8.遊技機(商品)の情報を提供する仕組み
定義:
店舗のスタッフが、遊技機の遊び方や勝ち方に対する有益な情報を、
個々のお客様に対して、対面で与える仕掛け(システム)のこと
現状:
多くのお客様は、勝確率を上げる方法や楽しく遊べる方法があれば、知りたいと思っている。
しかし、ホールのスタッフに対して、そのような要望を出す人はあまりいません。
その理由は、お客様が、ホールのスタッフは自分たちが負けることを望んでいると思っているのが一つ。
ホールのスタッフに聞いても、勉強不足でまともな情報は得られないと思っているのが一つ。
また、パチンコ店でスタッフに聞くことは、賭博の世界なのであり得ないと思っているなど、いろいろ考えられます。
そうなると勉強している特定の人だけが勝ちを持っていき、情報の少ない人は勝つ確率が下がる。
負けが続く人は、手軽な遊びで無くなったとパチンコをあきらめる。
ハイエナ行為やカニ歩きなどが横行し、それを不快に思った人は来なくなる。
情報格差は、パチンコユーザーを減らします。
だから、意識的に情報格差をなくすことは、大きな意味があるのです。
仕組みの一例:
〇遊技機選びや遊技方法の相談にのる、コンシェルジュ・スタッフをおく。
〇新台導入時は、コーナーの入り口に専属スタッフを置き、新台の面白さを伝えるようにする。
〇新台導入から3日間は、新台コーナーから出てくるお客様に感想をきき、アンケートに協力してもらう。
その時に、知っておくべきポイントなどを聞く。もし、お客様が知らなければ、スタッフがその場で簡単な解説をする。
〇新台導入から1週間は、新台コーナーから出てきたお客様を見かけたら、
お客様の新台についての感想を収集し、スタッフが新台を話題に話をする。
そして話の内容を求めておき、ポスターやDMでお客様にフィードバックをする。
〇メーカーDVDを貸し出す。ホールのTVで流す。
(注意)以上の例は単なる思考の触媒にしかすぎません。これを参考に新たなやり方、仕組みを作ることをお奨めします。
関連参考資料:
〇遊技機勉強の意義(1/2)
〇遊技機勉強の意義(2/2)
〇ブログ:VR(仮想現実)を利用したアルバイト研修
〇ブログ:『誠品選書コーナー』』から本業基軸を再確認する!
〇ブログ:成城石井のプロジェクトから遊技台強化を考える!
〇ブログ:『誠品生活』から遊技機への取り組み姿勢を学ぶ!