本当の地域密着店の作り方(実践編)

コミュニティマネジメント研究所

聞いて自分を考える話

 不可能や諦めに囚われた時に効くお話!

◆有名な靴を売るセールスマンの話

 みなさんも一度は聞かれたことがあるのではないでしょうか。 靴のセールスマンが、アフリカか南の島かに、派遣された時のお話です。 その地域の人は、誰もが裸足はだしで、 くついていませんでした。

 

 その光景を見た最初のセールスマンは、 「この地域に市場しじょうがない。なぜなら靴を履いている人がいない」 と本部に連絡しました。

 後から来たもう一人のセールスマンも同じ光景を見て、すぐに本部に連絡をしました。 その内容は、「この地域は素晴らしい市場だ。なぜなら靴を履いている人がいない」 というものでした。

 前者は、靴を履く習慣がないからダメだ、とあきらめたのに対し、 後者は、「靴を履く文化」を植え付ければ、 市場を創造できると考えたというお話です。

 話を聞けば、そんなものかといことですが、実際にどちらの営業マンの思考を人が多いでしょうか?  

(質問)それではこの話を、自分の仕事に置き換えてください。

 簡単でしたでしょうか?

 コミュニティホールで置き換えると・・・
 パチンコホールをコミュニティ広場にする習慣(文化)がないからダメだと考える人と、 パチンコホールを地域のコミュニティ広場にするという習慣(文化)を植え付ければ、 パチンコを通して、社会貢献ができ、社会的価値が確立し、 稼働が安定することができると考える人の、 2つに考え方が分かれるということになります。

 新台入替に置き換えると・・・
 最近の新台は面白くないのでダメだと考える人と、最近の新台は面白くないから、 新台以外で差別化を図れるチャンスが来たと考えてやる気になる人の2つに分かれるということになります。

 どちらの考え方が、発展的で役に立つかは、お分かりになると思います。 しかし、理屈で分かってもイメージをすることができなければ、体が動きません。 イメージできるための知識や見識、小さい工夫での成功体験などが必要となるでしょう。

 無かったらどうするのか。諦めるとい選択をする人と、知識と見識を身に付け、 小さな工夫をしてみようという人に分かれます。 3年も経てばその差は明確になるのではないでしょうか。

 ちなみに、コミュニティホールで後者の考え方に賛同されている人は、 新たな日本の文化づくりを目指している、『文化創造企業』と言えるのではないでしょうか。

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