新台や出玉の差別化ができない中での差別化手法!
□頑張る方向性は、今も昔も・・・・・。
「お客様は勝てないと来ない!」
「出さないとお客様は来ない!」
「プロがいることが、流行るホールのポイントだ!」
「お客様は新台を打ちに来る!」
「新台を早く入れることが大切だ!」
「新台を多く入れると競合店に勝てる!」
「1000台以上の大型ホールが勝ち残れる!」
□モノの強化には、モノによる差別化逓減の効果が・・・
新台に出玉は大切です。ホールの大きさも大切です。
なぜ大切かと訊けば、それでお客様が自店に来るのか、
競合店に行ってしまうかが決まるからと言われます。
その前提には、新台や出玉、ホールの大きさの「差」でお客様の心が動くというものがあります。
当り前のことですが、お客様が「差」と感じなければ、意味はないということになります。
それでは、お客様が「差」を明確に打ち出すことができるでしょうか?
パチンコ業界にとどまらず、あらゆる業界で差別化を気にし、製品の質(遊技台)や商品の価格(出玉)を調べ、
競争優位を出そうとしてます。しかし、成熟してくると中々差別化が出来ないのです。
そんな中、お客様を個客として対応することで、優位に立てるとして1993年に
ドン・ペパーズ(Don Peppers)氏とマーサ・ロジャーズ(Martha Rogers)氏が、
従来の「マス・マーケティング」に対して「One to Oneマーケティング」を提唱しました。
「One to Oneマーケティング」の本質は、お客様との関係づくりにあり、
関係ができると、新台や出玉の影響を最小限に抑え、お客様の再来店確率が上昇していきます。
本講座は、ヒューテックの導入機器を利用して、どのように顧客データを収集し、
それをホール運営で生かすことで、お客様との関係づくりをすることが出来ることを、
過去の事例を紹介しながら具体的に説明します。
□見えてくる新しいパラダイム
この基本講座を受けることで、
ホール営業の実態(出玉、新台、イベント)が良くわかり、無駄な出玉、新台、イベントとは何かが理解できます。
そして、お客様をホールに来店させるために必要な出玉、新台、イベントを行う見識と、ホールスタッフの力を
最大限アップさせるにはどういうことをすべきかを学ぶことができます。
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■One-to-One基本研修のプログラム
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<Ⅰ.ベース編>
1.パチンコ業界とOne-to-Oneマーケティング
・出玉の実態、新台利用の実態などを、データを基に解説
・繁盛店を作るための手法として、マス・マーケティングの効果と限界
・One-to-Oneマーケティングがパチンコ業界で提唱されている背景を説明
2.One-to-Oneマーケティング推進概要
・One-to-Oneマーケティングの強化の方程式
・One-to-Oneマーケティングを強化するための4つの視点
3.One-to-Oneマーケティングで求められる顧客サービスレベル
・サービスの5つレベルについての説明
・サービスレベルの高い企業の紹介
<Ⅱ.One-to-One営業編>
1.OtO-TVナビの使い方&OtO-DM等の使い方
・One-to-Oneとマスとの見分け方
・TVナビを利用したOne-to-Oneマーケティング具体事例
・DM等を利用したOne-to-Oneマーケティング具体事例
・One-to-Oneで離れてい常連客の引き留め方
2.OtOを利用した販売促進企画の立て方
・販売促進企画の本質について
・マス販促とOne-to-One販促の違い
・典型的なOne-to-One販促の紹介
3.新規会員の入会活動
・One-to-Oneマーケティングと会員募集の関係
・会員募集を成功させる3つの重要ポイント
・会員募集のプロセス管理技法
4.安定顧客の促進活動
・新規会員が成長すると、悪魔になる?それとも天使になるか?
・新規会員の育成とは何か?
・新規会員の育成システムの構築の仕方
<Ⅲ.One-to-One管理編>
1.常勝客管理
・常勝客の定義とその影響
・常勝客の遊技実態
・常勝客の種類と標準的な対策方法
2.会員状況管理
・会員情況管理の目的と会員システムを最大に生かす会員の分類法
・月の会員を最大にするための3つの重要な仕組み
・会員の来店管理と会員の運用システムの問題点発見と解決の視点
3.顧客構造管理
・ホールを良くするお客様とホールをダメにするお客様
・お客様選びがホールの収益を改善させる理由
・新店が出てもびくともしない顧客構造管理の視点とやるべき施策
<Ⅳ.三大基本帳票の活用編>
1.会員種別集計表
・会員種別集計表を基に新台の善し悪しを見分ける方法
・会員種別集計表を基にイベントの効果を検証する方法
2.遊技履歴総合表
・遊技履歴総合表から台の回遊状況を読み解く法
・遊技履歴総合表からイベントを考える視点
3.CRM総合分析表
・会員管理と利益を把握する
・機種別の顧客特性の見方と機種育成
<Ⅴ.客帳活用による台運営編>
1.新台管理
・顧客データから見る育成できる新台とできない新台の実態
・育成できる新台を早期に発見する2つのポイント
・新台のファンの形成状況を把握する方法
2.台整備の考え方
・台整備の良い悪いをお客様が判断するポイント
・お客様に不満を抱かせない台整備の管理方法とそのポイント
3.T乖離率管理
・T乖離率の定義と新指標となった背景
・T乖離率を使った5つのホール運営戦術
<Ⅴ.PDCAサイクル編>
1.定期的店内会議のススメ
・店内会議の意義と必要な帳票
・PDCAサイクルの基本書式と書き方
2.問題構造学入門
・ホールの問題を認識し、共有化するための問題形成の方法
・問題解決のためのセオリー
■所要時間: 約12時間(2日から3日コース)
■対象者:
経営者、幹部、店長、役職者 新店長(新しく赴任) 新役職者(新しく赴任)
■効用:
・データに基づくホール運営が分かる。
・One-to-Oneマーケティングの全体像が分かる。
・顧客満足の追求方法が、出玉や新台だけではないことが分かる。
・顧客満足を向上させるヒントが掴める。
・One-to-Oneとマスの違いが分かる。
・ホール業務の向上のヒントを掴むことができる。
・経営者と共有することで、データに基づく仮説検証ができるようになる。