□□□ 2025年12月の目次 □□□
■ヴィレッジヴァンガードのPOP力に学ぶ!
2日前の27日にヴィレッジヴァンガード(ヴィレヴァン)さんが、
回復基調にあるというブログを書きました。
このヴィレヴァンさんですが、POPが面白いという特徴があります。
POPの中には意味不明なものや、謎解きのようなPOPもあり、
来店すると結構楽しめるそうです。
上のPOPは実際のヴィレヴァンさんPOPをネットで調べたものです。
こののPOPは、このままでもホールで使えそうですね。
「忙しいふりしています」はちょっと笑えます。
サービスカウンターでのお客様との会話を促進したいなら、こんなPOPを置くのもいいかもしれません。
コミュニティホールは、スタッフとお客様がフレンドリーな関係を目指しているので、
形式ばらない方が、より好感を持たれます。
こういうPOPは、コミュニケーションを促進する媒体になってると言ってよいでしょう。
たかがPOPですが、POPをいろいろと工夫していくと、お客様との距離を縮めることができます。
一から工夫するのも悪くはありませんが、たいへんです。
そこで、他店の「これは面白い」と思ったPOPをマネて作ってみてはどうでしょう。
例えば、取寄せ賞品について訊いて欲しいなら、こんな感じでしょうか。
ネットで「ヴィレッジヴァンガード POP」で検索すればいくらでも見ることができます。
POPの中には、仕入れた商品を具体的にお勧めするようPOPもあります。
前のブログで書きましたが、仕入れの権限が店舗に戻ったということなので、
「おススメPOP」も面白いものがあると思います。
なぜなら、思い入れがあるPOPとそうでないPOPでは、説得力が違うからです。
私は、思い入れのある商品おススメPOPは、遊技台に付けるPOPの参考になると思います。
パチンコ店の中でも、遊技台にPOPを付けている店舗もあります。
コミュニティホールでは、お客様とスタッフの距離が近いので、
もっとフレンドリーで笑えるPOPが作れると考えています。
お客様がPOPを気に入って打ってくれる。
1つでも気に入ってもらえたら、それだけ稼働が増えることになります。
年末年始、みなさん忙しいと思いますが、それだけ多くの人が来店されるので、
共感する人との出会いが多くなります。
たいへんだとは思いますが、挑戦してみてください。
・・・ 👆目次
作成日:
■「ルンバ」のメーカー倒産から学ぶべきものとは!
みなさんの家庭では、ロボット掃除機を使われていますでしょうか?
昔、「ルンバ」をもらいましたが、私の家は段差が多く使えなので、子どもにあげました。
この「ルンバ」を作っていた会社、アメリカのアイロボットが、今月14日の倒産をしました。
「ルンバ」は結構有名だったと思うので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
原因は中国企業の激しい追い上げですね。
中国企業が、新しい機能を搭載したロボット掃除機をどんどん投入したことで、
アイロボットのシェアはどんどん奪われ、最終的にシェアは15%にまで下がったとのことです。
今年の4月にWBSの報道の中で、アイロボットのゲイリー・コーエンCEOは、これまでの製品をすべて刷新し、
ターゲット別の商品展開をしていき、反転攻勢をかけていくような話をしていました。
また、自社のブランド力を強調し、「我々の持つ膨大な顧客とのつながりを中国企業は持っていない」と強気の姿勢でした。
しかしながら、残念ながら今回の事態となってしまいました。
技術力もあり、お客様とのつながりがあるアイロボットが、なぜ凋落していったのだろうか?
などと疑問に思っていたのですが、
アイロボット日本法人の山田毅社長の話を聞いて納得しました。
山田社長は、「日本の顧客への直接的な影響はありません。
修理などのアフターサービスもこれまで通り提供します」と、
ルンバ―ユーザー向けにコメントし、
その後にこう言いました。
「これまでは技術主導だったが、これからはマーケットインになる」
え!?マーケットイン?
マーケットインというのは、顧客や市場のニーズを基に製品やサービスを開発するアプローチです。
お客様の意見やフィードバックを重視し、お客様が本当に求めるものを理解し、
それに応える製品やサービスを提供することです。
ゲイリー・コーエンCEOが言った「顧客とのつながり」ってなんだのか?と思いました。
ただ、顧客名簿を持っているに過ぎなかったのではないかと思ってしまいました。
山田社長の言葉から推察すると、アイロボットはお客様の言葉、ニーズに耳を傾けず、
そういうものを無視して、技術的に可能なものを製品化していったということでしょう。
今のお客様がたくさんいても、お客様の意見やニーズを積極的に取り込まなくては、
宝の持ち腐れということですね。
みなさんのホールには毎日たくさんのお客様が来られていると思います。
そのお客様からどれだけ、意見や要望、ニーズを聞き出していますでしょうか。
お客様とスタッフとの会話、スタッフの聞き込みでも、アンケートでも構いません。
具体的に、月に何件ぐらい情報が、集積されているのでしょうか?
そういう情報は、未来のお客様を呼び込むための必要な情報です。
アイロボットのように「顧客とのつながり」を無駄にしないで、
有効に活用したいものです。
・・・ 👆目次
作成日:
■能力の高い社員が、力を発揮できないケースとは!
先週、ニュース番組のWBSで、ヴィレッジヴァンガード(ヴィレヴァン)の業績が、
回復基調にあるという報道をしていました。
みなさんは、ヴィレヴァンに行かれたことがあるでしょうか?
ヴィレヴァンは1986年に創業した小売店で、本屋と雑貨屋さんが合体したような業態であり、
その斬新さは結構話題になりました。
コンセプトは、”遊べる本屋”で、雑貨と本が相乗効果を生み、
買う人をワクワクさせる楽しい店舗でした。
最盛期は2014年で、直営店が380店舗もありましたが、
直近の2025年5月末は291店舗と店舗を減らしてるようです。
実は今年の5月期の決算では、最終赤字が42億円となり、二期連続の赤字だったそうです。
いつも行くイオンモールの中にもヴィレヴァンがあり、
相変わらず繁盛しているものと思い込んでいたので、WBSの報道を聞いて、私は少しびっくりしました。
業績が悪くなったのは、新型コロナ禍の経営方針の転換後からということでした。
新型コロナの影響で、店舗の半数以上を休業にし、
現場スタッフが持っていた仕入権限を本部に集中させたということです。
これまでヴィレヴァンは、現場が来店するお客様を見て、これはお客様が喜ぶだろうというものを、
それぞれ仕入れていました。
なので、それぞれの店舗に個性があり、その個性に魅かれてお客様がファンになると同時に、
他のヴィレヴァンはどんな品があるのだろうと、
ちょっとした冒険というような感じで他のヴィレヴァンにも来店していたそうです。
ところが、本部一括の仕入となると、店舗の個性が消え、どの店舗も同じ品揃えになります。
お客様にとっては、地元密着型の品揃えが良かったのにぞれが無くなった。
加えて、全店品揃えが同じになったことで、あえて他のヴィレヴァンに行く理由が無くなった。
その結果、業績が急速に低迷していったということです。
小売店の多店舗展開のやり方は、大きく2つに分けることができます。
1つは、全店同じ商品、同じ品揃えをして、展開していく方法。
どこに言っても同じなので、安心して買い物ができるというメリットがあります。
コンビニなんかは典型的な事例ですね。
もう一つは、各店舗が個性を売りにして、それぞれ独自の品揃えをして、展開していく方法。
店長の個性を基に、地域のお客様にあった品揃えをしていくので、
出会いの楽しさがあるというメリットがあります。
ドン・キホーテや昔のヴィレヴァンなどはこのタイプです。
ただ、このタイプは人が育たないとできないので、多くが前者の業態を取っていると思います。
パチンコ店でも、営業方針ややり方は本部が決めて、
店舗はそれを粛々と実行するやり方をしている会社もあれば、
各店舗の店長に権限を渡し、地元密着ということで、
地域に合わせたそれぞれのやり方をさせている会社もありますよね。
イメージ的はそんな感じです。
但し、中には本部機能が弱いために、各店長任せにしている会社もあります。
それは個性を売りにしている多店舗展開ということではありませんので、
混同しないでくださいね。
さて、話をヴィレヴァンに戻しますが、現在、ヴィレヴァンは回復基調にあります。
2025年6月―8月期の純利益が約1億9000万円と、四半期としては約2年ぶりに、黒字転換しました。
回復した理由は何か!
それは、新型コロナ以前のように現場に仕入権限を委譲したことだそうです。
ヴィレヴァンの管理本部長である矢頭秀太さんは、
「創業以来の危機であり、僕らは何を提供する会社なのかを、考えないといけない」、
そのために「『現場主義』を完全に復活させることが第一」と、
WBSのインテビューに応えていました。
この報道の最後にWBSの山川解説キャスターが、人のやる気の面から話していましたが、
ヴィレヴァンに入社した多くの社員は、各店舗が個性を出せることに魅力を感じて入社したはずであり、
それが突然本部主導の一律営業ということで、社員のやる気が出なかったのではないだろうか。
そうなると店舗は活気がなくなり、それをお客様は無意識に感じ、来店頻度が落ちる、来なくなる。
当然、業績が下がるという現象が起きてくる。
今回の原点回帰は、本当に良かったと思う、ということでした。
この報道を見て感じたのは、会社の営業方針と社員の気持ちが、同じ方法に向いていないと、
優秀な社員がいても、業績を上げることはできないということでした。
ヴィレヴァンの社員は考える力があり、お客様を見て、
お客様に合わせた品揃えや販売促進の工夫、接客サービスができる社員です。
ところが、その力を発揮できない営業方針のもとでは、当たり前ですが力が出せないということです。
おそらく業績が赤字ということで、それぞれ社員は頑張ったと思いますが、
力が出せない環境では、いかんともしがたかったということではないでしょうか。
地域密着型ホールやコミュニティホールをするために、適性のある人材を採用しているなら、
うちの社員やアルバイトは、能力が低い、工夫をしないと言う前に、
組織のトップが力を発揮できない経営やホール運営をしている可能性があるかもしれない、
と考えてみることも、必要なのではないか、と思いました。
みなさんの会社や店舗では、そんなことはないと思いますが、
もし、社員やアルバイトのやる気がない、工夫をしないということであれば、
このような可能性も疑ってみる必要があるかもしれませんね。
・・・ 👆目次
作成日:
■長時間労働対策より大切なのは職場の雰囲気!
テレビでニュースを見ていると、「高橋まつり」さんのお母さんが出てきて、
涙ながらに娘を失った悲しさと、過労死について訴えられていました。
今から10年前の出来事ですが、2015年の12月25日に大手広告会社の電通に勤めていた、
高橋まつりさんが、長時間労働の末に自殺をされました。
覚えている方もいるかもしれませんが、この事件は大きな反響を呼び、これをきっかけに過労死問題が大きく取り上げられ、
労働環境の改善や働き方改革の重要性が、広く議論されることになりました。
テレビのニュースの中で、高橋まつりさんのお母さんは、
10年目という節目ということで、長時間労働の危険性について、改めて訴えられていました。
テレビでは、長時間労働の部分だけを、偶然切り取って放送していたのかもしれませんが、
「長時間労働=危険」というような訴えに聞こえたので、何か違和感を感じました。
政府は、労働者の健康を守るため、残業規制を厳格に定めています。
確かに、あまりに残業が多いと身体に負担がかかるのは確かですが、
だからと言って、自殺や突然死をしてしまう主たる原因とは、考えにくのではないでしょうか。
なぜなら、長時間労働をしている人が、一律にそうなっているわけではないからです。
つまり、原因の1つではあるが、それだけで自殺や過労死は起こらないということです。
例えば、仕事が楽しかったらどうでしょうか?
自分がやっている仕事が、楽しくて仕方がない。
そういう人が自殺をするでしょうか?
しないですよね。
逆に残業が無かったとしても、やりたくない仕事やいじめ等を受けていれば、
死にたいと思うのではないでしょうか?
なので、長時間労働だけを切り取って(時間が無いのでそうなっているかもしれまが)、
それが悪であるようなニュースを流しているテレビ局に、違和感を覚えました。
調べてみると、高橋まつりさんのケースは、長時間労働に加え、
上司からの激しい叱責やパワハラ・セクハラ的言動もあったようなので、
この部分の方が大きな問題(原因)だったのではないでしょうか。
もし、電通の上司が、高橋まつりさんの労をねぎらい、気遣いをし、
温かかくフォローをしていたなら、高橋さんが自殺することは無かったと思います。
逆に長時間労働でなくても、ひどい仕打ちを受けていれば、自殺の可能性はあったはずです。
そう考えると、スタッフの健康を考えた場合、
長時間労働の管理以上に、職場環境や上司の部下への気遣いの方が、
より大切なことではないでしょうか。
年末になり、忙しくなる中、ホールスタッフが活き活きと働くことが、
お客様に安心感を与え、投資意欲を高めます。
スタッフの心や身体の健康を考えると、
労働時間の管理も大切ですが、スタッフが楽しく働ける環境を整えることが、
より大切なのではないでしょうか。
オールドメディア(テレビ)を見ながら、高市早苗の労働規制緩和に対する世論誘導をしているのでは?
などと、つい思ってしまいました。
・・・ 👆目次
作成日:
■昨年と同じ対応で、お客様は喜んでいる?
稼働が思わしくないと、何とかして、もっとお客様を集めたいと思うのではないでしょうか。
当然ですよね。
出来れば前年ぐらいの稼働は、少なくとも上げたい。
前年と同じように頑張っているのに、なぜか思うように稼働が上がらない、
お客様が来ないということはあるものです。
でも、なぜ来ないのでしょうか?
来ない要因の1つは、お客様が置かれている環境が変化しているからですよね。
良い方向へ変化しているなら、当然来てくれるでしょうけど、
悪い方向へ変化していると、なかなか足を運びづらくなっているかもしれません。
だから、お客様の置かれている環境を無視して頑張っても、成果に結びにくいのではないでしょうか。
お客様が置かれている環境とは、どのようなものなのでしょうか?
おしなべて国民(お客様)に影響を与えているのが物価高です。
物価高が気にならない高給取りのお客様もいるでしょうが、
多くのパチンコ店のお客様はそうではないと思います。
お客様の置かれている環境は、川柳風に書くとこんな感じになるのではなでしょうか。
「節約を 重ねて通う パチンコ店」
「また行くの? 節約妻の 鋭い目」
「物価高 気楽な娯楽 遠くなり」
物価高で節約に関心が高まる中、
来にくいところを来てもらっているという感謝の気持ちを伝えることが、
自店のファンを増やすことになるのではないでしょうか。
お客様は、感謝の気持ちを受け取ると、この店にまた来たいと思うものです。
それは居心地が良いからです。
そのために必要なことは、スタッフみんなが、お客様の心情を汲み取ることです。
例えば、年金日に来る高齢のお客様の心情は・・・
「年金日 久しぶりの 娯楽の日」
「年金日 勝ったら家内と 焼肉だ」
年金の日にしか来られない人は、
パチンコやスロットを本当に楽しみにしている人が多いと思います。
そういう方の想いを推察して、行う接客サービスは自然と感謝の心がこもるのではないでしょうか。
少なくとも、
「年金日 鴨がネギしょい やってくる」
というような考えの店舗とは一線を画するはずです。
12月はボーナスも出て、お客様も増えますが、そうでないお客様もいらっしゃいます。
物価高で生活が楽でもないにもかかわらず、来店していただくお客様です。
そういうお客様に、昨年と同じ接客サービスで十分だろうと考えるのは、いかがなものでしょう。
お客様がたいへんな分、店舗は昨年以上に何かをしてあげることが、ファン作りには必要だと考えます。
「負けたけど 来て良かったと 感謝され」
12月の終わりには、上記のような川柳を読みたいものですね。
・・・ 👆目次
作成日:
■赤坂サウナ火災事件を教訓として考える!
最近、テレビで頻繁に取り上げられている事件と言えば、「赤坂サウナ火災事件」ですね。
事件の真相解明はまだですが、事故の原因が「ドアノブ」にありそうだということで、
ドアノブのトラブルがクローズアップされています。
テレビで、ドアノブ修理依頼が急増していると話していました。
実際問題、ドアノブのトラブルが及ぼす危険性について、
多くの人は意識していなかったのではなでしょうか。
実は10日ほど前に、家内から「トイレのドアノブの調子が悪いので、
正月に子供たちが帰ってくる前に交換しておいて」と言われたばかりでした。
私もドアノブが固く、回り難いと思っていたのですが、放置していました。
しかし、家内から指摘があると、恐妻家の私としては、そのままにしていけないので、すぐに対応。
家内から感謝の言葉をもらいました。
でもこの事件の報道を聞いて、あたらめて考えると、確かにドアノブが壊れて、
トイレに閉じ込められたら大変なことになるな、と思いました。
誰もいないときに、ノブが壊れたれら、それこそ、「ウンの尽き」ですよね。
危険に対する想像力不足を感じました。
本当に普段、全く気付かない危険ってあるんですね。
年末に向かい、ホール運営も忙しさを増していることと思います。
大掃除を企画している店舗もあると思います。
この事件を教訓として、普段気づかない危険を考えてみてはどうでしょうか。
気づかない危険に気づくのは難しいね!という方もいるかもしれません。
確かにそうですよね。
だから、違う人から「ヒヤッとした」「危ないと感じた」「不快に思った」などの情報を、
集めてみてはどうでしょう。
年末の大掃除の一環として、アンケートやヒヤリングでお客様に尋ねるのも一つの方法です。
アルバイトスタッフに対しても同様に行うと良いかもしれません。
何もないかもしれませんが、その取り組み姿勢は評価されると思います。
うちは大丈夫だから!と思って、何もしないのは、
この個室サウナ店のように、非常ベルの電源を入れないのと同じかもしれませんね。
・・・ 👆目次
作成日:
■眼科の顧客サービスから、自店のサービスを考える!
みなさんの店舗の接客やサービスはレベルアップしていますでしょうか?
最近、家内がコンタクトレンズを新たに作るため眼科に行ったところ、
誕生日月ということで、メッセージ付きお菓子をもらってきました。
以前にこんなものをもらったことはないと言っていました。
変わらないと思っていた眼科の接客やサービスも変わっていくんですね。
世の中の接客やサービスが良くなっていくことは、
利用する側にとってはありがたいことです。
しかし、提供する側にとってはどうでしょうか?
周りの企業や商店の接客やサービスが上がっていくことは、
自店にとってプラスになっているでしょうか?
提供する側の接客やサービスをする目的にもよると思いますが、
接客やサービスを「お客様に感動を与えるため」「喜んでもらうため」
さらに進んで「他社との差別化のため」と考えているなら、
結構微妙な感じなのではないでしょうか。
お客様の接客やサービスの良さの判断は、絶対ではなく、相対的なものだからです。
自店で良いサービスをしていたとしても、周りの店舗が同じようなことをしていると、
それは当たり前のサービスになってしまいます。
この周りというのは、自業界だけとは限りません。
先に取り上げた眼科のような異業種も比較対象になります。
接客やサービスを武器に、お客様を引き付けようと思うなら、
周囲の企業や商店の接客やサービスのレベルにも注意し、
それより上の接客やサービスを、提供する必要があるということです。
逆に言えば、周囲の企業のレベルが上がれば、自店のレベルが下がるということなので、
そうはならないように、絶えず情報収集をし、
接客やサービスのレベルを適宜更新していくことが、
大切なのではないでしょうか。
・・・ 👆目次
作成日:
■りそなの「おうちかいぎ」の発想から考える!
みなさんは家のローンを払っていますでしょうか?
日銀の利上げで、住宅ローンで頭を悩ませる人が増えていると言われています。
何に悩んでいるかと言えば、「変動金利」にするか、それとも「固定金利」にするかという判断ですよね。
どのちらにすれば、ローンの支払いを少なくすることができるか、大きな問題です。
実は住宅ローンに関心のあるお客様向けに、
りそな銀行は、「おうちかいぎ」というアプリを作ったと、ニュース番組WBSで報道していました。
これは、お客様が住宅ローンを検討しようとする初期の段階をサポートするもので、
住宅を探している夫婦などを対象としています。
夫婦での住宅探し、夫婦だから住宅に対し同じ希望をもっているかというと、そうではありません。
夫は夫の、妻は妻の、希望があるのです。
最近は、夫婦共働きも多く、対等な立場なので、双方の希望のすり合わせは、たいへんになってきています。
それをサポートして、住宅の希望条件を一つにまとめるというものです。
さすが、りそなさんです。
早い段階からお客様との接点を作り、お客様との信頼関係をつくる作戦です。
住宅の希望条件をまとめ、その条件にある家を探し、ローンを組む段階となれば、
自然とりそなさんにお願いしますという流れをつくるのです。
金利がある時代になり、銀行は金利で収益を稼げる時代になってきました。
その中で住宅ローンは、個人との取引の起点となる最重要商品です。
各銀行が力を入れる中、りそなさんは、早い段階からの接触で優位をつくる作戦です。
これをパチンコホール業界に取り入れるとどうなるでしょう。
要するに、パチンコをやり始める前にお客様との信頼関係をつくり、
パチンコについてのいろいろな知識を与え、
もし、パチンコをするなら、うちのホールに来てください、という仕組みを作るということです。
12月11日ブログにシニア女性をターゲットにする話をしましたが、
そういう女性向けに、「シニア向け初めてのパチンコ教室」というようなものを開催するという感じですね。
もしこれが3月なら、「新社会人向け初めてのパチンコ教室」が良いと思います。
パチンコをやってみたいと思っている人を対象に、いろいろな知識を与える。
業界や遊技台の基礎知識、自分に合う良い台や良いホールの見分け方もいいかもしれません。
特にコミュニティホールをされている店舗では、遊技以外の取り組みもしているので、
その意義や、社会におけるパチンコ店の役割などの話も入れるといいと思います。
パチンコをエンタメとして楽しんでもらう人を増やすためには、
パチンコホールとの付き合い方を、お客様に啓発していく必要があります。
古い過去のイメージを払拭し、新しい遊び方を提案するのは、実際に遊技をされる前が一番良いのではないでしょうか。
そういう意味では、りそな銀行のように、早い段階からお客様との接触の場を、仕組みとしてどう持つのか、
考えることは大切なことだと思います。
・・・ 👆目次
作成日:
■「F1」の復活からパチンコ業界の復活を考える!
みなさんはカーレースの「F1(フォーミュラ1)」をご存知でしょうか?
多くの人は、少なくとも名前ぐらいは聞いたことがある、と答えるのではないでしょうか。
このF1に参加しているチームの一つに「ハース」というチームがあるのですが、
そのチームの代表を務めているのが小松さんという日本人で、チームの運営資金を集めるため、
日本企業にアプローチしているという報道を、ニュース番組WBSがしていました。
私はF1というのは、世界最高峰のレースなので、
クルマファンの中で相変わらず人気が高いのだろうと勝手に思っていたのですが、
実はそうではなく、徐々に衰退していき、2017年に、
商業権をアメリカのメディア企業「リバティ・メディア」によって買収されたいうこと知りました。
衰退の理由は、比較的年齢層が高めのマニアックなファンが多かったため、
若者や若い女性からは「オタク的なおじさんエンタメ」と思われ、F1のファンが少なくなっていたようです。
何となく、パチンコ業界に似ているのではないでしょうか。
買収したリバティ・メディアは、F1のエンタメ性を高めるために、
いろんな工夫を導入し改善に取り組みました。たとえば:
• ソーシャルメディアの活用を解禁して、チームやドライバーがファンともっとつながれるようにしたり、
• Netflix(ネトフリ)の『Drive to Survive』みたいなドキュメンタリーシリーズで、
舞台裏を見せて、F1のドラマ性を前面に出したり、
• レース週末の演出を強化して、音楽イベントやファン体験を盛り込んだり!
その結果、若者や女性ファンを取り込むことに成功したとのことでした。
今では広告価値が高まり、F1の運営事業は軌道に乗っています。
言いたいことは衰退したテンタメでも復活はできるということです。
取り組みの中で特に良かったのが、ネトフリに依頼して作成したドキュメンタリー番組です。
F1の各チームのメンバーが一生懸命に頑張っている姿、それぞれの個性を知ることで、
カーレースを見る目が養われ、面白さが深まると同時に、
自分が推したいと思うチームを発見することができたようです。
レースの週末演出を強化して、とりあえず人を集め、
少し興味を持った人に、ネトフリのドキュメンタリー番組を見てもらうことで、さらに興味を持たせ、
うまく自分の推しチームを発見させることができれば、継続的にレースを見に来てくれる。
うまい仕組みを作り上げようです。
パチンコ業界もいろいろな工夫をすれば、まだまだ復活ができる道はあると思うのですが、いかがでしょうか?
現状は2017年前のF1のように「オタク的なおじさんエンタメ」の匂いがするような気がします。
だから、若者や女性が来ないのかもしれません。
また、遊技台の開発についての情報(ドラマ)が無い。
賭博機械という考えを持っていると、ドラマは関係ないと思います。
しかし、エンタメ機械となるとドラマ(開発者の想いや苦労の裏話)は必要ではないでしょうか。
ドラマを知ることで、パチンコファンを射幸性だけでなく、エンタメ性からファンを育成できます。
また、業界として、エンタメ機械としての遊技台の「エンタメ大賞」を作って、
パチンコ台やスロット台の面白さを世間にアピールすることも大切です。
なぜなら、メーカーのエンタメ志向を強化すると同時に、
一般の人が遊技台に興味を持ってもらう機会をつくることができるからです。
遊技台が、賭博機械からエンタメ機械へと移行することで、
日本の文化として世界に認識されているアニメとの相乗効果は増し、
エンタメゲーム機として新たな市場を形成していくことも可能ではないでしょうか。
F1の復活の話を聞きながら、そんなことを感じました。
・・・ 👆目次
作成日:
■『今日の改善目標』でスタッフの士気を上げる!
年の瀬も近くなり、毎日慌ただしく日は過ぎ去っていきます。
忙しい日もあれば、全然暇な日もあるかもしれません。
パチンコ人口が減少してくるとどうしても波が出てくるものです。
一日が終わった時、充実感がある日がどれだけあるでしょうか?
今日はお客様が多く、あっという間に時間がきて一日が終わった。
だから、今日一日充実していたと感じるでしょうか?
或は、今日はお客様が少なくて、余裕をもって業務をこなせた。
だから、今日は充実した日だった、となるでしょうか?
充実した日を過ごすと何となく幸せな気持ちになります。
今日、このホールで働いて良かった。
そう思えます。
アルバイトスタッフだけでなく、社員もすべてそう思えたら、
店舗の雰囲気はさらに良くなるのではないでしょうか。
先日、取りためていたテレビ録画を整理したいのですが、
その時、NHKの「視点・論点」の「幸せについて考える」という番組が目に留まりました。
この番組はコロナ禍のもので、消去するつもりでしたが、
タイトルがちょっと気になって、つい見てしまいました。
お話をされたのは矢野和男さんという方で、データを活用した人々・組織の幸福度測定などの研究をしている方です。
この矢野さんが、すぐにでも取り組めそうなスタッフの幸福度がアップする仕組みを話されていました。
みなさんの朝礼や終礼に取り入れたら面白いのではないかと思い、ブログで取り上げました。
人の幸福度というか仕事の充実度を上げる方法の一つに、改善への取り組みというものがあるそうなのです。
具体的なやり方として、朝礼の時に、各スタッフが今日一日、何に取り組むの宣言をし、
終礼で発表するというものを紹介されていました。
いちいち考えると時間が足りないので、改善に取り組む内容はあらかじめ書き出しておき、
その中から自分が取り組むものを一つ選び、『今日の改善目標』にします。
「お客様の入店時の挨拶をもっと良いくする」
「お客様の使用後の台の清掃をもっと良くする」
「トイレのキレイをさらに良くする」
「サービスカウンターでの笑顔をもっと良くする」
「新台の○○の面白さをお客様に伝える」
など、何でも構いません。
月の方針や店舗の課題を考えるとすぐに出てくると思います。
それを終礼時にどう工夫したかを一言報告するというものです。
話を聞いていて私はイメージが湧き、なるほど思いました。
人間は同じことをやっていて楽しいかと問われると、そうではないように思います。
同じことを続けているとマンネリとなり、興味が薄くなります。
ホールも年末を迎えバタバタしていても、同じことの繰り返しでは、スタッフの士気はあがりません。
確かに矢野さんの言われるように少しでも改善したり、向上するとやった感がでて、少し幸福度があがります。
年末年始に向け、スタッフみんなで新しいイベント企画等を考えるのも、士気を高めると思います。
同じように、この『今日の改善目標』も士気を高めると思います。
職場の士気を高める工夫は大切です。
お客様の立場に立って考えてみてください。
士気が高まっているスタッフのいる店舗と士気が停滞しているスタッフのいる店舗、
どちらが勝てそうな店舗と判断するでしょうか。
ということですね。
・・・ 👆目次
作成日:
■シニア女性をターゲットにした戦略もありかも!
みなさんは「イマ活」という言葉を知っていますか?
私は知らなかったのですが、ニュース番組WBSで、ハルメク・エイジマーケティングの
「2025-2026 ハルメク シニアトレンド」が発表され、
1位になったのがこの「イマ活」なんです。
要するに、今のシニアがもっとも関心を持っているのが「イマ活」ということです。
「イマ活」をネットで検索すると次のように書いてありました。
「イマ活」とは、“老後のために今を我慢する”のではなく、
元気に動ける「今この時間」を楽しむために、時間とお金を使うライフスタイルのことだそうです。
良く知られた終活などは、人生の収束を見据えた活動ですが、イマ活はその正反対の考え方ですね。
後で後悔しないために、今、自分を喜ばせることを選択をする考え方です。
昔の高齢者は、子どもや家族を優先させ、節約や我慢をするような考え方が主流でしたが、
今の高齢者は健康な人も多く、年金もそこそこあり、経済的に自立している人が多くなってきたことで、
自分の幸福を追求することを優先することを重視する価値観に変わって来ているようです。
そのために「後悔をしたくない」「新しいことに挑戦したい」ということで、
新しい体験を求めている人が多くなっているようです。
ちなみにハルメクのトレンドキーワードは以下のようになっています。
1.イマ活
2.ご自愛消費
3.戦力シニア
4.再点火メイク
5.ならわし卒業
WBSで「生き方上手研究所」の梅津所長は、現役世代は節約志向という感じではあるが、
シニア世代は自分のために時間やお金を使う傾向にあり、消費に前向きであると話されていました。
この情報を知ってみなさんはどう感じたでしょうか?
私は、もしかしたらシニアの女性の中には、パチンコをしてみたいと思っている人もいるので、
新しいお客様を獲得するチャンスが来ているのではないか、と思いました。
以前保険会社と組んで、オープニングイベントとして、店舗で遊技大会をしたことがありました。
パチンコやスロットの経験が無い人を400人ほど集めてもらい、2時間遊技を体験してもらい、
アンケートを取りましたが、参加した8割の人が面白いと回答してもらっています。
そして2割の方はその場で、会員カードを作成してもらいました。
参加者半分以上が、女性だったと記憶しています。
女性の方も、思った以上に遊技に興味があると驚きました。
そういう方が今ちょうどシニアになっています。
ハルメクが発表した「イマ活」がトレンドであれば、
上手くアプローチをすれば、まだ未経験のシニア女性がお客様になってくれるかもしれません。
昔のパチンコのイメージを払拭すると同時に、
来店しやすい仕掛けを作ることが課題だと思います。
もちろん、のめり込まない健全な遊びとしての教育も必須だと思います。
コミュニティホールをされている店舗の方にはチャンスが来ているかもしれませんね。
・・・ 👆目次
作成日:
■ダメなアニメを反面教師として運営を考える!
パチンコ業界に入り、アニメを見るようになってだいぶ経ちます。
なので40歳を過ぎてからです。
きっかけは「ヱヴァンゲリヲン」ですね。
人気台になっている「ヱヴァンゲリヲン」のことを全く知らなかったので、
これはマズイと思い、全話見ました。
正直、このアニメは何が言いたいのかよく分からなかったのですが、
エヴァの大当りの演出の面白さなどは、納得できたように思いました。
遊技台になるアニメがどんどん出てくるので、
取り合ずストーリーを抑えておくためにアニメを録画して、早送りで見るようになりました。
アニメのエンディングに、スポンサーが表示されますが、
そこに遊技機メーカーが出てくるので、新台予想も兼ねて見るのが習慣となっています。
実は最近、アニメを見ていて「これは全く面白くない展開!」というものがあり、
こういう展開を店舗の運営でやると失敗するだろうと思い、
反面教師になるのでとりあげました。
もちろん、個人的な感想なので、その点は賛否があると思いますが、取り合えず話します。
どういう展開なのかというと、主人公ではない、ほとんど出ない”モブキャラ”のヒストリーやストーリーを
突然長々とやりだすというものです。
要するに知らない、興味がないキャラクターの説明を、長々と行い、時間を浪費すという展開です。
通常、人は情報量の多さに対して、好感度は上がっていきます。
それは、人でも、モノでも、店舗でも同じです。
但し、最初に少しでも興味があるというのが前提です。
興味は全くないのに、説明をするなど情報を増やされても迷惑なだけで、
しつこくされると嫌悪感を持つようになります。
今回ネタにしたアニメは、結構気に入っていた”あるアニメ”でした。
今期で、3期目(3クール目)ですが、途中から主人公がほとんど登場せず、
”モブキャラ”だけでのストーリー展開が何話もつづき、大いに失望したからです。
例えるなら、次にどうなるか気になるのに、CMが20分以上続いているという感じですね。
あまりにも面白くなくなっているので、録画をすべて消したいと思っています。
これまでもそういうアニメはありましたが、だいたい1期目で終わっています。
3期目にもなって、これほど酷い作品があったのかと驚きました。
”モブキャラ”に興味を持たせるという布石を打つことなく、
このモブキャラに関するストーリーを長々と見せることが、
見る人を失望させ、不快にさせることになると改めて考えました。
良いアニメは、サブキャラのヒストリーなどのストーリーを展開させる前に、
興味や好感をもたせるようなシーンが組み込まれています。
そういうシーンを見た視聴者が、「もう少しそのキャラのことを知りたい」と感じたころに、
ヒストリーやエピソードが紹介されるので、興味を持って見ることができます。
「ヱヴァンゲリヲン」や「北斗の拳」もそうだったと思います。
これをパチンコホール運営で考えると、施策(機種強化やイベント)をやるなら、布石を打ち、
お客様の興味を持たせる工夫をして、行うことが望ましいということではないでしょうか。
例えば、何の脈絡もなく、”明日から遊パチを強化します”と言われても、
お客様にとってはよく分からないのではないでしょうか。
そういう状態で、スタッフから「遊パチどうですか!」と必要以上に勧められると、
不信感や嫌悪感が湧いてくると思います。
店長が、○○台を強化したいと思い、(いきなり)機種イベントを仕掛けてみたが全く効果がなかったというのは、
○○台の好感度や興味を上げる布石を打たずに行った可能性もあるのではないでしょか。
過去の失敗事例を見ると、
「セミナーで○○○が良いと聞いた来たので、(いきなり)やってみた。
でも、全然上手くいかなかった」
というパターンを良く耳にしたように思います。
今回、気に入っていたアニメが、あまりにも酷い展開をしているので、あきれています。
同時にいくら気に入っていても、一気に興ざめしてしまうので、
お客様を大切にしている店舗では、こういうことが無いように願いながら、
老婆心ながらブログに書かせてもらいました。
・・・ 👆目次
作成日:
■久しぶりの救急救命講座を受講して。
救急搬送が増える月をご存知でしょうか?
そうなんです。
寒い冬(12月、1月)と暑い夏(7月、8月)なんです。
冬に増える理由は、
• インフルエンザや感染症の流行。
• 低体温症、心筋梗塞、脳卒中など寒さによる急病が増える。
• 年末年始の飲酒や事故も影響。
などがあるそうです。
実は、12月7日に私が住んでいるマンションで、管理組合主催の救急救命講座がありました。
私はコロナ以前に消防署で上級救命講習を受けていましたが、
参加してみると案の定、多くのことを忘れていました。
講習修了証の裏にも2年ごとに反復して受講してくださいと書いてありましたが、
正にその通りだと思います。
震災のあった2011年ごろから、私がコミュニティホールの指導していたパチンコ店では、
救急救命講座を地元の消防署にお願いして、定期的に開催していました。
もちろん目的は、お客様に万が一があった場合を考えてのことです。
最近ではAEDなどを置いているパチンコ店も増えています。
多くのホールで当たり前にこのような講座は開催されているのではないでしょうか。
救急搬送される人を年齢別でみると、やはり高齢者が多いというのが実態です。
ホールのお客様も高齢の方が多くいらっしゃるので、
万一に備えるのは必要なことだと思います。
アルバイトスタッフが定期的に入れ替わることを考えると、
最低でも1年に1回ぐらいは、自店で救急救命講座を開くことが望ましいのではないかと思います。
実際、救急救命を行った場合とそうでない場合の違いについて、
総務省消防庁から報道資料として公開されていたものがありましたので、
参考までに以下に載せておきます。
最後に救急救命講座ですが、
コミュニティホールに取り組まれている店舗では、
お客様に参加を呼び掛けることをおススメしています。
講座は最低でも、2時間から3時間かかりますが、
家族の命を守る取り組みということ訴えることで、参加をしてもらえる可能性が高くなるのではないでしょうか。
実際、救急搬送は、搬送対象者の自宅から、というケースが圧倒的に多いのです。
つまり、奥さんや旦那さん、お父さんやお母さん、お祖母ちゃんやお祖父さん、
もしかしたら自分のお子さんの命を救うことになる可能性が、一番高いということですね。
いざという時を考えて、身につけておいて損はないスキルです。
今回久しぶりに講座を受講して、まだ店舗として救急救命に取り組まれていないという店舗の方には、
定期的に救急救命に取り組まれることを、改めておススメしようと思いました。
参考資料:「令和6年版 救急・救助の現況」の公表
・・・ 👆目次
作成日:
■オープンワークのユニークな求人広告から学ぶ!
社員クチコミ情報を活用し、企業の職場評価や求人情報提供を運営しているオープンワークが、
11月24日~30日の期間、東京メトロ丸ノ内線新宿駅にカードゲーム風の求人広告を出しました。
広告のキャッチフレーズには、「いい会社って、なんだろう。」。
ニュース番組WBSでも紹介していましたが、求人案内がカードになっていて、
企業の評価基準と現役社員や元社員の口コミ分析で作られた評価点が載っています。
ところが、そのカードには企業名が書かれていません。
評価はされているが、どこの企業なのかわからない。
ここがこの求人企画のユニークな点です。
なぜ、こんなことをしているのでしょうか?
実は、名前につられて転職してしまったけど、実際、自分が求めていた職場とは違った!
というような”ミスマッチ”が結構起きているようです。
オープンワークが転職先企業への不満を調査したところ、不満有の転職者が95.6%もあったそうです。
結構多いですよね。
その不満の中身は、求人票からは分からない「企業文化」や「働く環境」が多くを占めていたそうです。
オープンワークが掲げているミッションは、「ひとりひとりが輝く、ジョブマーケットを創る。」
というものです。
同社は転職者と企業のミスマッチを無くす一つの試みとして企画したようです。
みなさんもどうでしょうか?
社名を聞くと何らかの先入観を持ってしまうことが多いのではないでしょうか?
もちろん、社名が全く分からないということでは話にならないので、
カードの裏にある二次元コードを読み込むと、企業名や採用情報が出てきます。
でも、最初に企業の評価を見て、自分に合うか合わないかを判断してから見るというのは、
自分の転職を客観的にみることができて、良いのではないでしょうか。
カードに書かれていた評価項目は、8項目で「待遇面の満足度」「社員の士気」「風通しの良さ」
「社員の相互尊重」「20代成長環境」「人材の長期育成」「法令順守意識」「人事評価の適正感」でした。
こういう項目をベースにしながら、地域密着やコミュニティホールを目指しているホールでは、
「接客接遇能力の向上」や「創意工夫の環境」など、
自店のアルバイト用に項目を改良して使えるのではないでしょうか。
アルバイトで面接に受ける人は、収入がメインにしている可能性が高いと思いますが、
よく考えると、実は働きやすい職場を最優先していたり、
就職のために自分のスキル向上になる職場で働きたいと思っていたりします。
アルバイトに来た人に対して、企業を見る視点(評価項目)の話をし、
自社の良さをPRすることともできるのではないでしょうか。
もちろん、評価項目を教えるだけでなく、
自社の評価を書いたものを提示するのも悪くないと思いますが、
そのためには匿名で、アルバイトスタッフさんに、自店をどう思っているか尋ねる必要があるでしょう。
そうしないと店長の感覚だけで書いたのでは、それこそ”ミス評価”になってしまう可能性が大です。
だいたい店長が考えている職場環境とスタッフが考えている職場環境が一致するのは稀です。
でも、そこを勇気を持って匿名でアンケートなどで評価を取ると、
店舗内の問題も発見でき、アルバイトが働きやすい職場をつくることができるかもしれません。
人手不足の中、アルバイトスタッフの採用率や定着率を上げるための職場環境の向上は必須です。
テレビなどの転職CMを見ていると、
”転職すればすべてハッピー”というようなただ転職を煽るいい加減な企業のCMもありますが、
オープンワークのCMは、転職者に失敗しない転職を呼び掛けているまともなCMだと思います。
オープンワークのやり方を参考に、自社の採用活動を一工夫してはいかがでしょうか。
・・・ 👆目次
作成日:
■都営交通のポスターから変更を伝える大切さを学ぶ!
先日、蔵前のホテルに行くために都営大江戸線に乗っていると、車内に貼ってある下の広告に気づきました。
都営交通の広報です。
職場環境の改善を進めているということで、制服着用ルールが変わったことを、
乗客に知らせるものでした。
日本の交通機関は、時間に正確であると海外から高い評価をもらっています。
仕事にきっちり対応しているかどうかは、傍から見て分かるものではありません。
しかし、推測は出来ます。
その推測の根拠の一つがしっかりした服装です。
乱れた服装をしている駅員やバスの運転手を見て、
しっかり仕事をしているというイメージを多くの人は持てないのではないでしょうか。
服装の乱れは、心の乱れ。
心の乱れは仕事の乱れ、というような受け止めをしてしまいます。
なので、制服着用ルールの見直しを多くの人に伝えようとしているのだな、と感じました。
制服のルールの変更と言えば、11月の13日に日本航空(JAL)が、
客室乗務員(CA)や地上職(グランドスタッフ)を対象に、
スニーカーの着用を認めるという発表がありました。
JALは2020年3月に、「黒色のパンプスで、ヒールの高さは客室乗務員が3〜4cm、グランドスタッフは3〜6cm」という従来の規定を、
「機内4センチ以下、機外は6センチ以下でどちらも下限なし」という規定に変更しています。
ヒールの高さ規定を撤廃し、ヒールのない靴の着用も認めていましたが、
あくまでも革靴やパンプスに限定していました。
しかし、その後も現場からは、「靴の選択肢を増やしてほしい」「制服着用時にもスニーカーを履きたい」といった要望があったようで、今回、ようやくスニーカー解禁に至ったようです。
ニュース番組WBSによると、長時間の立ち仕事の負担を軽減し、
働きやすさを重視したとのことです。
働きやすい職場はスタッフをハッピーにします。
接客する人間がハッピーであってこそ、
接客接遇やサービスを受けるお客様は、より幸せな気分になるのではないでしょうか。
なので、このような取り組みは大切であり、
このような取り組みをしているパチンコホールも多いと思います。
都営交通とJALを見て見習うべきは、働きやすさの取り組みもありますが、
意外に盲点なのが、外部やお客様への働きかけです。
そこで今回、ブログで取り上げてみました。
もし、都営交通やJALのルールの変更をお客様が知らなかったとしたら、
スニーカーを履ている都営交通の職員やCAさん、グランドスタッフに対して、
どういう印象を持つでしょうか。
これまでのルールがしっかり頭の中に入っている人は、
このスタッフは「ルールを守っていない、大丈夫なのかな?」
「上司は何も言わないのか?」「安全意識は大丈夫なのか?」
など勝手に解釈をしてしまう可能性があります。
ルールを守れないスタッフを見て、会社に対しての印象は悪くなるのはないでしょうか。
ということで、お客様が目にしている服装ルールの変更、
接客接遇やサービスの変更については、お客様に認識してもらうように、
積極的に働きかける必要があります。
もちろん、お客様が納得できる変更理由を添えてです。
JALのような記者会見は無理ですが、
都営交通のポスターは参考になるのではないでしょうか。
・・・ 👆目次
作成日:
■中国政府を読み解き、店舗のリスク管理を強化する!
ご存知のように、中国での日本人アーティストによるライブやイベントが、
相次いで中止となっています。
高市総理の存立危機事態発言をきっかけに、中国政府は日本への渡航自粛、
日本滞在の中国人の早期帰国など、経済的圧力を強めています。
日本のエコノミミストの中には、中国のこうした政策で2兆を超える損失が出るなどと、
得意げに試算をする人もいます。
まあ、そういう試算をすると、圧力の影響がイメージしやすいですから悪くないと思いますが、
マスメディアは危機感を煽ると視聴率が上がるので、試算の根拠を明確にしないまま、
「たいへんなことになる!」というような発言を繰り返していました。
でも、世論調査で、高市政権の支持率が落ちていないことが分かると、とたんにトーンが低くなりました。
逆に中国に頼り過ぎるのは問題かもしれないなどと、論調を変えたりしています。
中国の立場になって、今回の一連の日本に対する経済圧力を考えた場合、
成功しつつあると言えるのでしょうか?
大阪総領事の薛剣さんの投稿で中国政府は動いたと思いますが、
中国の今回の経済圧力のタイミングは早すぎたのではないかと思います。
早すぎるという意味は、日本の中国依存度がまだ低いという意味です。
経済的圧力が有効作用するのは、依存度が高い場合です。
例えば、もし、観光業で中国人比率が7割あったらどうでしょう。
企業で急に売上が7割落ち込めば、相当な資産が無い限り危機的状況に陥るでしょう。
原発事故後の北海道のホタテ産業を見ればよく分かると思います。
たいへんな思いをされていました。
特に売上が急上昇して、それに対応すべく借金をして大きな投資をした場合、
ほぼまちがいなく倒産するでしょう。
現状、訪日外国人の中で中国人が占める割合は日本全体で約19%だそうです。
2割の売上ダウンなら、まだ耐えられる範囲ですよね。
みなさんの店舗でも、一気に7割稼働がダウンと危ないけど、
2割ならまだ何とかなるのではないでしょうか。
なので、中国としては、もう少し我慢して、中国依存度を高めるべきであったと思います。
本音としては、中国も少し早すぎたと思っているのではないでしょうか。
中国の思想家に「老子」という方がいます。
老子さんはこう言っているんですね。
「もし、これを奪ってやろうと思えば、しっかり与えなければならない」
普通なら何で?と思いますよね。
奪うために、逆に与えなさいと言っているわけですから、真逆のことを言っている。
でも、みなさんもお気づきのように、これは真理なんですよね。
中国の政治家は、日本の政治家と違い、頭がいいし、よく勉強していると思います。
兵法書なども読みこなしているのではないでしょうか。
この老子さんの思想は、孫子の兵法に大きな影響を与えていると言われています。
おそらく習近平さんも知ってるのではないでしょうか。
なので、高市さんと会談し、握手も交わした。
日本にダメージを与えるために「しっかり与えなければならない」と思ったと推察します。
「しっかり」が重要ですよね。
つまり、日本が、中国への依存度をもっと高めることです。
だから、このタイミングで中国が経済圧力を強めるのは、
中国の立場に立てば、あまりおススメできないと考えます。
今回、大阪総領事の薛剣さんに対して中国政府は何もしていませんが、
それは様子をみているのではないでしょうか。
今回の経済圧力に屈し、高市さんが存立危機発言を撤回すれば、
薛剣さんは中国から英雄として迎えられると思います。
昔、日本の海上保安庁の巡視船「みずき」に衝突させた漁船の船長が、
英雄として中国国民から賞賛を浴びたことから考えると、
おそらくそうなるだろうと予測します。
しかしながら、高市さんが屈服せず、
世界の世論を味方に付けることを中国政府が失敗すれば、
おそらく薛剣さんは中国に呼び戻され、全責任をとらされるのではないでしょうか。
もちろん、内々にでしょうけど。
今回の中国とのトラブルを見て学ぶべきは、依存のリスクなのではないでしょうか。
小野田紀美経済安保大臣が言っているように、特定の国に頼るような商売は、
経済安保上に問題が生じるので、そうならないようにしましょうということです。
これは店舗経営の中でも言えることです。
例えば、特定の機種だけに頼るホール運営をしていたら、
その機種を販売するメーカーに逆らえないようになってしまう、
或は、その機種の人気が落ちると一気に稼働が下がってしまうというようなことですよね。
会員募集も同じで、特定のスタッフだけに頼っていると、
そのスタッフが何らかの事情で辞めることになると、会員募集が一挙に上手く行かなくなる、
或は、役職者がスタッフに対して機嫌をとり、十分な指導ができなくなる、という感じでしょうか。
悪意のある仕掛け人?戦略家?は、頼る方向にもっていこうとしまう。
店舗運営においても、何かに頼る、特定の人に頼るとリスクが発生するということを、
今回の中国トラブルは教えてくれているのではないでしょうか。
蛇足ですが、中国の経済圧力を受けている国は日本だけではありません。
2018年とかなり前になりましが、ニュース番組WBSで「パラオ共和国」が、
突然、中国政府が突然中国人の渡航を禁止したことで、
大打撃を受けているという報道(2018年12月17日)をしていました。
パラオには2011年頃までほとんど中国人観光客はいなかったのですが、
2014年に2万に、2015年には一気に10万人近くまで増えました。
パラオは人口2万人ほどの国です。
そこに国民の5倍の観光客が来たんですね。
大急ぎで観光投資をしたのですが、
2017年11月、突然パラオへの団体旅行を禁止すると中国政府が言い出しました。
理由は発表されていないようですが、
パラオが台湾と仲良しを続ける方針を撤回しなかったためだと言われています。
ちなみにパラオは世界で一番親日国と言われる国です。
まず与えてから、奪い取るというのが中国の基本戦略のようです。
もちろん、こんなことをする国は、中国だけではないと思います。
世界の中で、与えるだけで満足しているのは、戦後の日本の政治家ぐらいなものかもしれませんね。
なお、パラオには2018年、今の鈴木憲和農林水産大臣が、外務大臣政務官のころ、
経済支援をするために企業を連れて訪問しています。
・・・ 👆目次
作成日: