2.ホール(店舗)スタッフを知ってもらう仕組み
定義:
店長やスタッフの顔と名前を、お客様に自然に覚えてもらう仕掛け(システム)のこと
現状:
多くのホールは、お客様にスタッフの顔を覚えてもらうこと、 特に名前を覚えてもらうことにあまり関心がない。
接客やサービスをする上では、それはどうでもよいことであり、
接客やサービスをしっかり提供しさえすれ問題ないと考えている。
逆に下手に名前を覚えられるとストーカーや因縁をつけられるかもしれないので、
マイナスと考えるホールもある。
しかし、コミュニティとして考えた場合、コミュニティのメンバーが誰か、 名前も知らないというのは、おかしいと思うのが普通ではないのだろうか。
もちろん、そんな状態でお店のファンにもなりません。
それは少し考えるとわかります。阪神の野球選手の名前を、一人も知らない阪神ファンがいると思いますか?
スタッフの顔や名前を覚えないのは、仲間意識や連帯感が湧かないからです。
人は知っている人のところで買い物をするのは安心感があります。知っている人のいるお店に行きたがるのです。
知っている人とは、顔だけではなく、名前も知っていて当り前。 名前を知っていると「体験記憶」から「概念記憶」となり、思い出す頻度が増え、親近感も増していきます。