本当の地域密着店の作り方

店舗(パチンコホール)が地域のコミュニティ広場としての取り組みを始めた

コミュニティホール十分条件

お客様との信頼関係をつくるための条件


2.ホール(店舗)スタッフを知ってもらう仕組み

定義:

 店長やスタッフの顔と名前を、お客様に自然に覚えてもらう仕掛け(システム)のこと

現状:

 多くのホールは、お客様にスタッフの顔を覚えてもらうこと、 特に名前を覚えてもらうことにあまり関心がない。

 接客やサービスをする上では、それはどうでもよいことであり、 接客やサービスをしっかり提供しさえすれ問題ないと考えている。
 逆に下手に名前を覚えられるとストーカーや因縁をつけられるかもしれないので、 マイナスと考えるホールもある。

 しかし、コミュニティとして考えた場合、コミュニティのメンバーが誰か、 名前も知らないというのは、おかしいと思うのが普通ではないのだろうか。

 もちろん、そんな状態でお店のファンにもなりません。 それは少し考えるとわかります。阪神の野球選手の名前を、一人も知らない阪神ファンがいると思いますか?
 スタッフの顔や名前を覚えないのは、仲間意識や連帯感が湧かないからです。

 人は知っている人のところで買い物をするのは安心感があります。知っている人のいるお店に行きたがるのです。

 知っている人とは、顔だけではなく、名前も知っていて当り前。 名前を知っていると「体験記憶」から「概念記憶」となり、思い出す頻度が増え、親近感も増していきます。

  

仕組みの一例:

〇新しいスタッフを店内のTVで紹介する。

〇胸に大きな名札をつける。加えて好きな機種や出身地を書く。

〇スタッフ好感度投票を企画し、投票箱の前に、写真と名前と一言を添えたポスターを張り出す。

〇社内イベントとして、機種に対するメッセージコンテストや景品紹介メッセージコンテストを行い、スタッフ写真を載せて投票をしてもらう。

〇会報(コミュニティ通信)でスタッフを紹介していく。

〇新年にお客様へのメッセージをビデオでとり、ホールのTVや電子イーゼルで流す。

 (注意)以上の例は単なる思考の触媒にしかすぎません。これを参考に新たなやり方、仕組みを作ることをお奨めします。

関連参考資料:

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