◆２年後の関根翔太が取り組む店舗改革◆
＜主役＞
◆関根翔太・・・・
３０歳、JACの新卒採用の一期生で主任。不振に陥った『ジャック大滝店』再生し店長に抜擢される。
グループ最大の新店を任されると思っていたが、新店計画が伸びて、不振店の店長に移動させられることになる。
２年前の北条真由美の指導がトラウマとなっており、何かと北条真由美ならどうするのか考える。
仕事のやり方も彼女に啓発されて、レベルアップしている。
◆北条真由美・・・ ２８歳、小泉社長の年の離れたお姉さんの子、姪。米国大学大学院を卒業。コミュニティ経営研究所の主任講師。 ２年前にイヤイヤ『ジャック大滝店』のコミュニティホール化を指導。 最大の努力もしないで、言い訳けをする姿勢を嫌う。
＜日本アミューズメント・クリエイト株式会社（JAC）＞
◆小泉太一・・・ ４５歳、JACの社長。大手流通業勤務後にJACを継ぐために入社。現場を５年経験し、常務を経て社長になる。 社長に就任するとき、父からパチンコ業の社会的存在価値の確立を託される。 常務時代に新卒採用を企画し、関根翔太を採用。
◆高坂直樹・・・ ５２歳、大学を中退し、JACの社員になる。８年前に部長に昇格。一番の古株。 『ジャック大滝店』の再生は、競合店がだらしなく、運が良かっただけと思っている。 昔ながらの営業手法（新台入替、出玉）がすべてと思っている。
◆山崎隆弘・・・ ３８歳、新卒で就職した会社が倒産し、学生時代にアルバイトをしていたJACに入社。 『ジャック大安寺店』の店長としての実績を認められ、『ジャック大滝店』の立て直しを成功させる。 現在、コミュニティホールを基本戦略とする第２営業部部長となる。
◆田所義男・・・ ３４歳、『ジャック大滝店』の立て直しに成功し、副店長になる。 関根翔太の『ジャック久米坂店』への移動とともに『ジャック大滝店』店長になる。 陽気な性格で、言われたことは一生懸命にこなす。考えるよりも、体を動かすのが得意。
＜久米坂店メンバー＞
◆太田幸三・・・ ４０歳、『ジャック久米坂店』の店長。実家の後を継ぐために退職する。 高坂部長と親しく、パチンコホールに対する考え方も似ている。
◆森川敦夫・・・ ３６歳、以前『ジャック本町店』で副店長をしていたが、約１年前に副店長として『ジャック久米坂店』に移動してきた。 高坂部長が目を掛けてきた人物。内々で高坂部長より次の店長という話を聞いてた。
◆尾田 達也・・・ ２８歳、新卒３期目。大学で理工系を専攻。家の事情で大学院に行かず、就職をした。 パチンコ業界に入ったきっかけは、データがそろい最新のマーケティングができると言われたこと。 自分の意見を大切し、回りにとらわれず意見を言うタイプ。
◆西谷信二・・・ ４１歳、大卒、アルバイトから入社。パチンコ好き。基本的に上の意見には逆らわない。 基本的に対立を嫌う。
◆吉村明弘・・・ ２８歳、新卒４期目。『ジャック大滝店』の主任から関根翔太の移動とともに『ジャック久米坂店』の主任になる。 新卒採用の三期生。柔軟な思考を持っており、なんでもトライする。 コミュニティホール化の実践経験があるので、関根店長をいろいろとサポートする
◆寺島明日葉・・・ ２４歳、『ジャック久米坂店』のリーダー。新卒７期目、愛想が良く、よく気が付く。 ホテル業界を目指していたが、サービスが勉強できるということでパチンコ業界に入社。
＜浅沼店メンバー＞
◆星野進一・・・ ５７歳、高坂部長と対立し、グループ最小店舗の『ジャック浅沼店』の店長となる。 以前中堅スーパーに勤めていたこともあり、接客の大切さを知っている。
◆宝田邦男・・・ ４８歳、浅沼店の主任。商業高校を卒業後、しばらく地方スーパーで働いていた。 同じ流通業界にいたことで、星野店長と馬が合い。星野店長の下で１０年以上働く。
◆春日綾乃・・・ ３５歳、浅沼店の主任。高卒。アルバイトから社員になる。シングルマザーで子供が２人いる。 子育ては、実家に頼りながら頑張っている。
＜コミュニティ経営研究所＞
◆深田一郎・・・ ４７歳、コミュニティ経営研究所社長。コミュニティが事業の再生にカギと考え、ホテルやスーパーなど業界を問わず経営指導を行う。 定期的に「コミュニティ基本講座」という研修を行い、コミュニティの作り方と考え方を教えている。
＜関根翔太の大学時代の友人＞
◆山城裕也・・・ ３０歳、大手都市銀行ミズハグループに勤務。大学時代から銀行マンを目指す。関根翔太の親友。