本当の地域密着店の作り方

店舗(パチンコホール)が地域のコミュニティ広場としての取り組みを始めた

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経営のヒントになりそうに思ったこと

 □□□ 2021年2月の目次 □□□

 深江駅が高校生に送った手書きメッセージに学ぶ!

 「東灘高校の皆さんへ ご卒業おめでとうございます!!」

    ☆★☆ 高校生への応援メッセージ ☆★☆

 高校へ応援メッセージを出し続けている阪神電鉄深江駅がテレビ(関西テレビ)で紹介されました。

 兵庫県立東灘高校は、2月26日(2021年)に卒業式を行いました。 コロナ禍ということで、在校生の参加はなく、校歌を歌わないなど、 規模を縮小して感染対策を取りながら、254人が門出の日を迎えました。
 本来なら父兄を招き、在校生が門出を祝ってくれる。 そして校歌や卒業の唄などを歌い、別れを惜しみ、明日への希望に胸を膨らませる、 というものですが、コロナ禍の卒業生はそういう当たり前のことができないのです。

 新型コロナウイルスの感染拡大が始まり、緊急事態宣言が出されてから、日常の学校生活ができないという異常事態になりました。 学生も短期間なら”ちょっと面白かったかも?”で済むかもしれませんが、 長期に渡ると現実的にマイナス要素が大きく、いろいろな不便や不都合、将来への不安が出てきます。 しかし、この状況は学生だけでなく、社会全体です。 学生も大変でしょうが、社会で働いている人も大変なのです。 自分も大変な時に他の人のことまで気が回らないというのが普通ではないでしょうか。

 しかし、この応援メッセージを出し続けた阪神電鉄の深江駅の駅員さんたちは違ったのですね。 この県立東灘高校に通う生徒の約9割がこの駅を利用するそうです。 そういう学生さんを見て、何かしてあげたいと思い、それを「駅からのメッセージ」という形に表したということです。

 メッセージを始めたのは昨年の5月からだそうです。 約3カ月間の休校中に分散登校が始まった際、生徒や教職員を励まそうと、駅員たちがホワイトボードにメッセージを書いたのが始まりです。 それ以来、節目の行事の時には、手書きイラスト入りのメッセージボードを掲げるようになりました。 そして26日の卒様式の時にもイラスト入りメッセージが掲げられたのです。

 このメッセージを見た東灘高校生の感想がニュースやネットなどでも紹介されています。
「先生方も色々コロナで応援してくださってるんですけど、こういった地域の方々までこんなに応援してくださるっていうのは、とてもありがたみを感じます」 「普通はしてもらえないことをやっていただいてるから、駅の人からもずっと成長を見てもらってたんかなと思って、うれしくなった」 (gooニュースより)

 駅員さん達の想いがメッセージを通して高校生の心に伝わり、勇気を与えていることが分かります。 逆風の中で受けた好意は、今後生きていくうえでの励みになるでしょうし、駅員さんに対する感謝の念はいつまでも残ると思います。 恐らくこのようなメッセージを送っている駅員さんは全国を探せばもっといらっしゃると思います。

 ここから学べるものはなんでしょうか。 まず、人の心を動かすのはモノクレではないということです。
 ホールに好感を持ってもらいたい、ではどうするか、ということになると多くのパチンコ店ではモノクレを考えます。 モノを与えれば人は好感を持つ、そんな短絡的な人が多いのに驚きます。(出玉も広い意味ではモノクレです)
 パチンコ業界は他の業界に比べお金の出入りが荒く、少々の出費は痛くないし、元はすぐに取り戻せます。 それゆえにモノを与えれば何とかなるという発想の人が多いと思います。 昔は今のようにモノクレに制限が無かったので、それが当たり前になっていたように思います。 現在のようにモノをお客様に配ることを制限されても、昔の体験にとらわれて根本の考え方が変わっていない人をまだ見かけます。 そういう人はモノを配らずにお客様との関係強化や再来店促進を考えるという発想はが無いので分かります。
 ここで百歩譲って、モノが配れる(総付けやポイントもあるので)として、モノクレだけで人との絆はできるでしょうか? それはできないですよね。 なぜなら、モノクレ目的で動く人は、モノクレの大きさで動くので、人や店舗との絆はつくれません。 この深江駅の事例は、人との絆はモノクレが無くても築けることを示唆しています。

 次に、メッセージの出し方です。
 もし、この”ご卒業おめでとうメッセージ”が26日だけだったとしたらどうでしょう。 今まで何もして来なくて、26日に突然メッセージが出たとしたら、東灘高校の学生はどう思うでしょうか? 多くの人は「急にどうしたの?」と思うのではないでしょうか。 駅員さんの心が伝わってきたと思う人は少ないと思います。 もし、本当に自分たちのことを気にして心配してくれるなら『なぜ、今まで何もなかったの?』と思うでしょう。
 パチンコ店でも、急に思いついたように寄付とか、社会貢献とか、SDGsなどをするところがあります。 そのような行動を見て、お客様が心の底から感心するでしょうか??
 初めてそのホールに行ったお客様は良いことをしていると思うでしょう。 しかし、長い間その店舗に通っているお客様は『急にどうしたの?何かの販促?』と思うでしょう。 なぜなら、これまでそういう活動をやり続けていないのを知っているのだからそう思います。 極めつけはスタッフに「なぜこんなことをしているの?」と質問すると、やっぱり何か企んでいると確信します。 そういう店舗の多くは、アルバイトスタッフがまともな説明ができないからです。
 この深江駅の話が深みを持つのは、昨年の5月末から駅長をはじめ駅員さん達が協力して、手書きメッセージを出し続けているからです。 人は継続性に本音を感じるのです。

 お客様との関係を強化したいと思っているけど、なかなかうまくいかない。 コミュニティホール作りが進まないという方。 さらにはもっとお客様との関係性を高めたいと思っている方には、 この深江駅の高校生へのメッセージは学べることがことが多くある事例だと思います。

参考記事:gooニュース「駅からコロナ禍の高校生を励まし続けた・・・」
    :msnニュース「駅からコロナ禍の高校生を励まし続けた・・・」

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 ワクチン接種を自店の問題と考えよう!

 高齢者のワクチン接種時期が4月12日からという発表がありました。 実際にワクチンがどれだけの総数がいつごろまでに届くかは未定ですが、始まりは始まりです。

 先行しているイスラエルでは、人口約900万人のうち半数近くが少なくとも1回のワクチンの接種を受けていると言われています。 そのイスラエルではワクチンの効果を高く評価しているとニュース番組WBSで紹介していました。 紹介されたのは新型コロナ対策専門チームの代表であるラン・バサリーさんで、 インタビューで「結果に驚いている、治験と同じくらいに発症率が低くなった」と言われています。
 通常、ワクチンを実際に打った場合、治験時と違い、いろいろな体質に人がいて、環境も様々なので、 治験より効果が低くなるのが普通なのですが、それが治験とほぼ同じ効果を示しているので、予想以上と評価が高くしているのです。

 イスラエルではファイザー社とデータを渡す約束をして、先行でワクチンの供給をうけていますので、色々なデータを取っています。 そのイスラエルが実際に接種した60万人を調査し、年齢や地域、行動範囲が同じ2つのグループでのワクチン接種有無しの比較調査をしています。 その結果、ワクチンを接種した場合の発症率は94%減少し、重症化率も92%少なくなっているとのことです。 ワクチンを打つことで、新型コロナウイルスに感染しにくく、感染したとしても重症化しにくいのです。

 こんなに効果があるワクチンです。 イスラエルはもうすでに半分接種している人がいます。 それではみんなが我先にとワクチン接種をしたいと希望しているかというと、そうでもないようです。 それは、ワクチン接種を促進するために、いろいろな工夫をしているからです。
 WBSが紹介していたのは、ワクチンの接種会場をバーにして、接種し終えた人にノンアルコールドリンクを1杯無料で提供していました。 誰もが希望して熱心に摂取してくれるなら、このような政策は要らないはずです。 ということは、ワクチンの副反応などが気になり、受けようとしない人が結構いるということでしょう。

 ワクチン接種に関するアンケートはいろいろなところでされていると思います。 クロス・マーケティングの2020年12月18日に1100人に対して行ったアンケート調査では次のような結果になっていました。

   〇すぐにでも摂取したい     8%
   〇様子を見てから摂取したい  50%
   〇あまり接種したくない    22%
   〇絶対したくない        7%
   〇決められない・わかならい  13%

 この数値を見て、店舗としてどう見て、どう行動を起こすかが肝要です。 ワクチン接種は政府の問題、地方自治体の問題と自分を問題の当事者ではないと見てしまえば、基本的にこの数字は関係ありません。
 しかし、ワクチン接種の進み具合は、自分の店舗の営業に影響してくるから、地域の人が接種をするかしないかは、 自分達に関係のある問題ととらえれば、やることが出てきます。

 コミュニティホールを目指している店舗の方は、自店に来るお客様が、ワクチン接種をしたい、 或いはする方がよいと考えるように、啓蒙活動(コミュニティホールの十分条件の9項目目)をすることをおススメします。 それはお客様のためにもなり、地域の為にもなります。 そして何より、自店の為になります。

 最後に質問です。お客様のほとんどがワクチン接種を受けているAホールと、お客様のほとんどがワクチンを接種していないBホール、 あなたがお客として打ちに行きたいホールはどちらでしょうか。 家族はどちらのホールに行って欲しいと思うでしょうか。 ちなみに集団免疫は、地域の6割以上の人が抗体を持つ状態と言われています。

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 絶好調を作り出したソニーに学ぶ!

 ソニーは今期好調です。 純利益が初の1兆円超えとなるようです。 業績発表会で、冬季の純利益を1兆850億円と上方修正しています。

 好業績の要因はコンテンツ事業が好調なことです。 ゲーム事業、音楽事業、映画事業が伸びています。 特にプレステーション5(PS5)が約450万台を販売し、 PS5ユーザーの有料会員サービス加入率が、昨年12月末時点で87%と極めて高い水準にあります。 有料会員サービスは、企業側からすると定期的に一定の売上と利益が見込めるストックビジネスなので、 企業業績の安定性は高くなります。 このゲームや優良会員サービスが利益の3分の1を占めるということなので、 しばらくソニーは安泰かもしれません。

 家電製品を生産していた主要各社の20年12月期の営業利益は次のようになっています。
  ・ソニー    9,053億円 11.8%増
  ・日立     3,169億円 28.9%減
  ・パナソニック 2,268億円  2.8%減
 一目でわかるように、ソニーがダントツに良くなっています。他社の3~4倍と大きな差が出来ています。

 ソニーがこのような事業展開が出来た理由について、 ニュース番組WBSでは昔ソニーのトップをしていた出井伸之氏にインタビューをしていました。 出井氏は2004年のころデジタル化の波が起こり始めた時に、 『隕石が落ちてきた』として全社員に変革の必要性を訴えたそうです。 今回のコロナについても『第2の隕石かもしれない』と言われています。

 出井氏は業界を揺るがすような大きなインパクトがあった場合、 地球上に巨大隕石が落ちてきたのと同じで、 恐竜が滅びたように、大きな企業でも変化できなければ滅びる。 死にたくなければ『変わること』だと表現されています。

 ソニーは今まで良い商品を作り、ユーザーに押し付けていた。 しかし、ハードはどんどん進化し、小型になり無くなっていく。 例えば、音楽に関していうと、はじめはテープ、デイスク、メモリーになり最後にはなくなっていく。 最後にweb上で管理ということになるでしょう。 そうなると売るものが無くなる可能性があるということになる。 つまりモニ作りはいずれ無くなるから、モノづくりを超えてサービス(ソフト)へとシフトしていなければならない。 そしてこのシフトを出井氏は、「多角化」と呼ばず「立体化」と表現されています。

 1回がメーカーとしての部分だとすると、その上にどのようなものを築くかで生き残りに違いが出てくる。 2階の作り方にについては、お客様が今いるのだからそのお客様を観察して、何が望みなのかを知ること、それを立体化して2階を作る。 ソニーで言えば、ソニーのお客様はソニーのウォークマンを使って、感動する音楽を聴きたかった。 ゲーム機を使って面白いゲームをしたいと望んだ。 ソニーの映像技術を使って素晴らしい映画を見ることを望んだ、という感じですね。 したがって、ソニーはそれぞれ、音楽部門、映画部門、ゲーム部門が2階として作られていくことになったということです。

 これはパチンコ店でも同じで、現在の『遊技機を快適に打つ空間を提供するというのが1階』です。 この上にどんな2階を作り上げるのかということですね。 賭け事が好きなお客様に焦点をあてて、賭博場を2階とする人もいるでしょう。 時間つぶしの為に来ているお客様に焦点をあてて、長時間滞在できるように飲食を2階とするかもしれません。 或いはパチンコやスロットというゲームを楽しみたいというお客様に焦点をあてて、遊技機の遊びアドバイスをするコンシェルジュ機能を2階とするかもしれません。 もちろん、人との関わりを大切にしたいと思っているお客様に焦点を当てって、コミュニティを2階とするところもあります。

 みなさんの店舗ではいかがでしょうか。 出井さんは「多角化」ではなく「立体化」と強調されていましたが、なるほどこの表現の方が分かりやすいと思います。 なぜなら、『立体化』とすれば1階が明確になると同時に、1階が無いと2階が作れないことが自然に自覚できるからです。 たまに、「コミュニティホールをしていれば、出玉や新台をしなくても良いんですか?」などと聞いてくる人がいます。 でも、パチンコの立体化として2階をコミュニティと考えれば、出玉や新台入替もある程度必要であることが分かり、 コミュニティホールのイメージもしやすいのではないかと思います。

 ところであなたのホールの2階はどのようなものでしょうか。 もし明快でないなら、今からでもお客様を観察し、2階作りを始めていかがでしょうか。

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 新型コロナ感染者の重症化防止策に学ぶ!

 新型コロナウイルス感染者の重症者は2月19日現在で、全国で547人いらっしゃいます。 緊急事態宣言が解除になるかどうかの重要な指標として重症者数があります。 重症者が増える感染者の命の危険が増すだけでなく、治療に従事する医療従事者もさらに増やす必要がでてきます。 重症者を増やさないことは、医療崩壊を防止するためにとても重要な課題です。

 これまで対策としては、軽症者や中等症者に対して、できる限りの治療をするということだけでした。 つまり頑張ることが基本で、それでも重症化する人は、重症化してから重症化用の治療を始めるという感じでした。 重症化してからそれに対応した治療をするのは当たり前ですが、それでは重症化を阻止したことにはなりません。 ホールで言えば、お客様が減少して稼働が無くなってから対策を打つより、無くなる前に対策を打ちたいというのと同じです。

 そこで開発されたのが患者の重症化リスクを事前に判定する検査キットです。 国立国際医療研究センターとシスメックスが開発し、現在保険適用となっています。
 検査の内容は、コロナ患者の血液から取り出した血清を使用します。 血清中の『インターフェロン-λ3』を把握することで、新型コロナウイルス感染症患者が「中等症II以上」に重症化する恐れがあるか否かを高い精度で鑑別できるというものです。 悪くなる1日~3日前に『インターフェロン-λ3』の濃度が急激に上がります。 軽症者や中等症者に対して定期的に検査を行うことで、この上昇を把握し、素早く重症化対策の治療を始めることで、事前に重症化を防ぎます。 検査結果は分析を開始してから18分ほどで出来るようなので、手間はあまりかからないとのことです。

 事前に重症化の予兆になるものを見つけておいて、その指標で患者に早めの治療を行い、重症化させないための手を打つ。 新型コロナウイルスの感染者に対して攻めの治療ができるようになったことは素晴らしいと思います。 みなさんのホールでは、このような予兆を捉える先行指標をお持ちでしょうか?

 先行指標もいろいろあると思います。
「店舗の稼動」が悪くなる或いは良くなる予兆を示す先行指標。 同じように「パチンコの稼動」「スロットの稼動」「機種別の稼動」「コーナーの稼動」 などもあるかもしれません。 「新台入替の集客」は成功する或いは失敗を事前に判断させてくれる先行指標。 同じように「イベント企画の集客」でも考えられます。 こういうモノがあると当日になる前に改善施策を打つことができます。 他にも「お客様が離反する」「スタッフが退職する」等の先行指標もあるかもしれません。

 先手を打つことが勝利の条件と言われるように、結果が出る前に対策を打つことができれば、思い通りの運営をする確率は上がります。 みなさんの会社や店舗では、どれだけ先行指標をお持ちでしょうか。 無ければ見つけることをおススメします。 データをとり、分析して見つけると結構うれしいものです。 手堅い店舗運営を行うために、一度先行指標の整理してみるのも良いかもしれません。

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 オリンピックの開催問題を共通の会話のネタにする!

 17日の島根県の丸山達也知事のニュースを見てびっくりしました。 島根県下での聖火リレーを中止する可能性があるというのです。 森発言問題で五輪に対してマイナスイメージが広がった中で、この発言は結構インパクトがあったのではないかと思います。

 丸山知事は、政府や東京都が新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込めていないと指摘し、 東京オリンピックを開催すべきではないとして、今年5月に島根県内で行われる聖火リレーについて、 このままの状況が続くのであれば中止せざるをえないという考えを表明しました。

 おそらく一番驚いたのは、島根県で聖火を持って走ることを楽しみにしていた、聖火ランナーの方々だと思います。 新型コロナウイルスの感染者は減少傾向にあり、東京オリンピックの開催は絶望的とは言えない状況の中での、まさかの聖火リレーボイコット宣言。 森発言で揺れている大会組織委員会が、東京オリンピックを予定通りやるのか、或いは中止するのか、 またやるとすれば、観客をどうするのか、これから正式に協議し判断される案件です。 ほとんどの人は、オリンピック・パラリンピックを神聖視して、表立って発言しない中での発言は勇気がいったのではないでしょうか。 ある意味、新型コロナ問題で島根県は追い詰められているのかもしれません。

 このオリンピックをどうすべきであるか、多くの人はそれなりの考えを持っているのではないでしょうか。 そこでコミュニティホールに取り組んでいる方に、店舗でそういう声を出す場を作ってみることを提案します。 誰もが関心のあるものについて、どう思っているのか、そういう意見を交換する場をホールに設けてみてはいかがでしょうか。
 同じ地域の人がどう思っているのかを知ることは、その地域で暮らす中では大切なことです。 お互いの考えを知ることで、連帯感が生まれたり、共感が生まれたりします。 これをホールでやることで、隣の客は何を考えているか分からないから、どういう想いを持っているのかイメージが持てます。 人は全く何を考えているか分からない人より、ある程度分かる人の方が好感を持てます。 もちろん個人が何を言っているかを特定してしまうと、反発が出たりするのでそれはお勧めしません。 ですが、全体としてみんながどう思っているのかは、関心があると思います。

 今回のオリンピックの開催問題などは、特定の政治や宗教に絡むものではなく、 もし、自分が大会組織委員会の会長だった場合どう判断するのかを問うものなので、 結果を公表しても問題はないかと思います。
 まずは予定通り開催すべきかどうか
 次に開催した場合、無観客でするのか、観客有りでするのか。
 そして、今回の島根県知事の発言もあるので、地元で聖火リレーをすべきかどうかを聞くのもありだと思います。
 実施は、ファン感などでくじ引きをしてもらいながら、アンケート方式で尋ねても良いかもしれません。 接触を避けるなら、投票箱を置いておいて何かを入れてもらうか、ボードにシールを貼ってもらうなど、いろいろ考えられると思います。 アンケート期間は短くし、結果はなるべく早くホールに出しましょう。

 ホールのお客様の考えを知ることで、スタッフも親しさが湧き、会話のネタにもなります。 スタッフも社会問題を考えてもらう良い機会になるかもしれません。 スタッフが育てばお客様との会話もスムーズですし、何より業界の評価が上がります。

 最後にある人が『無観客での開催』についてこんなことを言ってました。 無観客でやる意味とは何だろうか。 確かにアスリートにとっては意味があるかもしれない。 しかし、日本の東京でやる意味はあるのだろうか。 中継でしか競技を見れないのであれば、ある意味海外でオリンピックをやっているのと変わらない。 日本はオリンピック会場のレンタルしただけであり、日本でやって良かったと本当に言えるのだろうか。

 確かに言われてみればそうかもしれません。 そういうことも踏まえて、オリンピックについて、スタッフとお客様、お客様同士が会話をし、いろいろなことを話せるとしたら、 コミュニケーションのネタとしては最適なのかもしれません。

参考資料:時事問題の簡易アンケートでみんなの考えを共有する!

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 東京都の2つの保健所の対応の違いを考える!

 東京都は、保健所の業務が逼迫しているのを緩和するため、 感染経路の調査範囲縮小を認める通達を1月に出しました。 新規感染者の急増に伴う措置です。 以前から保健所の業務は逼迫していると言われていたので、 こういう通達もやむを得ないと思います。

 この通達を受けて新宿区の保健所では調査を縮小したということです。 これに対して墨田区の保健所では感染症係を10人から80人に増員したそうです。 そして、濃厚接触者だけでなく、たんなる接触者まで広げて調査をし始めました。 どちらの保健所も業務が逼迫していたと思いますが、対応が正反対なのです。 面白いとは思いませんか? 問題に直面した時、そのトップの判断で対応が大きく違った事例です。

 濃厚接触者を特定する作業というのは結構大変で、中国やシンガポールのように個人の動向をアプリで完全把握していない限り、 感染者の記憶から情報を引き出すヒアリングに頼ることになります。 しかし、人間はそんなに記憶力はよくありません。 誰と何分会って、その時どれくらいに距離で話をしたのか、マスクを着けていたのかいなかったのかなど、正確に記憶している人はないのではないでしょうか。 記憶間違いなどがあれば、濃厚接触者であるにも関わらずそうは見なされなかったり、逆に濃厚接触者でもないのに濃厚接触者とされるケースも出てくるはずです。
 濃厚接触者となれば14日の隔離が必要となります。 それは対象となった人の生活や仕事に多大な影響を与える為、ヒアリングは慎重に行わなければなりません。 保健所の聞き取り調査も神経を使い大変だと思います。 だから、東京都は感染状況を鑑みて、通達を出したと思います。 業務量が多く、保健所にキャパを超えるので、業務量を小さくしようという思惑です。

 それではなぜ、墨田区は感染症係を大幅に増やしたのでしょうか? 人手が確保できたから調査を拡大したということではなく、調査の原点に立ち返り、人手を投入することで感染を防ぎ、保健所の逼迫感を無くすことができると判断したからです。 そのために仕事内容を変えています。 それは濃厚接触者の特定より接触者を調べ上げ、その人達にPCR検査をどんどん受けてもらうというものです。 例えば、学校で生徒が感染したら、そのクラスだけでなく、接触可能性のある他クラスの生徒や教職員もPCR検査を受けてもらい感染していないかどうか確かめるというものです。 つまり、濃厚接触者を誰かを特定するより、可能性のある接触者をすべて検査した方が効率的であるという考え方です。 その方が無症状感染者の早期発見につながり、感染者発見の漏れが少ないので、最終的に地域全体の新規感染者が抑えられるという発想です。

 濃厚接触者の特定は頑張れば頑張るほど時間がかかり、感染者の漏れでて新規感染者が拡大する恐れがあり、最終的に仕事が増えていくのに対し、 接触者ということで、PCR検査を受けてもらうことは最初はたいへんですが、無症状感染者なども早期に発見することができるので、新規感染者を防ぐことができ、最終的に仕事が減少していくというものです。 人間は、今やっている仕事を頑張れば頑張るほど仕事が増えていくとうものは嫌いなはずです。 そんなことを聞いたら手を抜きたくなるのではないでしょうか。 それより、頑張れば頑張るほど状況が改善され、仕事量が少なくなっていく仕事は達成感もあり、やる気が出ると思います。

 もし、みなさんなら新宿区の保健所と墨田区の保健所とでは、どちらが働きたいと思うでしょうか? また、どちらの保健所の方が新型コロナウイルスの感染拡大のための現実的な対策になっているのでしょうか?
 同じ問題でも、その組織のトップの考え方で、大きな違いが出るものです。 この両保健所の対応の違いは、問題に対する解決策は一つでないことを教えてくれます。 同時に今まで問題の解決策として実行していることでも、真の目的から考えることで、別のやり方を見出す可能性があることも示唆しているのはないでしょうか。

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 13日の福島県沖地震を3月の企画に活かす!

 13日の深夜、寝る前にテレビをつけて見るとすべてのチャンネルで地震情報を流していました。 福島県沖で地震が発生し、福島県と宮城県で最大震度が6強という強い揺れを発生させているということでした。 災害は忘れた頃にやってくる。 東日本大震災から10年、まさにそういう格言がぴったりのタイミングだったように思います。

 多くの日本人の関心は、相変わらず新型コロナウイルスに関連した問題。 最近は森会長問題ですね。 そして、こんな状態で東京オリンピック・パラリンピックができるのだろうかというような五輪問題が取り沙汰されています。 コロナ禍での五輪をどうするのか。 新型コロナウイルス対策だけでも大変とは思いますが、災害大国と言われる日本では、やはり地震についてのリスク管理もしておかないと、 とんでもないことになるという意識を呼び覚ましたのではないでしょうか。

 今回は幸い地震による死者はまだ出ていないと思います。 しかし、停電や断水、土砂崩れや道路の寸断、地震対策の遅れている設備等の破損など、被害は出ています。 地震の脅威は、やはり私たちのすぐ隣にあるのです。 東日本大震災以降、東南海での巨大地震がいつ発生してもおかしくないと言われ続けてす。 再び関東大震災が起こるとも言われています。 一昨年の年末にNHKが1週間にわたり、巨大地震に脅威についての特集番組を放送していました。 しかし、コロナ禍で、地震についての関心が、少しトーンダウンしているのではないでしょうか。

 実際問題として、四六時中地震対策を意識するのは無理があると思います。 でも、忘れていると大きなしっぺ返しがやってきます。 だからこそ、定期的に地震についての脅威や地震について防災意識の向上、実際の各個人の災害に対する備えの点検が必要なのだと思います。 私の家も地震対策として2ℓの水を用意しているのですが、いつのまにか在庫が無くなっていたりします。

 日本では関東大震災の日(9月1日)を”防災の日”としていますが、 それ以外に特に被害が大きかった、阪神淡路大震災の日(1月17日)、東日本大震災の日(3月11日)をそれに準ずる日にしています。 今回の福島県沖地震は、東日本大震災の余震と気象庁では発表しています。 10年経って余震?と思われた方もいると思いますが、それほど東日本大震災が巨大地震だったということです。

 今回の地震はコロナリスクだけに偏ることに危険性を教えてくれたのかもしれません。 また、災害が起こった時のコロナリスクを教えてくれたのかもしれません。 いずれにしても、震災に関する啓蒙活動は、しっかりしておく必要があるということではないでしょうか。

 来月3月11日はすぐそこまで迫っています。 3月の企画準備は2月にしておかないと、間に合いません。 今回の福島県沖の地震で、震災に関する関心は高まっていると思います。
 地域密着型のコミュニティホールとして、地域の人が安全で安心して暮らせるための啓発企画や応援企画を行うことは大切なことです。 (コミュニティホールの十分条件の第9項目) 例えば、防災についての大切さや震災におけるコロナ対策についての情報提供でも良いと思います。 もちろん、防災についての景品企画もありでしょう。 時事問題として震災対策は3月のホール企画としておススメしたいと思います。

参考資料:3月の行事、イベント

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 ワクチンの特殊注射器問題から業界の当り前を見直す!

 みなさんもご存知のように先週9日にワクチン接種に関して大きな問題が発生しました。 それは1200万人分のワクチンが廃棄される可能性が高いというものです。 世界中でワクチンの争奪戦が起こり、発展途上国などへのワクチン供給が不足していることが大きな問題となっている中で、 1200万人分ものワクチンが使用されることなく、捨てられてしまうのです。 これは日本だけの問題にとどまらず、世界から非難されそうな問題となっています。

 日本の厚生労働省は、ファイザー社とワクチン1瓶で6回接種でると計算し、計1億4400万回分(7200万人分)の新型コロナウイルスワクチンの持ち込みを契約した。 しかし、1瓶から6回ワクチンを抽出するためには特殊な注射器で無ければできないことが分かったのです。 そしてその特殊な注射器が非常に不足しており、ワクチン接種開始までに用意できそうもないことが分かったのです。 一般的な注射器でワクチン接種をした場合、1瓶から5回分しかとり出せないのです。

 厚労省は、ワクチン契約をする時に、一般的な注射器で6回取れると思い込んでいたことになります。 事実、厚労省は一般的な注射器をワクチン接種に使用すべく、医療機器メーカーに昨年の夏頃から大量発注を掛けているのです。 田村厚労大臣はすぐの特殊注射器を手配すると記者会見で話していましたが、急な変更依頼にメーカーは戸惑っています。

 私はテレビのニュースを聞きながら、特殊な注射器とは何だろう?と興味を持ちました。 日本ではほとんど使われいないと言います。

 調べてみると特殊な注射器とは薬剤のロスがほとんど発生しない注射器であり、その他の機能はほとんど変わらないもののようです。 この時、ロスが出るのが一般的で、ロスが出ないのが特殊という発想というか表現の仕方に違和感を感じました。 みなさんはどうでしょうか?

 近年ロスや廃棄問題についてはやかましく言われています。 食品ロスはその典型です。 無駄なものを作るということは、地球資源の無駄遣いにしかほかなりません。 薬もその例外ではないはずです。 もし無駄を無くせば、6トン作っていたものが5トンで済むかもしれません。 多くの薬は医療保険の対象ということは、国民の税金が使われているということです。 まさか製薬会社は無駄があることで、販売を伸ばそうとしているわけではないと思います。 で、あれば、無駄を出さない注射器こそが、一般的な注射器であるべきではないでしょうか。
 そう考えると、今回のワクチン接種の問題は。そういう無駄を排除して来なかった医療業界や医療関連業界そして厚労省の問題と言えるのではないでしょうか。 もちろん、確認しなかった厚労省の担当官のミスかもしれませんが、業界自体が無駄の排除をしていれば、発生していなかた問題とも言えます。

 なぜ今まで無駄を放置してきたかということになると、昔は技術的にこの無駄を無くすことができなかったのかもしれません。 だから、無駄は必要悪として残ってきたのでしょう。 日常見かけるモノは風景になり、違和感がなくなり、問題意識が芽生えません。 ここが怖いところです。 技術が進歩し、環境が変わっているにも関わらず放置され続けるのです。 その業界にいるからこそ、問題が見えなくなっているものがあるのです。

 ここから学ぶことは、自分たちの業界にも同じような問題があるのではないかと考えることです。 それにいち早く気づいて対応することで、競争上の優位に立つことができるかもしれません。 人間の目は見ているようで見ていないことが多々あるものです。 この機会に自分たちが常識や当たり前と思っていることは本当にそうなのか、 また、ベストなものなのか見直してみてはどうでしょうか。 案外改善のヒントが隠れているかもしれませんね。

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 アマゾンの次のトップの姿勢に地域貢献の在り方を学ぶ!

 GAFAと呼ばれる巨大IT企業の一つであるアマゾンのトップが交代するという報道が流れました。 アマゾンは新型コロナを追い風に過去最高益を上げています。

 アマゾンのトップはご存知のようにジェフ・べゾスという人で、 アマゾンを1994年に創業し、時価総額1兆ドル超の企業を一代で築きました。 2020年10-12月期の売上高は1255億5500万ドル(前年対比44%増)、純利益72億2200万ドル(前年対比120%増)と絶好調です。 今後、ベゾスさんは会長となり、自身は宇宙開発事業へと新たなビジネスへ挑戦していきます。

 後任のトップはクラウド部門の責任者のアンディ・ジャシー(53歳)さんということです。 ニュース番組WBSではこのジャシ―さんを良く知っているソラコムの玉川憲社長に、ジャシ―さんがどういう人物かインタビューをしていました。 その中で玉川さんは、ジャシ―さんのこと”ビジネスアスリート”と表現し、困難があっても立ち向かい目標を達成していくビジネス遂行能力の高さと同時に、 強い倫理観を持った人であることを強調していました。

 強い倫理観とは何かと言えば、玉川さんがアマゾンにいたころ東日本大震災が起こったそうですが、 玉川さんは震災被害にあった人に対して何かできることはないか考えていた時、 クラウドサービス(AWS)を使って義援金募集サイトの支援というアイデアを思いついたそうです。
 その実行の可否をアンディ・ジャシ―さんに問い合わせたところ、すぐに回答が来たそうです。 その解答には、賛成であること、そして付け加えられていたのが、「ただ宣伝に絶対に使てはいけない」と書かれていたそうです。
 この頃自社のクラウドサービスの普及が課題であった頃なので、この義援金支援企画を利用して販促をするという方法も考えられたからです。 それに対して、人の不幸に対する支援という名目で、売名行為をすることを厳に戒めたということです。

 世の中にはこれ見よがしに慈善行為等をして、社会に貢献していることをPRしているような企業もありますが、 そういう偽善を許さない姿勢を明確に示したということです。 どんなに良い行為でも、目的の中に10のうち1つでも自身へのメリットを考えていると、異臭が出てきます。 そういうものに世間は敏感であり、なんとなく気づくということでしょう。
 企業の活動の中で、そういう異臭が放つと企業の評価を下げていきます。 そういう意味では、社会に対して貢献していこうとした場合、 このジャシ―さんのように高い倫理観をもっていることは大切なことだと思います。 このような人物をアマゾンのトップが後継者に選んだと聞いただけで、アマゾンは信頼に足る企業のように思えてきます。

 地域密着型店舗やコミュニティホールを目指す場合、社会貢献、地域貢献活動が出てきます。 その時、そういう貢献活動を純粋に相手の為に取り組むことが必要となります。 そういう想いを感じ取った時、お客様や地域社会から信頼される企業であり、店舗になっていきます。 このジャシ―さんの逸話を覚えていて、アマゾンを見るたびに企業活動における倫理観の必要性を思い出し、部下に話して聞かせるのも悪くないと思います。

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 写真館の工夫と努力から勝ち残る姿勢を学ぶ!

 11日建国記念日に娘夫婦が七五三の写真を持って来てくれました。 写真屋さんで記念に写真を撮ったので、持ってきたというのです。 持ってきた写真を見て感心しました。

 小学生のお姉ちゃんと保育園の弟がしっかり着物を着て可愛らしく写っていました。 写真屋さんで撮るので、可愛らしく撮るのは当然です。 これに感心したのではなく、写真を入れている冊子やパネルです。 冊子の表面は分厚く、透明なアクリル板のようなものでできており、表紙は孫2人の七五三の写真になっています。 ページをめくっても、紙ではなくアクリル板の写真です。 壁掛け用のパネルも凝っていて、額が要らず、そのまま壁に掛けたり、サイドボードなどに置けるようになっています。 これにプラスして、写真館で撮った画像をCDでもらっているということでした。

 毎回見せてもらうたびに、だんだん豪華になっています。 これまでにない材料を使い、写真を撮りたいと思う親心をくすぐるような仕掛けをしています。 昔のように写真を撮って現像した写真を渡すだけ。 少しレベルが上がって写真を一般的なアルバムに入れて渡すだけではなくなっているのです。 絶えずアルバムを進化させているような感じを受けます。

 娘夫婦の話を聞くと、様々な形で、記念写真を撮るようにアプローチがあるようです。 七五三などは当たり前ですが、結婚記念日に写真を撮りましょう。 結婚何周年を記念して写真を撮りましょう。 家族の歴史を残しましょう。 誕生日に写真を撮りましょう。 さらにはハーフ誕生日に写真を撮りましょう。 などと、いろんな切り口で販促アプローチしてくるそうです。

 写真館もスマホやデジタルカメラの普及で、ただ写真を撮るという業態からどんどん進化させているのです。 逆にそうしない写真館は生き残っていけないのではないかと感じました。

 パチンコ業界も同じだと思います。 従来と同じことを同じようにやっているだけでは、恐らく淘汰されるのではないでしょうか。 この写真館と同じように、だま改良するの?というぐらい、いろんなことを改良して、 ユーザーの期待に応えよう、あるいはユーザーのニーズを引き出そうとする姿勢は、見習うべきものがあるのではないでしょうか。
 みなさんの中にもお子さんと七五三をして、記念に写真を撮っている方もいると思います。 写真館の業界も競争が厳しい業界です。 そういう業界で頑張ている企業を注意して観ることは、いろいろと店舗運営の参考になるのではないでしょうか。 そんなことを思いながら、娘夫婦の話を聞いていました。

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 サイゼリアの接客対応から自店運営を振り返る!

 この間久しぶりに近所のサイデリヤというイタリアンレストランに行きました。 ほぼ1年ぶりです。 孫2人が遊びに来たので、お昼は近くの飲食店で食べようと思ったのです。
 緊急事態宣言が出てから、飲食店にはなるべく行かないようにしているので、本当に久しぶりという感じでした。 店の入り口には消毒液が置かれてあり、隣接している4人テールのボックスには、隣とを隔てるスリガラス状のボードが立ててありました。 昼時でしたがお客様自体少なく、スタッフはお客様同士が近くにならないように間隔を取って席を案内していました。

 スタッフはもちろんマスクを付け、接客対応をしてくれます。 席に座るとナイフやフォークの食器のセットをいつものようにプラスチックケースごとおいてくれます。 それを見ていて、1年前は簡易おしぼりがついていたのに無くなったのかなと、ふと思いました。 スタッフは、マスクで笑顔かどうかはわからなかったのですが、接客の声の感じは悪なかったと思います。 いつものように「メニューが決まればボタンを押してください」と言って、厨房の方へ遠ざかって行きました。

 私はおしぼりを探しに奥に行き、オリーブオイルやタバスコの置いてある台でおしぼりを見つけ、 ついでにタバスコを持って行こうと思いましたが、タバスコがありません。 1年間来ない間に、新型コロナ対策のためタバスコを自由に使えないようにしているのかと思いました。

 ちょうどスタッフが通りがかったので、「タバスコは?」と訊くと、「これになりました」と台に並んでいる大型のビニール容器を指さします。 持って見ると、ラベルが貼ってあり、『ホットソース』と書いてあります。 ふと気づくと15個ほど並んでいたと思いますが、前列に並べてあるものはラベルが反対側向いて並んでいます。 それを見た瞬間に、『ホットソース』を置けば仕事をしたと思っているのかなと感じました。 お客様が取りに来ること想定していないのかもしれません。 私もスパゲティーが出てきたときに、「タバスコを持ってきて?」と言った方が良かったのかなと思いました。

 そして、食事をし終わったころ、小学校2年の孫が、メニューのところに備え付けてあった伝票を1枚取り出して、「これ何って読むの?」と聞いてきます。 伝票の下に『従業員記入欄』と書いてあったので、読み方と意味を説明して、ふと伝票の上につけてあるポップを見ると、 「ご注文は、伝票にメニュー番号と数量を記入して、スタッフをお呼びください」と書いてあるではありませんか。 私はこの時、サイデリヤでは飛沫感染を避けるために、お客様から口頭で直に注文を受けるのではなく、記入された注文伝票でのやり取りに切り替えていることを初めて知りした。

 しかし、テーブルにはあらかじめメニュー冊子が置いてあり、お腹を空かして入ってきた人の目線は、まずメニュー冊子に行くはずです。 そして、メニュー冊子を見て注文メニューを決め、すぐにボタンを押すのが普通の流れだと思います。 家内も「注文」という字はちらっと見たが、テイクアウト用なのかなと思ったと言ってました。 オペレーションを変更しているのですが、お客様への誘導というか案内がないのです。
 客が勝手に気づくものとでも思っているのか。 オペレーションを変えてから久しくなるので、口頭での案内をしていないのか。 ただ単にスタッフの教育レベルが低いのかはわかりません。 しかし、先ほどの『ホットソース』の置き方と重なって、注文オペレーションの案内が無いのは、スタッフの意識ラベルが低いのだろうと思いました。

 飲食業界はたいへんな状況であることはよく耳にします。 実際、サイゼリヤも21年8月期決算では36億円の赤字予想をしているとWBSなどで報道しています。 こういうたいへんな時だからこそ、きっちりした接客サービスをして、お客様を逃さないようにして欲しいものです。 なぜなら、私は昔カンブリア宮殿で創業者の正垣泰彦さんの話を聞いてから、サイゼリヤのファンになっているからです。

 しかし、今回のようなことは店舗指導をしていてもよく見かけることです。 例えば、ポスターを店内に貼るが、お客様が見ているかどうか確認もしない。 お奨め景品を置いてはいるが、ポップなで説明もないし、スタッフがお勧めもしない。 など言い出したらきりがありません。 施策を実行した場合、本当に自分の意図通りに実行しているか、また効果を出しているか、 細かいところまでチェックをしたいとせっかくかけた労力が無駄になってしまいます。

 サイゼリヤのスタッフ対応を見ながら、もしかしたら指導先でも同じことが起こっているのではと思いました。 新型コロナで変えたオペレーションを、来店者はすべて知っていると思い、思いやりの一言をつけ忘れているのではないかと。 緊急事態宣言以降来店していない人は結構います。 その人が久しぶりに来る可能性はあります。 そんな時、気持ちの良い対応をされるのかどうかは、業績の回復に関係してくるのではないかと思いながら、孫たちとサイゼリヤを後にしました。

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 森発言の周囲の対応のマズさを反面教師として考える!

 森喜朗(もりよしろう)発言が大きな波紋を呼んでいます。 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長が、JOC=日本オリンピック委員会の評議員会で女性の理事を増やす目標に対して 「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言し、問題となっています。

 森会長はこれまでの経験を基に、客観的な事実を控えめにジョーク的に話しただけだと思います。 森会長は、女性を蔑視したいとかいう意図は無かったと思います。 少し笑いはとりたかったのかもしれません。 しかし、森会長の話を聞いた人は、これは女性を蔑視した発言と騒ぎ立てました。 これはマズいと思った森会長は謝罪会見をすぐにしましたが、今のところ全く収まっていません。

 テレビなどの話を聞くと問題としている部分がどんどん変わっていっているように思います。 まず森会長の女性に対して偏見があるというものです。 女性は競争意識が強く、むやみに発言ししたがる。 女性の発言内容はあまり意味がない。 このような偏見を持っている。 このような考え方の持ち主は、オリンピックが大切にしてきている理念に合わないというものです。

 次に言われるのが、オリンピックの理念に反するような考え方の持ち主を東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長にしていくのは問題があるというものです。 会長に相応しくないものが会長をしていることに対する反発です。

 そして、それを正そうとしない組織委員会自体に問題があるのではないかというものです。 組織委員会の幹部すべてが森氏と同じ考えだから、森さんが会長を引き続きやることに反対しない。 森氏と同じ腐った異臭を放っているので、臭さに気づかないというものです。 ここまでくると組織委員会自体が問題ということになります。 これが3つ目の問題です。

 さらに森氏が組織委員会の会長をしていると、森氏の発言を聞いた世界の人から反発があるので、東京五輪を成功させるのは難しいのではないかという問題です。 コロナ禍ということで、ただでさえ世界中からの参加が危ぶまれているのに、参加しない正当な理由を作ってどうするの?ということです。 これが4つ目の問題。
 日本国内でも、森氏の発言を聞いて、ボランティアを辞退する人が出てきています。 この動きが広まれば、東京五輪がまともに行えなくなります。 これが5つ目の問題。

 そして、8日時点では森会長に誰も辞任をすべきと言えない各スポーツ団体やそのトップはどうなっているの?というスポーツ界の古い体質に対するいら立ち。 日本のスポーツ業界自体が女性蔑視の古い体質を持っているのではないかという疑惑問題です。 これが6つ目の問題。
 世界から見ると日本人は、いまだに女性に対する偏見を持っている人権については後進国であるというイメージを持たれ、 新型コロナで開催できるかどうかに関わらず、日本はオリンピックをやる国としてはふさわしくないと思われてしまう恐れがあるということです。 これが7つ目の問題です。
 早目に森会長が辞任を出せば、すぐに収まっていた問題も、放置しておけばして多くほど、大きな問題を招き寄せます。

 この問題発生の連鎖は、ホールが不良客を放置しているときに似ています。 不良客を放置していると、最初は不良化客に腹を立てていた周りの客が、次第に不良客を放置しているホールスタッフに怒りが向き、 最終的にそういうスタッフ教育しかしていない店舗の責任者やホールを経営している会社に向けられます。 これと同じ構造の問題です。

 私はここは森さんが一旦会長を引くしかないと思っています。 人間として失言はある。 しかし日本としてはこの失言は重く受け取っている。 だから会長を引いてもらって、顧問か何かで裏方として協力してもらういうのが一番ではないかと思っています。 アメリカのバイデン大統領に、誰かが森会長の発言について尋ねる前に、決着して欲しいと思っています。

 現時点では、各スポーツ団体から抗議の発言は上がっていないと思います。 各スポーツ団体から何も言わないのは何故なの?という質問がテレビを見ているとありました。
 理由としては、森さんのスポーツに対する貢献度が非常に大きく、 五輪を招致出来たのも、スポーツ庁が出来たもの、ラグビーワールドカップが出来たのも森氏の功績だそうです。 そして、各スポーツ団体も多かれ少なかれ森さんが支援をしている。 だから森さんに恩義を感じている人が多いと言ってました。 恩のある人に対して、会長職を辞めろとは言えないというのです。

 この話を聞いて、一般的に思われているヤクザさんの世界と構造が類似している世界なのではないかと感じました。 自分が受けた恩に報いるために正義を執行しない。 逆に恩に報いるために不正を見逃す、積極的に不正義に協力するというものです。 これが世の中にはびこる不正の構造です。 金品をもらう、便宜を図ってもらう、優遇してもらう、それを恩義と感じて、正義を否定することで恩を返そうとする発想。 でも、これでは一部の力ある人だけが得をする構造を作り出すだけです。

 『報恩』ということがありますが、恩に報いるのに正義を否定することで行うのはどうかと思います。 恩に報いるのは、相手が困った時等に、正しく生きるために積極的に援助をすることで行うべきものではないでしょうか。 また、相手が正しいことをしようとする時に、積極的に手を貸すことで行うべきだと思っています。 例えば、森会長が辞任されたとしても、各スポーツ団体は過去の功績を忘れず、記念行事には森氏を呼んで功績を讃えるなどをすれば良いと思います。
 スポーツマンシップは爽やかなものであり、正義を具現化するものであって欲しいと思っているのは、みなさんも同じはないのでしょうか。

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 観葉植物の購入目的の変化から自店の在り方を考える!

 昨年の後半から、観葉植物の売れ行きが非常に良くなっているそうです。 コロナ禍で不要不急の外出を自粛する中で、回りに緑があるというのが心が安らぐようです。

 みなさんの店舗では観葉植物を置いてますでしょうか? ニュース番組WBSで、東京砧花ききぬたかき園芸市場で人気の観葉植物を紹介していました。

 1位 ベンケイソウ
 2位 サボテン
 3位 ガジュマル
 4位 フィカス
 5位 エアープランツ
 6位 モンステラ
 7位 コーホルピア
 8位 パキラ
 9位 アガベ
 10位 ホヤ(熱帯の植物)

 この時、東京砧花き園芸市場の尾崎社長が面白いことを言ってました。 それは観葉植物の購入動機が変化してきているという話です。 昔は観葉植物を購入するのは『見て楽しむ』のが目的だったそうですが、 このコロナ禍で消費者は、『生き物として育てていく』という喜びや楽しさを重視してきていると話していました。 つまり、観葉植物は見て鑑賞するだけのモノから、育てて成長を楽しむモノとなってきているのです。

 同じものでも、買う目的が違うと売り方が違ってきます。 パソコンでもゲームをしようと思って買う人と、ビジネスで企画書を作成するためにパソコンを買う人では、同じパソコンの販売でも説明の仕方は違いすよね。 反射神経系のゲームをしようとする人にとっては、CPUの速さやメモリーの大きさは結構重要な要素になり、 どれくらいのスペックのモノを買わないと自分がしようとしているゲームに対応できないかを知りたがります。 それに応える説明が必要となります。 それに対して、ビジネス用でエクセルとワードやパワーポイントぐらいしか使わないなら、それほど高速のCPUは必要ないでしょう。 もちろん動画でのプレゼンが有るか無いかでも違いますし、そういうものについての聞き取りや説明が必要となります。

 観葉植物の話に戻ると昔のように鑑賞用だとすると、育て方を詳しく説明しなくても大丈夫かもしれません。 しかし、観葉植物を購入するのは育てる為となると、育て方を詳しく説明する必要があります。 もしそれをしなければ、購入者は観葉植物を育てることが出来ず、あのお店では買いたくないと思ってしまうでしょう。 これでは今売れていたとしても、早晩売れなくなってしまいます。

 そう考えるとモノが売れていればそれで良いと短絡的に考えるのは良くないということです。 売れているのは、なぜなのか。 お客様が購入する目的は何であるのか。 その目的は変化していないのか。 そう言うことに気を配り、変化があれがそれに応じて、売り方を変えていく必要があるということです。

 さてみなさん、みなさんは自店に来るパチンコユーザーやスロットユーザーが何を目的として来店しているのか確認していますか? もしかしたら、このコロナ禍でパチンコ店に来る目的が変わってきているかもしれません。 そうなった場合、その変化に応じた販促や説明をしているのでしょうか?

 先月の27日にWBSで紹介された『サラリーマン川柳』にこんなのがありました。

 「会社へは来るなと上司 行けと妻」

 コロナ禍で右往左往するサラリーマンが目に浮かびます。 そんなサラリーマンがパチンコ店に求めるのは、ただ勝ち負けだけでしょうか?

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 自動販売機の活用がホールの新たな可能性を広げる!

 ほとんどのホールに自動販売機があると思いますが、 今、自動販売機の使い方が注目を集めています。

 東京ではPCR検査キットを売る自動販売機が設置されています。 価格は3500円で、自宅で唾液を採取してポストに投函すれば、 検査機関に到着後24時間以内に結果がメールで通知されます。 陽性反応が出たかどうかで、医師の判断はないのですが、 もしかしたらと不安になった時や田舎に帰る時、遠方の取引先に訪問する時には重宝すると思います。

 中身がジュースやパンなどの小さなものだけでなく、結構大きなものも自販機で販売できようになってきています。 その結果、新型コロナ対策や時短に対応している店舗が、この自販機をそれに即応したツールとして活用してきています。 例えば、高島屋の新宿店では、チョコレート売り場の密を避けるため、「並ばない、混まない」というコンセプトで、スペインの洋菓子ブランドの自販機を置いています。
 この動きは百貨店だけではなく、巷のおせんべい販売店でも自販機が導入され活躍しています。 ニュース番組WBSで紹介されていたのは、神楽坂地蔵屋本店というおせんべい屋さんです。 緊急事態宣言で店が閉店に追い込まれたので、閉店しているときでも販売でき、しかも非接触、非対面というコロナ禍でのニーズを満たすということで、 昨年9月に100万円以上かけて自販機を導入したそうです。 そして、平日は休業し、自販機に販売を任せ、土日のみの営業に変更しました。 自販機での売れ行きは好調で、平日の売上カバーしているそです。

 この自販機はさらに進化を続けており、冷凍食品専用の自動販売機も出てきています。 この自販機は様々なサイズの冷凍食品を販売することができるそうです。 開発したのは、サンデン・リテールシステムというところで、WBSの中で担当者の瀧口琢弥さんは面白い使い方を提案していました。 それは、レストランなどがテイクアウトを始める時に活用して欲しいとのことでした。 つまり、レストランの店頭に自販機を置き、その中にテイクアウト用の料理を置いて売るという発想です。 時短で8時に閉店しても、自販機が売ってくれる。 駅から帰り持ちなどにあるレストランなどは、店舗で食べる代わりに買って帰ってもらえる。 しかし、非接触、非対面なので、コロナ禍では喜ばれるというものです。
 要するに自販機を新たに料理を消費者に提供する販路にし、業態変革の支援ツールにするというものです。 コロナ禍の変化から商機を見出しています。

 しかし、立地があまり良くないレストランでは、店舗の前を人が通らないと、せっかく自販機を置いても売れないのではないかと思ってしまいます。 でもそういう場合は、『人通りのある所』に冷凍自販機を置けば問題ありません。 でもそのような『人通りのある所』が見つかるでしょうか?
 ピント来た人もいるかもしれませんが、パチンコ店にその冷凍自販機を置いてもらえれば、どうでしょう。 夕方パチンコを打ちに来て、帰りにレストランの料理を買って帰ってもらうのは悪くないと思います。

 地域密着型のホールとして、地域との連携を強めている店舗では、知り合いの料理店やレストランに声をかけて見るのも悪くないと思います。 地域応援企画をされているホール、地域の飲食店を紹介しているホールでは取り組み安い課題ではないでしょうか。 もちろん詳細は詰めないといけませんが、お客様がそのレストランの料理を楽しみに来てくれるようになればしめたものです。 発想次第では、コロナ禍の自販機進化はホールにも多くのメリットをもたらすのではないでしょうか。

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 自民党の3議員離党問題を考える!

 スマホにヤフーからの記事メールが配信されてきます。 昨日、ヤフーの記事メールを見ると自民党の3人が離党届を出したという内容のものが送られてきました。 その時思ったのは、「議員が3人?」という疑問です。 先だってから、松本純衆議院議員が銀座のクラブをはしごしていたことはニュースになっており、その関連かと思いましたが、3人という人数が引っ掛かりました。 すぐに記事を見て見ると、松本議員以外に2人の議員も実は同席していたことが明らかになり、党に迷惑がかかるということで、3人とも離党をしたことが分かりました。

 松本議員は、当初一人で言ったとウソをついていた理由として、 「前途ある有望な彼らに対しましては、これからのこともあります。 何としてもかばいたいという、そんな思いから、一人で行ったということでの説明をさせていただいたところでございます。 心からお詫びを申し上げます」 と会見時に答え、謝罪をしています。 後輩議員の前途を思うあまりウソをついてしまった。 そして罪を一人で被ろとした。 一見松本議員は後輩思いの良い人のように思えますが、みなさんはどう思われたでしょうか?

 後輩をかばう先輩。 部下を庇う上司と置き換えることができるかもしれません。 人は誰しも自分が可愛いものです。 他人の為に自分を犠牲にすることは中々できません。 だからこそ、後輩の為に自分を犠牲にする、部下の為に自分を犠牲にする、自分を捨てて他者を救おうとする行為は尊いものを感じます。 だから松本議員のウソを責めては可哀そうだという人もいるかもしれません。 でもそういう主張を聞くと引っかかる人が多いと思います。 それは銀座のクラブに誘ったのが誰かという点にあるのではないでしょうか。

 もし、先輩である松本議員が誘ったとしたら、おかしな話になります。 不良のリーダーが友達に万引きをさせておいて、前途有望な友達のために僕が責任をかぶりますと言っている構造になるからです。 それなら初めから万引きをさせるなということになります。 今回自分から非難されるような行動を誘発しておいて、前途ある後輩議員を守るとは、 まさにマッチポンプ(自分で火をつけて、自分で消火活動を行う行為)以外の何物でもありません。 もちろん、松本議員が本当に誘ったかどうかは分かりません。 一般的には先輩が主導権があるとの思い込みからです。

 もしかしたら、田野瀬議員や大塚議員が松本議員をおだてて、「是非なじみの銀座のクラブがあるので、寄って欲しい」と頼んだのかもしれません。 煽てられた松本議員は、1件目の銀座のクラブに立ち寄った後、田野瀬、大塚の両議員が待つクラブへ行ったのかもしれません。 田野瀬、大塚両名は女性2人を同伴してクラブに行っていたので、その可能性は高いのかもしれません。 そうなると1件目のクラブは、滞在時間が30分なので、本当に陳情を聞きに行ったのかもしれません。 2件目では田野瀬、大塚の2人が出来上がったおり、長居をしてしまった。
 もしかしたら松本議員は田野瀬、大塚両氏からこう言われたのかもしれません(邪推ですが・・・)。
「松本先生、実は私たちもこれから先生と同じように銀座のクラブに陳情を聞き行く予定になっています。 先生にも一緒に陳情を聞いてもらうと、心強いです。 お願いします。 是非、困っている飲食店を助けるために、足を運んでいただけないでしょうか?」
 可愛がっている2人からそう言われたら、ウソかもしれないと思いつつ、乗ってしまうことは十分考えられます。 この場合、松本さんは自分の甘さにほぞむことになりますが、人には言えません。

 後者のケースであれば、本当に非難されるべきは田野瀬、大塚両議員ということになります。 両議員が先輩である松本議員を忖度そんたくし、接待したという構図です。 これならば、自分が1人泥を被ってしまえば良いと思い、ある意味『堂々』と悪びれず、「ひとりで行きました」と語っていた口調と一致するように思います。 麻生派の会合でも、堂々として麻生さんの避難を他人事のように受け止めていたのは、 本当は自分は悪くないという思いがあったからかもしれません。

 今回の離党ということでは、公明党の遠山議員が議員辞職をしていますので、3人は党に対しては責任を感じているが、 国民に対して責任を感じていなのではないかという指摘もあります。 中には、このような議員をそのまま放置している選挙区民は何を考えているかという人もいます。 議員の問題から選挙区民の問題へと発展しくると、田野瀬議員は奈良県から出ている国会議員なので、 奈良県民はこんな議員を選ぶとは何を考えているのかということになりかねません。
 実際、公明党の遠山議員の支持母体である創価学会の婦人部から、遠山さんの議員継続に問題があるという声が上がったとも報じられています。 宗教団体が求める指導者は、清廉潔白であるべきことが求められているのかもしれません。 そういう意味では、悪事が露見したかどうかではなく、宗教的あるいは倫理的に人としてあるべき姿を求めている支持母体を持っている公明党の方が、 自民党より良い党なのではないかとも思ってしまいます。

 長々と書きましたが、この一連の出来事は確かに問題ですが、これはある意味もっと大きな問題から出てきた現象ととも考えられます。 例えば、お客様が減少しているのは確かに問題ですが、それはホールスタッフの接客力が落ちていることの現象であり、 その接客力が落ちたのは役職者の指導力が低下しているという問題の現象にしか過ぎないというようなことです。
 店舗でもいろいろな問題が発生します、それが真の問題と言われる根本問題なら、その解決に全力を尽くせば問題は消えてしまうでしょう。 しかし、根本問題から派生した現象問題であれば、それに対して対策を打ち改善したとしても、すぐに別の現象問題が現れてきます。 いくら改善しても、また別の問題が発生してくる場合、目先の現象にとらわれることなく、根本問題を探して対処する必要があります。

 今日は124年ぶりの2月2日の節分です。 でも残念ながら豆を撒いただけでは、現実の鬼(問題)は退治できません。 もし、現在の自民党のように問題が次々に出ててくるのであれば、根本問題に手を付けていないと考えて、根本問題を探してみる必要があると思います。

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 自民党の支持率下落の中で低迷する立憲民主党を考える!

 1月菅総理の支持率が低迷し、話題となりました。 菅総理は就任した当時支持率74%(読売新聞調査)と小泉内閣(87%)、鳩山内閣(75%)に次いで歴代3位の支持の高さでした。 しかし、その後急速に支持率が低下し、1月17日の調査では、支持率が39%まで下落しました。 朝日新聞や毎日新聞では支持率はもっと低く、33%となっています。

 菅さんだけが悪いのか? ということになると、自民党の幹部国会議員の不始末やコロナ禍での党の会議の様子が報道され、 政府の言っていることを与党である自民党はスルーをして、行動変容を起こしていないと批判をされています。 その結果、自民党自体の支持も少しづつ低下しています。

 一般的に自民党の支持率が低下すると、野党の支持率は上がるものです。 少なくとも昔はそうでした。 しかし、現在、野党第一党である立憲民主党の支持率は上がっていません。

 上記の表を見てもらうと、もともと立憲民主党の支持率は高くありません。 11月4.1%、12月4.1%しかなく、それが1月にはさらに1%減少して、3.1%となっています。 何処が増えているのかと言えば、指示しないが62.8%と2.5%もアップしています。

 この表を見てなんかパチンコ業界と似ていると思う方もいるかもしれませんね。 地域一番店の客数が減ったからといって、他の店に移動したのかと言えばそうでもなく、 パチンコを辞めた人が増えたというような感じですね。 そして、立憲民主党はイメージダウンしたホールで、一時期お客様がいなくなった。 そこで立て直しを図るために隣の小さなホールを買収して規模拡大を図ったという感じでしょうか。 しかし、マーク(屋号)を変えていないので、パチンコユーザーは期待感を持つことが出来ず行かない、というような状態ですね。

 ここまで信用を無くしたら、いったん潰して店長から従業員も入れ替えて、 他の地域から新店が出店したように何もかも一新してしまうのが一番ではないかと、 多くの人が考えるのではないでしょうか?
 立憲民主党の場合、旧民主党のメンバーが主になっているので、東北大震災の対応のまずさ、対中国に対して事実を隠して卑屈に対応した事実、 政治家指導と言いながら混乱した政府、多くの国民はトラウマになっているのではないかと思います。
 パチンコ業界の立て直しで言えば、立憲民主党を解散して、別の名前で再結党をする。 そしてその時、現在の立憲民主党の幹部は入党しないことでしょう。 しかし、政党ではこれだけでは弱いでしょう。 この人ならもしかしたらやってれるかもしれない、という人物を中心に持ってくる必要があります。 露出度が高くて、実績が必要です。 残念ながら、現状ではめぼしい人物がいないという状況です。 そう考えると立憲民主党はこのまま朽ちていくだけという感じになります。

 一方不支持が62.8%もいます。 この層は政治に興味がない層とは限りません。 実際、支持に値する政党がいないだけという人も多いと思います。 現状の政党体制に飽き飽きしているのです。 恐らくこの層は、議員の活動による恩恵に遠い人ではないでしょうか。 政党支持が利益と結びついている人たちは、すでにその政党を応援しています。
 この支持なし層は自分の得になるから、政党を支持する発想以外の人たちです。 この人たちを取り込む方針や新しい政党のあるべき姿を示すことができれば、この不支持層を取り込むことができるのではないでしょうか。 1割取り込んでも野党第一党です。 4割取り込むことができれば、与党も夢ではありません。

 これもパチンコ業界と同じような構図ではないでしょうか。 パチンコ人口約3000万人と言われていました。 それが今では1000万人を割っています。 パチンコから去っていった約2000万人はここでいう政党不支持層と同じです。 約2000万人の中には、パチンコに完全に興味を無くした人もいると思いますが、 すべてがそうではないと思います。 本当はパチンコをしても良いと思いながらしないのは、従来のパチンコ店の在り方ではない別のものを求めているのではないでしょか。 それを見つければ、旧パチンコユーザーだけでなく、今までパチンコをしなかった人も取り込む可能はあります。

 自党の与党と同じ枠組みで活動している野党は、与党の支持率が減っても増えるわけではないのです。 パチンコ業界も従来の枠組みでは、この政党支持率と同じように支持者は減っていきます。 政治の世界も、パチンコ業界も状況は似たようなものであり、抱えている問題の本質は同じです。
 従来の枠組みを変えるヒントは探せばあるのではないでしょうか。 例えば、「あつまれ どうぶつの森」に代表されるように、 人間は”ゲームが好き”であること、また”つながり”を大切にしたいと思っていることなどが、コロナ禍で証明されています。 現在の立憲民主党のように朽ちていきたくなければ、 そろそろ、勝ち負けだけに頼らず、他のニーズやウォンツを打ち出すという従来の枠組みにとらわれない発想が必要になってきているのではないでしょうか。

 最後に立憲民主党さんには他意はなく、変革を起こして一刻も早く信頼できる野党になってもらいたいと願っています。

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