本当の地域密着店の作り方

店舗(パチンコホール)が地域のコミュニティ広場としての取り組みを始めた

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経営のヒントになりそうに思ったこと

 □□□ 2021年5月の目次 □□□

 自治体のワクチン接種速度を上げる提案から学ぶ!

 ワクチン接種が始まり、各自治体で高齢者への接種速度に違いがあることが分かってきました。 東京都では中野区は地元の医師会と連携し、ワクチン接種を加速化し、6月の28日には一般への接種開始を打ち出しています。 石川県の川北町では、ワクチン接種用送迎バスを用意し、順調にワクチン接種を進めており、6月11には一般接種を始めるとのことです。

 ワクチン接種はゆっくりやるより、素早く行い、早期に集団免疫を獲得することが、感染防止の対策となります。 そこで、ワクチン接種の遅い自治体の接種速度を上げるためにどうすれば良いかについて、WBSの滝田解説キャスターが番組で提案をしていました。 それは「見える化」です。 ワクチンの接種状況を毎日公表し、見える化を行えば、遅れている自治体のお尻に火がつき、速度があがるということです。 テレビなどで、厚労省や総務省の中央省庁から、自治体へワクチン接種を早めるように圧力の電話があるという話をしていましたが、 それよりも効果が高いのではないでしょうか。

 ワクチン接種が遅い自治体の原因はいろいろあると思います。 高齢者は7月末までの接種で良いということになっているので、7月末に終わるように調整している自治体もあるかもしれません。 地域の医療との連携がうまく出来なくて、遅れている自治体もあるかもしれません。 また、そもそも自分達のワクチン接種速度が遅いということに気づいていないかもしれません。 住民の突き上げがないので、大丈夫と思っているかもしれません。 いろいりありますが、結局自治体自身が、自らこの状態はマズイと思い、改善したいと思わなければ速度はあがりません。 つまり、まずこの状態はマズイ状態と思ってもらう必要があります。 その意識を持たせるのが、見える化ということです。

 人間だれしも他より劣っているとは思いたくないものです。 組織でも同じで、各自治体も他の自治体より劣っているとは思いたくないものです。 特に同じような自治体に対しては、出来ない言い訳が難しいので、ワクチン接種速度を上げようとする可能性が高いでしょう。
 滝田解説キャスターが言うように、各自治体のワクチン接種の進捗状況を毎日発表すれば、自分の自治体が遅いのか早いのかがすぐわかります。 それを規模別の分類して、順位をつければより分かりやすいと思います。 自治体のトップや担当者は危機感を持つ可能性は高いと思います。 なぜなら、一般に公開されれば、住民の中で接種の遅さにクレームをつける人が出てくるからです。 また、順位をつけられることで、競争意識が湧き、より早いワクチン接種を工夫する可能性が高まります。

 みなさんは、この「見える化」をどう思いますかS? この見える化による速度アップを徹底してやっているところはトヨタ自動車が有名です。 能力の見える化を行い、従業員が自主的に早く能力習得を行っています。
 これはパチンコ店でも有効です。 マスターして欲しい能力を明確にし、その修得具合をグラフなどを使って見える化すると、 誰がどのような能力を持っているかが分かり、スタッフも自分が修得しないといけないものが何かが明確になるので、それを集中的に覚えれば良く、能力を上げやすくなります。 もちろん指導する側も、見える化さえているので、指導内容もぶれることはありません。

 みなさんのホールでは進捗状況や能力の見える化をされていますのでしょうか。 もしまだであれば、一度見える化に取り組んでみてはいかがしょうか。

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 ANAの飛行機貸し切り結婚式から発想を広げる!

 新型コロナウイルスとは何か?
 新型コロナウイルスとは人の生命に重大な危機をもたらすウイルスです。 当り前ですが、これは人体とウイルスの関係を軸に定義したものです。
 しかし、新型コロナウイルスの影響は人を介して、暮らしや経済に大きな変化をもたらしています。 そこに着目すると、新型コロナウイルスは人間に変革を強いる触媒のようなものとも言えます。 普段なら絶対やれないこと、普段なら話にもならなかったことが、コロナ禍では真剣に検討され、実行されてます。

 先だってニュースを見ていると飛行機の中での結婚式が紹介されていました。 現役の飛行機を丸ごと1機借り切って行う結婚式です。 ANAとハセガワエスティと共同で実施されたこの企画は、「THE WEDDING with ANA ~機内ウェディング~」と銘打たれ、駐機状態の機内で結婚式を実施するといったものです。 機内ではモデルプレーンの両翼からそれぞれの指輪を取り出すといった、機内ならでは指輪交換が実施され、 ANAのボーイング777型機の機長が、立会人代表として証明書を渡し、スピーチを行います。 式の後半には、ANAのCA(客室乗務員)により、この日の為に特別に作られた「寿アナウンス」が行われます。

 yahooニュースによるとこの企画の中心となったにはANAのCX企画推進室の芳賀一樹さんで、 発案のきっかけは「コロナ禍で結婚式ができない人が多くいると聞いた」ことから始まったということです。 結婚式の場所ということでは、神社や協会、ホテルにとどまらず、水族館をはじめ、いろいろなところで行われています。 当然飛行機の中というアイデアもあったと思います。 しかし平時なら莫大な費用がかかって話しにならなかったところですが、 新型コロナの影響で現実のモノとなっています。
 加えて、周囲の協力も仰ぎやすかったのではないでしょうか。 コロナ禍で困った人がいる。 それを助けて上げたいと思う。 通常は無理でも、コロナ禍なので何とかしてあげたい。 空港関係の企業や人も協力的だったのではないでしょうか。 困っている時だからこそ、お互いが助け合うという雰囲気を形成し易いのではないかと思います。

 これを書いたからと言って、パチンコ店でも結婚式ができるというつもりはありません。 そうではなく、いろいろなことにチャレンジできる可能性があり、こういう時だからこそ周囲の協力も得やすいと言いたいのです。
 例えば、緊急事態宣言で飲食店が早目に閉まる。 飲食店は売上が伸びず困っている。 一方遊技に来るお客様は、夕方に来て遊技をして帰ると、飲食店が閉まっているので、帰ってご飯を作らなければならない。 これも困りごとです。 それなら、パチンコ店で事前にお持ち帰り弁当の予約を取り、お客様に持って帰ってもらうこともできます。
 まず、お客様にアンケートなどを取り、ニーズを確かめて、近くの飲食店に話を持って行く。 飲食店の店長と話をし、「コロナ禍なので協力をお願いします」と声を掛ける。 OKが出れば、まず、実証実験ということで告知をして期間限定でやってみる。 もちろん業務が煩雑にならないように、メニューを絞ったり、受付時間を絞るなどの工夫はいると思います。 飲食店とお客様をパチンコ店が繋ぐことで、お互いが助かれば、地域密着店として地域の活性化に協力していることになります。

 通常ならパチンコ店の協力要請に反応しない所でも、コロナ禍ということで、コラボをしてくれる可能性が高まっていると思います。 コロナ禍を上手く利用して、地域とのかかわりを深くすることをおススメします。

参考資料:ANA「旅客機で結婚式」 異例の“式場”の様子は?
    :THE WEDDING with ANA ~機内ウェディング~

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 避難情報が変更されていることを知ってますか?

 今年は早い梅雨入りとなっています。 現在、ブログを書いていますが、外では激しい雨が降っています。 梅雨の時期となると連想されるのが水害問題です。 近年は毎年どこかで洪水が起こり、大きな被害を出しています。

 多くの人はまさか自分の地域が大きな被害に遭うとは思っていないと思います。 もし思っていればそこに住むようなことは避けるはずですから。 ところが自分が安全と思っていた場所が、予期せ豪雨でたいへんなことになったりします。 異常気象と言われるように、昔は無かった「線状降水帯」なるものも出てきました。 雨が降っても大丈夫と思い込んでいると、飛んでもないことになるかもしれません。 やはり、この時期は気象予報や避難情報などに関心を持って生活すべき時期です。

 ところで今年(2021年4月28日)「災害対策基本法の改正案」が改正され、5月20日から避難情報が変わっていることをご存知でしょうか? 知っているなら問題はありませんと言いたいところですが、 あなたの店舗のお客様はどうでしょうか? もし、知らない、詳しく知らないということであれば、地域密着型のホールとしては、 地域の方に知らせるべきではないでしょうか。 地域への情報提供についてはコミュニティホール作りの十分条件の9番目の地域との共生という項目として取り上げています。

 ではどのように変わったのか簡単見てみましょう。 これまで避難情報はいろいろ出されてきました。
 ・大雨特別警報
 ・避難指示
 ・避難勧告
 ・土砂災害警戒
 ・大雨警報
 ・氾濫危険
 しかし、情報があり過ぎて、どうしたらいのか分かりにくいという声が上がっていました。 そこで、切迫度を5段階に分けて、一つ一つの情報を整理して、分かりやすくすることに国は取り組んでいました。

 しかし、5段階に分けた場合、同じレベルに「避難勧告」や「避難指示」など似たような情報があり、微妙な意味の違いが分かりにくい。 また「避難準備」は準備をしても避難までしたらだめなのかと思えば、その横に「高齢者等避難開始」がある。 高齢者以外は避難準備だけで避難をしてはいけないのか、高齢者はこの段階で避難すべきなのか、迷ってしまうなどの意見もあり、さらなる整理に取り組んだようです。 その結果、思い切ってシンプルに整理したのが下の図です。

 ややこしそうな用語は一本化されて、住民が迷わず行動しやすいようになっています。 変更されたこと知らなくても何とかなりそうですが、変わったことを正確に知っておく方が、より的確な判断ができると思います。 以下の図は、災害状況と住民の行動、それと避難情報の関係図です。

 切迫度のレベルの意味合いと避難情報の関係が良く理解できると思います。 避難情報は、気象庁の発表や気象調査会社などの情報に基づいて、自治体が判断して出すので、 自分の自治体がどう判断しているかは確認が必要です。

 また、新しく「顕著な大雨に関する情報」(6月には運用開始予定)ということで、 「〇〇地方では、線状降水帯による非常に激しい雨 厳重な警戒を」 というような情報も出されるようです。

 コロナ禍でコロナ対策情報に提供もされていると思いますが、 梅雨による豪雨の危険が近づいていますので、変更避難情報の提供も併せて行うことも大切だと思います。 コミュニティーボードや休憩室にポスターを貼ってもいいですし、 ニュースレターでご案内しても良いと思います。 もし、お客様との会話やアンケートなどで、あまり知られていないということが分かれば、 チラシの裏に避難情報の変更を印刷して配るのも悪くないと思います。
 日頃から、このような情報提供をすることで、後日、災害グッズの景品企画などをしたときに、お客様は違和感なく、 その企画に参加してくれるのではないでしょうか。

※線状降水帯(せんじょうこうすいたい)は、 「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、 数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50 - 300 km程度、幅20 - 50 km程度の強い降水をともなう雨域」 (気象庁が天気予報等で用いる予報用語)である 。(ウィキペディアより)

参考資料:防災気象情報と警戒レベル
    :避難の理解力向上キャンペーン実施中

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 内閣支持率が政府への刺激とならない!?

 5月に入って菅内閣の支持率が位置ています。 一時期はワクチン接種への取り組みなどで回復したのですが、5月に入って大きく下がったとマスコミ各社が報じています。 下のグラフはNHKの世論調査のグラフですが、確かに過去最低の35%になっています。

 内閣支持率の調査は、いろいろなメディアがしています。 NHKの35%はまだ良い方だと思います。 もっとも低下していたものは30%を割っていたと思います。 ちなみに安倍内閣が辞職したときのNHKの調査による支持率が34%でしたので、それに近い数値となっています。

 この数値が出た時、菅内閣は追い込まれている、たいへんなプレッシャーになっているような話をマスコミをしていましたが、 傍から見るとぜんぜんそのようには見えません。 菅さんをはじめ自民党自体も、危機感は非常に薄いように感じました。

 統計や調査で数値が出てきます。 その数値をどう解釈するかで、その数値の意味が決まります。 パチンコが10000アウトで稼働が低いと言っても、回りのホールが7000アウトしかなければ、地域一番の優秀店になるかもしれません。 それでは菅内閣の35%は危機感を持つに値する数値なのでしょうか。

 恐らくアメリカのバイデンさんがこの数値だと大きな問題となると思います。 お隣の韓国の文大統領も、現在支持率が菅内閣と似たような状態なので、強い危機感を持っています。 では菅内閣はどうか。 私は、菅さんや自民党はこれは良くないとは思っていますが、危機感までは持っていないと推測しています。 理由は以下のように考えるからです。 もし、あなたが学校で学級委員をやっていて、クラスの35%しか支持してくれなかったら、運営ができないと感じますか? 40名の教室なら、14人が自分を応援してくれる。 自分が話す言葉を頷きながら3分の1が効いてく入れたら、まだまだやれると思うのではないでしょうか。 個人的には菅内閣は20%まで落ちても頑張れると思います。 不動の支持ベースは20%以上あるので、楽勝だとおもいます。

 この考えの大前提は、不支持者を糾合する人がいないというものです。 もし、そんな人物がいるとなると大変なことになります。 先ほどの学級委員の例では話すと、自分を指示してくれる人が14人いるが、自分ではないA君を指示する人が21人いる場合です。 そのA君が「あなたは学級委員不適格だ」と言えば抑えることはできません。 自分を指示する14人がいかに賛成に回ってくれたとしても、数の論理で負けてしまいます。

 今のところ菅さんがどんなに支持率を下げようが、菅さんを打倒するために支持しない層を糾合するような人や野党は見当たりません。 つまり菅さんや自民党に天敵がいないので、どのようなことをしても、菅内閣が任期までに滅びることはありません。 要するに危機的な状況ではないということです。 したがって現在、支持率が国民の政府の評価の声として、政府の政治姿勢を正す役割を果たせないように思います。 コロナ対策や五輪をはじめいろいろ施策をみて、みなさんはどう思いますのでしょうか。

 今回、気になっていた内閣支持率を取り上げてみましたが、巷に数値が溢れています。 同じようにホールにも数値やデータがいろいろあると思います。 その数値は良いのか悪いのか、役に立つのか立たないのか、これからどう推移するのか、それはなぜなのか、など、 そんなことを思いながら数値やデータを見てみると、 洞察力を磨く訓練になるのではないでしょうか。

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 パレスホテル東京の外販事業部門の目的に学ぶ!

 コロナ禍で観光産業は大変です。 そこで全国のホテルがネット通販に力を入れていると言われています。 ニュース番組WBSには、白熱ランキングというコーナーがあり、その人気ランキングを特集していました。

 ランキングは、アイランドおとりよせネット「ホテルグルメ」コーナーのアクセス回数の多かったものの順位で、 アクセス期間は4月1日~30日で集計しています。 順位は以下のような感じです。

1位 金谷パン詰合せ(1)  【金谷ホテルベーカリー】
2位 ゴルゴンゾーラベイクドチーズケーキ 【雲仙観光ホテル】
3位 千代ちょこ 【パレスホテル東京】
4位 ガドーバナーヌ 【パレスホテル東京】
5位 城山オリジナルミルクジャム2種【SHIROYAMA HOTEL kagoshima
6位 ショコラブティックレクラ「惑星の輝き」【リーガロイヤルホテル大阪
7位 グランクラシックショコラ 【帝国ホテル】
8位 チーズケーキ  【鳥羽国際ホテル】
9位 パレスホテル東京特撰 羊羹・豆菓子詰め合わせ【パレスホテル東京】
10位 プレミアムパウンドケーキ レモン&ハニー【シャングリラ東京】

 商品自体で面白いと思ったのは、6位の「惑星の輝き」でした。 水金地火木土天海冥の8つの惑星をイメージした球体のチョコレートで、見た目のインパクトがあるのではと思いました。 ではその為にブログを書いたのかと言えばそうでなく、 このコーナーの中のインタビューで答えていた「パレスホテル東京」のレストラン部外販事業の菅谷和弘マネージャーの話しが参考になると思い取り上げてみました。

 パレスホテル東京は、ランキングンの中に商品が3つ入っています。 パレスホテル東京は、昨年の12月に外販事業部門を立ち上げ、商品の販売に注力しているとのことです。 その目的は何かと言えば、もちろん落ち込んだホテルの売上を少しでもカバーする為もありますが、 何より重視しているのは、コロナが終わった後にホテルに来たいと思わせることだそうです。 そのために商品販売を通じて、お客様との繫がりを常に作っていくことが、第一番目の狙いだということです。 ネット販売などに力を入れているホテルの中で、このような目的を持っているホテルがどれくらいあるでしょうか。

 同じものを売っても目的の違いにより、工夫が違ってきます。 そして工夫の違いは効果の違いになって現れます。 とりあえず売上を上げたい、利益を上げたいと販売する場合と、コロナ後の宿泊利用を意図して行う販売とは違いが出てくるものです。 なぜなら、後者の場合、ただ商品を販売するだけでは宿泊につかないからです。 商品の良さだけではなく、ホテル自体の良さが伝わらないとダメだからです。

 このような話をすると、コミュニティホール研修で、DMとはお客様と店舗を繋ぐツールであり、 コミュニティホールをつくるためには、DMでお客様との関係作りをし、店舗の良さが伝わるものにする必要があるという話を思い出す人がいると思います。 これはコロナ禍でパチンコ店に行けない人に対して、昔ながらの新台入替DMを送っても、あまり意味はありません。 DMをコミュニケーションツールと考え、DMを通してお客様との信頼関係を目的として送ることで、アフターコロナの来店が期待できるのではないでしょうか。

 白熱ランキングの中で、アイランドの伊藤梢編集長が、”購入動機として、支援や応援がきっかけでお取り寄せが増えている”と言っていました。 お客様自体が、ホテルの利用や商品の購入は、自分が信頼できるところを応援する行為であるという意識を明確に持ち始めています。
 パチンコ店においても、お客様がアフターコロナ後も存続して欲しいホールを応援するという意味で、店舗を選ぶ傾向が出て来ているかもしれません。 コミュニティホール作りは、地域から応援される店舗になるための活動なのです。 今取り組んでいる施策の目的が目先にとらわれ過ぎていないか、改めて見つめ直すことをお奨めします。 そして、お客様との長期の信頼関係を作り応援されるための工夫がされているかチェックをすることで、 アフターコロナ後に光明を見出す施策が見えてくるのではないでしょうか。

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 コーツ氏の問題発言をIOCから見ると・・・?

 5月21日の国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ副会長の発言が話題になっています。 どのような発言なのかと言えば、東京オリンピック・パラリンピックを緊急事態宣言下でも行うと言ったことです。

 今月21日まで3日間行われたIOCと大会組織委の合同会議後、オンラインで参加しているコーツ氏に対して、記者から
「オリンピックが開催されている期間に、東京都に緊急事態宣言が発令されている状況になった場合に、大会は開催いたしますか?」
と問われたコーツ氏は、
「テスト大会が5競技が緊急事態の基で行われています。 すべて計画されておりまして、それは安全安心、それはアスリートの安心安全と日本の国民を守るということで、 最悪の状況を想定して、そういったテスト会場で成功裏に行われています。 ですから、あなたの質問に対する答えはイエスです」
と通訳を通して答えています。

 これを聞いて、緊急事態宣言が出ていても関係なくオリンピックは行いますと受け取られ、 日本国民の命を軽視している、というような非難が出ています。 おそらくコーツ氏は、IOCとしてこれまでコロナ禍での国際規模の大会を行い、 コロナ禍でも五輪運営のノウハウを開発してきているので、途中で緊急事態宣言が出ても、 感染拡大を起こすことなくやれまっすと言っているように思えます。

 私もはじめは、IOCのコーツ氏は日本人がどのような状況になっても関係なく、 オリンピックを実行し続けますというような感じを受けましたが、 記者の問いかけはあくまでも『緊急事態宣言』の発令なので、やれますと言ったに過ぎないように感じます。 なぜなら、『緊急事態宣言』のイメージは人によって様々です。 コーツ氏が日本の緊急事態宣言を良く知っているなら、非常事態宣言ではないので、やれると判断したのかもしれません。
 もし、記者が「日本が医療崩壊をしている中でも、オリンピックを開催しますか?」と尋ねたら、違った答えが出て来たのではないでしょうか。 いくらなんでも、日本がインドのような状態になっているのに「トップアスリートの華麗な競技を観戦してください」などとは言わないでしょう。

 それよりもIOCは日本政府に怒っているのではないかと思います。 ちょっとここで立場を変えてみて下さい。 IOCとしては前例のないオリンピックの延期を行いました。 それは、日本のコロナ対応が短期間では難しいと判断したからです。 一方、1年も延ばせば、日本は安全安心な五輪を開催してくれるだろうという期待もあったと思います。 それにも関わらず、新型コロナに対して有効な政策を打てず、ただ国民の自粛をお願いするだけ。 水際対策も不徹底で、新型コロナの危険性がある帰国者や外国人を完全に管理していない。 海外で危険と言われているイギリス株の侵入を容易に許し、懲りずにインド株も侵入させている。 そして、感染力が凄いと騒いでいる。 また、世界に比べて大幅に遅れているワクチン接種状況。 昨年は「コロナに打ち勝った証としてオリンピックの開催をする!」などと、 いかにも開催国としてワクチン対策を世界に先駆けて行うような振りをしながら、ワクチン接種の最後尾?近くを走っている。

 もし、あなたがIOCのメンバーだったらどう思いますか。 五輪が無くなれば、IOCの倒産は無くても、いろいろと痛手が大きい。 特例を認めて1年延長をしている。 仕方がないので、IOCはちまちまとコロナ禍での大会を行い、感染防止のノウハウを蓄積し、少しでも安全安心な大会になるような努力をしている。
 しかし、開催国の日本政府は、後手後手でオリンピック開催を窮地に追い込んでいる。 大会には必要と言われているPCR検査でさえ、ほとんど増えていない。 ワクチン接種もチンタラしている。 はっきり言って、「いい加減、しっかりやってくれ!」と文句の一つでも言いたいのではないでしょうか。
 コーツ副会長にしても、テスト大会など、IOCのやれることは頑張って取り組んでいると言いたかったのかもしれません。 それなのに日本政府の無策の為に、オリンピックを強行する非人道的な組織として叩かれている。 というようにも見えます。

 菅さんが狂ったように7月末接種を連呼するのは、 国際社会からというか、各国のトップから言われているのかもしれません。 アメリカでは、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)がマスク無しの生活を認めました。 マスク無しで外出したり、飲食店で楽しそうに食事をしている状況がニュースとなっています。 恐らく、IOCのバッハ会長もコーツ副会長も見てると思います。 そして「今回のオリンピックがアメリカだったらよかったのに」と思っているかもしれないのではないでしょか。

 立場を変えると見える風景が違ってきます。 店舗運営でも、立場を変えて今の運営を見てみると、相手の立場が分かります。 また、自分のしていることに思わぬ落とし穴に気づくかもしれません。 上手く行かないときには、他の立場からはどう見えるのか、考えてみることをお奨めします。

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 お寺の住職さんのワクチン接種の予約相談に学ぶ!

 連日のようにワクチン接種の大変さがニュースとなり、紹介されます。 予約を取るのがネットか電話です。 高齢者にとってなじみのあるのは電話ですが、電話はつながらない。 ではネットということになるかと言えば、高齢者にとってネットでの予約はハードルが高いものです。 かかりつけ医のところでの予約などもありますが、それでもワクチン予約難民になっている高齢者の方が多いようです。

 先日、この予約で困っている人に対して、 八王子市のお寺の住職さんが、接種券を持って来てもらえれば、 ネットでの予約をお手伝いしているというニュースを見ました。

 店舗のお客様の中には遊技に来ているけども、 予約が取れなくて困っている人もいるのではないでしょうか。 店舗でネット環境を整えているところは多いと思います。 休憩スペースやフリースペースがあれば、遊技に来た人に、ワクチン接種予約のお手伝いができるのではないでしょうか。 地域密着で地元の人に貢献したいと思っている店舗さんにとっては、地域貢献の絶好の機会だと思います。  

 そうは言っても人がいない、十分なスペースが取れないなど、環境が整っていないかもしれません。 そこで諦めていたらいつまで経っても地域貢献はできないのではないでしょうか。 店舗に人はいなくても、本部にITに詳しい人間がいるかもしれません。 会社にいなくても、時間限定でアルバイトを雇う方法もあります。 アルバイトも、もしかしたら親しいお客様(若者?)に声を掛けたら協力してくれるかもしれません。、

 もちろんワクチン接種予約のお手伝いのニーズがあるかどうかを事前にアンケートなどので確かめてからやるという慎重さも必要です。 今後、五輪開催に向けてワクチン接種は強化されて行きます。 ネットが苦手な人は、高齢者だけとは限りません。 それ以外の方でもニーズがあると思います。
 地域の人のお困りごとを解決する取り組みは、 「やっぱり近くにパチンコ店があって良かった」と言われるものとなるのではないでしょうか。 コロナ禍で大変だとは思いますが、だからこそ地域の為に頑張ってもらいたいと思います。

参考資料:ワクチンの“駆け込み寺”登場 住職が予約支援

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 新型コロナウイルスの変異に学ぶ!

 新型コロナウイルスの変異株によって、いったん収拾したかに見えた新型コロナの脅威が急拡大しています。 新型コロナウイルスは、ウイルスゲノムが1本鎖(2本鎖タイプも存在)であり、増殖するときにこのゲノムをコピーしていくのですが、 1本鎖はコピーミスが起きやすく、新たな変異株と言われるウイルスを作り出しています。 研究者によると新型コロナウイルスはだいたい1年間に24カ所ぐらいのコピーミスを犯すそうです。 しかし、多くはコピーミスのために寿命が短くなったり、駆逐されたりしてしまいます。 その中でたまたま適応力の優れた遺伝を持ったウイルスが、変異型として残っているのです。

 ここで新型コロナウイルスの立場になって考えて見ましょう。 新型コロナウイルスの目的は何かといえば、恐らく種の生存ということになるでしょう。 しかし、新型コロナウイルスが人の体内に入って繁殖し続けると、人間は死んでしまいます。 人間が死ぬと新型コロナウイルスも死ぬしかありません。 ここに新型コロナウイルスの自己矛盾が出てきます。 頑張って繁殖しないと生き残れないが、頑張りすぎると繁殖するための場所が無くなり、生き残れない。 そこで次々に人に感染することでい生き延びようとしています。

 しかしながら、人間は新型コロナウイルスに対して抗体を作り出して対抗してきます。 ウイルスは同じことを繰り返すだけでは、感染できなくなってしまいます。 そこで抗体に打ち勝つ策が必要となってきます。 これが偶然起こる変異です。 変異を起こすことで感染スピードを上げる、または抗体が効かないような体質になることを目指します。
 今はやっているイギリス型変異ウイルス(N501Y)は、感染力が従来型より、25~40%高いと言われています。 現象として出てきているののは、従来型より少量でも感染する力がある。 そのため3密でなくても1密でも十分感染できるようにバージョンを上げて来ています。 そして人間も老若男女を問わず、感染するようになっています。 結果として、当然重症化率は高まり、重症化速度も高まっています。 学ぶべき点は、変化をし続けている点です。 変化のスピードが遅いと抗体をはじめ、人間の感染対策で封じ込められ絶滅の危機を迎えます。 変化に対応するということは、回りの環境に抑え込まれない体制を維持するということです。

 業界で言えば、一度成功した施策を繰り返し同じことをしていることが変化に対応していない姿となります。 もちろん変化をしていても周りの環境(お客様)から変化の認識されなければ、対応していないとなり、 新型コロナウイルスで言えば、生き残れない変異ということになります。
 業界では、この典型が新台入替のような気がします。 ちょうど変異が2週間に1回ぐらいの割合で発生しますが、新台入替もサイクル的には似てるように思います。 新台入替がお客様の来店動機となるレベルまでに達していないのであれば、新型コロナウイルスから見ると変異に失敗しているということになるのでしょう。 新型コロナウイルスの脅威は抗体ですが、店舗運営の脅威は飽きです。 施策が飽きられる、慣れてしまって刺激が無くなれば、環境(お客様)に封じ込められたと同じことです。

 継続的に変化していくというのは、店舗にとっては継続的にいろいろな施策を考え出していくことです。 そして一旦上手く行った施策でも、1か月後には飽きられてしまうと考えて、さらに改良を加えたり、別の施策を考えることを意味します。 みなさんも、これは凄い効果があると思った施策がいつの間にか愚策になり、お客様から見向きもされなくなったりしたことはありませんでしょうか? 同じ手を打ち続けることでは生き残れないのは、業界もウイルスも同じなのです。 複雑系の科学をご存知の方が、そうだろうと頷かれると思います。

 もし、天に神様がいて、
「今回の新型コロナウイルスは、あなたの経営力を上げるための階段です。 変化し続けて下さい。 大変かもしれませんが、登れば足腰が鍛えられて、アフターコロナで飛躍できます」
と言われていると思って、頑張ってみるのも悪くないと思います。
 ものは考えようです。
「今回の新型コロナウイルスは、神様がパチンコ人口を減らすのを目的としている」 と思うよりも、よほど力が出るのではないでしょうか。
 頑張って変化に挑戦し続けてください。 その中からアフターコロナの勝ち残りのヒントが見つかるのではないでしょうか。

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 大学生の児童養護施設支援活動をヒントにする!

 ニュースを見ていると児童養護施設に本を送る活動をしている大学生が紹介されていました。 クラウドファンディング方式で、自分が読んで「人生で最高の1冊」と感じる本の紹介とそういう本を購入費の寄付を募っているというのです。

 パチンコ店の中には児童養護施設へ端玉景品等を寄付をしたり、施設の行事などに参加しているところがあります。 支援の形は様々ですが、この大学生の本を送るという発想は、児童養護施設への支援の形をいろいろ考える上で大いに参考になります。 子供達の成長に必要なものはお菓子ばかりではありません。 本を読むことで、自分の生き方のヒントを得るかもしれません。 また、自分が今抱えている悩みに光を与えてくれるかもしれません。
 もちろん、子供達に必要なものは、お菓子や読む本だけではないと思います。 本は本でも、マンガ本もあると思います。 ”人生を変えるマンガがある”というようなキャッチコピーをしていた出版社もあります。 「宇宙兄弟」や「キングダム」などこれからの人生を生きていくうえで役に立つかもしれません。 特に「キングダム」は孤児から成りあがっていくストーリーなので、子供たちに人生を生きる勇気を与えるような気がします。 こんな有名なものでなくても、個人的に感動したようなものは、いろいろとあるのではないでしょうか。
 お菓子や本、マンガ本以外にも、知育ゲームなども小さいお子さんには良いかもいれません。 それから体力面ではスポーツ用具も必要とされているかもしれません。 子供成長に必要なものを提供するということでは、いろいろなニーズがあると思います。

 もし、これから児童養護施設などへの支援を考えているのであれば、お金や端玉景品の寄付以外にも、 いろいろな支援ができる可能性があるこのに気づかれると思います。 ここで大切なことは、パチンコ店が児童養護施設を支援するというスタンスでは、あまり発展が望めないということです。 そうでなく、パチンコ店が触媒となって、社会の人が子供問題に関心を持ち、地域の人が応援するというスタンスです。
 その時に先ほどの大学生のやり方がまた参考になります。 それは、”自分が読んで「人生で最高の1冊」”という部分です。
 本を何でも贈るという行為は、ただモノを贈るというモノクレ行為です。 しかし、自分が読んで、これは一番いい本だ、だから贈るという行為は、自分の想いを相手に伝えるという行為です。 そのメッセージとともに贈られたモノは、ただのモノではなく、想いです。 私は広い意味での愛だと思います。
 子供に必要なのは親の愛とよく言われます。 もちろん、それに代わるようなことはできないですが、社会の多くの人があなた達に関心を持っているよ、 応援したいと思っているよ、ということを伝えることは、生きる力を与えるものになるのではないかと考えます。

 地域密着型店舗やコミュニティホールを目指されているホールでは、 いろいろな地域貢献活動や社会貢献活動をされているかと思います。 この大学生の活動はそういう活動のヒントになるのではないでしょうか。 もちろん、この大学生が立ち上げているプロジェクトに参加するのも一つの方法です。
 それとは別に、この活動をヒントに、自店でもお客様からメッセージとともに本を寄付してもらって、独自に児童養護施設に持って行くということも可能でしょう。 毎月、お菓子を持って行かれているところなら、予め施設長の方とお話をして、本の種類や対象年齢などを設定できるかもしれません。 お客様に対しては、施設長のお話を基に、今回募集する本がどのような本か丁寧に説明し、お客様に協力してもらうことも可能ではないでしょうか。 お客様を上手に巻き込み、お客様と一緒に地域貢献や社会貢献をすることは、素晴らしいことだと思います。

参考資料:「人生で最高の1冊」を 児童養護施設の子どもたちへ

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 マスコミが作るおかしな問題?を反面教師とする!

 現在、日本ではワクチン接種をいかに迅速に行うかに関心が集まっています。 諸外国に比べワクチン接種が遅いというのは、ほとんどの日本人が持っているイメージではないでしょうか。 ワクチン接種を2億7千万回以上行ったアメリカでは、マスク無しでも大丈夫という宣言がなされたなどというニュースも紹介されています。

 菅総理が7月末という目標でワクチン接種を進めていますが、高齢者への接種のし始めということもあって混乱しています。 マスコミが取材をして、現状を伝えていますが、テレビなどを見ていて、 このテレビ局を何を考えているのだろう!?と思うことがあります。

 今回強くおかしい!と思ったのが、17日から始まった大規模接種会場への予約の申し込みのニュースです。 アナウンサーが「予約開始から僅(わず)か26分で予約枠が埋まってしまいました」と言い、 次に予約をしても中々つながらない高齢者夫婦の苦心して予約する姿を流し、 「かなかな繋(つな)がらない。つながっても予約が取れなかった」と苦労を伝えています。 恐らくテレビ局では、「つながらない=問題」「予約が取れない=問題」と言いたいのでしょう。

 しかし、よく考えて見て下さい。 何万人も高齢者がいて、一斉に予約の電話やサイトを開くので、繋がらないのが当たり前です。 一斉に繋いでスムーズなほど、回線や人を配置するなどは不可能です。 もし、可能としても1日のワクチン接種には制限があるので、 接種をはじめて、すべての人がすぐにワクチンを打てるわけでないのは自明の理です。

 したがって、マスコミの役割としては、ワクチンの数は十分あるので、 「焦らず予約をしてください。 当初は予約が殺到しますので、了承しておいてください」 というべきです。 それを予約して「すぐ繋がらないのが問題」「予約が中々取れないのが問題」として取り上げ、国民の不安を煽っているのです。 菅総理の打ち手が遅いので、何でもケチをつけたい気持ちは分からなくもないですが、 高齢者を煽り、事態を混乱させてどうするのでしょうか。 そんなマスコミは実質的に害があるのではないでしょうか。

 そんなことより、ワクチン接種に関して、多くの高齢者の方が副反応を恐れず、前向きに申し込みをしようとしていることを正しく評価すべきです。 そして、焦る必要がないことを伝え、ワクチン接種の意欲を高めるための報道をすべきです。 実際問題としてこのワクチン接種での一番大きな問題は、接種者が集まらないことです。 現在は、接種したい人で予約が埋まっていますが、接種をしたくない人がどれだけいるかがまだ分からないことです。 接種したくない人が多ければ、集団免疫の獲得が難しくなります。 アメリカなどでは接種率を上げるために、ハンバーガーを配ったり、州によっては宝くじに当たるようなことまでしています。

 問題は形成できますが、害になる問題形成は、それこそ百害あって一利なしです。 ホールで例えればどうなるでしょう。 新店舗のグランドオープンで人が集まって立ち見が出る状態です。 この時、立ち見が出て座れない人がいるから、このオープンは問題だというようなものです。 それを社長に言いに行ったらどうなるでしょう。 みなさんはだいたい想像がつくと思います。

 このブログを読まれているほとんどの方が会社で問題を作り、解決のための施策を作られている方と思います。 まずないとは思いますが、今回のような「予約が殺到して問題です」のような問題の作り方は、 ピントがズレているので、気を付けて下さい。

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 新型コロナの重症患者の発表数値から思うこと!?

 ニュースを見ていて気になることがありました。 それは新型コロナウイルスの重症患者の数値の発表の部分です。

「今日の新規感染者は〇〇〇〇人です。
 昨日より少なくなっています」
「新型コロナによる死者数〇〇人です。
 昨日より少なくなっています」

 新規感染者や死者数が少ない時には、少しほっとした感じや、良かった感をアナウンサーやキャスターなどが出しても何も思いませんが、重症患者数だけは別です。

「重症患者数が〇〇〇人です。
 昨日より少なくなっています」

と言ってほっとした感じを出されると、この人は何を考えているんだろうと思ってしまいます。

 新規感染者と死者数は少なければ少ないほどベターです。 しかし、重症患者数は少なくれば単純に良いことかと言えばそうではありません。 大阪は今もそうですが、重症患者が多くて大変な状況になっています。 だから重症患者が少ないに越したことはありませんが、 問題が患者が減少する原因です。

 本日の重症患者数=昨日の重症患者数 + 新規の重症患者数
               - 重症が改善された人 -死者数

 減った原因が、重症が改善された場合は喜ぶできことですが、 死者数が増えて減少した場合は、喜ぶことはできません。 数値は大切ですが、その背景にあるものはもっと大切です。

 実はあるテレビ局のアナウンサーが、重症者数が少なくなっていますが、 お亡くなりになっている方もいらっしゃるので、単純に良かったとは申せませんと言い、 重症者の方には一刻でも早く良くなりますように頑張っていただきたい、といような話をしていました。 この夕方のニュースを聞き、『数字を語る時は、こういうふうな配慮をしないと誤解を招くことになる』と思って聞いていました。

 みなさんも毎日数値を確認されていると思います。 数値の背景を知ることで、良くなっているのか悪くなっているのか判断することが可能です。 死者数の増加による重症患者数の減少を単純に喜ぶようなことがないようにしたいものです。

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 『さざ波』ツイートを反面教師として掲示物を作る!?

 高橋洋一氏の『さざ波』発言が今週問題となりました。 下記が問題となった高橋氏のツイートです。 グラフがメインになっていますが、グラフは日本と外国の新規感染者の推移のグラフです。 ちなみに日本が分かるように赤でマークをしておきました。 みなさんはこのツイートを見てどう感じるでしょうか。

 グラフを見ると、日本の新規感染者は一番底辺を這(は)うようなグラフとなっています。 いつも見慣れている日本の感染者のグラフは下です。 上記のグラフとかなり印象がちがいますよね。 その理由は、グラフのレンジが違うからです。 国内のモノはMAXが1万ぐらいで表しています、 だから凄い山を形成しているように見えているのです。 実際テレビのワイドショーでも、「凄い山ですよね」という言い方をしています。 それを世界で比較すると、他国の新規感染者数が多いので、そこに比べると『さざ波』に見えるという意味合いです。

 比較対象すれば、『さざ波』に見えると言えば見えます。 だから五輪を中止にすると世界の人々から笑われるのでしょうか? 世界の人々は笑うのでしょうか? 「日本人の感染者は1日に1万人も行ってないじゃないか。それで五輪を中止なんて笑っちゃうね」と言うのでしょか? もしかしたら、高橋氏の回りはそういう人が多いので、事実として書いたのかもしれません。

 高橋洋一氏は何を意図してツイートしたかは知りません。 目的は批判を浴びるためではなかったようです。 少なくともこれくらいの感染でビビっている日本人に、世界に比べたら全然ましな状況と言うのを伝えたかったのかもしれません。 世界と比較して少なければ、五輪開催の要件は満たしている?と言いたいのかもしれません。

 さて、問題は一般の人がどう受け止めるかです。 主張は自由ですが、それをどう受け取るかは、受取側の自由です。 受け取り方が自分の意図と違うと言っても、後の祭りです。 ポスターやイーゼル、POPなどで文章をつくることも多いと思います。 文章までいかなくても、絵と文字でお客様に対して伝えたいことを書いていると思います。 しかし、意図通りに伝わっているかは別物です。 掲示物が意図通りに伝わっているかチェックをして確認することが大切です。 もし、お客様に見た感想を聞いて、意図したものでなければ、すぐに修正するのがベターです。

 高橋氏のツイートは正しいのかもしれません。 少なくとも非難を浴びるために書いたものではありません。 しかし、非難が殺到しました。 みんさんもポスターなどの掲示物をつくる際に、今回の高橋洋一氏のツイートを反面教師として、覚えておくのはどうでしょうか。

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 「潮干狩り」はイベント!からいろいろ考える!?

 昨日、夕方のニュースを見ていて思わず笑ってしまいました。 そのニュースは関西のニュースで、兵庫県たつの市の新舞子浜で潮干狩りがようやく始まるというものでした。
 インタビューでようやく再開ができる喜びを話していましたが、 この潮干狩りは緊急事態宣言の休業要請にしたがっていたのですが、支援金は出ないということでした。 その理由について潮干狩り開催の責任者のような方にインタビューで訊いていたのですが、 県に問い合わせたところ、「潮干狩り」はJリーグやプロ野球と同じ、イベントに分類されるからというものでした。 イベントに関しては支援金はでないということで、 県の担当者のよると『イベントは基本的に休業のお願いですが、無観客でなら営業可能です』という回答だったそうです。

 この話を聞いて思わず笑ってしまいした。 無観客でやる「潮干狩り」って何なのか? 貝を砂浜にバラまいて、海の家をオープンしするだけ、そして誰もいない! 誰がそんなことをするのでしょうか? そんな光景をYouTubeでライブ配信して、誰がみるでしょうか? そもそも「潮干狩り」ってイベントなんでしょうか? 大型商業施設と同じ分類の方がしっくりくるように思いますが・・・。 みなさんはどう思われるでしょうか?

 貝を採らない「潮干狩り」なんて考えられないですよね。 貝を採らないと、「潮干狩り」にならないので、「潮干狩り」というイベントを開催するためには貝を採らなければならない。 すると貝を採る人は、野球選手やサッカー選手と同じと考えられます。 そうです。 イベントを作る側です。 「潮干狩り」を見る人は観客なので、無観客なら可能ということは、 「潮干狩り」に来た人全員が貝を採れば観客はいなくなり、問題ないのでは?と考えることもできるのではないでしょうか。 潮干狩りの責任者の方は、ただ困惑していただけでしたが、人によっては「何故イベントなんだ」と県にクレームを言うのではないかと思いました。

 コロナ禍で余裕がなくなっている人間が増えています。 普段は気にせず笑って済ませることでも、余裕がなくなってくると、 指示されることで、分かり難かったり、自分の考えと違ったり、不都合が出てくると思わず反撃をしたくなってしまいます。 そう言えば文化庁と東京都ももめていますよね。
 そう考えると、お客様に出す感染防止のためのお願いなども、 なるべく分かりやすく、お客様が納得しやすいものにすることが、求められているのではないでしょうか。

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 意思疎通は言葉の共通の意味付けから!

 最近、言葉の意味が変化しているのでしょうか、聞いていて言っている意味が、よく分からないことがままあります。 その中で気になるのが”政治的判断”とか”これは政治の問題です”などと、 テレビの司会者やジャーナリスト、コメンテータ?などが、政府の政策判断について口することです。

 例えば、緊急事態解除の宣言の話でも、これは政治的な判断を菅総理がしています、などと最もらしく言います。 オリンピックの問題も同じような論調です。 新規感染者数が減少しない中で、オリンピックを開催するかどうか、政治的な判断をしています。 などとも言います。

 それでは政治的な判断などと使われている、この”政治”とは何でしょうか?
 インターネット(ニコニコ大百科)で調べると 政治とは「政治は、一般的に国家または地域を統治することなどを意味する。 また、社会やその環境をよくしようとする働きのこと。 人が集団生活を行う上で避けて通れない利害関係や権利の対立を調整し、集団の秩序を作る・または変えることを指す」 などと書いてあります。

 この文章から見る限り、政治的判断とは、日本の場合、日本政府が国民の最大限の幸福を目指し、意思決定をすることになるとは私は思います。 もちろん、その中に利害の濃淡はあるでしょうが、少なくとも政府は出来る限りの人が、幸せに暮らせるよに考え、行動を起こすことです。

 しかしながら、先ほど挙げた司会者たちなどからは、菅総理がどうすれば国民の為になるか悩んでいるというような話はあません。 その代わり、補欠選挙があるからとか、都議会選挙がある、衆議院選挙を控えている、総裁選があるなどから、 緊急事態宣言の解除は先に延ばされるとか、早められるなどと言っています。 そして「これは政治的判断をするしかないでしょう」などと言っている。

 テレビで商売をしている多くの人にとっては、政治と党利党略が同じに見える?のでしょう。 テレビでニュースやワイドショーなどを見ていますが、 これまで、”党利党略”の視点からの判断をやめて、”政治”をしてくださいと言っているのを聞いたことがありません。 第一目標が国民の最大限の幸せでなく、党利党略が中心なので、国民にとって分かりにくい政治(政策)になっていると、 メディアがもっと指摘したら良いと思うのは私だけでしょか。

 こんなことを言っていると、 「言葉は生き物で、時代とともに変わっている」と言われそうですが、 政治家ではなく政治屋が大多数を占めている昨今では、そうなのかもしれません。 しかし、これではマズイのではないでしょうか?

 民主主義の大前提は、国民の間で意思疎通ができることです。 言葉の意味付けが違っていては、正確な意思疎通はできません。 しかし、実際には言葉の意味の微妙な違いが出てくる状況は結構みられます。 原因としては、世代間ギャップというモノがありますし、同世代でも育った環境の影響もあるかもしれません。 もちろん、それは大抵は微妙な差なので、気づきにくいとは思いますし、通常あまり問題は生じません。
 試しに、会社の経営理念などがある場合、その用語の意味を聞いてみるとよくわかると思います。 例えば、よく使われる「信用」や「社会貢献」など、結構個人差が出てくるものです。 会社などでは定期的に、本当に同じ意味で同じ用語が使われているか、確認した方が良いのではないかと、”政治的判断”という言葉を聞くたびに思います。

 みなさんの会社や店舗でも指示したことが出来てない、指示していたことと違う対応をお客様にしているというようなことがあるなら、 使っている用語が、本当に同じ意味で使われているのか、スタッフに一度確認した方が良いかもしれませんね。

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 今こそ新型コロナウイルス対策を改めて考える!

 新型コロナウイルスの感染がなかなか治まりません。 新型コロナウイルスの感染の拡大と経済活動は反比例しますので、 なるべく感染を抑制する必要があります。

 最近、テレビなのでは3密を避けて感染する、2密でも危ない、ケースによっては1密でも感染すると警告をしています。 子供が働いている東京では、身近に感染者が出ていると早くから聞いており心配していました。 昨日、法事で大阪に勤務している甥と会ったので、大阪の状況を聞いていると、 とうとう同じフロアーの中で感染者が出たと言ってました。 幸い甥は濃厚接触者とならず、通常の生活をしていますが、感染のトラップはいつ踏むかわからない状態です。 政府も感染対策を継続し、ワクチン接種を急いでいますが、 そこまでやはり国民の1人ひとりが頑張って感染予防に努める必要があります。

 このホームページのコロナコーナーにも書きましたが、 感染者の中に、特に無症状感染者の中に、エアロゾル感染を可能とする量のウイルスを出す人がいることが 世田谷区の感染者78人の調査から分かってきています。 調査を監修したのは慶応大学の医学部の西原広史教授です。

 表を見てもらうとお分かりのように、78人の無症状感染者の約3割が、 非常に多量の新型コロナウイルスを出すことが分かっています。 世田谷区の無症状者を無作為に選んでいると思いますので、 他の地域でもだいたいこの確率で、非常に感染危険性のある無症状者がいるのではないかと思っています。 このような人の近くでは、マスク使用をしていても感染確率はかなり高いということになります。 これまでの濃厚接触者の基準である1m以内15分ではかなり危ないように思います。

 特に怖いのが、密閉空間です。 なぜなら、感染力が強い人がその中にいると、呼吸をするたびに空気中に漂うウイルス量が増幅されるからです。 個人的には北海道で感染者が多いのは、北海道の住宅の気密性がたいからです。 そのため、少し換気を油断すると、感染する量のウイルスが空気中に溜まってしまうのではないでしょうか。 変異株の感染力は強いと言われています。 十分気を付ける必要があります。

 単純に感染は一定量のウイルスを吸い込むことで起こります。 式で考えると次のようになります。

◎感染 = 感染必要量のウイルスを吸い込むこと

◎空間ウイルス量=(感染者のウイルス量×体外排出率×人数)×空間残存量

◎ウイルス吸込み量 = 空間ウイルス量 × 個人感染予防策(マスク等)

 まず全体としては、空間ウイルス量を増やさないことです。 そのために一番は「感染者」のいないところに行くのが正解ですが、無症状感染者がいるのでそれは無理です。 少なくとも日本人はマスクの習慣があるので、ウイルスの「体外排出率」はある程度抑えられているということになります。 しかし、お酒を飲むなどして、大声で話すとこの「体外排出率」が高まるので、国も自治体もこれを目の敵にしています。 「黙食」の徹底もあるでしょうが、国も自治体も国民には無理だと判断しているようです。
 そして「人数」が多くなると濃度は高くなります。 もちろんこれは、一定の確率で無症状者が含まれているという前提です。 だから人が集まる「密集」はさけるというこになります。 「5人以上の会食はダメ」などと言われていますが、4人は良くて5人はなぜダメかという人がたまにいてますが、 単純に少ない方が、無症状感染者が入り込む確率が少ないと言うだけです。 大規模なPCR検査などをしない日本国では、仕方がないでしょう。
 そして、空気中に吐き出される飛沫、空気中に漂う飛沫(「空間残存量」)を減らす活動が「換気」です。 そしてなるべく空間ウイルス量の多い空間に近づかない活動が「ソーシャルディスタンス」です。 しかし、このソーシャルディスタンスも部屋の中にウイルスが充満していては意味がありません。 だから、「換気」はより大切ということになります。 くれぐれも、飲食店などに行かれるときには、「換気」が出来ていかチェックされることをおススメします。
 最終的には、個人の感染予防策となりますが、あくまでも空間ウイルス量が一定化が前提となります。 なぜならマスクのウイルスカットは100%ではないからです。 そう言うことでは、不織布マスクがウレタンマスクや布マスクより、感染防止に優れています。 ファッションも大切ですが、場所によっては不織布マスクに変える、或いは不織布マスクを重ねて二重マスクもよいと思います。

 しつこいようですが、感染防止の本質を掴んで感染防止対策を強化してください。 お昼のテレビに出てくるいい加減なコメンテーター?が「飲食店でのお酒はなぜダメなんですか?」 「コンビニではお酒を売っているのに!」などとぼやいてました。 このような人は少ないと思いますが、感染拡大が治まらないこの時期、改めて感染防止策を確認するのも良いと思います。

 ワクチン接種の前に、新型コロナに感染してしまうのは何か残念な気になります。 新型コロナウイルスは変異株の出現で危険度がアップしています。 みなさんもくれぐれも、新型コロナにお気をつけください。

関連資料:無症状感染者の新型コロナウイルス量に大きな違い
関連資料:14種類のマスクの飛沫防止機能を実験で確かめる!

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 政府のコロナ水際対策を参考にして危機対策を考える!

 現在、インドでは新型コロナウイルスの猛威は大変なものになっています。 5月6日時点で1日の新規感染者は412,262人と40万人を超えています。 インドの人口は日本のおよそ10倍なので、日本で1日4万人以上が感染している状態です。 現在日本で感染拡大が止まらないと騒いでいますが、直近1ヶ月で一番多かったのが、4月29日で5794人です。 ざっくり比べると日本の71倍大変になっているということです。

 インドがこのような状態になった主要な原因の1つとして、インド特有の新型コロナウイルスの変異株が取り上げられています。 インド在住の日本人も160人以上が感染している、またその中の1人がお亡くなりになったという情報も各テレビ局でニュースで取り上げられています。
 そしてニュースの中には、このインド株と言われる変異した新型コロナウイルスは、 日本人の6割が持っている白血球の血液型の免疫システムをすり抜けることが、 東京大学や熊本大学の研究で新たに分かったと報道しています。
 つまり、このインド株が日本に上陸すると、今以上にたいへんな事態を招く可能性が高いことを示しています。 恐らく大阪で問題となっている現在の医療崩壊が、まだ十分医療を受けられている天国のように見える状態になるだろうということです。

 そこで誰もが思うのが、このインド株を日本に入り込まないように対策を打つ必要があるということです。 まだインド株が日本に入ってきているかわからないので、様子を見て、インド株が本当に入ってきたら対策をしようなどという人は少ないと思います。 それでは日本の政府の水際対策はどうなっているのでしょうか? (4月26日時点で、インドに対し入国制限をしている主な国、英国、シンガポール、ニュージーランド、アラブ首長国連邦、インドネシア、カナダなど)

 現在(5月7日)、インドからの入国者に対する水際対策を強化するための検討に入っているとのことです。 これまではどのようにしていたかというと、 「帰国後 3日間 指定宿泊施設に留まり、検査が陰性ならその後は11日間の自宅待機」 を原則としています。
 強化案では、「帰国後3日間」を「帰国後6日間」にしようか、いっそ「帰国後14日間」しようか、あるいは「入国停止措置」にしょうかと3つの案を検討しているそうです。

 恐らく問題になるのは宿泊施設の確保でしょう。 宿泊施設が確保できるなら、14日でも良いけれども、6日が無理のないところじゃないか。 宿泊施設の確保ができないなら、しかたがないので入国をお断りしようか。 などと検討をしていたらどうでしょう? もし、こんな検討を政府がしているとしたら、あなたはどう思いますか? できることをできる範囲でやる。 それはただの対応であって、目標を達成するための戦略的対策ではありません。 実行は可能ですが、それで目的は達成するのでしょうか?

 ここに多くの人が陥る罠があります。 できることをできる範囲でやることで、頑張っていると自己満足してしまうという罠です。 店舗運営でも、制約はいたるところにあります。 新台も買い放題、出玉もやり放題、それに優秀なアルバイトも雇い放題、という店舗は滅多にないのではないでしょうか。 多くは制約があり、やりたくてもできないことが多い。 しかし、その制約は手段について制約です。 それに甘んじてしまうと、何のために施策をしているのか分からなくなります。 会社や店舗責任者の責任は、目標を達成するためにあらゆる努力をすることにあります。

 もし、制約条件があるからその範囲でという考えであれば、目標を達成することは難しいのではないでしょうか。 もし、政府の水際対策がそのレベルでやっていたらどうなるでしょう? もしかしたら、インド株による第4波が来るかもしれません。 みなさんは、政府は国民の命を守るために、一見不可能なことも知恵を出して、可能にしてもらわないとダメだ思うのではないでしょうか。 では、もしあなたが社長なら、店長は会社と従業員の生活を守るために、一見不可能なことも知恵を出して、可能にしてもらわないとダメだ思うのではないでしょうか。

 政府の水際対策は、すでに遅すぎるという声が上がっています。 インドには約1万人の日本人が住んでいます。 当然、日本への一時帰国を望む人も出てくるでしょう。 インド経由で日本にくる外国人もいます。 ビジネスでインドに出張している人も結構います。 それにしても政府の水際対策、しっかしして欲しいと思います。

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 マイクロツーリズムで地元を散策し、運営に活かす!

 大阪や東京などに緊急事態宣言が出され、今回の大型連休も多くの人が、遠くへ出かけることなく、近場で過ごされたようです。 星野リゾート代表の星野佳路さんは、新型コロナ直後から、マイクロツーリズムに取り組むべきと言われています。

 マイクロツーリズムとは、自宅から1時間から2時間圏内の地元または近隣への宿泊観光や日帰り観光を指す言葉です。 遠くへの移動ができない今、マイクロツーリズムで地元の特産品を味わったり、地域の文化を体験したりすれば、地元の良さに改めて気付かされるというのです。
 この取り組みは地域密着型店舗を目指すホールにとっては、とても大切なものです。 地域密着の店となるベースは、何と言っても地域を知ることから始まります。 そうですよね。 自店のある地域がどんなところか知らない、まったく関心もないのに、店長が地域密着店を目指しますと言っても、まずスタッフがついてこないでしょう。 スタッフが店長に「分かりました」と言ったとしても、店長が無理して地域密着をしようとしているのが分かったというレベルなのではないでしょうか。 これではお客様がこの店は地域密着店だとは感じないでしょう。 地域に関心があるから、地域に対して好感を持つから、地域密着の経営ができるのであって、それが無ければ地域との連携などできるわけがありません。

 ではどうすればいいのか。 コロナ禍ということで、先にあげたマイクロツーリズムを実践してはどうでしょうか。 近場を歩くだけでも得るモノがあるかもしれません。

 私はこの連休の4日に運動を兼ねて近くを家内と散策しました。 まず、混まないように11時に近くの商店街で食事をしました。 「がんこ」というとんかつ屋さんに行ったのですが、入り口でアルコール消毒と検温、 中に入るとテーブル席の間には、天井から透明なシートが下りていました。 奈良は最近100人前後の感染者が出ているので心配していましたが、感染対策をキッチリやっているので安心でした。

 食べ終わって向かったのは『多聞城跡』です。 NHKの『英雄たちの選択』で戦国武将の松永弾正が特集されたときに、近くに城跡があることを知っていたので、実際どのよなものか見に行きました。 そして、近くに奈良少年院跡(網走刑務所のような明治の建築物)があるので、そちらも見学しました。 マイナーなところなので、観光客はあまりいません。

 そしてコスモスの花で有名?な『般若寺』を一目見ようと歩いていると、住宅街に小さな牧場がありました。 『植村牧場』と書いてあり、家内は知っているようで、テレビで見たことがあると言っていました。
 小ぢんまりとした牧場で、牛の匂いがします。 ソフトクリームを売っていたので買って食べました。 ここも人は数人しかいないので、閑散とした感じです。 その後、般若寺に行き、それから歩いてきた道を戻り、近鉄奈良駅で買い物をして帰りました。 さすがに近鉄奈良駅前の商店街は、奈良公園や大仏殿に行く観光客がいましたが、 それ以外は連休だというのに閑散としていました。

 家に帰って家内が『植村牧場』についてインターネットで調べていました。 調べて見ると奈良で一番古い牧場であること、 そして牛乳は何と宮内庁御用達であることがわかりました。 皇族の方が奈良に来た時には、植村牧場の牛乳が出されるのでしょう。
 そして一番の発見は、この牧場が知的障害者の雇用に、積極的に取り組んでいるというところでした。 当初は人手不足のおりに障害者施設から頼まれて、しかたなく始めたそうですが、 現在は積極的に取り組んでおり、障害者それぞれの得意とするものを仕事に活かすように働いてもらっているということでした。 植村牧場でソフトクリームを食べたのですが、1個450円は高めだなと思いながら食べていたのですが、 会社の運営内容を知って、そんな思いは吹き飛びました。

 障害者支援など社会に貢献している良い会社で買い物をすることは、 その会社を応援しているのと同じなので、ソフトクリームを買って良かったと思いました。 ESG投資※などのように、社会に貢献する企業を応援する動きは、世界の流れとなっています。
 モノを買いというのは、その会社や店舗を応援するのと同じことです。 若い世代からそういう意識を持った人が多くなって来ていると言われています。 パチンコ業界もそういう意識で店舗選びをしてくる人も多くなってくるのではないでしょうか。 そんなことを思いながら、次に『植村牧場』に行った時には、牛乳を飲もうと家内と話をしていました。

 実際、近くを歩いて散策してみると新しい発見はあるものです。 もしかしたら、自店と提携ができる素晴らしい施設や企業、あるいは店舗が近くにあるかもしれません。 みなさんも今度のお休みにマイクロツーリズムをしてみてはいかがでしょか?

※ESG投資は、従来の財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資のことを指します。 特に、年金基金など大きな資産を超長期で運用する機関投資家を中心に、企業経営のサステナビリティを評価するという概念が普及し、 気候変動などを念頭においた長期的なリスクマネジメントや、企業の新たな収益創出の機会(オポチュニティ)を評価するベンチマークとして、 国連持続可能な開発目標(SDGs)と合わせて注目されています。(経済産業省のホームページより)

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 あなたの店舗はお客様の消費志向の変化に敏感ですか?

 5月の大型連休ですが、緊急事態宣言がでているので、なかなか旅行や観光に出かけることができません。 やはりテレビでも毎日のように連休中の人出の話をされ、新規感染者が減らない、まだ増加している。 大阪では重症になっても重症病棟に行けない。 自宅療養中の人の容態が急変し、死亡した、などと言われては、旅行や外食を控える人が多くなるのは当然です。 その影響で消費が変化してきているとよく言われます。 ニュース番組のWBSでも、結構な頻度でそういう消費の変化を取り上げています。

 ではどのように変化しているのかでしょうか。 旅行と外食の自粛からお金に余裕が出てきている人が多くなり、 自宅でプチ贅沢をして憂(う)さを晴らしているというのです。 それを裏付けるものとして、「酒のやまや」さんのインタビューを報道していました。
 例えば、ワインでは従来は1000円前後のワインが良く売れていたそうなのですが、 最近は2500円前後のものが良く売れるようです。 安くても1500円以上のワインが売れているそうです。 これまで1000円前後のワインを飲んでいた人が同じ銘柄のワンランク上のワインを頼んだりすることも多く、 別銘柄の高級ワインを試しに買う方も多いそうです。 「酒のやまや」のスタッフは、明らかに高級志向に変わってきてると言います。

 さて、みなさんの店舗ではどうでしょうか? お客様の消費志向に変化はないでしょうか? 「うちは同じです。だって景品イベントはいつもと同じだから!」 ということであれば、もしかしたらお客様の消費志向の変化に取り残されている可能性があるかもしれませんね。 もちろん、うちは商品は”松””竹””梅”と3つの価格帯を用意して、お客様の消費変化を捉えるようにしているというところは別でしょうが、 そうでない場合、お客様にとっては物足りない景品になっている可能性があります。

 景品イベントもいつものように、いつものものをしているというのでは、 お客様からこの店舗はわかっていないと思われているかもしれません。 特に大型連休はいらっしゃらないお客様来ている場合、プチ贅沢をしたいと思っているかもしれません。 会員管理をされている方は、もししたら来店記録が残っているかもしれませんね。 調べて見ると、今回の大型連休はそういう方が来ているかもしれません。

 出玉や新台だけに頼れないので、景品イベントをされている店舗も多いと思いますが、 従来と同じで大丈夫でしょうか? もし、いつもと同じものを仕入れたのに、人気が無いと言う場合、 これはマズイと感じ、改善策として今度はこれより低価格の商品を仕入れて、景品企画をしようと思っているとしたら、 もしかするとお客様に失望感を与えるかもしれませんね。 それを回避するためには、店内でスタッフが景品企画にについてお客様と会話して、お客様のウォンツやニーズを聞き出すことではないでしょうか。

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 WBS自身の感染防止対策の説明から学ぶ!

 WBSというニュース番組があります。 この番組では、2回目の緊急事態宣言の時に、メインキャスターをはじめ、解説キャスターなど、みなさんマスクを着けていました。 そして、番組の中でWBSという番組として、感染対策にどのように取り組んでいるかを話し、 視聴者に対して番組の中でのマスク着用に理解を求めました。

 私が見ている他の番組ではそのようなことは無かったので、感心しました。 また、番組でもろに感染防止対策に取り組むことで、視聴者に対して、感染拡大防止を一緒に頑張りましょうという 見えないメッセージを発信しているように思いました。

 今回、第3回目の緊急事態宣言にあたってはどうするだろうと見ていると、やはり番組の感染拡大防止について、説明をしてきました。 今回は、メインキャスターも解説キャスターもマスクをしていません。 その代わり番組の中で1分以上の時間を取り、メインキャスターの大江さんが、今回の取り組みを説明しました。

 まず、今回はマスクを着けないこと。 それに代わる対策として、テレビカメラをリモートで動かし、スタジオ内の人員を大きく削減したこと。 そう言って、テレビカメラを映し、カメラマンがいない中で、カメラが上下左右に動く様子を映し出していました。 また、出演者の回りに大きなアクリル板(高さ約2.5m)を置いて、飛沫が飛ばないようにしていること等を説明しました。 そして、最後に「今回はマスクを着用せずに番組を進行してまいります。 今後とも感染対策にはしっかり勤めてまいりますので、どうぞよろしくお願い致します」 と締めくくりました。

 感染対策をする企業や店舗は多いと思いますが、感染対策をどのようにしているのか。 また、強化したときにはどのように強化したのかをこまめに言うところは少ないのではないかと思いました。 感染対策を強化するのは当たり前とばかりに、強化をしてもあえてそのことを告げないところもあると思います。 しかし、それでお客様は感染対策を強化していることに気づくでしょうか? 実際、あなた自身が他の店舗(他業界も含め)にお客様として行って気づくでしょうか? よほど意識しないと、気づくのが難しいと思います。 気づかないということは、その感染対策はないのと同じです。

 お客様はお店に対して安心を求めています。 毎回、感染対策で工夫をした点を教えてもらうと、この店舗は新型コロナウイルスに対して意識が高く、 感染防止をしてくれているに違いないと思います。 そう考えると、感染対策強化の状況を伝えることは、お客様に安心材料を与えることになります。 また、WBSのようにマスクを外すという一見”感染拡大防止に逆行する”ような場合は、 告知をしないことで、逆に感染防止をないがしろにしていると揶揄(やゆ)されることも考えておくことも必要でしょう。

 WBSではこの取り組みを一晩だけではなく、その次の夜にも同様の説明をしていました。 告知するときは、徹底する。 告知が目的でなく、視聴者に周知させることが目的なので当たり前の話です。 しかし、当たり前のことが疎(おろそ)かになる場合もあります。 この辺も見習うことができるのではないでしょうか。

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 菅総理の高齢者ワクチン接種目標について考える

 菅総理から高齢者のワクチン接種を7月末に終わらせるというメッセージがありました。 このメッセージについての賛否両論はあると思いますが、 国のトップとしての意思表示としては悪くないと思っています。

 これまで安倍さんなどは新型コロナウイルスに関してあまり具体的な目標に関しては、言及しなかったように思います。 発言は抽象的な言葉が並べられ、「危機感を持って」とか「緊張感を持って」など、 当り前のことを誇張して語り、結局具体的な新型コロナ対策の方向性は示さなかったように思います。 菅さんもはじめは安倍さんの政策を継承しますという言葉に恥じず? 抽象的な話でごまかしていましたが、 ここにきて、期限を区切り、いつまでにこういうことをしますという、明言をされました。 これは評価すべきことではないかと思います。

 やはり、組織(国)のトップが何をいつまでにやるかを明言しないと話にならないと思います。 明言することによって、回りの人をはじめ、国民も考えるという行為に入ることができます。 問題構造学でいうところのあるべき姿の明示です。

 国民の中には無理なことを言っても困るという人もいるでしょう。 しかし、困ると思ったのは菅さんが明言したからですよね。 明言しなかったら困らなかったのにという人は、問題が内在しているのに気付いていないというだけですよね。 ではそういう人は、レントゲンを撮ったら癌が映っているから”けしからん”というのでしょうか? これと同じですよね。 問題があるということが分かることに価値があるのです。 もし、知らなかったらもっと大変なことになっているので、問題が出てきて良かったと言うべきでしょう。

 具体的な目標を示すことにより、実際にできるできないの議論ができます。 そして、目標をやり遂げるための工夫ができるようになれば、現状を切り開く能力が政府にあることになります。 これは会社や店舗でも同じです。 困難に遭遇したときに具体的な方向性を示すことが大切です。 ただ危機感をもてとか、一生懸命に頑張って欲しいと言われても何をして良いか分かりません。 みんなが知恵を出せる具体的な目標の設定が大切なのです。

 でも店長の中のには、そんな目標を設定しても、それを達成するための施策を自分で考えなければならないので、自分の首を絞めるだけという人がいるかもしれません。 確かに菅さんの周りには、具体的な施策を提言する人がたくさんいるので、菅さん自身にアイデアが無くても何とかなるかもしれません。 実際、菅さんに具体的にどうするのですか?と聞いても出てこないのかもしれません。 でも、菅さんの回りが動いて、いろいろな政策を出してくるだろうと思っています。 菅さん以上のブレーンを持っている店長や社長は少ないと思います。 だから、会社や店舗で意欲的な目標設定をするのは良いけど、後が大変と考える人がいるのも事実です。

 しかし、本当に自分ひとりだけで考えなければならないとしたら、これまで一緒に考えるスタッフを育ててこなかったということになるのではないでしょうか。 そう考えると、日頃の人材育成が大切になってきます。 定番の業務をこなすだけでは、困難に立ち向かう能力は育ちません。 日頃から少し能力より高めの課題を与えるなどをして、意識して能力を伸ばすことが大切ですね。 鬼軍曹とはまではいかなくても、上から見て毎年能力アップが感じられる程度のトレーニングは必要なのではないでしょうか。 逆に甘やかすと逆境では役に立たない人材になってしまうということになります。 また、能力はもちろんですが、一緒にこの店舗を良くしていきたい、この会社を良くしていきたいという気持ちを醸成することも大切になります。
 しかしこれらのことは、目標設定以前に大切なことであり、出来ていなければ目標設定とともに問題が顕在化されるということです。 そう考えると目標設定は、会社や店舗の問題点を明らかにしてくれるレントゲンのようなものと言えるかもしれません。

 現状を打破する目標を打ち出そうとすると、それに関連して、いろいろな問題が発生してきます。 しかし、それらは良くなるために意図的に発生する問題です。 ほったらかしにして発生する問題とは明らかに性格が違うものです。 菅総理の7月末までの高齢者ワクチン接種完了の目標設定は、ともかく建設的なモノであり、 大きな工夫が必要かもしれませんが、絶対不可能と言い切るものでもありません。

 菅総理の目標設定を見て、是非店舗や会社の目標設定の在り方の参考にして欲しいと思います。 もちろん菅さんの目標は、多くの国民からすれば不満もあるでしょうが、それに向けて歩んでいくことは間違いありません。 社長や店長がやると言っても、スタッフが動かない状況はよく見かけるので、これも参考になるかもしれません。 そして、無理だと言われていたものが、どのようにできる状態になっていくのか、その過程も、やはり会社経営や店舗運営に参考になるのではないでしょうか。

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 あなたにとって「こころを込める」とは?

 あなたの店舗では接客サービスに力を入れていますでしょうか?
「まごころを込めた超一流のおもてなし」
 接客サービスに力を入れている店舗や企業で、業種や業界を問わず使われている言葉かもしれません。 東京五輪を誘致するする時も、キーワードは「おもてなし」だったと記憶しています。

 接客サービスに関係している人はもちろん、そうでない方も「おもてなし」は大切だという認識の方は多いと思います。 「おもてなし」は接客サービスと類似しており、重なる部分も多いと思います。
「まごころを込めた超一流のおもてなし」
 みなさんにお尋ねしますが、このフレーズの中で最も大切なキーワードは何でしょうか?

 企業や人にとっても微妙に違いがでるかもしれません。 「おもてなし」をすることが最重要という人もいますが、そうでない「超一流」という部分が大切という人もあるかもしれません。 「普通のおもてなし」では差別化できないし、お客様も満足しない。 「超一流」であることに最大の力点を置きたいという企業や人がいてもおかしくないと思います。 でも、そうではない「まごころを込めた」とう部分が大切だという人もいるでしょう。
 それでは次の文章を見て下さい。
「まごころのない超一流のおもてなし」
 この文章を見て素晴らしいという人がどれだけいるでしょうか? 例え「超一流のおもてなし」であっても、「まごころ」が無ければ、それはただの演技であり、本当の意味での「おもてなし」とは呼べないという人もいるのではないでしょうか。

 「おもてなし」を受ける方はどうでしょうか? 「まごころ」が無くても、問題ないと思うのでしょうか? ”まごころの無いおもてなしをするホテル”と聞いて連想するのは、お客よりもお金儲けを優先するホテルとイメージを持つのではないでしょうか。 このとき「おもてなし」は金儲けの手段という位置づけにされているという感じがします。
 こころがこもっていないと相手が知るまでは、おもてなしをはじめ接客やサービスは、こころがこもっていると人は思いたがります。 その理由は、こころがこもっているということで、自分自身が相手から大切にされていると思えるからです。
 もし、提供される接客やサービス、おもてなしに、こころがこもっていないと知ったらどうでしょう。 あなたは提供される接客やサービス等を素直に喜べるでしょうか? 例えば接客やサービスが行き届かないことがあっても、こころを込めてやっていると感じると許そうという気になります。 しかしそうでない場合は、相手のミスを怠慢と判断し、不快になり、ミスを追求したい気持ちにかられます。

 このように考えていくと
「まごころを込めた超一流のおもてなし」
の最重要ポイントは、「まごころを込めた」ということになるのではないでしょうか。 おもてなしの中には「こころを込める」という意味合いが入っていると言う人もいるでしょう。 もし、そのことを意識して「おもてなし」という言葉を使っているとすれば、やはり「まごころを込めた」に反応するのではないでしょうか。 ここまで読んでそうだと思う方は「まごころを込める」、「こころを込める」ことの大切さを十分理解している人だと思います。

 接客やサービス、おもてなしを強化する店舗はあります。 そのとき「こころを込める」大切さについて話をし、これに力をいれている人がどれだけいるでしょうか? 力を入れているかどうかは、「こころを込める」という言葉に対して、自分なりの定義を持っているかどうかで判断できると考えています。 なぜなら、自分なりの定義が無ければ、「こころを込めて接客してください」と言っても、聞いている社員やアルバイトは具体的に何をして良いかわからないのではないでしょうか。 だから、「こころを込める」ということは具体的どういうことなのか話しているはずです。 ということは、自分なりの定義を持っているということになるのではないでしょうか。

 最近、「Vivy」という深夜アニメを見ていて、なるほどと思うシーンがありました。 アニメ自体は「女性型AI(人工知能)ロボット」が主人公の物語です。 主人公が第三話で宇宙ホテルでアルバイトをしている時に、支配人をしている女性型AIロボットのエステラに尋ねます。

「エステラ、あなたにとって、こころを込めるってどういうこと?」
 急に言われて戸惑っていると
「ここのCMにあるでしょ。まごころを込めた超一流のおもてなし・・・」
と主人公が続けます。それに対してエステラは答えます。
お客様に笑顔になって欲しいと願うことかしら・・・
 そして続けます。
「だから、わたしは笑顔でいるの・・・」

 この会話を聞いてAIが心を語るのでAI?らしくいないと思いながらも、エステラという女性型AIの答えを素晴らしいと思いました。 恐らくアニメの作者は接客やサービスについての造詣が深いのでしょう。
 接客業している会社の中には、「笑顔」が大切と、とにかく笑顔の訓練を機械的させるところもあります。 機械的に訓練された「笑顔」のある人間、この方がよっぽどロボット的ではないでしょうか。 もちろん、『形』は大切ですがこころが込められてない『形』は何故か空(むな)しさが残ります。 やっている本人は楽しくないし、受ける人も楽しくないのではないでしょうか。

 それでは最後に質問です。 あなたにとって「こころを込める」とは、どういう意味なのでしょうか?

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