋で3年ほど修行をし、すぐに自分の店を京都木屋町を持ち、 1993年に菊乃井を継いで3代目となる。 2010年には、ミシュランが認める店で、本支店を合わせて7つの星を獲得しています。 日本を代表する料理人で、安倍総理の外遊にも同行し、各国とのレセプションでは総料理長を務めているということです。

 老舗の料亭に生まれて、順風満帆に見えますが、 実は、京都に自分の店を出した時、まったく人が来なかったと言います。 店は親から借金をしオープンしています。 両親は、何事も実際にやってみるのが一番良くわかると思っていたようです。 だから実際に料理店を経営させてみた。
 一方、村田氏自身は、名古屋の料亭で3年料理を作ってきて自信満々でした。 すぐに人だかりの山ができると思っていたそうです。 ところが、まったく逆で1週間に1人も来ない時もあったそうです。

 逆境にあったときに、どのような行動をするかが、その後の運命を決めるように思います。 店舗でも繁盛している時は、一生懸命にやるだけで、上手く行きます。
 しかし、閑散としたとき改善のための行動を起こすことができるかどうかが問題です。 流行らないのは、競合店や業界環境が悪いと考えず、自らの改善点を探すことで、行動を起こすヒントが見つかるからです。
 もし、競合店や業界環境が悪いと考えると、繁盛しない説明はできますが、自店を良くするための施策は見つかりません。 なぜなら、競合店を変えたり、業界環境を変えることはできないからです。

 この村田さんは人が来ないお店で、「なんでお客さんは来ないのだろう」と考えて、料理の本を片っ端から熟読していったそうです。 本を読んで分かったのは、名古屋での修業時代、自分はただ作業だけをしていた、ということなんですね。
 店で言われたように天ぷらを揚げ、串を炭火で焼き、魚を下ろす。 言われたことをただするだけで、ワーカーとして働いていた。 パートのおばちゃんでも出来ることをやっていた。 それで一人前の料理ができる気分になっていた。 だから人が店に来ない。

「油で揚げる」とはどういうことなのか、 「炭で焼く」とは何をすることなのか、考えることをしなかった。 だから、ろくな料理ができない。
 村田さんは、料理をすることによって、食材にどのような化学変化が生まれ、どのような物質が作られ、それがどのように人間の味覚に働きかけてくるのか、 また、好ましい香りとはどのような分子構造になっており、それを作り出すためには、食材の中の物質をどのように加工すれば、 化学的結合が生じて意図している分子構造作られるのかなど、料理に関する必要な知識を手に入れていきます。
 そして、店に人が来ないから、それが本当に理論通りになるのかを店で作って、自分が検証していくというようなことを何年も続けたそうです。 そのうち、あの店は美味しいという評判が立ち、徐々に繁盛店になっていくんですね。

 村田さんは番組の中で、『料理は即ち科学、料理を科学的な目で見ないと進化していかない』と言われていました。

 さて、皆さんはどうでしょうか。 今やっている仕事は、村田さんのいう作業でしょうか。それとも仕事でしょうか。 その作業の本質は何なのかということが分からずに、言われたことをただしているだけでは、作業でしかありません。
 ホールコンのデータのここを見て、ここに転記していくだけ。 遊技台の稼働が基準の〇〇以下になったら撤去対象台とする。それは以前から決まっているからとりあえずそうしている。 接客で言えば、挨拶は15度となっているから、頭を15度の角度にしましょうだけでは作業ということになります。 作業のままでは改善はできないのではないでしょうか。

 最後の仕上げとして、この食材を油で揚げるのは何故なのか。 食材の中のアミノ酸と糖分を加熱させることにより、メイラード反応をおこし、 色と風味を出すことが目的であり、その量と質はどのような油の温度が最適なのか。 また、加熱ということでは炭火でも過熱はできる、油との過熱とどちらが目的の料理を作るために有効なのか。 このようない発想ができないと、一流の料理人として料理を進化させることはできない。

 いかがでしょうか。こういう発想を持つ村田シェフの仕事の流儀は、一流を目指す人には参考になるのではないでしょうか。

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 木から作ったケーキで一味違う演出をする!?

 みなさんは木から生まれたパウンドケーキをご存知ですか? 今日20日から発売するということで、 先週、ニュース番組のWBSが、この木からつくるパウンドケーキを紹介していました。

 商品名は、『Eatree Cake(イートリーケーキ)』と言います。 このケーキは間伐材を処理するときにできる“オガクズ”を処理して、ケーキの材料にしています。 “オガクズ”から生まれた食材はケーキ材料の全体の20%ぐらいです。 価格は1本3670円です。

 驚いたのは木を食べるという発想ですね。 太平洋戦争の終盤は日本中が飢えていましたが、木を食べたという話は聞いたことがありません。 取材の中で志村史夫という静岡理工科大学の名誉教授をされている方が出てきて、 杉を“オガクズ”を見て美味しそうと思ったということで、 実際に家に持ち帰ってご飯にかけて食べて見たそうです。 もちろん、食べられなかったということでした。
 でも、この志村名誉教授は、木の成分はセルロースなどでできており、 食べられないことはないと研究し、「木を食べる」という本を執筆されたそうです。 要するに木は食べられるという理屈を説いた本です。

 実際に“オガクズ”を使って食べられるケーキを作ったのは、シェフの田村浩さんという方です。 田村さんによると“オガクズ”を処理して作ったパウダー状の食材は、小麦粉の代用品にもなるということです。

 でも、なぜ木を食べるということに取り組んだのでしょうか? 別に日本の食材が不足し開発したというわけではありません。 このケーキを開発した目的は、林業について日本の国民に考えてもらうためということです。 仕掛けた会社は「ライフル」という会社で、『持続可能な社会をかなえる未来の一皿』というコンセプトで開発を進めていったとのことです。

 今、日本の林業は採算の合わない産業になっています。 しっかりした使える木を育てるためには、時間と手間がかかります。 特に手間がかかるのが、間伐という作業です。 木が密集して育つと、大きな木はできません。 つまり建築用材にならないんですね。
 大きな木を育てるためには、木同士の間隔を一定以上あける必要があります。 そのためある一定の割合で木を間引くことが必要です。 その間引かれた木が間伐材です。

 今問題となっている花粉症も、杉の木が適正に間引かれていないのが問題とも言われています。 ちなみにこのパウンドケーキの材料となっている“オガクズ”は、浜松市天龍の杉の木の間伐材からできています。 念のために言っておきますが、このパウンドケーキを食べることで、花粉症が治ったり、悪化することはないとのことです。

 さて、皆さんの中にはスイーツのお取り寄せや試食会をしている店舗もあると思います。 でも、同じような企画をしていては飽きられてしまいます。 そこで、地域密着のコミュニティホールとしては、社会的な問題を取り上げるのも悪くないと思います。
 普通に美味しいだけのスイーツを食べるより、「今回は間伐材の問題を考えましょう」とか、 「花粉症と間伐材の問題を考えましょう」ということで、 お客様と一緒にこのケーキを取り寄せて食べてはいかがでしょうか。
 同じパターンのスイーツより、このケーキは話題性があり、インパクトがあると思います。 もちろん、開催する時には、このケーキについての情報を知っておくことは必要条件ですね。

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 人間の感じる感じ方は「飽き」を生むので要注意!

 皆さんはウイスキーを飲まれますか?
 近年、日本のウイスキーは美味しいということで世界中で飲まれています。 想定以上に売れてしまったので、「白州」や「響」は原酒不足で販売中止となっています。 この他にも「富士山麓」や「白角」も販売終了や販売中止となっています。 国税庁の統計によるとウイスキーの輸出額は10年で約10倍になり、18年度には約150億円となっています。

 私はあまりウイスキーを飲むことは無かったのですが、 昨年たまたま購入したウイスキーが美味しかったので、 週に1回か2回ほどウイスキーを寝る前に飲んでいます。

 同じウイスキーを飲み続けているのですが、 最近、味が変わったというか、昔ほど美味しく感じなくなっています。 ウイスキーのメーカーの品質にバラツキがあるのかとも考えましたが、 基本的にはそうではなく、自分自身の味覚が少し変わってきたということでしょう。

 人間の味覚は基本的に5つの要素で出来ています。
  ①甘味
  ②塩味
  ③酸味
  ④苦味
  ⑤うま味

 NHKの「人間って何だ!超AI入門」という番組で、味覚とAIについての解説をしていました。 その中で、センサーで測定するだけでは、人がどのように味覚を感じているかはわからないという話をしていました。 例えば、コーヒーのブラックを測定すると、苦味と酸味が強いのが成分で分かるのですが、 それに砂糖を入れて甘味が増えた場合、センサーの単純の測定と人間が実際飲んで感じる味覚とは違いがでるのです。

 具体的にいうとセンサーは、砂糖を入れれば入れただけ、甘味が強くなったと分かります。 苦味や酸味についてはそのままです。砂糖を入れることで成分は変わることは無いからです。 しかし、人間は砂糖を入れると、苦味と酸味は抑えられて、甘味を感じるのです。
 人間の味覚の感じ方は、各味覚を個別に感じるのではなく、トータル的に感じるのですね。 AIが人間の味わいを感知するためには、人間の感応評価を基にAIがセンサー値を補正するようなことをしているのだそうです。

 番組の中で研究者が言っていたのは、人間は気づかないけれども、10年前に美味しいと思ったものと今美味しいと思うものは違っている。 だから毎年、味覚データを取り続けることで、人間が次に何を美味しく感じるかを予測していく取り組みをしているとのことでした。
 そして、毎年同じように思うけれども美味しさは変化しており、今も元気のある老舗の名店などは、美味しさを守るため変化する努力を積み重ねているというお話でした。

 要するに人間は「飽きる」ということが起こるので、 常に半歩先をいく美味しさを提供することが肝要なのです。 しかし、この考え方は味覚だけではなく、何にでも言えるのではないでしょうか。

 同じことを同じようにしていると飽きられるということです。 新台入替を毎回同じようなパターンで行っているのでもこれにあたります。 景品イベントを商品を違えても、毎回同じようなパターンで行うのもこれにあたります。 お客様が今満足しているというのは、しばらくすると飽きると解釈して、 次の手を打つ用意をしておく必要があるということです。
 もし、今上手く行っており、次回も同じようなことをしていれば大丈夫と思っているなら、イエローカードになっているかもしれませんね。

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 駐車場の補修ツールが稼働アップの役に立つ?

 みなさんの店舗に駐車場はありますか? 郊外型の店舗は当たり前に駐車場は完備していると思いますが、 アスファルトなどで整備された駐車場に穴や凹みは発生していないでしょうか。

 3月15日のニュース番組WBSの新商品紹介コーナーの“トレたま”を見ていると、 駐車場の小さな穴や凹みの補修に対応した商品が紹介されていました。私はこれを見て便利だと思いました。 商品名は「ジョリシール ホールメンテセット JB-HM」で、アイカ工業株式会社という会社の製品です。

 砂と開発された特殊樹脂を混ぜ合わせて、 駐車場のアスファルトに空いた穴や凹みに流して、上をコテのようなもので平らにすればOKです。 約1時間で渇き、乗っても大丈夫になります。 砂二袋と特殊樹脂2缶が入って、1万8000円(税別)ということです。

 アスファルトの補修を頼むと材料費と工賃がかかり、時間も半日はかかります。 工事料金は結構かかると思います。 それを考えると、1万8000円は安いように思います。

 アスファルトの穴をそのままにしておくと、水がたまったり、車のハンドルが取られたり、 駐車場から歩いてくる人がつまずく可能性もあります。 安全上放置は好ましくありません。 しかし、経費節減の徹底を言われている状況では、工事業者を頼んで補修をするというようなことは避けたいと思うのが自然です。 でも放置はリスクが伴います。

 そこでこの商品に注目です。 穴の大きさにもよりますが、手軽に自分達で補修ができるなら、これは便利な商品ではないでしょか。

 店舗内でお客様をいくら歓迎して、装飾を変えたり、いろんな販促企画をしていても、 駐車場の補修一つしていないということになれば、お客様の何か違和感を感じます。 いわゆる認知的不協和というものです。
 違和感の原因は、本当にお客様を歓迎し、歓待しているなら、なぜ駐車場の不具合を直さないのだろうか、という思いが無意識に働くからです。 そのことを顕在意識は明確に認識していないので、違和感となって何となく表われるということです。

 もし、あなたが知り合いの家に招かれて、玄関先にゴミが落ちていたり、 玄関先に水たまりが放置してあったとしたらどう思うでしょうか。 家に入って歓待を受けても、何か違和感が残るのではないでしょうか。 それと同じ事です。 要するにちょっとした不信です。
 でも人間、そんな心の引っ掛かりがあるとその場所に長居はしないと思いませんか? つまり、稼働に悪い影響を与えるということです。

 そう考えると費用を大きく掛けず補修ができるこの新商品は、店舗のメンテナンスツールとして、記憶する価値があるのではないでしょうか。

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 「バイトテロ」予防を自店の問題として考える!?

 「バイトテロ」という言葉をご存知ですか? 13日のニュース番組のWBSで使っていた言葉です。 不適切動画の投稿をさして「バイトテロ」と言うようです。

 不適切動画の投稿があった定食チェーンの大戸屋さんが、3月12日に280店舗以上を一斉休業して、スタッフ研修をしたことは、 NHKをはじめ各局でニュースとして紹介され、昼のワイド番組でも取り上げられていました。 この1日の休業で損失は1億円以上になるとも言われています。 大戸屋HDの経営企画部の高田知典部長は、「基本に返って誠実に徹底してやっていくことが大事。特効薬はない。 食を扱った商売の本質を教育できるように努めていきたい」とニュース番組WBSのインタビューに答えていました。

 WBSではこの大戸屋さんの不適切動画の投稿経緯を説明していました。 動画を撮影したスタッフは、昨年撮影し、インスタグラムのストーリー機能に投稿したとのことです。 このインスタグラムのストーリー機能に投稿された動画は24時間以内に自動的に消去されるそうです。 ではなぜこれが拡散したのかと言えば、第三者がこの動画を面白いと自分の手元に保存しておき、 後日ツイッターに投稿したということです。

 動画を撮影して投稿したスタッフは、ほんの遊びであり、大戸屋をどうこうしようというモノではなかったのかもしれません。 しかし、これが第三者によって大きく拡散してしまった。 インターネットは誰がどのような目的で使用するのかわかりません。 その怖さを投稿したスタッフは意識していなかった可能性が高いと思います。 ですから相手を攻撃する目的の「テロ」と言ってしまうとかわいそうな気がします。

 若い人はインターネット気軽に利用していますが、 一度投稿した動画は残り続ける可能性があることを知らずにいるのかもしれません。 悪ふざけの範囲で済むのか済まないのか、知識がないととんでもないことになる事例だと思います。

 企業側からするとこういう不適切動画を発生させないためには、 大戸屋HDのように教育の徹底にあると思います。 でも教育とは飲食業だからという問題ではなく、 社会人としてのあるべき姿、仕事をする時のあるべき姿を教えるというのが大切だと思います。 その上にプラスして、各業種のあり方を教えるのがベストだと考えます。

 人手不足のために採用したくない人でも採用しなければならないというような声を聞きます。 でも採用した限りは、最低限の社会人としてのあるべき姿や仕事をする時のあるべき姿を教えるということを、 公的な立場がある企業としては、当たり前に教えるというようにしていきたいものです。
 別に研修をしなくても、アルバイトを使う店長や社員がしっかりした考えを持っていれば、 朝礼や終礼でも話ができますし、日頃の店長や社員の行動からでも教育ができるように思います。 特にできないという店長に対しては、 会社としては店長の指導能力が低いのか、アルバイトスタッフの質が悪すぎるのか判断する必要があるでしょう。

 どこに行っても、最低限の仕事に対する取り組み姿勢は教えられるということであれば、 日本全体の仕事をする人の人間性の向上が図られていくのではないでしょうか。 日本全体が無理でも、自分の属する業界においては、アルバイトスタッフの社会人としてあるべき姿や仕事への取り組み姿勢を良くしていく。 業界全体で取り組めば業界の評価が自然と向上していくのではないでしょうか。 とは言ってもそれはなかなか難しいです。 最初はその必要に気がついた企業からということになるでしょう。

 この「バイトテロ!?」をどう読み解いて、自社の教訓とするのか、大戸屋さんの取り組みはそれを考える良い機会になるのではないでしょうか。

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 米国で日本政府がパチンコを日本の文化として紹介!?

 ニュース番組WBSを見ていると、「SXSW(サウス バイ サウスウエスト) 2019」というイベントに、日本が政府主導で日本館をつくり、 統括ディレクターとして筑波大学の落合陽一准教授を起用しているとし、生中継をしていました。
 開催場所はアメリカのテキサス州オースティンです。 オースティンにはテキサス大学があり、大学の建物は街のいたるところにあります。 昔、私が仕事でテキサス大学を訪問した時、大学と街とが一体になったような感じを受け、日本の大学とはスケールが違うと驚いた記憶があります。

 この街で「SXSW」というイベントは1987年に始まりました。 最初は音楽イベントだけだったのが、映画祭や最新技術の発表など加わり、今では音楽、映画、インタラクティブの3つの展示を柱とした大きなイベントになっているということです。 このイベントに大きな注目が集まったきっかけは、「ツイッター」や「エアビーアンドビー」などが、このイベントでの発表会をきっかけに飛躍てからです。 今ではクリエイティブな人が夢をかなえるイベントというような感じになっているようです。

 このイベントにわざわざ日本館を出した理由は、日本文化を知ってもらい、日本ブランドを向上させるためです。 知ってもらうために用意したのが、畳をはじめ日本独自のいろいろなものですが、その中にパチンコの遊技台(北斗の拳等)が入っていました。 この日本館は日本政府主導で作られたものなので、パチンコは日本独自の文化であると日本政府が認めたことと同じだと思います。

 会場内では来場した人が、カラオケをしたり、パチンコ台で遊んだりしていました。 評判は上々のようで、日本館への入場を待つ人の行列ができていました。

 WBSのインタビューの中で、落合氏は「平成になってから日本のイメージは、世界にアップデートされていない」と言っていました。 つまり古いイメージを世界は持ち続けている、それを今回打破したいということです。 そして今回の目的は、フランスのようにブランド価値を上げることで生産価値を上げるという発想を持ってもらい、 大量生産をしなくても経済成長ができるヒントを示したいということです。

 そのためにハードからソフトへの移行を促すステップとして、今回の取り組を位置づけいるそうです。 ハードの中に文化を織り込むことで日本というブランドを世界に浸透させていく戦略です。

 このWBSを見ながら、もしこの「SXSW」で日本館を体験した人が日本に来た場合、日本のパチンコ店を見て「そこに日本の文化があると思うのではないか」と思いました。 会場内の雰囲気からすると、パチンコ遊技に付随した日本文化の体験を期待する可能性が高い。 そうなった場合、ただ遊技台が置いてあるだけの店舗では失望するのではないでしょうか。

 インバウンドを取り込もうと考えているホールもあるかと思いますが、 日本文化に触れる体験ができるかどうかが、クチコミの広がりになるポイントです。 落合氏が言うように、ハード(ホールや遊技台)にどれだけ日本文化を織り込むことができるかが重要です。

 コミュニティホールを目指されているホールの方は、 外国の人が体験したい日本の文化の近くにポジションを取っています。 本格的にインバウンドを取り込もうと考えているなら、そのためのコミュニティ施策を用意しておくと喜ばれると思います。 遠いアメリカで日本文化の一つとして日本政府がパチンコを紹介しているのです。 この機会を活かす準備をしておくのは悪くないと思います。

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 プラネタリウムの進化にみるイベント企画のヒント!

 皆さんは最近プラネタリウムを見たことがありますか?
 私は昔子供と見に行ったことがあるくらいで、最近は見たことがありません。 テレビをつけると「デザイン・トークス」という番組をEテレでしていました。 デザインについての見識を深めるための番組です。 その中でプラネタリウムが取り上げられていました。

 私は番組を見ていて、プラネタリウムが大きく進化していることを知りました。 何が一番進化していたかというと、「天の川」の作り方なのです。 昔のプラネタリウムでは、「天の川」は雲として描かれていました。 皆さんもご存知のように、「天の川」は雲ではなく、何千何万もの小さな星の集まりです。 しかし、それを認識することはできず、空がボーっと明るくなっている、まるで雲のように見えているのです。 私も小さい頃、晴れた新月の鳥取の日本海を見て、「天の川」ってこんなに明るいものなのかと感動したことを覚えています。

 昔のプラネタリウムでは、雲のように見えるから雲を描いて投射をしていた。 しかし、プラネタリウム・クリエイターの大平貴之さんという人は、「天の川」を星を描くことによって表現したんですね。 10センチほどの円形の金属板に、直径0.07ミリの穴を約10万個開ける。 それも天体図を基に「天の川」の星の位置を正確に開けていく。 もちろん、人力ではなく、コンピューターと工作機を駆使して開けるんですね。 そうやってできた「天の川」があるプラネタリウムが人気だそうです。

 一見するとあまり変わってないように見えます。 視力が悪ければ、本当に見分けがつかないと思います。 しかし、感動が違うと言います。 その違いが生じるのは、ちょうど音楽で言えば、ハイレゾの音源かそうでないかの違いのようなものではないでしょうか。

 見えるとか聞こえるというのは、人間の顕在意識での認識であり、それがすべてではないということです。 前頭葉で感じなくても、もっと高精度な処理をしている脳の中心にある偏桃体などは、その違いを認識できます。 つまり、無意識というか潜在意識の中ではその違いが分かるのだと思います。 その結果として何となく違いが出て来る。

 番組の中ではリアルを追求することで、表現がよりセンシティブになると言われていました。 デザインをする際に、これくらいしておけばおそらく分からないだろうというような考え方では、 人を動かすようなものはできないということでしょう。

 これを聞いていてデザインだけの話ではないと思いました。 パチンコ店の新台入替や面白イベントなどのいろんな企画でも同じです。 「これくらいやっておけば、大丈夫だろう。 お客様もあまり期待はしていないだろうから」 というような考えでは、見た目はごまかせても、お客様の深層意識は何か違和感を感じている可能性が大きいということになります。 これではお客様の好感度やシンパ度は上がりません。

 「神は細部に宿る」という言葉があります。 細部を追求することで、人を引き付けるノウハウが構築できるのではないでしょうか。 とりあえずいろんなことをしているけどお客様に届いていないという感覚があるなら、 小さいことをどれだけ追求して、お客様の期待に応えようとしているか、 チェックをしてみるのも良いと思います。

(追加)
 くれぐれも新台入替を10台じゃなく20台ならインパクトがあったのにというものではなく、 10台なら10台の新台を活かしきる演出をどこまで徹底したかが問題ということですので、 お間違えの無いように。

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 防災の啓発と取り組みでホールの姿勢を見せる!

 最近、テレビや新聞でよく目にするのが東日本大震災関連の特集や記事です。 3月11日が近づいてきているので、地震などの災害の恐ろしさを再認識し、万一の時の備えを国民に促す狙いと、 未だに復興していない方がいることを知り、復興応援の必要性を喚起しています。

 日本は災害大国と言われるように、過去から何度も大きな災害に見舞われてきています。 日本人の相手をいたわる気持ちや思いやりは、災害により自分がいつ助ける側から、 助けられる側になるかもしれないということから、生まれてきているということを書いた本を読んだ記憶があります。 災害によって日本人は優しい民族に育てられたのかもしれません。

 しかしながら、災害を歓迎するわけに行きません。 災害からお客様を守るために、繰り返し防災意識を持つように、ホールとしても働きかける必要があります。 最低限としては、11日までは景品コーナーに置いてある防災グッズの配置を変えて、 お客様が気づきやすいようにしていく必要があるでしょう。

 テレビや新聞で何かと話題になっているので、景品コーナーの目立つ場所に防災グッズが置いてあると、その趣旨を理解してもらえると思います。 お客様にしてみれば、この店舗は社会的なことに関心をちゃんと持っているホールだと思ってもらえる確率は高くなるでしょう。
 その時にやれば効果があるのが、震災復興の現状などを防災グッズの横にA4のPOPでもよいので、調べて貼っておくことです。 また、防災グッズの中で本当におススメしたいものを探し、そのおススメ理由をPOPを作って貼っていくことです。 この2点があれば、お客様はホールが本気で防災のことを考えていると分かると思います。

 もう少し、防災グッズを工夫してみると言うことであれば、 「Yahoo!防災ダイバーシティ体験イベント」を参考にすると面白いと思います。 災害時の備えを啓発しているのですが、そのやり方は防災グッズをストレートに紹介するのではなく、 人のライフスタイルや趣味、職業などから防災グッズを紹介するという方法をとっています。
 例えば、「#ペットを飼っている」というものが、自分に当てはまると思い、その項目を選択すると 防災グッズとして「自動給餌器」という項目がでてきます。 自分の生活の行動を基に防災グッズを紹介するところが面白いと思いませんか?

 スタッフが手間をかけることはもちろん手間ですが、 手間をかけたものを見ることで、店舗の本気度合いがお客様に伝わります。 コミュニティホールを目指しているところは、 手間をかけてお客様との関係づくりの促進に努めてください。

※参考資料:復興統計資料(ヤフー)

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 あるP店の自画自賛的な感謝チラシを反面教師にする!

 新聞を取っていると毎日たくさんのチラシを見ることができます。 商品やサービスの紹介や店舗の紹介など様々です。 チラシは広告宣伝の一形態であり、会社や店舗の課題を解決するために打たれます。

 新しいお店の場合は、まず知って欲しいということで、認知度の向上を目的としたチラシが配られます。 来店して欲しいということであれば、来店動機につながる商品やサービス、イベントを掲載しています。 チラシの上手い業者にチラシを頼むと、店舗や会社の課題を聞き出し、的を得たチラシを作ってくれます。

 でも中にはこれって何のため?というようなチラシもあります。 たまたま目にしたチラシが業界のチラシだったので、コミュニティホールを目指す人への注意を喚起する意味で、取り上げることにしました。 おそらくそういう縁があったのでしょう。

 そのチラシは新台入替の裏に周年の挨拶と感謝、自分たちの頑張りを書いたものでした。 その店舗が実際どういうことをしているのか知りません。 地域の為に何をしているかも一切知りません。 ですから、私の立場はパチンコをしない一般地域住民という立場す。

 チラシの文の内容は、具体的なことは何もなく、自画自賛的なもので、美辞麗句が並んでいる。 読んでいて反発心が湧いてくるものでした。 実際、チラシ文に中に書かれているような考えで娯楽を提供しているのかもしれませんが、 傍目ではただのパチンコ屋です。 世間の目は冷たいものがあります。 それを自画自賛し、高い理想を上げても好感はもられないでしょう。 救いとしてはパチンコをしない人は、チラシを見ないでしょうから、地域住民の反発は少ないぐらいなものでしょう。

 コミュニティホールの基本研修を受けられている人は、 店舗の想い、会社の想いを多くの人に知ってもらうことは重要であることは良くご存知と思います。 同時に、その想いを伝える方法に細心の注意を払う必要があることも理解されていると思います。 自分の理想としていることに対する実績を地道に積み上げ、それに合わせて少し控え目ぐらいに自店や会社の想いを伝える。 パチンコという特殊性を鑑みれば、謙虚に実績に基づいて伝えることが必要です。

 今、コミュニティホールに取り組んでいる店舗の方も、 パチンコ業の持つ負のイメージを払拭し、健全な娯楽業として地域社会から認知してもらいたいと 努力を積み重ねておられると思います。 しかし、焦りは禁物です。 地域の人のイメージを変えないうちに、安直に健全性や地域密着をPRしようとすると、反発を買います。 わざわざお金を使って地域の反発を招く愚はさけるべきです。

 コミュニティや地域密着施策を打つ場合は、絶えず世間の立場に立って施策をチェックする必要があります。 まともなコミュニティ施策をして悪くなることはありません。 コミュニティホール作りのためにいろいろな施策をしているが、上手く行かないということであれば、 世間から見ておかしなこと、反発を受けるようなことをしていないかチェックをしてください。 くれぐれも自画自賛的な行為は、コミュニティを目指す場合、命とりです。 そんなチラシを目にしたのは、みなさんにそういうことを伝えるタイミングではないか感じ、ブログに書いてみました。

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 依存症問題についての自分の世界観を確認する!

 今朝、読売新聞の第一面を見ると「ギャンブル広告に指針」というタイトルが目に飛び込んできました。 そして副題には「依存症対策案 施設内ATM撤去」と書かれています。

「ギャンブル等依存症対策推進基本計画」の素案が判明したことで、 事業者などにギャンブル施設内のATMの撤去や、顔認証システムによる入場制限を求めるものになっているということです。 そして、国が依存症患者向けの相談。治療拠点を全国に整備することを盛り込んでいるようです。

 同紙によると政府は今日6日に、事業者や依存症経験者らによる「関係者会議」に素案を示し、4月にも正式決定するとのことです。

 なお、広告宣伝に関する業界の指針づくりでは、たばこのパッケージの警告文のように、 依存症の恐れがあることを警告する内容を、一定以上の大きさの文字で表示することを想定しています。

 これらの動きは、昨年10月に施行された依存症対策基本法に基づくものです。  ※参考資料:ギャンブル等依存症対策基本法について

 ◇ ◇ ◇

 さて、みなさんは依存症問題をどのように捉えているのでしょうか。 依存症問題と聞いてすべての人が同じ捉え方をするわけではないのは当たり前です。 では、捉え方が違うと何が違ってくるのでしょうか? 捉え方が違っても結果が同じであれば、捉え方の違いにこだわる必要はありません。 しかし、捉え方の違いでダメになっていく企業と良くなっていく企業に分かれるとしたらどうでしょうか。 重大な問題ということになります。

 ポイントは世界観の持ち方です。

 具体的な話をしてみましょう。 例えば、依存症問題があることでパチンコ業界に対する世間の風当たりは強くなっていく。 パチンコをしようという人も減ってくるし、今パチンコをしている人も止める人も出て来るだろう。 依存症問題は、パチンコ業界にとってマイナスにしかならない。 という世界観をもったとしましょう。

 依存症問題に対して、こういう考えをもった経営者や店長はどのような対応をとるでしょうか? おそらく依存症についての話をなるべくしたくないと思うでしょうし、 依存症問題でお客様は離れていく、パチンコ人口が減少していくのは仕方がないと思うのではないでしょうか。 そういう思いにとらわれた経営者や店長は、実際客離れが起きても何も手が打てず、仕方がないと諦めると思います。

 でも、次のような世界観を持った経営者や店長はどうでしょうか。 例えば、依存症問題が話題になるのは非常に良いことである。 実際、遊技しているほとんどの人は依存症にはなっていない。 依存症になるのは一部の人であり、そういう人を助ける仕組みを作ることができれば、 パチンコを安心して遊技する人が増えるだろう。 これまでのような風評被害に遭わなくて済む。 依存症問題は、パチンコ業界にとってプラスになるだろう。 と考えたとしましょう。

 このような考えを持った経営者や店長は、依存症に対して注意を呼びかけ、積極的にお客様に働きかけるでしょう。 そして、そして依存症に対しての正しい知識と見識を持つことで、健全な遊び方を提案することができます。 心配している家族には協力し、依存症防止に努めることで、安心して遊べるホール作りを目指します。 もし、依存症のことで地域のパチンコユーザーが減ったり、お客様が減ったりすると、これは問題であると認識し、 パチンコの楽しさの提供や健全な遊び方への働きかけが不十分ということで、対策を打つことになるでしょう。

 依存症に関係する世界観をどう捉えるかで、 企業や店舗の依存症に対する対応策が違ってきます。 また運営に対しての熱意も違ってきます。 もちろんそこで働くスタッフの意識にも影響を及ぼします。 その結果、企業や店舗に対する世間の評価は分かれていくことになります。

 いずれにしても依存症問題は、みなさんの店舗でも取り組むべき課題です。 今、自分が描いている世界観がどうなっているのか、点検をしてみてはいかがでしょうか。 そして、必要があれば世界観を修正する勇気がいるかもしれません。 

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 悪ふざけ動画に対しての大戸屋の対応を考える!

 最近、わるふざけ動画の投稿が相次ぎ、話題になってます。 今年に入ってからでも、「くら寿司」「セブンイレブン」「ファミリーマート」「すき家」と 大手の外食やコンビニで撮影された不適切動画が投稿されています。

 株式会社大戸屋は、悪ふざけ動画の対策として、3月12日に国内の店舗を一斉に休業をし、研修を実施すると発表しました。 大戸屋さんは、和定食を中心に提供する外食チェーンで、ジャスダックに上場しています。 問題の動画は、厨房で覆面を被った従業員がズボンを卸し、下半身を隠しているというもので、 この撮影に関わったアルバイト3人はすでに解雇し、会社としては法的措置も検討をしているとのことです。

 休業発表にあたった大戸屋HDのコーポレートブランド室の岩熊英一次長は、 お客様に安全、安心なメニューをたべてもらうためには、 従業員の教育・研修の徹底の必要性を認識し、今回の決定を行ったと言われてました。

 大戸屋HDは純利益の見通しを4000万円近く下降修正しており、 今回の全店一斉の休業は経営者としては苦渋の決断と言えるかもしれません。 しかし、不適切動画が出たにもかかわらず、何もしないということの方が、 経営に対する打撃が大きいと判断しているということが読み取れます。

 同じ悪ふざけ動画でも、品質に直接関係するものは、お客様が商品に対してストレートに不信感を持つので、 品質管理を徹底しているということをお客様に訴え、不信を払しょくする必要があります。 当然そのような場合、徹底した対策が求められます。
 今回の大戸屋さんの不適切動画の内容自体は、「くら寿司」のゴミ箱に捨てた魚をまな板に載せたり、 「セブンイレブン」のように販売して売る商品で悪ふざけをする、 というような品質に疑問を起こさせるものではありませんでした。 ただ悪ふざけが過ぎて、顰蹙(ひんしゅく)を買うものであったことは確かです。 でも、大戸屋は大きな問題ととらえたようです。

 ではなぜ、大戸屋さんは大きな問題と考えたのでしょうか? 少し考えて見てください。答えがスラスラ思い浮かぶことができるでしょうか。

 念のため補足質問をします。
「あなたは、ふざけた従業員が作っている和定食をあなたは食べたいと思いますか?」 もちろん、ふざけていても料理は店舗のマニュアル通りに作ったとします。 どうでしょうか?

 多くの人は、あまり食べたくないと答えると思います。 品質的には問題が無くても、悪ふざけしているような連中が作ったものを食するのは抵抗があります。 そして、悪ふざけ動画を見たお客様は、チェーン店のスタッフは客の見ていない所で、悪ふざけをしているとイメージしてしまう。 そうなると多くの人は大戸屋で食事をしたくなくなる。 そう大戸屋さんは感じたので、今回の全店一斉休業による研修を設定したのでしょう。

 それでは、ここでさらに質問です。 ふざけたスタッフがいて問題になるのは、飲食業界だけでしょうか? パチンコ業界ではどうでしょうか?
 もし問題があるなら、この大戸屋さんを他山の石として、自店のスタッフの業務への取り組み、 姿勢を正しく導かなければならないということになります。  

 では追加質問です。 もし、皆さんが大戸屋さんの研修担当者だったら、どのような研修をしますか?
 例えば、ふざけた動画を投稿すると会社はあなたたちを解雇した上に、 損害賠償訴訟を行い、徹底的に責任を追及することができる、と教えるのも一つの方法です。 要するに脅しというものです。
 もちろん、店内や厨房で撮影すると店舗や会社に迷惑を掛けるから止めましょうということも言えます。 また、お客様への使命感を思う出させて止めましょうとも言えます。 みなさんならどのような話をスタッフにしますでしょうか?

 ニュース番組のWBSは、この大戸屋の全店一斉休業の話について、街頭で意見を聞いていました。
 インタビューに答えたシニア女性が、 「会社だけの問題だけじゃない。社会のモラルの低下が問題と思う」 と答えていました。
 皆さんもそう思いますか?

 私は、昔から今のような悪ふざけをする人間はおり、社会のモラルが昔より低下したとは考えにくいと思っています。 理由は昔から変な人間がいたからです。 今回の件はSNSなどの発達により、個人の情報発信力が高まったという要因が一番大きいと思っています。 そのため馬鹿な人間の行為が、拡大されて社会に映し出される。
 企業はそういう人間を正しく導く役割を果たさないとひどい目に合う時代になってきている。 そんな風に考えますが、いかがでしょうか。

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 コンビが24時間営業を止めるとしたらどうなる?

 セブンイレブンジャパンが3月に中旬より営業時間を短縮する実証実験を始めると発表しました。 現在、セブンイレブンは24時間営業をしていますが、人手不足のため深夜と早朝のアルバイトがなかなか集まらない。 それをカバーするためにオーナーやオーナーの家族が店に入ることが多く、負担がたいへんになっているということです。

 実証実験は、10箇所の直営店で行い、午前7時から午後11時までと、まさにセブンイレブンの名前の通りの時間帯での営業をします。 その中で売上や来店客数がどのように変化をするかを検証し、問題が無ければフランチャイズ店の時短営業への検討に入るようです。

 当初あるオーナーの時間短縮の要望に対して、 セブンイレブンジャパンは契約違反ということで加盟契約の解除などをチラつかせ、一方的な対応をしていましたが、 TVで報道され、多くのオーナーが共感を示したことで対応をすることになったようです。

 ニュース番組WBSの山川キャスターは、セブンイレブンジャパンの対応が非常に早いと評価すると同時に、 ネットで本部に対する批判がかなりあったのが大きな要因ではないかと話していました。 それだけ世間の関心が高い問題ということですね。

 この話はお昼のお茶の間ワイドショーなどでも取り上げ、 24時間営業が無くなると女性が深夜に帰宅する場合、 怪しい人につけられた時に逃げ込む場所がないなどと話していました。 実際、交番の数に比べてコンビニ数は圧倒的に多いので、頼りにされるのは必然の結果です。 真っ暗な中でコンビの明かりがついていると安心する気持ちは良く変わります。

 コンビニは社会インフラとして定着し、 生活のあらゆる面で社会との関わり合いを持っています。 24時間開いていた店舗が閉まるとどのような影響が出るのでしょうか。

 パチンコ店も夜11時近くまで営業していますが、お客様の中にはコンビニに寄るために、 少し早めに遊技時間を切り上げようと考えるかもしれません。 また、夜に帰る人の景品の嗜好が変わるかもしれません。
 スタッフはどうでしょうか。 夜の営業を終わって帰るころには、コンビニが閉まっている場合、 スタッフはあらかじめ食事の買い物をして、ホールに来るかもしれません。 休憩室やロッカーに買い物を置くスペースはあるのでしょうか。

 変化が起こる時には危険もありますが、チャンスもあります。 今起きているコンビニの24時間営業の中止という出来事が、もし本格的になったらどうなるか、 頭の体操をしておくことは必要なことではないでしょうか。

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 小川フェニックス養鶏場の久木田さんの言葉が心に残る!

 ニュース番組のWBSで行列ができるお店を特集するコーナーがあります。 3月1日は相模原市の「たまご街道」の特集をしていました。 その地域をたまご街道という名前を名付けたのは、養鶏場が7つも密集しており、直売店も5つあるからです。

 番組では養鶏場から出来立てのタマゴを買えるということで、 直売店には人が行列を作って開店時間を待ち、 オープンと同時に何パックか買って帰る様子を映していました、

 鶏舎の様子としては、小川フェニックス養鶏場を紹介し、タマゴを産む様子を撮影していました。 ここでは約4万羽の鶏(ニワトリ)が飼われており、 毎日35,000個のタマゴを出荷しています。 美味しいタマゴをつくるために、トウモロコシのエサにゴマやヨモギを配合し、 鶏に食べさせており、できたタマゴには『鳳凰卵』というブランドを付けています。

 この養鶏場は6年前に『スイートエッグズ』という店をオープンし、 生タマゴだけでなく、取れたてのタマゴを使ったシュークリームを販売し、 カフェも併設して、「たまごかけごはん」や「たまご屋さんのオムライス」などのメニューをつくり、 食事もできるようにしています。 シュークリームは1日4回焼き上げるそうですが、人気があり、その時間帯には店の前に行列ができるそうです。

 この小川フェニックス養鶏場の久木田幸城さんがインタビューの中で言われていたのが、 「養鶏場が側にあって良かったと思ってもらえる運営をしていけたらと思っている」 という言葉です。

 みなさんはどうでしょうか。
 養鶏場の近所に住みたいと思いますでしょか?
 多くの人は、うるさいとか汚いとかいうイメージを持ち、近くに住みたくないと思うのではないでしょうか。 それは久木田さんも良く知っていると思います。 その久木田さんが「養鶏場が近くにあって良かったと思ってもらえる」という発言をするというのは、 久木田さんの養鶏場に持たれている従来のイメージを覆そうという想いの表れではないでしょうか。
 こういう想いを持たれ、より良いもの(養鶏場経営)を目指される方には頭が下がります。 そして、さらに素晴らしいものができるのではないかとワクワクします。

 みなさんは自分の店舗を、どのような想いで運営されているでしょうか?
 世の中にはパチンコ店が近くにあることを快く思わない人が沢山いるのは事実です。 それはしかたがないと割り切っている人、だからなんだと開き直っている人いろんな方がいると思います。
 その中で「近くにパチンコ店があって良かった」と言ってもらえるような店舗を作りたいと 頑張っている人もいるのではないでしょうか。 そいう人は現状を変えなければならないという問題意識があるので、改善をすることができます。
 番組を見ながら、久木田さんの考え方を自分のものとすることで、店舗運営に対する新しい発想がでてくるように思いました。

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 サムスン電子はスマホの首位を守り切れる!?

 サムスン電子が新製品の発表会(2月20日)をアメリカのサンフランシスコで行いました。 紹介された「ギャラクシーフォールド」は折り畳み式画面を採用したスマートフォンで、 広げればタブレットとして使用できます。

 ご存知のようにスマホの世界出荷台数のシェア1位はサムスン電子です。 2018年度の世界のスマホ出荷台数シェアは以下のようになっています。

 1位 サムスン電子  20.8%  0.9% down
 2位 アップル    14.9%  0.2% up
 3位 ファーウェイ  14.7%  4.2% up
 4位 シャオミ     8.7%  2.4% up
 5位 OPPO     8.1%  0.5% up

 見ていただくと、中国企業がかなり追い上げてきています。 話題となっているファーウェイは、4.2%シェアをアップして2位のアップルに迫っています。 来年は出荷台数では、ファーウェイがアップルを抜いて2位になりそうです。 サムスン電子はどうでしょう。 まだ、おそらく来年も1位であり続ける可能性は高いと思えます。

 ファーウェイの得意な分野は低から中価格帯のスマホです。 高価格帯は、アップルが得意とするところです。 サムスン電子はシェア1位のトップ企業であり、すべての価格帯で競合企業を迎え討とうとしています。
 しかし、上位5社の中でサムスン電子だけシェアを落としているのが気になります。 例えば、巨大なインド市場ですが、2018年ではサムスン電子22.4%に対して、シャオミは28.9%と1位となっています。 サムスン電子は、中国勢に対してスマホに高機能を付加することで、顧客の囲い込みを図ろうしています。

 それでは5年後はどのようなシェア構造になっているでしょうか。 1位はどの企業がなっているのでしょうか。 上記の1位から5位のスマホ企業の中で安定経営を続けているのはどの企業でしょうか。

 私が注目しているのは、アップルです。 なぜなら、アップルが作っているものは、他の会社とは違うと思っているからです。 もちろんスティーブ・ジョブスの思想が生きているという前提です。

 実は最近「スティーブ・ジョブス」という映画を見て感銘を受けました。 ジョブズが当初からブランドを作り、熱狂的なファンを作ることを中心に考えていたことを改めて理解しました。 アップルは最先端の新製品を作ることを目標としているのではなく、熱狂的ファン作りの結果として最先端の新製品を出している。 最先端の新製品を出すという見た目が同じでも、考え方が違うのです。
 私は、熱狂的ファンを作る努力をしている企業が勝ち残ると考えています。 みなさんはどうでしょうか。

 ホールでも同じことが言えるのではないでしょうか。 最新台を入れるために頑張っているところがあります。 出玉で頑張っているところもあります。 サービスで頑張っているところもあります。
 でも熱狂的なファンを作ろうと頑張っているホールが、最終的に勝ち残るという気がしています。

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