本当の地域密着店の作り方

店舗(パチンコホール)が地域のコミュニティ広場としての取り組みを始めた

よくある質問

コミュニティ化に対してよくある質問・・・

コミュニティ推進のQ&A

 コミュニティホールに取り組むにあたって、 講習会や個別相談の中で出てきた質問等です。 参考にしてください。

(質問)コミュニティホールをすれば、新台を入れなくても大丈夫ですか?

(回答) 台の入替は必要です。それは、台を入れ替える行為は、 お客様から見ると、ホールのやる気を表しているからです。 やる気の無いホールには人はあまり来ません。 人が来ないとコミュニティもつくれません。 基本的コミュニティホールは、パチンコ業を十分こなしたうえで、 それを基盤としいます。


(質問)お客様が少ないので、コミュニティホールで立て直したいのですが、大丈夫ですか?

(回答) まず、お客様が少ない原因を明確にして、 その対策を打つことが必要です。 おそらく必要条件のどれかが欠けていると考えられます。 コミュニティホールの必要条件の充実を徹底することで、 立て直しは可能と考えています。

※注意点:お客様が少ない原因を、自店ではなく、競合店に求める人がいます。 例えば、「近くに新店ができたから」等です。 これでは、原因を除去できません。 なぜなら、あなたは競合店の運営をコントロールできないからです。 考え方としては、新店が出て、すぐにお客を取られてしまう程度の運営しか、 自分たちがしてこなかったと思うことです。 こう発想すれが、自店の問題点に気づくことが出来ます。


(質問)コミュニティの手法は、パチンコ以外の業種でも有効ですか?

(回答) 他業界でも有効です。 取り扱う商品が、パチンコ台ではなく、他の商品になるだけです。 お客様から店舗を信頼してもらう活動は、業界を問わす有効です。


(質問)コミュニティホールに反発するお客様がいるのではないですか?

(回答) いらっしゃいます。 それは、お客様の好みが様々だからです。 立ち食い屋は、みんな利用するのか? 大衆食堂なら、みんなが利用するか? ファミレスなら、みんなが利用するのか? 高級レストランなら、みんなが利用するのか? と考えれば、その店舗の考え方に同調しない人は来なくなります。 逆に、同調する人は集まってきます。


(質問)表面的な取り組みで十分と言われているのですが、それでも効果はありますか?

(回答) どなたが言われているかわかりませんが、 効果がないどころか、害になります。 お客様との信頼は表面的なものでは築けません。 表面と裏面が違うとお客様が気づいた時点で、 店舗の信頼は失墜しっついします。 「ただの集客手法だから」といっても同じです。 小さい時に聞いた、「オオカミ少年」の話を思い出してください。


(質問)コミュニティホールをするリスクはありますか?

(回答) 基本的にコミュニティ施策自体にリスクはありません。 店舗とお客様の信頼関係を築く活動をして、 マイナスになることはありません。 但し、”取り組みの注意”にも書きましたが、 いい加減なことをやると、当たり前に評判を落とします。


(質問)コミュニティホールの成功例はありますか?

(回答) 成功の定義によりますが、 お客様が減らない、 高稼働を維持するようになった、 競合店の施策に影響を受けなくなった、 粗利が上がったなどの例は有ります。


(質問)コミュニティホール化の効果はどれくらいででますか?

(回答) 効果の定義にもよりますが、 効果の期間は、「これまでの運営」と「施策の実施レベル」で決まります。 つまり、以前から関係づくりをしていたホールは早いし、 高いレベルで、コミュニティを推進する施策を実行しているところでは、 効果は早く見ることができます。


(質問)コミュニティホールは儲かりますか?

(回答) ファンが出来て、定着化が進むので、儲かります。 ただ、お客様が離れないからと言って、粗利を多めにとると ’ぶったくりバー’になってしまうので、 お客様を増やして、利益を増やすという発想を忘れないようにしてください。


(質問)店長がコミュニティ化に興味はないのですが、大丈夫ですか?

(回答) 店舗のTOPが店長です。TOPが積極的でないものに、 そこのスタッフは関心を持ちません。 したがって、コミュニティ化は難しいでしょう。 どうしてもその店舗でやりたい場合、店長の交替をお勧めしています。


(質問)コミュニティホールをさせる店長は、どんな人物が良いのでしょうか?

(回答) コミュニティに関心のある人なら大丈夫でしょう。 社長が現行の店長に「コミュニティ」をやりたいかと尋ねると、 90%以上に確率で、「やりたい」と答えます。 でも本音はわかりません。
 一番良いのは、「コミュニティの取り組み」を社内で公募することです。 自ら「やりたい」と言ってきた人は、あてにできます。


(質問)スタッフのレベルが気になるのですが、大丈夫ですか?

(回答) スタッフの教育はされてきましたか? お客様の喜ぶ顔を見ると、自分も嬉しくなる、と考えるスタッフであれば大丈夫です。 その人は、ミラーニューロンと呼ばれる脳細胞が十分あると考えられます。 これは相手の感情を読み取る細胞です。 これが少ないと、コミュニティの意味が理解できないので、接客・サービス業向きではありません。 ベースの素養があれば、後は教育の問題なので、改善ができます。


(質問)社長がコミュニティに関心がないのですが、自店だけで取り組んでも大丈夫ですか?

(回答) 残念ながら、長期的な視点で見ると、難しいでしょう。 なぜなら、店長が変わったとき、施策が引き継がれないからです。 そして何より、疲れます。


(質問)店舗の規模が小さく、休憩スペースもないのですが、コミュニティ化ができますか?

(回答) 休憩スペースがあった方が良いのですが、無くてもできます。 ただ、十分条件の⑦の「お客様同士を知り合いにする仕組み」の実行については、工夫が必要です。


(質問)人手不足で、スタッフがなかなか集まりません。余裕がないのですが、それでもできますか?

(回答) 出来ます。 それはコミュニティを推進することで、店舗の魅力を上げて、 スタッフを集めのるための価値を作ることができるからです。 一時期はたいへんですが、無駄を極力はぶき、頑張ってください。 スタッフ募集は、企業存続の重要課題です。 コミュニティ化を人事戦略に絡めて行えば、光明が見えてくると思います。


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