□□□ 2025年10月の目次 □□□
■大手食品スーパーから地域密着のやり方を学ぶ!
みなさんは食品スーパーなどに買い物に行きますでしょうか?
私はたまに家内と行きます。
特にイオンの5%割引の日は、大量に買い物をするので、運搬係として駆り出されます。
家内と一緒にイオン系列のお店で買い物をしていると、下記のようなPOPを見つけました。
これは面白いし、地域密着やコミュニティホールを目指す店舗にといって役に立つと思い、
ブログに書くことにしました。
この写真に書いてある通り、食品スーパーの中に農家さんの直販コーナーを作っているというものです。
直販の第一の魅力は鮮度です。
つまり、とれたての野菜が並ぶということです。
ご存知とは思いますが、大手食品スーパーの弱点は鮮度です。
なぜかというと、大手食品スーパーはチェーン店で大量に販売するため、
どうしても大量の仕入れが必要となります。
農作物は工業製品とは違い、納期通りに大量納品というわけにはいきません。
農家から出荷されたものを順次集めて量を確保するということになります。
量が集まったところで配送をする。
つまり、量を集めるために時間がかかるので、鮮度がどうしても落ちてします。
地元のスーパーや近所の八百屋さんの方が、
野菜が新鮮で美味しいというようは話を聞いたことがありませんか。
それは量を集める必要がないので、集荷してすぐに店頭並べることができるから、
大手食品スーパーより鮮度が高いのです。
鮮度の高さと言えば、直売所が一番ですよね。
何せ、農家の方が採れたてを持ってくるので、最高の鮮度と言えると思います。
このイオン系列の店舗は、食品スーパーの弱点である鮮度を補うため、
店内に直売所のシステムを一部取り入れたということです。
もしかしたら、このシステムは前からあったのかもしれません(たまに行く程度なので、今まで気が付かなかった可能性があります)が、取り組みとしては面白いと思いました。
コーナー自体は小さいのですが、今後どう発展していくか、楽しみにしています。
この話を読んで、要するに場所貸しの発想で、
店内に地域の農家の方に売り場を提供しているだけではないか、
と抽象化してもらえると発想は人がると思います。
場所なら、うちのパチンコホール内にあるよね。
サービスカウンターの前に、試しに50cm四方のミニ直売所コーナーを作って、販売できるかもしれない。
うちのお客様の中には農家の方がいるので、親しいスタッフが頼めば、協力してくれるかもしれない。
でも、実際直売方式で売れるかどうかわからないので、
まずは、1日1農家の方に試しに野菜を置いてもらうことにしよう。
最初は賞品にしなくても、場所貸しにし、売れた現金を預かって、農家の方に渡してもいいのではないかな。
お客様に認知され、売れる見込みが立てば、本格的に賞品としての取り扱いも検討できる。
何より、農家をされているお客様との関係をビジネスの面からも強化できる・・・。
などと、発想を展開させることができれば、面白いと思います。
物価高なので、直販で新鮮で安い野菜が手に入れば、喜ばれると思います。
午前中に新鮮な野菜が並べば、朝からホールに来る動機づけになります。
何より、農家をされているお客様のとのコラボを通じて、
地域密着やコミュニティホールをより深めるころができます。
店舗での新鮮野菜の直販、一度トライしてはいかがでしょうか?
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■高齢者の孤立化を防いで社会に貢献する!
みなさんは親しい友人がいると思いますが、
高齢者の方は、案外そういう人がいない人が多い、ということをご存知でしたか?
特に日本人の高齢者は親しい友人がいない人の割合が、アメリカやドイツにに比べて高いようなんです。
下記のグラフは、内閣府が5年に1度定期的に調査をしている結果で、令和2年(第9回)が最新調査です。
このグラフは、第8回(平成27年)との比較グラフとなっています。
日本は第9回調査では31.3%の方が、親しい友人がいないと答えています。
そして、前回調査より親しい友人がいない率が、5.4%も高くなっています。
要するにあまり良くない傾向にあるということです。
グラフを見ると他の国と比べて、日本の高齢者の親しい友人がいない割合が非常に高いのが分かります。
理由として、日本は会社とのつながりが強く、地域とのつながりが少ないのが原因とも言われています。
上記のグラフは、第9回の調査を男女で分けたグラフです。
全体的に男性の方が親しい友人がいない率が高いことが分かります。
特に日本は、女性の23.0%に対して、男性は40.4%と17.4%も高く、
他の国の男性の倍以上も親しい友人がいないという好ましくない結果となっています。
高齢者の孤独は、精神的にも、健康にも良くないなど、社会的孤立が問題視される中、
日本の高齢者の孤立問題は、他国より深刻な問題となっている可能性があります。
こういう状況を踏まえると、高齢者の孤立化を防ぐ意味から、
高齢者に対してパチンコやスロットという娯楽を提案して、気分転換をしてもらい、
店舗で楽しんでもらう提案をするのはありではないでしょうか。
特にコミュニティホール化に取り組んでいる店舗は、高齢者とのコミュニケーションを取る機会があるので、
高齢者の方の人的つながりを広げる意味で、たいへん意義があると思います。
パチンコ遊技人口は、過去最大でも日本の人口の3割未満でしかありませんでした。
7割の人はパチンコをしていないと考えても間違っていないと思います。
高齢者となってパチンコをしていない人は、恐らく若い時からしたことが無い、
或は昔に止めてしまった人だと考えられます。
ということは、今の近代的なパチンコと縁のない人です。
つまり、パチンコは敷居が高い遊びと感じている人です。
もし、高齢者の孤立感解消、気分転換にパチンコを提案したいと考えているなら、
パチンコと遊技の敷居を下げる工夫をする必要があります。
まず、パチンコって何をすればいいのかわからない、貸玉のやり方、打ち方、機種の違い、
精算の仕方や賞品の交換のやり方、すべてがクエスチョン(知らない)と考えて、
それに対応する仕組みをつくっておく必要があります。
例えば、店休を利用してパチンコ入門教室を定期的に開催する。
また、専属のパチンココンシェルジュをおいたり、
スタッフの初心者対応のやり方を周知するなどの対応も必要でしょう。
そして、高齢者の方へのPRです。
孤立しがちな高齢者に、パチンコ店の取り組みをどう知らせるかが最大のポイントです。
高齢者の経済力は様々なので、最初は経済的負担が少ない低玉貸から始めることをおススメし、
パチンコやスロットの勝てる割合なども教えると共に、
勝敗以外の楽しみ方も教えることで、
娯楽としてのパチンコやスロットという認識を持ってもらうことが大切です。
加えてコミュニティホールでは、お客様とコミュニケーションを重視していることを伝え、
いろいろな面白イベントがあることを理解してもらえると、
高齢の方の第三の居場所となる可能性は高まると思います。
もちろんパチンコを進めるにあたって、
パチンコにのめり込まないように、依存症にならないための注意点もあらかじめ伝えておくことが、
信用を築く第一歩になると思います。
いろいろと手間はかかりますが、
パチンコやスロットを高齢者の健全な娯楽として啓発していくことで、
高齢者の社会的孤立を防ぐことができ、パチンコ市場も拡大します。
初心者にとって、古い台も新しい台もありません。
そういう意味では、新台があまり無くても、高齢者への遊技提案には支障ありません。
ユーザーが減って、稼働が減ってきていると嘆くなら、
社会問題の解決を兼ねて、高齢の方への遊技提案に取り組んでみてはいかがでしょうか。
参考資料:第9回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査
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■イメージを下げる立憲の対応は反面教師!
高市早苗総理の所信表明演説の時に、
ヤジを飛ばし続けた国会議員がいたことが話題になりました。
ヤジがうるさすぎて、高市さんの話が聞きづらかったなどのクレームが、
殺到したとニュースになっていました。
私も人の話を聞かずに何を騒いでいるのか、おかしな人間がいるという印象でした。
国会は討論の場であり、討論をするためには相手の話を聞く必要があります。
相手の話を聞かずに騒いでいる。
まさに話にならないという感じでした。
この所信表明演説ヤジ事件ですが、
後でニュースやネットでヤジを飛ばした犯人が、立憲民主党の議員であることが判明したということです。
私は、立憲民主党は、またイメージを落としたと思いました。
なぜなら、同じ組織のメンバーが品位の無い行為を行うと、その組織全体が品位がないと見られるからです。
そうならないためには、組織の考え方と違う行動をしたということで、的確な処分や指導をする必要があります。
この対処の仕方で、組織のイメージを大きく回復させたり、大きく下げたりします。
では、立憲民主党はどう対応したのでしょうか?
初め、野田代表は席が後ろなので、誰が言っているのか分からなかったと言っていました。
そして、立憲の議員が特定されると静岡第一テレビの取材では、注意したような言い方をし、
議員は「礼節を守ります」と答えたというのみで、反省の一言はなかったようです。
そして野田代表が言葉を続けて、「ヤジを奨励してはいけない」と話した上で、
「おかしな発言があった場合まで、萎縮させてはいけないと思う」という今回のヤジ事件と関係ない話を行い、
今回の発言を擁護していました。
分かり易く言えば、店舗できちんと接客しているスタッフに向かって、
おかしな客が突然クレームを言い、
周囲のみんなにお前の方が悪いと注意されたら、
「接客の悪いスタッフには注意をしなければいけない」と開き直って言っているようなものです。
残念ながら、これが野党第一党の党首です。
さて、みなさん、こんな人間が代表を務めている組織を支持しようと思うでしょうか。
この発言で、立憲はさらにイメージを下げたなと思いました。
もっとも、多くの人は下っ端の1年生議員が、自分の判断で大きな声でヤジを飛ばし続けるとは思えない、
恐らく幹部の指示ではないかと疑っている中での発言なので、
そのダメージは深刻でしょう。
パチンコ店はある意味お客様の信用で成り立っています。
対応を間違えてイメージが下がり、信用が無くなってしまうと、お客様は来なくなります。
このヤジ事件は、スタッフに不祥事があった場合、
こんな対応をしていると店舗に大きなダメージを与えてしまうので、
やめるべきだという、反面教師と言えるでしょう。
今月はイメージが大切という話を結構しています。
なぜなら、遊びとしてパチンコを楽しんでいるユーザーの店舗選びのポイントは、店舗の印象、
イメージによって行われることが多いからです。
「この店なら勝てるかもしれない」
「この店は勝てないだろう」
「この店は自分の好きな台に座れる」
「この店はいつも自分の好きな台に座れない」
「この店のスタッフは客を大切にする」
「この店のスタッフは客を大切にしない」
などなど、個人が受けた印象で主観的に判断をします。
例えば出玉ですが、パチンコ店が出しているかどうか、誰も客観的に判断しませんし、できません。
そのことは、イメージが悪くなってしまってから店舗が赤字営業をしても、
お客様が戻ってこないことからでも明らかです。
イメージが悪くなってしまうと、赤字営業をしていても、
ぼったくり営業をしているとお客様は思ってしまうからです。
接客も同じですよね。
接客対応が悪いスタッフに1人出会うと、店全体のイメージを下げてしまい、
この店の接客はダメだと思っていまいます。
イメージが下がると店舗に行こうと思った瞬間、脳が快感を感じるので、選択肢から外れてしまいます。
なのでイメージの話を何度もしているというわけです。
余談ですが、立憲さんはこのままでは次の選挙で大敗するのではないかと心配です。
安倍政権が長きに渡ったのは、民主党のイメージが最悪だったからです。
これなら自民党がまだマシか!と多くの人が思った結果です。
この調子で立憲のイメージが下がり続ければ、次の選挙で高市政権は盤石なものとなるでしょう。
本来ならこんな素晴らしい国会議員がいるので、店舗運営の参考にしましょうと書きたいところですが、
反面教師として紹介する事例ばかりが目につき、残念です。
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■今回の組閣から人材登用の在り方を学ぶ!
10月21日に高市内閣が正式に決まりました。
当初、女性大臣が6人ほど誕生するらしいなどと噂をされていました。
私も総理が女性なので、この際自分を支援した女性議員を登用して、見た目で石破内閣との差別化をするのかなどと思っていました。
ところが実際蓋を開けてみると、女性大臣は2人だけでした。
財務大臣になった片山さつきさんは、以前から名前だけは知っていました。
しかし、今回経済安全保障大臣になった小野田紀美さんについては、全く知りませんでした。
テレビなどでは、高市総裁選挙で活躍したなどと報道していましたので、
総裁選挙協力のお礼に、若い(42歳)けれど、抜擢したものとばかり思っていました。
経済安全保障は、高市さんが以前から注力していた分野で、国家の安全にかかわる重要なポストです。
若い女性を抜擢するのは良いが、これで大丈夫?かなと懸念していました。
私はYouTubeで主に音楽を聴いているのですが、
ある日、メニューの中に「小野田紀美」さんに関する動画があるのに気づきました。
私が「小野田紀美」さんで大丈夫?と感じていたので、潜在意識が私の脳に信号を送って来たのでしょう。
最初は、無視していたのですが、何度も目にするので、アップしている動画を見ることにしました。
基本的に私は人の評価ではなく、一次情報を見て自分で判断するタイプなので、
小野田さんが出ている委員会の答弁をみることにしました。
内容は「国会で使用しているお掃除ロボット」についてでした。
この動画を見てよく分かりました。
小野田さんは、社長の訓令を受けて、具体的に物事を進めることができる能力を持った人で、
企業で言えば、子会社の社長や事業部長を任せるられる人材でした。
高市さんは論功行賞より、この高い能力を活かすために抜擢人事をしたのでしょう。
小野田さんが能力があると判断したのは、
「国家にとって大切な情報を外国に漏れないようにしましょう」という当たり前の方針に、
具体的に反応しているからです。
アメリカなど多くの国では、国家情報の保護の観点から、
国家機関が中国製品を使わないという方針を打ち出しています。
実際に中国が中国製品を使って情報収集をしているかどうかはわかりませんが、
中国製品にその機能を組み込ませることは可能です。
みなさんも、スマホやパソコンにバージョンアップのお知らせが来ますよね。
あの中に情報収集のソフトを入れられると簡単に情報を抜き取られてしまいます。
今は大丈夫でも将来は分からない。
なぜなら、IT機器のバージョンアップは頻繁に行われるからです。
要するに大きな情報漏れのリスクがある。
だから、万一を考えてアメリカなどは、中国製品を使わない。
みなさんも、国家のリスクを減らすためには、当たり前だと感じるのではないでしょうか。
小野田さんが問題にしたのは、国会内のお掃除ロボです。
国会内や大臣執務室にお掃除ロボットが走り回っています。
みなさんもご存知のように、最新のお掃除ロボットはカメラやセンサーを使い、
人間のように部屋の隅々まで掃除をしてくれます。
国会も人手不足なので、掃除はお掃除ロボに任せているのが現状です。
小野田さんはこのお掃除が中国製であることを問題にし、
カメラや音声収集があるロボットから情報漏洩のリスクが無いか、
検証しているか導入責任者に尋ねていました。
結論から言えば、担当者は全くそういう観点からチェックをしていないとのことでした。
これに対して小野田さんは、国会だけでなく、各省庁にもお掃除ロボは導入しているはずなので、
その実態調査、それに対して情報セキュリティ対策の在り方を官僚に突っ込んで聞いていました。
何が言いたいのかと言えば、この小野田さんは、抽象的な「国家情報の流出を防ぐ」という方針を、
具体的に落とし込むことができる人なのです。
それに対して、官僚は「国家情報の流出を防ぐ」ということを知っていても、現実に何をすればいいかわからず、部下に「国の情報が漏れないように!」と、
方針を具体化できないまま伝えている”メッセンジャーボーイ”に過ぎなかったのです。
パチンコホール業界で例えるなら、こんな感じですね。
社長から接客・サービスを良くするように言われた営業部長が、店長を集めて、
「社長から接客・サービスを良くするようにと言われたので、各自頑張るように!」と伝えるようなものです。
そして店長もスタッフを集めて、同じように方針だけを伝えて、頑張ろうと言っている。
社長の方針を何に具体化せずに伝えるだけ、まさにメッセンジャーボーイ。
これでは店舗は良くなりません。
こんなレベルのことを国がやっていたということです。
これに対して、抽象的な方針を具体的な政策にまで落とすことができる人材は、
物事を前に勧めることができ、トップの方針の良き理解者です。
トップが、こういう人に任せたいと思うのは当たり前ですよね。
この小野田さん抜擢は、社長から見れば、できる人材を探す視点を教えてくれるものになるでしょう。
また、管理職から見れば、自分の仕事の在り方を学ぶことができると思います。
そして、上を目指す社員であれば、抽象的な方針を具体的に考えることで、
引き上げてもらえる可能性が高いことに気づくと思います。
社長の中には年功序列を気にして、調和を守るため有能な人材を中々登用しない人もいますが、
世の中は、有能な人材を活躍させた企業が勝つに決まっています。
できるだけ有能な人材を見つけて、登用することをおススメします。
私はこの小野田さんの登用の背景を調べて(たまたまですが)、
高市内閣は石破内閣以上の成果を上げてくれるのではないかという期待感が高まりました。
日本の景気が良くなるほど、業界にとってはプラスに働きます。
日本を良くするため高市内閣には頑張って欲しいものです。
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■高市総理の苦労からイメージアップを学ぶ!
朝、新聞(読売新聞)を見ると、『高市内閣支持71%』の文字が目に飛び込んできました。
前の石破内閣の支持率が初回51%、直近34%だったので、
私は、ウロウロしていた因幡の白兎(しろうさぎ)を奈良の鹿が蹴飛ばして出てきたようなイメージを持ちました。
私は鳥取県生まれで、今は奈良県に住んでいるので、どちらも応援していますが、
支持率の大きな違いは、17日にも書きましたが、イメージ作りの差によるものだと思っています。
他者に担がれて、なんとか総理になった"他力"の石破さんに対し、
障害を乗り越えて総理を勝ち取った"自力"の高市さんという感じですね。
今回、若い人の支持が高かったということですが、
障害を乗り越えて目標を達成するというゲームの世界を身近なモノとしている人にとっては、
高市さんに親近感を覚えたのではないでしょうか。
要するに頑張る人、苦労した人に好感を持つ人が多いということです。
もし、なるほど人とはそんなものだと思ったなら、
これをスタッフとお客様、店舗とお客様の信頼関係づくりに活かしてください。
別に難しいことではありません。
日ごろホールの運営や企画で頑張ったことや苦労したことを、お客様に伝えるという作業です。
例えば、今人気の○○○という商品を、初めて取り寄せたとしましょう。
その時、品薄で苦労して取寄せたこととか、保管に苦労したとか、
商品の良さについて苦労して調べたというようなことがあれば、
それを文章にして、ミニチラシを作る、POPに書く、ポスターに入れる、
お客様に賞品としておススメしたときにそのこと話す、などすれば、OKです。
また、ニュースレターとして発信するのもいいでしょう。
スタッフの頑張りがお客様に伝わり、お客様に好感を持たれ、関係づくりが深まります。
賞品にスタッフや店の頑張りを付加することで、店舗のイメージアップが図れます。
これは遊技台にも言えます。
当たり前ですが、お客様に喜んでもらうために頑張る、苦労するが大前提です。
他社と同じ遊技台しか導入できない、同じような賞品しか仕入れられないので、
差別化ができない、と諦めていませんか?
自分たちの頑張りという付加価値を付けるつけることで、差別化は出来ます。
高市さんのように71%の支持がとれるかどうかはわかりませんが、
確実に店舗やスタッフのイメージアップができるでしょう。
関連資料:十分条件の③ 顧客満足に対する努力を知ってもらう仕組み
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■だたの施策からは信用、信頼は生まれない?!
地域密着型ホールやコミュニティホールを目指されている方は、
お客様や地域から信頼を得るために、いろいろな施策をされていると思います。
大切な事は、施策を打つことによって、お客様や地域の人からプラスのイメージを持たれ、信用され、信頼されることです。
ここが分かっていないといくら施策を打っても、地域密着型ホールやコミュニティホールには辿り着けません。
非常に大切なことなので、新ためて説明したいと思います。
突然ですが、「寄付」という行為に対して、みなさんはどのようなイメージを持たれているでしょうか。
プラスのイメージでしょうか?
マイナスのイメージでしょうか?
では、寄付をして人に対してはどうでしょうか?
いきなりそんなことを言われても答えられない、と言われるのではないでしょうか。
では、日本赤十字社の「能登半島地震災害義援金」に寄付をするというのはどうでしょう?
2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震から約1年9ヶ月が経過しました。
みなさんも、テレビでも定期的に能登半島についての状況レポートをしているのを見たことがあるのではないでしょうか。
残念ながら、現在も、被災地の復興はなかなか進んでいないのが実態です。
今でも多くの人からの支援を必要としています。
だから、能登半島の困っている人のために寄付をするという行為は、プラスイメージであることは確かです。
では、寄付する人も自動的にプラスの評価を受けるのでしょうか?
残念ながらそうとは限りません。
例えば、人からお金を盗んで、寄付した場合はどうでしょうか?
恐らく多くの人が、そういう人に対してマイナスの評価を下すでしょう。
では、小学生が毎月のお小遣いを貯めて5千円寄付をした場合はどうでしょう。
多くの人が、その小学生を褒めるのではないでしょうか。
それでは、大金持ちのイーロンマスクが、1万円を寄付したとしたらどうでしょう?
悪くはないと思いますが、多くの人がイーロンマスクはケチだと思い、マイナスの評価を下すのではないでしょうか。
では、10月1日に自民党が解散した派閥の残金6億5千万円を、森山幹事長が任期中にいったん区切りをつけるということで、
日本赤十字社の「能登半島地震災害義援金」に寄付しました。
これはどうでしょうか?
森山さんをプラスに評価しますか?それともマイナスに評価しますか?
多くの有権者はどう評価するでしょうか?
はっきり言ってあまり評価しないでしょう。
報道のイメージからすると、残金を処理しないといけないので、しかたなく義援金に寄付したという感じを受けるからです。
寄付という施策を実行したが、イメージが上がらない、イメージが下がるというケースです。
良いこと(寄付)をすれば、自動的にイメージが良くなるわけではない、ことを理解してもらえたでしょうか。
いくら施策を実行しても、イメージが良くならなければ、お客様からの信用や信頼は受けることができません。
ですからどうすればお客様の信用や信頼を受けることができるか、
そのためにどのような工夫や演出をする必要があるのかを考えながら施策をしなければならないということです。
一概にどうのこうのとは言えないので、一つ一つの施策をお客様目線で見て工夫しなければなりません。
それが成功したかどうかを検証することで工夫力は伸びていきます。
先ほどの森山さんのケースも、例えば、「先だって、改めて能登伊半島を視察に行った時、
困っている方が多く、少しでも支援をしたいと思った」などと発言すれば、森山さんの評価は上がったと思います。
また、「復興のお手伝いをしている自民党地方議員から窮状を聞き、自民党本部として、今できることは何かを考え、今回寄付することにしました」と言えば、
自民党自体の評価も上がったかもしれません。
せっかくの寄付がイメージの向上につなっがっていないのはもったいないと思います。
人の信用や信頼を得るためには、ただ施策を実行するだけではダメで、
施策の中に、人の信用や信頼を得るためのタネを潜ませておくことを忘れないようにしてください。
とりあえず、最近、実施した施策の中に、どれだけタネがあったかチェックしてみてはどうでしょうか?
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■万博の最後の盛上りから撤去台活用を考える!
大阪・関西万博2025が184日間の会期を終え、今月13日に閉幕しました。
せっかくですから、この万博から遊技台の稼働を活性化する視点についてお話しします。
何回かこの話はしているので、知って実行している人は”確認”と思って読んでください。
ご存知のように今回の万博は、最初は人気が無く、初日4月13日の一般来場者は124,339人しか集まりませんでした。
そして、翌日の14日は53,660人、15日は47,781人。
来場目標数が2500万人でしたので、このままでいけば目標未達成は確実という状態から出発しましたが、
最終的に約2820万人の来場をしました。
万博が終わりに近づくにつれて、来場者数は増加し、9月6日に初めて一般来場者が20万人を超えましたが、
9月12日以降は毎日20万人超えとなりました。
最終日の熱狂ぶりをテレビやネットで見た方も多かったのではないでしょうか。
要するに終りになると人気が高まるということです。
これを心理学などでは、希少性の原理として、人の心理傾向の1つとして説明しています。
「最終」「終り」というのは、これで無くなってしまうということで、もう手に入らない、
会えないという希少性が出てきます。
人間、希少なものに価値を見出す習性があります。
こいう終りなどは機会の希少性です。
新幹線のドクターイエローの引退が発表された時には、
ドクターイエローを見ておきたいと、かなりの鉄道ファンが殺到したことはニュースになりました。
歌手でも引退公演が一番もう上がるのではないでしょうか。
この心理は遊技台にも働くということです。
新台入替の時に既存の遊技台を取り外しますが、希少性の原理を演出することで、
撤去台の関心を高め、稼働を上げることができる可能性があるということです。
もちろん条件はあります。
撤去する台が、それなりに人気があったという実績が必要です。
誰もが見向きもしない遊技台が、撤去されるといっても誰も見向きはしません。
全く売れていない歌手が引退コンサートを開いても、誰も集まらないのと同じ、と考えればわかりやすいと思います。
具体的には会員管理システムで機種を打った人を検索して、
何回打った人が何人いるかを調べて判断すると良いでしょう。
遊技回数が多い人がいるということは、その遊技台のファンであった証です。
そういう人に、事前に撤去情報を知らせると、最後なのでもう一度打っておこうという心理が働きます。
会員管理の検索機能を使い、一定回数以上その遊技台を打ったことがある会員にだけに送ると無駄が無くて良いでしょう。
もちろん、最後に良い印象を持って、新台入替に来てもらうために、ぼったくりだけは厳禁です。
撤去台なのでさよならイベントですよね。
コミュニティホールを目指しているなら、良い思い出になるように、
スタッフがお客様に声掛けし、コミュニケーションを取るのが良いでしょう。
台を撤去することが分かるとお客様が来ないという店長もいましたが、
その店長にこれまでの撤去台の○○○を聞くと、
○○○○モードで遊技者を不快にさせているパターンがほとんどでした。
だから、撤去台と聞くと蜘蛛の子を散らすようにお客様が去って行ったというわけです。
希少性の原理が働く撤去台を活かせないのはもったいないですよね。
・・・ 👆目次
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■政党の動きからコミュニティ施策を考える!
今日は各党の動きから、コミュニティホール作りについてのポイントや注意点について話をしてみたいと思います。
テレビ局などは毎日連立についてどうなるのか熱心に話をしています。
競馬の予想の解説でもしているような雰囲気です。
面白おかしく、ありえない可能性を考えて、どのような連立を組むのか、
或は組まないのか、数合わせをしています。
その解説の根底にあるのは、政権を取れるかどうかが党の行動原理であるという考え方です。
では、今回の各党の動きの根底にあるのは、政権奪取にあるのでしょうか?
私は違う見方をしています。
ブログの長くなるのを避けたいので、結論を先に言うと、
各党は次回の選挙で議員数を伸ばすために、今どのような行動をすべきかを考えて、動いていると思います。
次回選挙を考えると、今勢いがある国民民主党(国民)が落ち目の立憲民主党(立憲)と組むことはありえません。
少数党の党首が総理大臣になって何ができるのか、何もできないことは分かり切っています。
それより、次の選挙で立憲と対等、それ以上になった時、
はじめて玉木さんは野党連立を考える時だと思っているのではないでしょうか。
まずは落ち目の立憲を食いつぶし、国民を太らせることです。
また、支持母体の連合が、自由民主党(自民)との連立に明確に反対しているので、
次回選挙での党の躍進を考えると自民との連立は100%ないでしょう。
そう考えれば、政策実現を最優先に政策実践党としてのイメージを高めることを最優先し、
自民党との閣外での協力という以外に選択肢はないということになります。
玉木さんとしては、総理大臣にいずれはなりたいと思っているので、覚悟はあるといい有権者に希望を持たせるのは、
良い作戦だと思います。
メディアも騒いで注目が集まるので、それもプラス要因になります。
国民は今回イメージアップとなっていると思います。
立憲としては落ち目になっているので、何とか野党としての存在感を出したい。
そのためには、他の党が自民と仲良くして、実績を上げるのは困るということになります。
そこで考えたのが、野党連合の呼びかけ、それも野田代表の総理にこだわらないという方針で、
国民にニンジンをぶらさせげて食いつかせよういう作戦でした。
玉木さんが食いつけば、国民を助けることで、立憲のイメージアップになり、
国民人気を取り込めると思ったかどうかわかりませんが、
なりふり構わない野党連立に有権者は大丈夫かなと思ったのではないでしょうか。
なにせ、政権を取るだけに固執しているように見えるので、立憲は今回イメージダウンと思います。
公明党は連立解消というインパクトのある行為で、落ち目になっている党の存在感を出そうとしましたが、
イメージは悪くなっていると思います。
なぜなら、タイミングが悪い。
連立解消が、真に政治とカネの問題とするならもっと早くに解消をしないとおかしいと思われています。
なので多くの有権者は、なぜ今頃?小泉なら解消しないのでは?だったら高市いじめ?などと疑念を持たれています。
さらに中国大使との面会もマイナスですね。
参議院選挙で参政党の躍進の背景にあったのは、日本は外国に対してしっかりしていないというものです。
多くの有権者が外国人と安心してつき合えるための法整備を望み、自民党に対応が遅いと考えている中で、
公明党の動きをみて、公明党がネックだったのかというイメージを持った人も多くいたと思います。
同じことをしても、タイミングを間違えると、イメージが180度悪くなります。
日本維新の会(維新)は、参議院選挙で落ち目になっていることが明確になりました。
維新の党イメージが、有権者の期待に添わなかったということです。
維新は慎重に行動し、世論の動きを見て、党としての存在感を示し、イメージアップを狙っています。
今、自民との連立協議をしていますが、イメージアップには成功しつつあるように思います。
まず、立憲の呼びかけに安直に応じなかったことです。
数合わせで政権を欲しがるような党ではないことを、政策重視ということでピーアールし、イメージを上げました。
そして、今、自民と連立の話をしていますが、これで有権者の注目度はかなり上がったと思います。
現在、政治のカネの問題についても協議をしていますが、
企業団体献金の廃止ということを主張して譲らないことで、党としての価値をさらに上げようとしています。
自民も飲めないことは分かっているが、これ以外の政策に対する一致点を深く確認することで、
今後の政策運営を滑らかに進めることができます。
今、有権者が望んでいるのは、物価高対策と経済政策、それに加えて外国人に対する法整備です。
これを連立をしなくても進めていくことで、有権者は行動を評価してくれます。
維新としては、存在価値を示し、実際に公約を実現していくということで、イメージアップに繋がり、
次の衆議院選挙で議席数を伸ばすことができます。
高市さんも政策の実行で実績をアピールできれば、議員数の減少に歯止めをかけることができると考えているので、
利害関係は一致しています。
今回の連立の話し合いは、維新に注目を集め、維新の政治姿勢をピーアールする絶好の機会になり、
イメージアップとなっています。
同じ、政治とカネ問題を俎上にのせながら、イメージを落としている公明とは対照てきです。
最後に自民党は今回公明党が連立を解消したことで、有権者の同情を集め有利となっています。
自民党は落ち目になっていました。
政治とカネの問題、統一教会の問題をはじめ、イメージはさがっていました。
そこに期待した石破さんが登場するのですが、期待ハズレ、今回の参議院選挙で大敗します。
そして石破降ろし。
そこに再び高市さんの登場。
しかし、高市さんは右寄りとして評判はあまりよくなく、テレビなどのメディアも好意的でありませんでした。
連立を組んでいた公明党も、暗に高市さんだけは止めてという「右寄り困る」発言をしていました。
高市さんは前回の総裁選で最初1位を取りながら、結果的に足をすくわれた。
それにもめげることなく、毎週地方に足お運び、地方の声を収集するという努力をしていました。
そういう高市さんを評価することなく、ほとんどのメディアは小泉さんを評価していました。
こういう状況を有権者は、なんとなく「高市いじめ」というように感じていたのではないでしょうか。
しかし、まさかの高市さんが総裁選を制しました。
初めての女性総理誕生かと、これですなり行くかと思ったところに、
無理な要求を突き付けて、公明党のいきなりの連立離脱宣言。
高市さんに対する嫌がらせ、露骨ないじめともとれる行動。
それに乗っかって、立憲が声を大にして、今なら政権を取れると、高市総理阻止に暗躍。
そういういじめに対して、高市さんは顔を引きつらせながら、
笑顔で歯をくいしばって、自分の政策実現に向けて頑張るという感じになっています。
いじめられても歯をくいしばって頑張る人を応援したくなるのは人情です。
高市さんの場合は、いじめに耐え、苦労しながら総理になるという展開になっているので、
自民党は嫌いでも高市さんを応援しようという人が出てきてもおかしくありません。
高市さんが公明や立憲を批判しないことで、両党の高市否定の行動は、
いじめに耐えて頑張る高市さんの演出に役立ち、皮肉にもプラスに働いてます。
高市さんが第一に考えるのは、次にある衆議院選で議員数を増やすことです。
これなくしては総理になっても意味がありません。
なぜなら総裁を止めさせられるからです。
これを常に念頭におき、次の衆議院選挙を意識しながら、自身のイメージアップに取り組んでいます。
今回の維新との連立協議は、高市さんと自民党にとって、イメージを上げる演出の場となっていると思います。
維新の政治とカネに対する改善の要求は、今の自民ではのむことはできません。
でも、連立協議をすることで、自民が維新の言葉に耳を傾けているというイメージは作れます。
それと同時にこれからの政策の調整もできる。
連立が破談となっても、高市さんは寄り添っていこうとしたが、
自民党の旧体質の壁は厚かったという印象をつくることはできます。
高市は白で、自民の旧体質は灰色、というイメージを有権者が持てば、高市さんを応援する人が増えます。
それにプラスして政策を実際に実行したという実績をつくることができれば、
高市さんのへの期待は高まり、自民を応援する人はさらに増え、次回の衆議院選挙は議席を伸ばすことができます。
ここで初めて高市さんは、実質的な意味で総裁となることができます。
以上から見えてくることは、今回、自民党の単独政権で、維新、国民が閣外で協力しながら、
政策の実現を目指すという姿だと思っています。
そして、来るべき衆議院選挙で、真の与野党勢力図が決まると思います。
高市内閣で政策が実現すれば、議席を伸ばすのは自民、国民、維新。
立憲、公明は議席を大きく減らすという結果になるのではないでしょうか。
あくまでもイメージのアップ・ダウンで見た私見です。
すみまんせん。
今回長々と書いてしまいましたが、言いたいことは、同じことを言っても、同じことをしても、
やり方、タイミングにより、交渉に仕方により、イメージアップになったりイメージダウンとなるということです。
コミュニティホール施策は、人の心理に訴えて、パチンコホールの信頼を構築するものです。
端的に言えば、施策を通して店舗のイメージアップを図ることが目的です。
しかし、同じ施策でもやり方に違いで、イメージを上げたり下げたりするということです。
もし、コミュニティホール施策を頑張っているのに、成果が出ない、
他の競合店と変わらないということであれば、施策のやり方に問題があると思います。
施策で店舗のイメージを上げるためのチェックポイントは1つです。
施策の細かな部分(タスク)をチェックして、これについてお客様はどう感じるのだろうかといちいち想像してみることです。
こういうやり方なら好感を持ってもらえると想像できればOKです。
当然ですが、的確な判断ができるよに、日頃からお客様心理を研究しておくことが大前提です。
曇ったレンズでは、クリアな写真がとれないのではないでしょうか。
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■立憲民主党の姿勢を反面教師とする!
最近、ニュースを見ると誰が総理になるとか、ならないとか、お茶の間の話題になっています。
モーニングショー、お昼や夕方のワイドショー、夜のニュース番組で解説をしています。
誰が総理になるのか?
番組に出演しているコメンテーターは慎重な発言をしています。
理由簡単で、高市さんが新総裁になるのを外した人が多かったからです。
何度も外すとTV局の呼ばれなくなる?ので、総理の断定を控えています。
総理に誰が選ばれるかは重要ですが、それ以上に政党としての立憲民主党の動きはマズイと思っています。
立憲民主党はなりふり構わず政権を取ること前面に打ち出しています。
もしかしたら、立憲民主党が解党的出直しではなく、本当に解党をして、国民民主党に入るのではないかと思うほどです。
野田さんなどは、政権を取る滅多にない機会なので、何が何でも政権を取るのが野党の使命などと言っているからです。
政権を取ることが目的とされ、その後のことは何とかなるだろういう感じです。
一方、国民民主党の玉木さんは、総理大臣になった後の政権運営を考え、
しっかりした内閣をつくるために、基本政策の合意は不可欠であると言って、立憲の声掛けに慎重です。
そういう玉木さんを見て、総理になる覚悟がないなどと言う人もいますが、
自分が総理になって安保問題などを、どう答弁するか考えると玉木さんの心配は頷けます。
ただ政権を取るために集まった烏合の衆に、安定した政権はできるはずがありません。
しかも総理大臣を出している党が、連立の中で最も少数ならなおさらです。
テレビのコメンテーターの中には、立憲民主党は政権奪取をゴールとしているように見えるので、
大丈夫なのかという人もいます。
私もそう見えるので、立憲が与党になるのは心配です。
それにトラウマもあります。
立憲の元は民主党です。
昔、民主党の野田総理(今の野田代表)が、途中で自民党に任せると辞職しました。
またダメだったら、また政権交代をすればいい、と野田さんはまた思っているのではないかと思ってしまいます。
もちろんそんな考えはもっていないと思いますが心配です。
立憲の考え方を問題に感じるのは、手段の目的化が起こっているからです。
パチンコ業界で言えば、出店することだけを目的とし、出店後、どのような運営をしていくか構想がないのと同じです。
業界が拡大している時には、出店すれば自動的に多くの人が集まり、高い稼働を長く保てました。
だから出店が目的化しても、会社はやっていけた。
しかし、市場が縮小し、景気が悪くなるとそうはいきません。
新店を出しても、あっという間に閑古鳥が鳴くことも珍しくありません。
国民の不満は高まり、外交も厳しさを増しています。
政界も同じで、政権を取るだけでは、何ともならない時代になってきています。
政権をとっただけでは意味がないのです。
手段の目的化で、新規出店をとりあげましたが、
身近なことではイベントなどでも同じことが起こっています。
例えば、ファン感なども、どうでしょうか。
ファン感をやることが目的化している店舗を見かけます。
ファン感をやることに満足してしまっている。
これでは業界も店舗も良くなりません。
こういうことを連想させるのが、今の立憲民主党の動きに見えるので、
ブログに真似てはならない政党として取り上げることにしました。
もちろん、実際の立憲民主党はどうなのかわかりません。
ただ、今後どうなるかは、温かい目で見守りたいと思います。
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■政治のごたごたを反面教師として学ぶ!
今、政権争いが激しくなっています。
自民党の高市早苗新総裁が、すんなりと日本初の女性総理大臣になる、という感じではなさそうです。
11日に公明党が自民党との連立を一方的に解消しました。
まるで沈む船から逃げ出すネズミを思わせます。
それを好機として、立憲民主党がなりふり構わぬ形で、とりあえず政権を取ろうと躍起になっています。
国民民主党の玉木雄一郎さんは、基本政策が一致していなければ、連立は組めないと一歩引いています。
日本維新の会は、そういう両党を見て、連立ができるか様子をうかがっている様子です。
今回の総理大臣指名は、話題性は高く、少なくとも情報収集はしておいてもら損はないと思います。
こういう政治屋さんの世界、党利党略の世界で学べることは何でしょうか。
コミュニティホールを目指す店舗にとって一番大切なのが店の信用です。
各党の動きを見ながら、こういうことをすれば信用があがり、
こういうことをすれば信用が下がるなどの教訓とするのはどうでしょう。
公明党が自民党と袂を分かつ前に、中国大使と面談したことが一時話題になりました。
『李下に冠を正さず』という言葉があります。
これは、疑われるようなことをしてはいけないというものです。
公明党は日中国交回復の橋渡しをした党として知られ、中国と親しくしている政党です。
公明党の斎藤鉄夫代表は、高市さんに最後通告をする前に中国大使と面談しています。
その直後に公明党が一方的に連立を破棄。
今回の連立離脱の背景に、中国の関与があったのではないのか、と疑念が持たれています。
中国の兵法書「三十六計」に『借刀殺人(しゃくとうさつじん)』というものがあります。
敵(与党)を分断して、一方(公明党)に敵(自民党)を攻撃させ、敵(日本)に打撃を与えるというものです。
日本与党が少数になればなるほど、政局は混乱します。
中国の政治家は兵書に精通しているので、日本の国力を弱めるために策を弄したのではないかと考えられています。
斎藤代表によると、中国大使はただの通常やっている情報交換に来ただけということでした。
要するに中国には何も話していないし、中国からの要望も何も無かった。
斎藤さんが言われるように、公明党は全くの白かもしれません。
しかし、いろいろと状況を考えるとアポをキャンセルした方が良かったのではないでしょうか。
『李下に冠を正さず』で、疑われるような行為をすること自体が、信用を落とす原因になるからです。
パチンコ店に遊びに来ている人の多くは、なぜか「遠隔疑惑」を持っている人が多いと思います。
高齢者の方はそう思い込んで、会員カードを作るのをひたすら拒む人もいます。
店舗は、そういう遠隔操作の疑いをかけられないために、
お客様との長話はしない、一部の人に接客を偏らせない等、
第三者を意識した配慮をしている店舗もあります。
それに比べると公明党の対応は脇が甘いのではないでしょうか。
信用を築くためには、疑われるような行為をしないことが大切です。
事実はどうであれ、疑われると信用が下がってしまいます。
とくに、疑われることは何もしていないと思っても、傍から見るとそうでない場合もあるので要注意です。
例えば、親しいお客様は笑顔で挨拶するが、あまり見ない人には挨拶をしない、
あるいは無表情で挨拶するなどでも、負けたお客様からすると怪しいと感じるかもしれません。
最近急にお客様が来なくなった。
もしかすると自分達が意識していない不信を招く行為があったかもしれません。
くれぐれも気をつけて下さい。
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■ありえない賞味期限切れの商品から学ぶ!
先だって家内と旅行に行きました。
家内は毎回子供たちにお土産を買います。
今回もまた、子供たちへのお土産を買うことを楽しみにしていました。
ホテルの夕食を済ませ、ホテルの中にあるお土産コーナーを見に行きました。
家内は土産物コーナーを一通り見て、長男の嫁に好評だった『○○○○ドレッシング』を買うことに決めました。
子供それぞれの家庭用に一本ずつ、私の家を含めて4本。
長男は東京なので、すぐにお土産は渡せません。
なので、なるべく賞味期限の長いモノを選ぶのが家内の習慣になっていました。
家内が1本1本賞味期限を確認していると、私に「おとうさん、今日は何日?」と訊きます。
日付を答えると、「そうだよね」といって『○○○○ドレッシング』の瓶に書いてある賞味期限を私に見せました。
「2025,9,25」と書いてあります。
家内は「賞味期限切れの商品が置いてある」そう言って、並んでいるドレッシングの瓶をすべて調べました。
幸い?賞味期限切れの瓶は1本だけでした。
当然ですが、賞味期限が切れてない商品を持って、レジに行き、
ホテルのスタッフに賞味期限切れのドレッシングがあることを告げました。
ホテルのスタッフはすぐにドレッシングを見に来て、6本あった瓶をすべて確認し、
何事もなかったように賞味期限切れのドレッシングをフロントの奥に持っていきました。
賞味期限切れ商品が撤去されて、めでたしめでたしと言いたいところですが、
私たちはこのホテルの商品管理体制に不信を持ちました。
もしかしたら、他のお土産も賞味期限切れのものが多数混じっているような気がしました。
私たちの暇ではないので、買いもしない商品の賞味期限を調べるようなことはしていません。
しかし、1つ賞味期限切れがあるということは、
他にもある可能性があると容易に推測できます。
ホテル業からするとお土産物は、おまけのサービスかもしれません。
しかし、そのおまけのサービスが信用できないとなると、
そこから、ホテルの宿泊自体の品質も問題がある可能性が高いと感じてしまいます。
パチンコ店でもメインは遊技台です。
賞品はおまけサービスみたいな感じですが、そのおまけサービスが賞味期限が切れていたり、
ホコリを被っていたりすると、遊技台の不具合を放置したり、
遊技台の掃除をいい加減にしているのでは等と思ってしまうのと同じです。
ホテルで賞味期限切れの商品を販売するというのは、ありえない話です。
ありえない話があるということは、油断があると身近に発生することを教えてくれているのでしょう。
みなさんの店舗ではこのようなことはないと思いますが、
めったにない貴重な体験をしたので、ブログに書きました。
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■アポなし自転車旅から学ぶ好感度アップ法!
関西の毎日放送の「よんチャンTV」という夕方の番組で、
この間「北海道縦断550km アポなし自転車旅」という企画を放送していました。
毎日放送のアナウンサーの山崎香佳さんが、十勝平野から北海道の一番北にある宗谷岬まで、
自転車をこぎながら10日間で縦断するというものです。
これまでに関西のいろいろなところを自転車で走破してきました。
北海道に行く予算が出てきたということは、人気が出てきたのでしょう。
実際、私もをよく見ています。
この番組は自転車で走りながら気になったお店や飲食店、農作業をする人などに声を掛け、
地元の自慢話や食事処などを聞きながら自転車ツーリングをするというものです。
とりあえずコースを決めて、後は山崎アナが自転車をこぐだけで成立する安直な番組です。
取材はその場で交渉、ダメなら次をあたるというような感じです。
山崎アナは熊本生まれで運動が苦手という設定で、
弱音を吐きながら自転車をこぎ続け、コースを完走します。
最初は「よんチャンTV」のスタジオのメンバーも冷ややかな感じで見ていましたが、
関西で放送を重ねるうちに、スタジオの出演者も好意的な応援という感じになってきました。
そして、収録の中で、街の人から「見ているよ」とか「頑張って」というような声を
山崎アナがもらうようになりました。
おそらく視聴率が上がっているのではないかと感じていましたが、
北海道縦断をやるということで、それは確信にかわりました。
実はこういう企画は成功する確率が非常に高いのです。
なぜなら、人は人の頑張る姿を見るのが好きだからです。
一生懸命にやる姿を見るとなぜ応援してたくなるのが人間の心理です。
みなさんの中にはスポーツ観戦が大好きという方もいると思います。
なぜ好きなのかといえば、『人が一生懸命にやる姿』がそこにあるからですよね。
いくら自分の大好きなスポーツだとしても、
どうでもいいようなダラダラした試合を見たい、などと言う人はいないと思います。
スポーツという手段を通して『人が一生懸命にやる姿』を見たいといういのが、
スポーツ観戦の本質ではないでしょうか。
この「アポなし自転車旅」ですが、山の中も行くので、坂道も結構あります。
上り坂の自転車はけっこうきついと思います。
同行している取材班はそうでもないのですが、
山崎アナは運動が苦手なので、必死で自転車をこいでいます。
汗をかきながら、苦しくても、息が上がっても、倒れそうになっても、一生懸命こいでいます。
そういう姿を映すことで、知らず知らずに視聴者は応援してしまうのです。
弊所ではコミュニティホール作りの十分条件の3番目に
『ホールの顧客満足に対する努力を知ってもらう』という項目を上げています。
これはスタッフが顧客満足の向上に向けて、一生懸命に努力をしている姿を見てもらうというものです。
お客様がスタッフが自分たちのために努力している姿を見ると好感を持ちます。
その努力を汗をかきながらやる。
たいへんだけれどやる。
そういう一生懸命さは、お客様も応援してくなります。
実際実践しているホールでは、スタッフがお客様からねぎらいの声を掛けられています。
そういうお客様はもちろんまた来てくれます。
「よんチャンTV」は芸人ではなく、若手アナウンサーにいろいろな企画をさせます。
毎日放送としては、若手アナウンサーの一生懸命さを前面に出して、自社のアナウンサーの人気を上げて、
視聴率を獲得しようという意図があるのではないかと思ったりしています。
個人的に芸人の舞台以外の一生懸命さは、”あざとい受け狙い”に見えるので好きではありません。
そういう意味で「よんチャンTV」のこの企画には好感を持っています。
さて、みなさんの店舗のお客様はスタッフを応援してくれているでしょうか。
もし、関係づくりもあまり進まず、スタッフとお客様の間に距離があると感じるなら、
スタッフがお客様のために頑張っている姿を伝えるという仕組みをつくってはいかがでしょうか。
イメージが湧かない方は、関連資料を参考にしてください。
関連資料:コミュニティホールの十分条件の3番目
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■高市新総裁は、潰れかけのパチンコ店の店長?
高市早苗新総裁は、このまま順調に行けば日本初の女性総理大臣になります。
高市さんに求められているのは、強い経済を作ると同時に物価高対策をすることです。
しかしながら、就任早々公明党との連立に黄色?赤?信号がともるなど前途多難のように見えます。
まず、政権基盤の安定とは言われますが、それが実現したとして、日本企業の発展を促し、
国民生活の不満を解消することができるでしょうか?
日本経済を発展させ、企業を強くするということは、トヨタなどの自動車産業をはじめ、
海外に進出する企業の売上をアップさせるというイメージがあります。
現在、この輸出関連企業の業績を向上させている要因は、円安にあります。
円安になると日本の商品の実質価格は下がり、外国は商品を安く買えることになります。
簡単に言えば安売りですね。
インバウンド客を相手にしているホテルや飲食店なども、円安はプラスに働きます。
海外の旅行客は円安が進むほど、自国の通貨価値が上がるので、安く日本観光ができます。
価格を下げて来てもらうというのは、観光の安売りですよね。
ざっくり言えば、値段を下げて、より多くの商品やサービスを購入してもらうことで業績を上げているというのが、
今の日本経済という感じではないでしょうか。
パチンコホール業界で言えば、出玉をして稼働を上げるというようなものですね。
一方、物価高がどうして起こっているかと言えば、みさんもご存知のように海外からの原材料仕入れが高いからです。
原材料が高い理由は、主に円安の傾向が改善しないからです。
企業は仕方がないので、原材料を価格の上昇を、商品の価格に転嫁している状態です。
商品価格のアップ、つまり、物価の上昇です。
転嫁された値段を見て、国民は生活が苦しくなったと窮状を訴えます。
そして、物価の上昇を抑止しようとしない政府にもどかしさを感じ、
生活を守るための十分な対策を打たない政府の対応の遅さを怒っています。
先ほど書いた通り、値段を下げて業績を上げる戦略なので、基本的に賃金をできる限り上げないということになります。
それをやり過ぎたので、日本の給与は上がっていません。
アメリカやイギリス、ドイツなどの先進国が2000年に比べて現在給与が倍近くになっていますが、
日本はほとんど変わりません。
なので、今回の物価上昇は国民生活を直撃し、円安のマイナス面が拡大されたと言えます。
要するに円安が国民の生活を苦しめているのです。
さらに現在は、トランプ関税の影響で、日本の低価格戦略が弱まっています。
パチンコホール業界で言えば、出玉をしても稼働が思ったほど集まらず、
利益が薄くなり苦しくなってきている状態です。
あなたならどう解決するでしょうか?
単純に円安を止めて円を上げれば、輸入している原材料などが安くなり、物価の高騰は押さえられます。
多くの国民が望む物価高に対する根本対処になります。
しかしながら、輸出を中心とした企業の業績は落ち込み、観光関連も落ち込みます。
要するに経済が失速していきます。
日本の経済を強くするという高市さんの主張と真逆になります。
経済界、特に製造業が力を持つ経団連からはクレームが来るでしょう。
パチンコホール業界で言えば、苦しいので出玉を止めたら、稼働がさがりより苦しくなるとういう状況ですね。
マイナスのスパイラルです。
これはまずいですね。
やっぱり経済重視でこのまま円高を放置し、さらに円高になれば、物価の更なる高騰を招き、
消費が落ちこみ、輸出に関係ない国内企業からはクレーム、国民は怒るでしょう。
一時的な給付金などは焼け石に水。
社会保険制度や所得制度の改革でも生活の苦しさは改善されなくなるでしょう。
賃金の上昇も、輸出関連企業以外は、原材料コストが経営を圧迫し、
十分上げることができなくなるどころか、企業の存続も脅かされます。
出玉をしても人が集まらない、だからと言って出玉を止めるとさらに人が離れていく。
利益は減り、スタッフへの賃金を削減していく。
スタッフはこれではやっていけないと不満を持つ。
まるで閉店する間際のパチンコホールのような状態にですね。
こんな感じの店舗を任されて新店長として就任するのが高市さんなのかもしれません。
この状況をどう打開するのか高市新総裁に期待すること大です。
私が昔から愛読している「心のカベを破る(磯部邦夫著)」という本の中に以下のよう文章があります。
「われわれが一つのものの見方、考え方をマスターし、その見方、考え方で行動している以上は、
そのものの見方、考え方で解ける範囲内でしか問題を解く能力を持っていないことになる。
したがって、そのものの見方。考え方で解けない問題は、別のものの見方、考え方をもってこなければならない。」
高市新総裁には従来の見方、考え方に囚われることなく、新しい解決策を出して、
経済を発展させ、国民生活を豊かにしてもらいたと願っています。
そうなったとき、業績不振で苦しんでいる多くのパチンコホールも、
現状打破のヒントを掴むことができるのではないでしょうか。
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■高市さんの勝ちから学ぶ関係づくりの大切さ!
高市早苗さんが自民党の総裁に選出されました。
4日の総裁選の模様をテレビで見ていたのですが、多くのメディアの予想を裏切って、
高市さんが2回の選挙とも一位になりました。
私が意外だったのが、党員票の伸びの大きさですね。
第一回投票で119票も入りました。
二番目に多かった小泉進次郎さんが84票なので、その差は35票もありました。
1日のブログにも書きましたが、多くの世論調査は高市さんが一番という結果になりますが、
自民党支持者に限ると逆転し、小泉さんが一番となっているというものでした。
調査通りであれば、第一回目の投票で小泉さんの党員票が高市さんより多いはずが、
実際はかなり少なくなっていました。
議員票は前評判通り、小泉さんが一番多く取っていましたので、調査通りであれば、
第1回目の投票で小泉さんが1位になっているはずでした。
しかしながら現実は、小泉さんの党員票が伸びず、まさかの2位。
最終的に高市さんと小泉さんの決戦投票となりました。
昨年の高市さんと石破さんの決戦投票を思い出しましたが、
今回は、1位の高市さんが都道府県票を大量獲得し、決選投票でも1位。
念願の総裁になることになりました。
私としては小泉さんが1位になると思っていたので、びっくりしました。
最大の勝因は党員票の多さだと私は思っています。
党員票を一番多く集めたので、高市さんを推す大義身分ができ、麻生さんが強調し、
多くの国会議員が高市に投票したと思います。
政治家に求められるのは、なぜそいうことをするのか、という正当性です。
高市を推した理由として、「党員の声を大切にした」というのは誰が聞いても納得がいく理由です。
特に昨年の選挙は党員の声を無視した形になったので、今回は多くの国会議員が、党員の声を意識したのではないでしょうか。
ではなぜ高市さんが党員票を集められたのでしょうか。
ネットなどで調べるといろいろ出てきますが、まずは一貫性です。
高市さんは保守的な政策ですが、それを一貫して主張していることです。
自民党員は高齢者が多いと言われています。
高齢者は主張が一貫している人を信用します。
これが第一の要因です。
ホールと同じです。
言っていることとやっていることが一貫している店舗が信用されます。
次に党員に対する働きかけです。
高市さんは、昨年の総裁選以降、週末ごとに全国各地に行って、地方党員と交流をしています。
一度も話したことが無い人と、少しでも話をした人との差は大きいモノがあります。
お客様でも一度もスタッフと話をしたことが無い店舗とスタッフと話をしたことがある店舗では親近感が全然違います。
これと同じです。
さらに、メディアに出たり、SNSを通じて何度も働きかけをしています。
コミュニケーションをとった相手からのメッセージは、関心を持って読みます。
期待もします。
地方行脚をした上で、媒体を通じて何度も働きかけをしているので、効果が高いと思います。
これもコミュニティホールを目指している店舗では経験済みなのではないでしょうか。
以上をベースに政策主張をするので、もしかしたらこの人ならやってくれると多くの党員が思ったのではないでしょうか。
今後、高市総裁率いる自民党がどうなるかはわかりませんが、
同じ奈良県人としては頑張って欲しいと思っています。
この事例で参考になるのは、高市さんの党員との関係づくりです。
昨年の総裁選で敗北してからすぐにやり始めるのは凄いと思います。
日ごろから地味打ちに関係づくりのタネを撒いて、逆転の時期を待つ。
見倣いたいものです。
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■閑古鳥が鳴いているラスベガスから学ぶ!
今、アメリカのラスベガスは、閑古鳥が鳴いているようです。
カジノに並ぶスロットマシンも空席が目立つとか。
地元で働いている人は、これを「トランプ・スランプ(トランプ不況)」と呼んでいるそうです。
ラスベガスを訪問する旅行者、特に海外からの観光客が減少しており、
ラスベガス観光局の統計によると、今年の2月から兆候が見られ、
2~7月の旅行者数は前年同期比で9%も下がっています。
アメリカの経済誌フォーブスは、消費者がラスベガスのホテル駐車場やプールの料金など、
あらゆる高コストに嫌気がさしたと報じています。
その一例として、ある高級リゾートでは、ペットボトルの水が1本26ドル(約3900円)で販売されていると、
その異常な値段を挙げています。
ラスベガスに行く人は、カジノをする人も多いでしょう。
カジノで大金を掛けて遊ぶつもりだと思いますが、
カジノ以外で使うお金はなるべく抑えたいというのが本音ではないでしょうか。
カジノで大金を使うから逆に、宿泊や飲食にはお金をあまりかけたくないという心理が働いているようです。
10月から飲料を中心に値上げラッシュとなっています。
品目数は2024品目にもなります。
だから飲料自販機の値段があがるのは仕方がない、と思っていませんか?
でも、お客様の心理は、ここにも物価高騰の波が来ているということで、遊技コストの上昇を意識するのではないでしょうか。
例えば、パチンコ店が2つあり、1つはドリンクの自動販売機が世間と同じように値上がりし、
最低でも200円出さないとドリンクが買えないとします。
もう1つの店舗は価格を据え置いて120円から160円で販売しているとします。
お客様の心理として、どちらの店に行きたいと思うでしょうか。
パチンコで大金を使うから、自動販売機の飲料の値段がいくら上がっても関係ない。
たかがしれていると感じるでしょうか。
それとも、価格を据え置いている自販機を見て、世の中の値上げに抵抗して頑張てくれていると感じるでしょうか。
もちろん、お客様の考え方は様々です。
また、自店にどのような客層が多いかは現場でなければわかりません。
しかし、カジノの不振の原因のひとつが、
カジノ以外に多くのお金を使いたくないという心理が働いていることから推察すると、
遊技以外のコストはなるべく抑えるようにするのが賢明なのではないでしょうか。
来店動機付けは大切です。
動機付けは大掛かりなものもあるでしょうが、他店よりドリンクが安いという小さなものもあると思います。
10月多くの自販機が値上げをする中で、価格を維持するのは、小さな来店動機付けになる可能性があるのではないでしょうか。
コミュニティホールに取り組んでいるなら、他店が自販機の価格を上げたことを確認してから、
自店の自販機に「物価上昇に対する小さな抵抗ですが、自販機の価格を当分据え置きます」と、
手書き風の貼り紙を貼っておくのも悪くない思います。
お客様とスタッフの会話のネタにしてください。
お客様が、『物価高の中で、俺たちが来ていることを分かっているじゃないか』
と感じてもらうことで、お客様目線で運営しているホールと思ってもらえるのはなでしょうか。
参考資料:読売新聞9月29日「ラスベガス 再び閑古鳥」
・・・ 👆目次
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■自民党の解党的出直し総裁選挙から学ぶ!
現在、自民党の総裁選が行われています。
毎日、ニュース総裁選の様子が取り上げられています。
ご存知のとおり、総裁選に立候補しているのは、高市早苗、小泉純一郎、林芳正、茂木敏充、小林鷹之の5人です。
東京テレビと日本経済新聞が、9月26日から28日にかけて行った世論調査で、
次の自民党総裁にふさわしい人を聞いたところ、全体では次のような結果だったそうです。
1位 高市 34%
2位 小泉 25%
3位 林 14%
4位 茂木 5%
5位 小林 4%
この調査対象を自民党支持者に限定すると、順位が次のように入れ替わります。
1位 小泉 33%
2位 高市 28%
3位 林 20%
4位 茂木 6%
5位 小林 3%
東テレ、日経以外の調査も細かなパーセントの違いはあるものの、だいたいこのような感じです。
現在、林さんが猛烈な追い上げをしているので、まだまだ予断を許さないようです。
今回の選挙で言われることは、どの候補者の主張もあまり大きな差が無い。
討論会でも他の候補者を追いつめるような鋭い発言はしない。
仲良しムードでの総選挙となっています。
自民党は参院選を総括する報告文書の中で、敗因を分析した上で「党再生への誓い」として、
解党的出直しに取り組み、真の国民政党として生まれ変わる決意を記しました。
そして、そのために石破さんが総裁を辞め、今回の選挙に至っています。
「解党的出直し」と言っているので、自民党が再度国民の支持を集めるため、
喧々諤々と議論をし、自分たちの至らない点を洗い出して、国民に寄り添っていくものと思っていましたが、
どうも全く違うような感じを受けます。
現在の選挙を見ていると、「解党」というのは誤植で、本当は「解凍」だったのではないかと思ってします。
今の状況は、自民党のみんなが、自分の考えに固執して心を「凍らせること」を止めて、
心の氷を解かし、仲良く頑張りましょうという感じなので、
どう見ても「解凍的出直し」に見えるのは私だけではないような気がしています。
前置きが長くなりましたが、今回の自民党総裁選は反面教師として学ぶべきものがあると思います。
まず、二番煎じはあまり盛り上がらない。
今回の選挙は昨年の選挙の二番煎じ選挙となっています。
立候補メンバーが絞られただけで、新しいお茶(議員)がないばかりか、
立候補者が出がらしのように角が取れて丸くなっています。
議論が白熱することもなく、仲良しムード。
小泉陣営のステマ問題もみんなスルーしている。
「解党的」と言って選挙をしているだけに、期待とのギャップが大きくなっています。
いわゆる期待ハズレ状態ですね。
パチンコ業界で言えば、同じようイベントやって工夫がない状態と言えるでしょう。
やっている側は、一生懸命やっているので、イベントに対する充実感はありますが、
傍から見ていると、何の変化もない、面白みのないことをしているという感じですね。
ファン感で例えると、立候補者の顔ぶれが変わらないというのは、
ファン感景品を前回とまったくが同じものでやっているというのと同じですね。
それなのにノボリ旗に「大!大!大!ファン感謝祭」などと書いているようなものです。
ホールに行ってみたら、ただのいつものファン感であり、
お客様に期待を持たせた分、大きな失望を与えたというような感じですね。
また、候補者に言っていることに大きな違いが無くなっているというのは、
選挙を見る側にとっては、選ぶ面白さが無いということになります。
誰になっても同じであれば、選ぶという行為自体の価値が下がります。
パチンコ業界で言えば、地域のパチンコ店、どこに行っても同じような台、
同じような運営しかやっていないという状態です。
パチンコユーザーにとっては、店舗を選ぶ楽しさが失われ、
ホールに足を運ぶ体験価値が少なくなっていきます。
刺激が少ないので、遊技自体への興味が薄くなっていきます。
この店は、○○○があるから面白い。
この店は、□□□があるから行ってみた。
そういう個性があることで、お客様も楽しめ、店選びが面白くなるのではないでしょうか。
どこに行っても同じなら、地域に1つか2つ大きな店があればいいのでは、ということになってしまいます。
これでは業界が先細りです。
「他人のふり見て我がふり直せ」という言葉があります。
他人の良いところは見習い、悪いところは改める。
自民党総裁選挙は悪いところばかりではないと思います。
今回フルスペック方式で行い、党員の声を集めるなどは、
店舗がお客様の声を集める大切さを再認識するものとなると思います。
ただ個人的には、今回の自民党総選挙、悪いところから学ぶ方が、
成果は大きいように思ったので、そちらをメインに書いてみました。
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