□□□ 2025年 2月の目次 □□□
■イーロン・マスク氏の問題メールから考える!
イーロン・マスクさんと言えば、超有名人ですよね。
電気自動車(EV)会社のテスラを作り、宇宙事業であるスペースXを成功させ、ツイッターを買収し改革。
最近ではトランプさんのそばにいて、アメリカ政府の改革?に大ナタを振るっています。
マスクさんが最近やって話題になったことと言えば、
「先週、何をした?」メール事件ですよね。
メールには「先週1週間で達成した仕事5つ程度を箇条書きにして返信するように」と書かれており、
政府の全職員に仕事の成果を説明するよう求めています。
加えてマスクさんは、できなければ辞職と受け止めるとも発信しています。
もし、みなさんの上司にマスクさんのような人がいたらどうなるでしょう?
これは大変なことになる。
安心して働くことができない。
パワハラで訴えてやる。
しかたがないので、会社を辞める。
辞めると困るので、イヤイヤでも頑張るしかない。
というような人もいるかもしれませんね。
逆に、成果を上げる?そんなの当たり前じゃないか。
厳しいのは大歓迎!もっと言って欲しい。
これで停滞していた会社の改革が進む。
競合店との差別化を図ることができる。
という人もいるのではないでしょうか。
イーロン・マスクさんの実績は知っていると思います。
電気自動車で世界NO.1ですよ。
日本NO.1のトヨタ自動車は頑張っていますが、いまだにテスラの後塵を拝しています。
テスラができた当初、トヨタだけではなく、全世界の自動車メーカーに比べて、
ヒト、モノ、カネはありませんでした。
それがみるみる間の成長し、世界のEV市場を牽引していったのはみなさんもご存知だと思います。
もし、マスクさんが世界最高水準のトヨタ並みの仕事を要求していたとしたら、
どうなったと思います?
おそらく、今頃、倒産していたのではないでしょうか。
トヨタのEVは遅々としていることから、容易に推察できます。
既存の自動車会社と同じ発想の仕事のやり方では、ダメだということです。
勝ち残るためには、従来とは違うレベルでの仕事が求められるのではないでしょうか。
もしかしたら、今回の徹底的に成果を求めるという発想は、マスクさんの成功体験が裏打ちされているのかもしれません。
さて、パチンコ業界もだんだん縮小してきています。
このままではまずということは、多くの業界人が思っていることではないでしょうか。
でも、具体的に改善するための挑戦をしている店長やスタッフはどれだけいるでしょうか???
人手不足でそれどこではないと言っていると、さらに状況は悪化するばかりです。
マスクさんのメールの内容を知って、
反射的にプラス思考をすることが、今の業界に求められているのではないでしょうか。
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■応募者から選ばれるための付加価値づくりとは?
人手不足と言えば、どこの業界でも人手不足のようです。
先だってニュース番組WBSでは、バスの運転手の人手不足対策を取り上げていました。
その中で成功しつつある事例として「ウィラーエクスプレス」を紹介していました。
この会社は高速バスを運行している会社です。
この会社が人材採用対策で力を入れているのが研修です。
2024年5月にウィラーラボという研修施設をつくり、
3か月間泊まり込みで、接客や運転技術を学べるようにしたそうです。
大型免許の取得もできます。
この期間の宿泊費、光熱費、それにお米も無料ということで、実質的に手取りアップを謳い、
若者や未経験者を取り込む作戦を展開しています。
そして、これは面白いと思ったのが、高速バス運転手のことを、
『ハイウェイパイロット』という名称に変更したことです。
平山幸司社長はWBSのインタビューの中で、「運転手の○○さん」を「ハイウェイパイロットの○○さん」と呼ぶと、
ちょっと背筋が伸びると話していました。
特に若い人は、パイロットという名前で応募してくるようです。
この名前を変える手法は、東京ディズニーランドを筆頭に多くの企業で実施していますが、
バス業界では初めてではないでしょうか。
この会社ではバス運転手のイメージを変え、より多くの人から選ばれる職種にしたいという想いがあるようです。
そして、運転手の名前の変更と同時に始めたのが、『トップガン』コンテストです。
『トップガン』というヒット映画がありましたが、それに引っかけているのでしょう。
このコンテストはバスの速さを競うのではなく、緊急事態の対応力を競うコンテストだそうです。
高速バスも安全第一です。
その安全力を高めるためにコンテストをし、既存の従業員の誇りとモチベーションアップにも努めています。
優勝者には賞金100万円と『トップガン』という称号が与えられます。
もちろん、賃金アップ改革も並行して進めています。
このような取り組みが功を奏して、ウィラーのバス運転手は、2023年には5人増加し、
2024年以は13人増加しました。
2025年には30人の増加を見込んでいるそうです。
平山社長は、バス運転手に付加価値をどう作り出すかが、
企業側に求められている、とインタビューで答えていました。
働く人が、この会社に勤めることで、付加価値を上げていくというシステムを作ることで、
応募者から選ばれる存在となるという発想ですね。
みなさんの店舗ではどうでしょうか?
勤めてお給料がもらえるのは当たり前です。
競合店より自店に来てもらいたいと思った時、お給料という視点しかなければ、
どれだけ賃金を高く設定するかがすべてです。
最近、どの業界も賃金を上げてきています。
賃金だけでは苦しいものがあります。
そうだとすれば、働く人の別のメリット(付加価値)を作ることを考えてみる価値はあるのではないでしょうか。
例えば、学生をアルバイトで採用したいなら、接客サービスの貴重な経験ができるとして、
接客サービスの認定制度を作るのも良いかもしれません。
学生が就活をするときのキャリアの一つにできると知れば、学生が振り向いてくれるのではないでしょうか。
スターバックスなどは、アルバイトに対しても細かな教育があります。
これだけの教育を受けたことを企業が知れば、スタバで働く学生を採用したくなるのは当然だと思います。
スタバなどはアルバイトの付加価値を高めている典型的な企業と言えると思います。
なかなか人が応募してくれないと嘆くだけでは、事態は好転しません。
自店がターゲットとしている人材から選ばれるための付加価値づくりを考えてみてはどうでしょうか。
同時にターゲット(応募者)にどう伝えるかも一緒に考えると、より明確なものができると思います。
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■『積算温度』という発想を接客に取り入れる!
ニュース番組のWBSの中に「トレンドたまご」というコーナーがあります。
20日紹介されたのが『食べ頃を教えるインク』でした。
日立産機システムのマーキングシステム部が開発したもので、
メロンなどにそのインクを塗ったシールを張り付けておくと、
熟すころになるとシールの色が変わり、食べごろを教えてくれるというものです。
なぜそんなことが分かるのかと不思議に思いますが、
植物の成熟に『積算温度』という考え方があるらしいのです。
農業で利用されているものです。
この積算温度を知ることによって、発芽する日や、収穫する日を予測する事が出来きるようです。
ちなみに稲は、稲の穂が出始めた頃から、積算温度が約1000度になった頃が収穫適期と言われています。
植物は、たまたま温かい日があったから成長するのではなく、
温度を蓄積することで、はじめて実が成熟したり、花が咲いたりするということですね。
先ほどのメロンで言えば、こんな感じですね。
メロンの食べごろが、今日から積算温度140度だとします。
室温が20℃なら7日目に食べごろになるという具合です。
もし、室温が14℃なら10日ということですね。
室温20℃ × 7日 = 140度
室温14℃ × 10日 = 140度
メロンが熟れるのを遅くしたければ、冷蔵庫に入れるのは、
積算温度という考え方からすると当たり前の話ということですね。
温度を蓄積して変色するインクを考え出した日立産機システムの技術は凄いと思いました。
でもこの『積算温度』の話を聞いて、私がイメージしたのは、店舗とお客様の関係です。
お客様は植物の成長と似ているように思いました。
一回お客様に笑顔で挨拶をした、一回お客様に声を掛けた、たまたまお客様に気遣いをした。
それでお客様がすぐ店舗のファンになるのか?ならないですよね。
是非、この店舗に来たいと思うのか?というとそういうことにはなりません。
接客やサービスを良くしても効果がないという人に限って、
一回や二回でなんとかなるような即効性を求めているような気がします。
これを『積算温度』という観点から見ると、
お客様が店舗に好感を持つだけの『積算温度』に達していないといえるのではないでしょうか。
だから、お客様に変化が起きない。
『積算温度』を言い変えて『積算接客』としておきましょう。
『積算接客』がある一定を超えるまで、お客様に変化は起きないということを理解する必要があると思います。
接客やサービスを良くしても効果がすぐに出ないのは当たり前のことです。
しかし、地道に『積算接客』を増やしていくことで、変化は現れてきます。
本気で接客やサービスで店舗を良くしていこうと考えるなら、
積み重ねの発想が大切ではないでしょうか。
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■サントリーのジンで賞品企画を考える!?
賞品企画で商品を選定するのは案外難しいものです。
お客様に喜んでもらいたいと思って仕入れても、外れることもあります。
外れないための一番の方法は、お客様の好みを知ることです。
お客様が欲しがるものを知って、それを賞品として仕入れるのは手堅いやり方です。
でも、そこまでお客様から情報を集めてないという店舗も多いのではないでしょうか。
二番目の方法は、一般的に多くの人が興味を示すものを仕入れることです。
そういう商品を選ぶ基準は、新規性と希少性です。
人は新しいものに興味を示します。
最新台を入れる理由の一つがこれですよね。
これが新規性です。
数量が限られているということで、手に入らないかもしれないという損失意識を煽るのが希少性です。
店舗でも遊技台が限られていると言われると心が動くのではないでしょうか。
それが人気台の可能性があるとなると、とりあえず買っておきたいということになると思います。
こういう新規性と希少性のある商品を選ぶとお客様が反応してくれる確率は上がります。
では、そんな商品があるのか、ということになると、なかなか見つからないということになりそうですが、
ドリンクやお酒になると案外見つけやすいのではないでしょうか。
サントリーは、先週、サントリージャパニーズクラフトジン「ROKU〈六〉 OSAKA BRILLIANCE EDITION」と「同 NORYO TEA EDITION」を数量限定で発売することを発表しました。
全国で販売される予定で、発売日はそれぞれ今年の3月18日と5月13日だそうです。
「ROKU〈六〉」ブランドは、日本独自の6種のボタニカル(桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子)を使用することで、独特の風味を生み出している人気商品です。
この商品にさらに手を加え、前者は大阪・関西万博の公式ライセンス商品として売り出されます。
また後者は、煎茶と玉露の香味を際立たせた特別バージョンとして販売予定です。
ジン市場は、2019年と2024年を比べると約3.5倍に拡大しています。
ジンを飲む若者が増えているのです。
実は私も一昨年試しにサントリーの「翆」を買って飲んでみましたが、
炭酸水で割って美味しく飲めました。
市場レポートを見ると、若い女性の購入者も増えているということなので、
お客様におススメしても喜ばれるのではないでしょうか。
自分は若いと思っている高齢者も多いので、若者に人気の商品は、多くの人が気になると思います。
この限定数量のジンを手に入れるやり方はいろいろあるとは思いますが、
私がおススメするのは、地域の酒屋さんとのコラボですね。
酒屋さんは仕入れ先とのコネもあるでしょうし、無理が聞くかもしれません。
また、この「ROKU〈六〉」について、
良いお酒だよというようなコメントを酒屋さんからもらい、POPを付ければ、
それなりの効果も期待できます。
店舗としてはスタッフがお客様に来店を促す話題性があれば十分なので、
少量仕入れて、後は酒屋さんを紹介しても悪くないと思います。
在庫リスクが怖いなら、予約というやり方もあります。
ドリンクやお酒の新商品は、毎月のようにあるので、
賞品企画やポイント景品企画には合うと思います。
ただ、合うからと言って、毎回ドリンクやお酒ではお客様に飽きられるので、
そこはアンテナを張って、別の新商品をキャッチすることも忘れないようにしてくださいね。
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■ローソンの増量キャンペーンに学ぶ!
物価高が続いています。
食品などの値段が高くなると、生活費の負担割合が多くなるので、好ましくありません。
しかし、値上げは昨年以上になるとの報告もあります。
そんな中で、値下げをしている企業も有ります。
頑張って欲しいと思います。
その中の一社がローソンです。
ローソンは「盛りすぎチャレンジ」として、47%増量キャンペーンを行っています。
値段はそのままですが、増量しているの、実質的には値下げをしていることになります。
2月の3日4日の中にロールケーキがありました。
上記の写真がそうです。クリームがテンコ盛りになっています。
ちょっと盛りすぎなのではないかと思うくらいです。
このほかには、「チャーシューラーメン」のチャーシューの量を47%増量したりしています。
この期間では全部で9品目の商品を増量していました。
2月は第1週から第3週まで、品目を変えて月・火に増量商品が並びました。
ローソンの増量キャンペーンから見えてくるのは、
月曜日、火曜日のお客様を強化したいという思いです。
月、火の来店を習慣化するために、3回継続して違う商品でキャンペーンをして、
来店動機を創り、飽きさせないようにしています。
そして、考えていると思ったのが増量の仕方です。
お気づきのように全体を47%増量にしているわけではないということです。
部分増量をすることにより、コストを抑えていることが分かります。
お客様が最も増量して欲しいところだけを増量する。
全体を増量すると、コストが単純に47%増えますが、この方法ならそうはなりません。
部分的に47%増やしているのは確かなので、キャンペーンの「47%」に嘘はありません。
お客様も増やして欲しいところが増えているので、満足度は高いと思います。
コストを抑え、効果を最大限にする販促施策、良く考えられています。
この増量キャンペーンについてニュース番組のWBSが取材をしていました。
取材の中で、なぜ値下げではなく、値段据え置き増量なのですか?と、
商品本部長補佐の梅田貴之さんに訊いたところ、
「増量することで、見た目のワクワクさや食べたときの実感、
こういうものが口コミで広がる」
とのことでした。
要するに楽しさや感動を演出して、さらなるお客様獲得を意識しているということですよね。
さすがローソンと思います。
もし、ローソンが増量キャンペーンではなく、値下げキャンペーンをしたらどうでしょう?
確かに、値下げをするとお客様は喜ぶとは思いますが、その喜びに感動はあるでしょうか?
値下げをしてもらって良かったと思うでしょうが、それだけです。
ローソンのファンになるかと言えば、なりません。
そうですよね。
安売り店が安売りをしている間、お客様は足しげく通います。
では、値段が上がるとどうなるか、ぱったり人が来なくなります。
つまり、安売り目当てで来店している人は、ファンにはならないということですよね。
パチンコ業界でも同じですよね。
出玉営業をしているうちは来てくれるけど、出玉営業を止めて、
通常営業にしたらお客様がどんどん減っていくのと同じですね。
安売りはファンを作らない。
ローソンの販促施策はよく考えられているということです。
パチンコホール業界でも、集客のためにいろいろと販促策などをされていると思います。
その販促策の中にローソンのように楽しさの演出はあるでしょうか?
人は楽しいことが大好きです。
そういう人を集めて商売をしているのが娯楽業です。
ローソンのように楽しさでお客様を集める工夫は、大切なのではないでしょうか。
自店の運営の中にどれだけ楽しさを組み入れているか、チェックをしてはどうでしょう。
ローソンの一部増量などの手法も参考になると思います。
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■「タイプロ」現象から店舗ファン作りを学ぶ!
みなさんは「timelesz(タイムレス)」という男性グループをご存知でしょうか?
私は全然知りませんでした。
というか、最近の歌手についてはほとんど知識はありません。
でも、今日ニュースで「タイプロ現象」という言葉を初めて聞いて、がぜん興味を持ちました。
報道ではインタビューを受けた主婦が、子供が視ているので一緒に見ていたら、
感動し、ファンになってしまったと話していました。
タイプロとは、ネットフリックスで配信されているtimeleszの新メンバーオーディション 「timelesz project」の通称であることを知りました。
3人のメンバーを8人に増やすため、5月1日からオーディション を始めたということです。
ネットで調べると以下のような日程で進行したようです。
○2024年5月1日から約1か月の応募期間:18,922件のエントリー
○2024年7月16日、1次審査を通過約350人を対象。2次審査がスタート
○2024年9月13日 タイプロ2次審査の様子をNetflixにて配信スタート
○2024年9月27日、3次審査に進む36名を発表
○2024年11月29日、4次審査に進む15名を発表
○2024年12月6日、4次審査から合流するジュニア候補生3名を発表
○2024年12月27日、5次審査に進む12名を発表
○2025年1月31日、6次審査に進む8名発表
○2025年2月7日、6次審査
○2025年2月15日、最終合格発表
上記にあるように、昨年の9月13日より、撮影した審査の様子を
応募者の思いや情熱、審査側であるtimeleszの思いや真剣さが伝わるように編集し、配信しています。
応募者は全員必死で頑張ったと思います。
その頑張っている姿を見続けた多くの人がファンになっています。
そして、合格、不合格で一喜一憂し、自分が気に入ったメンバーを応援していきます。
審査が進むほど狭き門になるので、応援している人も必死になっていくでしょう。
そして、合格した時には立派なファンになっている。
恐らく、このタイプロを見る人が多かったので、「タイプロ現象」などと言って、
テレビ局で取り上げたのでしょう。
この新メンバーオーデション企画は良くできていると思います。
私もコミュニティホール講座で推奨している手法です。
人は、一所懸命にやる人に好感を持ちます。
これは年齢に関係ありません。
心理学の実験でも、赤ちゃんを対象に確かめたものもあります。
みなさんも必死でやっているものに、興味を引かれたことがあるのではないでしょうか。
スポーツなどはその典型ですね。
この人間心理を巧みについています。
もちろん、このtimeleszだけではありません。
他にも自分達の音楽や踊りにたいする努力の様子などを配信しているグループがありますよね。
これはファン獲得の有力な手法です。
みなさんの店舗ではファンを獲得したいと思っていませんか?
ファンになれば、店舗規模を気にせず来てくれます。
新台が遅く入っても気にしません。
サービスが少々悪くても、人手不足だから仕方がないと、
善意に解釈してくれます。
そのファンを獲得する手法の一つがこれです。
活用しない手はないと思います。
(注意)コミュニティホール作りでも、十分条件の中の1つとして取り上げていますが、
下手にやると逆効果になるので、気を付けてくださいね。
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■MBS毎日放送の番組企画から地域密着を学ぶ!
関西で4チャネルと言えば、MBS毎日放送です。
夕方、食事時に情報ニュース番組『よんチャンTV』(月~金 後3:40から ※関西ローカル)
を見ています。
この番組はローカル放送だけあって、地域密着を心掛けています。
その中には、地域密着を心掛けている店舗でもイベント企画として活かせる発想がるので、
紹介したいと思います。
「世界一周ご縁たび~万博も勝手にPRしちゃうよん~」企画と
「女子アナウンサーの大阪マラソン参加」企画です。
共通点は、どちらも大阪の企画をネタに番組を作り、その企画をPRし、応援するというものです。
大阪府や市から依頼されてはないので、勝手に応援という企画内容です。
”勝手に”がポイントです。
勝手に応援企画は、みなさんの店舗で気軽にできます。
地域のイベントを、自店内で成功を願って応援する企画なので、誰にも迷惑をかけません。
その行為を傍から見ると、郷土愛というか地域愛があるように見えるところが、いいところです。
自店が地域密着であることを知ってもらいたい店舗にとっては、最高の演出になります。
まず、「世界一周ご縁たび~万博も勝手にPRしちゃうよん~」企画は、
大阪・関西万博を世界に知ってもらい、日本に来てもらうPR活動をしています。
世界各地を訪問することで、その土地の名所や名物などを紹介し、
その国のテレビ局へも万博PRをさせてくれるように交渉しています。
番組を見ていると、いかに世界の人々が万博があることを知らないということが分かります。
一応、大阪・関西万博に参加している国に行っているのですが、
ほどんどの人が万博があることを知りません。
生中継を交えながら、現地の様子とPRの苦労を楽しく伝えています。
大阪マラソン参加企画は、女子アナが大阪マラソンに参加するための訓練の様子を放送しています。
もちろん、ただの訓練では面白くないので、実際の大阪マラソンのランニングコースを走って、
そのコースにある店舗の紹介などしています。
街中をマラソンしているので、視聴者から頑張ってなどと言われながら、走ってます。
人は頑張る姿を見るのが好きなので、あまり運動が得意そうでもない女子アナが、
苦労して走っているを生中継で映し、頑張っている感を出しています。
フルコースは長いので、いくつかの区間に分けて、何日かおきに走っています。
正にローカルという感じです。
みなさんの地域でも何かしらのイベント企画があるのではないでしょうか。
それを上手く利用して自店のイベントネタにすれば、地域を応援している感が出ると思います。
実際、地域イベントと言っても、案外その地域に住んでる人が知らなかったり、
当たり前すぎて、詳しい情報を知らなかったりします。
そういう部分に着目し、イベントの内容を詳しく伝えるなど、お客様と地域イベントの橋渡しをすることは、
正に地域密着店という感じがするのではないでしょうか。
関連資料:十分条件の⑨ 地域と共生する仕組み
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■万博キャラのミャクミャク接客はNO GOOD!?
大阪・関西万博も間近です。
テレビでニュースを見ていると、
ハローキティとミャクミャクのプロモーション動画を作ったということで、
二人(二匹?)がどこかの会場でPR出演をしていました。
二人が揃って大阪・関西万博のPRをしているのですが、
見た印象は、ハローキティは真面目に万博のPRをしているが、
ミャクミャクは万博はどうでもいい!?という感じのPRに見えました。
なぜそのように見えるのかなと思い、よくよくミャクミャクを見ると、
目のように見える部分が、真正面を見ていない、
目の前の聴衆に目を合わしていないと感じるから、
いい加減なPRをしているという印象をもってしまったのでしょう。
もちろん私だけかもしれませんが、そうでもないだろうという感じはしています。
ミャクミャクの中に入っているスタッフは一生懸命に頑張って、
万博をPRしていると思います。
しかし、ハローキティの横に並ぶと、キティは前を向いているのに、
ミャクミャクは、あっちこっちを向いて注意散漫に見えます。
人は、発信者の表情や言葉や音声が矛盾して、何を伝えたいかわからないとき、相手の顔(表情)で判断しがちです。
そういう実験を行ったのが心理学者のアルバート・メラビアンさんです。
ハローキティのように前をしっかり見ているキャラの顔は、誠実に対応しているように見えますが、
ミャクミャクのように目線が明後日を向いている表情は、いい加減なことを言っているように見えます。
接客・接遇という面からみると、ミャクミャクのような表情のスタッフがいると、
マイナスということになります。
いくら口角が上がっていても、目線があっちを向いていては、お客様の心はつかめません。
”目は口程に物を言う”という言葉通りです。
ちなみにパチンコホールも音がうるさく、何を言っているか聞き取りにくい環境です。
そういう時は、話の内容は顔(表情)によって判断されるケースが多いということです。
新台入替のお誘いを口頭で行うとき、元気な笑顔で話していると、
お客様は良い台が入るのではないかと思い、開店日に行きたいと感じる可能性が高くなる。
逆に笑顔もなく案内されると、つまらない台が入るのではないかと思い、
新台入替に関心を持たないということです。
キャラクターを今さら変えることはできませんが、
スタッフの表情の改善がすぐにでも取り組めます。
自店のスタッフの表情はどうなっているでしょうか。
ミャクミャクモードのなっていなか、チェックしてみてはいかがでしょうか。
<関連資料>
ミャクミャクについて万博の公式ページで調べてみると次のように書いてありました。
「ミャクミャク」について
細胞と水がひとつになったことで生まれた、ふしぎな生き物。
その正体は不明。
赤い部分は「細胞」で、分かれたり、増えたりする。
青い部分は「清い水」で、流れる様に形を変えることができる。
なりたい自分を探して、いろんな形に姿を変えているようで、人間をまねた姿が、今の姿。
但し、姿を変えすぎて、元の形を忘れてしまうことがある。
外に出て、太陽の光をあびることが元気の源。
雨の日も大好きで、雨を体に取り込むことが出来る。
開幕前から自分のことを皆さんに知ってもらい、2025年に開催される大阪・関西万博で多くの人に会えることを夢見ています。
要するに正体不明の生き物で、変幻自在で神出鬼没の存在のようですね。
なぜ、大阪・関西万博の会場にいついているのかは、この文章からは読み取れませんでした。
水木しげるさんが生きていたら、喜んで真っ先に会いに行ったかもしれませんね。
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■サービスレベルはスタッフの能力では決まらない!
遊技台の魅力が落ちてきて、遊技台の入替ではあまり差別化できない。
また、販促の制限もあり、出玉での差別化もなかなかできない。
そんな時に注目されるのが、接客サービスの強化です。
慌てて接客の研修や接客コンサルタントの指導を受ける。
接客サービスレベルを上げようとする。
力を入れている時は、確かにレベルが上がったような気がします。
しかし、気づいてみると元に戻っている。
お金を出している社長から見ると、お金をドブに捨てているような気分になる。
店長に聞くと、なかなか人材が育たないという答えが返ってくる。
人手不足の中、パチンコ店に勤めてくれているだけでもありがたい。
高いレベルの接客サービスまで求めるのは無理だと諦める。
というような会社もあるのではないでしょうか。
店舗のサービスレベルはスタッフの能力で決まるのでしょうか?
みなさんはどう思いますか?
私は、店舗の接客レベルを決めるのは、店長が決めていると思います。
厳密に言えば、店長が持っている「許容できるサービス基準値」によって決まると思います。
基準値が低ければ、スタッフの接客やサービスを見ていても、不快な感情はおきません。
みんなそれなりにやっていると判断し、注意をすることはないでしょう。
接客サービスの研修を受けに行ったとしても、
店長が気にしないので、レベルはどんどん下がっていきます。
店長は自分が気にするレベル以下の接客サービスになった時、
初めて注意や指導をます。
その時、スタッフは自分がこの店でやるべき接客サービスレベルを知ることになります。
だから、それが基準として店舗に定着していくことになります。
実際問題、店長の指導を無視して、店長の要求以下の接客サービスを行い続けるスタッフは、
ほとんどいないのではないでしょうか。
ということは、現場の責任者である店長が接客サービスレベルを決めていると言えると思います。
以上のことから店舗の接客サービスレベルを上げるためには、
店長の「許容できるサービス基準値」を上げるしかないということです。
店長の基準値が会社が求めるレベルに上がった後にスタッフ研修を受けると、
接客レベルの低下はあまり起こらないと思います。
では店長の基準値レベルが上がったかどうか、確かめる方法はあるでしょうか?
あります。
それは店長が自分の店舗のいつもの接客サービスを見て、
「うちの接客サービスは良くない」と不快に感じたかどうかです。
もし、感じたということであれば、店長の基準値が上がった証拠です。
店長はそこで自店はダメだと落ち込むのではなく、
自分の能力が上がった!と自覚することが大切です。
店舗の接客サービスを上げる機が熟したということなので、
勇んで接客サービスの改善に取り組みましょう。
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■「孤独のグルメ」から遊技人口の減少防止を考える!
「孤独のグルメ」という人気番組があります。
松重豊さんがひとり黙々と食事をする番組です。
ほとんどの人が知っているのではないでしょうか。
ファンと言う方も多いと思います。
では、この「孤独のグルメ」がきっかけで、『個食ブーム』が起こっていることはどうでしょう。
ニュース番組WBSでは、この『個食ブーム』が「孤独のグルメ」の影響で韓国でも起きていると伝えていました。
取材の中で、韓国では大谷翔平より、松重豊さんの方が有名だという人もいたそうです。
韓国に元々会ったのは『会食文化』です。
外食は二人以上の人と行うのが普通で、ひとり外食はあまりしなかったようです。
しかし、「孤独のグルメ」のヒットとともに、韓国の人でも一人で焼き肉店に行き、
食事をしたりする人が増えてきています。
ひとり外食、皆さんもされますでしょうか?
ひとり外食のイメージは、”寂しい”、”友達がいない”という感じであまり良くありませんでした。
1993年のアンケート調査でも64%の人が、「ひとりでの食=寂しい」と答えています。
皆さんも、昔はそうだったと思たのではないでしょうか。
ところが、2023年の調査では、「ひとりでの食=寂しい」と答えた人が35%と大きく減少しています。
「孤独のグルメ」のグルメの影響もあるのではないでしょか。
ひとり外食と聞いて、ひとり娯楽を連想した方もいるかもしれません。
ひとり娯楽と言えば、パチンコ・パチスロは代表格ですね。
友達や夫婦で来たりする人もいますが、ひとりで来る人が圧倒的に多いのではないでしょうか。
「ひとり娯楽=寂しい」というイメージをもつ人は少ないと思いますが、
そういう側面もあるかもしれません。
「孤独のグルメ」が寂しさを感じさせないのはなぜでしょうか。
そのポイントは、”幸せそうに食べること”だそうです。
幸せそうに食べている松重豊さんを見て、「個食=幸せ」というイメージをつくっているんですね。
ところで皆さんの店舗では、お客様が楽しそうに遊技台を打っていますか?
遊技台を楽しそうに打つ人を見ると、「遊技=幸せ感」が出てくるのはないでしょうか。
逆に遊技台を悲壮な顔で打っている人を見ると、「遊技=退廃感」がでるような気もします。
これが遊技人口減少のつながっているかもしれません。
遊技人口を減らさないように、お客様にただ遊技台を提供するだけでなく、
お客様を楽しく打てる工夫が求められているのかもしれませんね。
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■花粉が本格的に飛散する前に花粉症対策企画!
ぼちぼち花粉が飛び始めているようですが、みなさんは「花粉」大丈夫でしょうか?
日本気象協会の予測では、今年の春の花粉飛散量は、昨年に比べ九州から近畿では非常に多く、
北陸・関東甲信と東北南部も多い傾向のようです。
東北北部と北海道は少ないとのことです。
花粉と聞いて、うちのお客様の中にも花粉症の人がいるなと思い、
お客様の顔を思い浮かべたなら、あなたはお客様についての情報を結構持っている、
と言えるのではないでしょうか。
お客様の好き嫌い、快不快の情報を持っているあなたは、お客様に好印象を与えることができます。
なぜなら、店舗の企画として、花粉症の人のために、今回花粉症対策企画を打ち出すことで、
花粉症の人に自分たちのことを考えていると、好感度を上げることができるからです。
もし、本当にお客様の花粉症を覚えているなら、「もうそろそろ花粉が飛ぶので、○○さんのために企画しました」とお客様に話しかけることをおススメします。
お客様の花粉症を覚えている時点で、お客様を十把一絡げに扱っておらず、個客として接していることが分かります。
顧客を個客として接することで、お客様の自己重要感はアップします。
そのうえ、自分の健康を気遣って「花粉症対策企画」をしてくれたというこであれば、
嬉しくなるのが普通です。
人は良くされたら、良くしてくれた相手にお返しをしたと思うものです。
その結果、パチンコをするならこの店に来よう!となるわけです。
逆にスタッフにお客様の花粉症のことを聞いても、うちのお客様の中に、花粉症の人がいるかいないかわからいというのは、ちょっと悲しいですね。
スタッフはお客様に興味がないので仕方がないということであれば、
その考え方の中に大きな問題が潜んでいると思います。
なぜなら、そういうスタッフに対応されるお客様は、
「そんなお店に興味はない」と思っている可能性が高いからです。
好感を持った相手は、相手も自分に好感を持つ。
不快に思った相手は、相手も実は自分を不快に思っている。
よくある話です。
興味を持たない相手は、相手も興味を持たない。
そんなものではなでしようか。
それはそのお客様がいつ来なくなっても不思議ではない状態ですよね。
と余談が過ぎましたが、言いたいのは、
そろそろ花粉症対策企画を始めてもいい季節ですね、ということです。
先日2月6日に、NHKのトリセツという番組が「花粉症」を取り上げていました。
その中で、花粉症の症状は、花粉の中にある”ヒスタミン”という物質が、
体内の受容体に付着することで起こると説明していました。
なので、花粉のヒスタミンが受容体に付着するのを阻止すれば、
花粉症の症状が軽くなるということです。
そのためには、花粉症の症状がひどくなる前に、早めに病院に行き、
抗ヒスタミンを処方してもらうのが良いそうです。
ということで花粉症対策企画は早目の方がよさそうです。
花粉症の情報については、NHKの「あしたが変わるトリセツショー」のオンデマンドを見る、
あるいはネットで信用できそうな情報を収集するもの一つでしょう。
花粉症の話題でお客様との関係づくりをするチャンスです。
お客様の健康について関心があるなら、この時期の花粉症対策企画はおススメのイベントですね。
参考資料:あしたが変わるトリセツショー
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■デープシークからホール運営の革新を考える!
ディープシーク(DeepSeek)が話題になっています。
もうご存知とは思いますが、中国企業が開発した生成AI(人工知能)です。
スタートアップであるDeepSeekが、独力でかつ低コストで開発したということで、
米エヌビディアなどAI関連のハイテク銘柄の株価は急落し、
「DeepSeek(ディープシーク)ショック」とも言われています。
現在、いろいろ言われていますが、世界に与えた影響は大きいようです。
中国製なので、中国政府に忖度した回答をする、或は中国にサーバーがあるので、
利用すると中国に情報が筒抜けになるなど言われています。
今後どのようになるかは興味のあるところです。
ニュースの解説などを聞いていると、一番の衝撃は、中国のAI技術の発展を抑制すために、
最先端の半導体の輸出規制などをかけているにも関わらず、
チャットGPTと同じか、それを上回る生成AIを開発したということにあるようです。
これにより競争のルールが変わってしまう可能性が出てきたということですね。
ショックの本質は、アメリカはAI競争に勝つために行っている政策が意味をなさなくなったということです。
アメリカはAI競争に勝つ国が、今後の世界の主導権を握ると考えています。
だから中国にAI競争では絶対負けたくない。
そのために最先端の半導体ではなく、型落ち半導体(エヌビディア製H800)を渡していた。
ところがこの型落ち半導体で最先端の生成AIを作り上げてしまった。
つまり、これからは最先端の半導体が、生成AI競争の最重要キーファクターでなくなってしまい、
アメリカの優位性が失われたということになります。
この状態をパチンコ業界に置き換えると、最新台を入れなくても、
十分お客様を集客できるノウハウが開発されたということですね。
企業規模を大きくし、店舗数を増やして、新台購入の優位性を確保することで、
業界の生き残りを計画にしていたにも関わらず、
その戦略が意味をなさないことになった、という感じですね。
そうなるとこれまで頑張て規模の追求をし、新台購入をし続けてきたのはなんだったのか、
ということになるのと同じです。
ほとんどの人は、現在の延長上に未来があると思い込んでいますが、
イノベーションが起きると、それがそうでなくなってしまいます。
それがIT業界で起こったということです。
ニュース解説者の多くが、資源が限られていることで、イノベーションが起きたと言っています。
なので、中国をあまり追い詰めすぎるのは良くなかったのかもしれないなどと言っています。
要するに、いつまでも最先端半導体が必要条件という思い込みを、
見続けさせるようにしたら良かったのではというものです。
この話を聞いて、大手ホール企業は、新台必須神話の維持を図ることの大切さを感じるかもしれません。
新台効果が逓減している現状では、大切な事です。
一方、中小ホール企の中には、新台効果が逓減している今こそ、新しい集客ノウハウを築くチャンスと考えるかもしれません。
パチンコ業界の縮小を止めるには、デープシークのような革新的ホールの出現が必要なのかもしれませんね。
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■いつもの企画にちょっとした工夫を加える!
今年は2月2日が豆撒きでした。
早くからそのことを知っている人はいなかったと思いますので、
節分を会話のネタとして、声掛けをすると少し驚いた反応をされるお客様もいたのではないでしょうか。
あまり知られていないことを話題にすると、
会話に興味を持つ人は結構います。
例えば、今回の節分の豆撒きにしても、通常「鬼は外、福は内」と言いますが、
中には「福は内、鬼も内」と言って豆撒きをするお寺もあります。
奈良では吉野の金峯山寺です。
開祖である役行者が鬼を改心させたことから、
「福は内、鬼も内」と言うようになったということです。
イベント企画をして、お客様との会話のネタにしようと思うなら、
お客様が知らないことを企画の中に取り入れるのも一つのやり方ですね。
例えば、もうすぐ始まるバレンタインデーですが、
お客様に「バレンタインデーは何日か知っていますか?」などと聞きませんよね。
誰でも知っていることを聞くと、変な目で見られます。
では、「チョコレートの値段がどれくらい上がっているかご存知ですか?」
と聞くのはどうでしょうか。
モノの値段が高くなっているのは知っているが、どれくらい高くなっているかは、
知らない人がほとんどではないでしょうか。
そこで、実はこうなんですよと言えば、そうなんだと会話に引き込み易くなります。
ちなみに大手メーカーの値上げは、
○江崎グリコ 20品 9~15% 値上げ(2024年9月1日)
○森永製菓 19品 3~10% 値上げ(2024年9月2日)
○明治 100品 3~31% 値上げ(2024年10月1日)
○ロッテ 70品 3.7~38.4% 値上げ(2024年11月1日)
というような感じです。
そこから、今回用意したバレンタインチョコは、あーでした、こーでした、と言えば、
スタッフの苦労や努力が分かます。
人は自分のために頑張る人には好感を持つので、良い印象を与えることになります。
もし、自店が社会貢献や社会問題に関心がある店舗というイメージを与えて、
一般のパチンコ店とは違う意識をお客様に持ってもらいたいのであれば、
「カカオ問題」を取り上げるのもありでしょう。
このままではカカオは2050年には今の地域では取れなくなると言われています。
「カカオ2050年問題」とも言われています。
これを取り上げて企画するのも面白いと思います。
もちろん、スタッフにもカカオ問題を勉強させて、
お客様と会話ができるようにしておく必要があるので、少し労力がかかりますが、
そこを楽しく知識を増やすように工夫するのが店長の仕事ということになるでしょう。
そういう社会問題について話せるスタッフを見たお客様(特に50代以上の方)は、
パチンコ店に対する認識を新にすることは間違いないと思います。
お客様と会話ができ、業界のイメージ向上にも役立ちます。
自分の知らないことを知っている人に対しては、尊敬の念を抱きやすいものです。
そこまでいかなくても、この人(スタッフ)と話すと面白いとお客様が思えば、
自店を選択してもらえる確率が高まります。
同じイベント企画をやるなら、一工夫をすることは大切なことです。
コミュニティホールを目指しているなら、当たり前の努力として頑張ってください。
続けていくと、どの業界でも通じるスキルが磨かれるでしょう。
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■八潮市道路の陥没事故から予兆の意味を考える!
八潮市の道路陥没事故は恐ろしいですね。
テレビではドライブレコーダーから見た、
2tトラックが陥没した道路に落ちていく様子を繰り返し放映していました。
私は当初トラックの重さに耐えきれず道路が陥没したのかと思っていましたが、
そうではなく、陥没はクルマがのっていない状態で起こり、
左折したトラックが穴に吸い込まれるように落ちていきました。
そして分かったことが、道路の下の土が広範囲にわたって無くなっていたことです。
下水道管のひび割れの中に土砂が落ち、長い年月をかけて広範囲の空洞を作り上げたということです。
目に見えるものは、問題として認識しやすいですが、
今回のように地中の目に見えないところで起こっていることに対してはお手上げです。
誰もが道路がアスファルトの層だけで、かろうじて成り立っていたとは思わなかったでしょう。
でも人間の良いところは、これを教訓として、類似の問題が発生していると推論するところです。
下水道管の老朽化によるひび割れで起こったということで、
国土交通省は7つの都府県に緊急調査を命じました。
私の住んでいる奈良県もその中の一つです。
自治体の中には独自に下水道管の調査を始めているところもあります。
今回の八潮市の道路陥没は大規模ったので、各自治体も危機感をもって対応していくようです。
改めて今回の八潮市の道路陥没は発見できなかったのでしょうか?
実は、道路の陥没は全国で頻繁に発生しています。
国土交通省によると2022年には全国で約2600あったそうです。
ただ陥没の規模としては小さいものが多く、これほど大きな陥没はありませんでした。
大きな陥没の可能性はあることは専門家も知っていたとは思いますが、
これほどまでとは想像できなかったということです。
ハインリッヒの法則というものがあります。
この法則は「1:29:300の法則」とも呼ばれています。
労働災害から導き出された法則ですが、いろいろな事故にも当てはまるものがあります。
重大な事故が1つ起こる前には、その予兆となる無数の小さなトラブルが起っているというものです。
優れた賢者は300の微妙な事象(事故)から、大事故を予見し防止策を打ちます。
人より少し優れた人は29の軽微な事故から、大事故を推測し、防止策を打ちます。
普通の人は、大事故を見て再発防止策を打ちます。
愚者はお察し通りです。
店舗に陥没事故はないとは思いますが、軽微な事象(事故、トラブル)から、
大事故を防ぐような知恵を働かせたいものです。
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