本当の地域密着店の作り方

店舗(パチンコホール)が地域のコミュニティ広場としての取り組みを始めた

コミュニティホール十分条件

お客様との信頼関係をつくるための条件


3.ホールの顧客満足に対する努力を知ってもらう仕組み

定義:

 店長やスタッフが、お客様を喜ばすため、良いものを提供するために、陰日なた無く、 努力していることを、お客様にさりげなく知ってもらう仕掛け(システム)のこと

現状:

 お客様を迎えるための努力をしていないお店は無いと言っても過言ではありません。 しかし、その多くは、お客様に伝えても感動を呼ぶもののはなっていません。

 店舗運営をするなら当たり前でしょうという努力は、単なる仕事であり、 それをわざわざお客様に伝えようという発想にはなりません。 したがって、多くのホールでは、努力を伝えるという視点も持ってはいません。

 基本的に人間は、自分のために努力をしている人に好感を持ちます。 もちろん、その努力は、当り前の努力でなく、お客様の期待を超えるレベルである必要があります。 その努力の存在を知った時、お客様に何かしてあげたいという気持ちが湧きます。 その努力に応えたいということで、来店が促されます。

  

仕組みの一例:

〇トイレ掃除や駐車場掃除など取り組みを強化している内容をアンケートなどでPRし、検証協力を依頼する。

〇定期的に何かの努力に対する想いを手紙にして封書で送る。またはホール掲示板に努力の様子をコメントをつけて貼りだす。

〇新しいお客様向けのサービスを順次開発し、PRする(今度、託児所をつくりました。 今度マッサージルームを作りました。今度○○の関連本を購入しました)

〇他のホールには無い、面白い景品を毎月一つは揃え、今回の景品を選んだ理由をお客様にポスターやチラシ、会報で報告する。

〇バラエティコーナーの機種選定にあたり、お客様の意見を反映させるための毎月、アンケートをとり、検討プロセスを公開している。

〇お客様のために自主的な勉強会(手話勉強会、AED勉強会など)をして、その想いをニュースレターなどで伝える。

 (注意)以上の例は単なる思考の触媒にしかすぎません。これを参考に新たなやり方、仕組みを作ることをお奨めします。

関連参考資料:

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