本当の地域密着店の作り方

店舗(パチンコホール)が地域のコミュニティ広場としての取り組みを始めた

コミュニティホール十分条件

お客様との信頼関係をつくるための条件


9.地域と共生する仕組み

定義:

 ホールが、地域を活性化させるために、地域に対して、何らかの働きかけを行う取り組みのこと。

現状:

 お客様は、ホールが地域に対して何かをしてくれるのか、あまり期待していないし、感心はありません。 それはパチンコホールだけではなく、ほとんどの企業や商店に対して持っている思いです。

 企業は自社の存続と発展を第一と考え、活動し、それが結果として、地域の住民の生活の役に立ったり、 快適な地域づくりにつながれば、十分と考えています。

 にもかかわらず積極的に地域に対して、具体的な地域に貢献する行動を起こし、 積極的に地域企業とのかかわりを持ち、地域活性化の行動を起こしている企業(店舗)を、 地域の人が見たときは、最初、違和感をおぼえるものの、継続的に企業(店舗)全体で取り組むことで、 次第に地域から頼りにされるようになります。

 地域に対するホールの関心度合いが分かり、ホールが言っている地域密着の意味が、 お客様や地域の人が、具体的に理解できるようになります。
 最終的に信頼が生まれ、頼りにされ、地域の必要機関となっていきます。

  

地域共生の分類:

1.情報の提供(地元企業情報・地元社会情報・行政情報・その他)
2.地域行事への参加
3.地元企業とのコラボ (※地元企業が地域共生思想があること)
4.地域問題への対応
5.ボランティア活動
6.社会活動(地域活動)への協力(地域と関係あるものなら地域共生になる)

仕組みの一例:

〇これは面白いと思える近隣店舗を自分たちで調べ、その結果を店内に張り出す。

〇行政が出している連絡事項や情報を、分かり易く加工して、店内に掲示する。

〇地域の行事(運動会、イベント、お祭りなど)を裏話を付加して、紹介する。あるいは、参加してその感想を掲示する。

〇地域の農家や店舗、会社、工場など、これは素晴らしい、これは面白いと思ったものを店内に解説をつけて掲示をする。

〇地域の店舗からオリジナル商品を作ってもらい、総付け商品として、自店で仕入れる。

〇地域の消防署と連携し、店休日にAEDの講習会を開き、お客様と地域住民に声を掛ける。

 (注意)以上の例は単なる思考の触媒にしかすぎません。これを参考に新たなやり方、仕組みを作ることをお奨めします。

関連参考資料:

〇連 載:パン工房への取材
〇ブログ:野村不動産の新ホテル構想から学ぶ地域密着戦略!
〇ブログ:『フレイル健診』から店舗の新サービスを考える!
〇ブログ:「避難所にやってきた」を参考に掲示板のレベルアップ!
〇ブログ:正倉院展の宝物の展示と解説の仕方から学ぶ!
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