本当の地域密着店の作り方

店舗(パチンコホール)が地域のコミュニティ広場としての取り組みを始めた

わかりにくい基本用語&知識

本や連載において使用している用語の解説です


『リンク』&『パクリ』・・・以下の意味で使用してます。

◆『リンク』とは

 『リンク』とは、他業界でしている販売促進や営業手法、運営方法などを、積極的に自店に取り入れて、やり方や考え方を真似ることです。

 例えば、ホテルや百貨店で面白い販売促進をやっていたので、自ホールも同じ販売促進策を行うこと、 あるいはそれをヒントにした独自の販売促進をすることをがこれにあたります。

 だいぶ昔のモノクレがあった時代です。 ある海産物の卸問屋さんが、小売店のオーナーに、「愛情一本!」といってドリンクを渡していました。 ホールでもお客様に同じことをされたら面白いですねと言って紹介していました。 実際にやってみると、お客様は結構喜ばれ、イベント時には「愛情一本!」の掛け声とともに、ドリンクを配布していました。 これなどは典型的なリンクです。

〇参考資料:ブログ:トヨタのGR スポーツカー戦略をヒントに販促を考える?!
〇参考資料:ブログ:スター・ウォーズの販促をヒントに高稼働を企画する!
〇参考資料:ブログ:肉キープができる焼肉店を稼働アップのヒントにする!?

 

◆『パクリ』とは

 『パクリ』とは、同業者の販売促進や営業手法、運営方法などを、自店に取り入れて、同じようなことを行うことです。

 例えば、繁盛しているホールを見に行き、自ホールも同じ販売促進策を行うこと、あるいはよく似た販売促進をすることをがこれにあたります。 コンサルがやっている〇〇成功事例セミナーに行って、紹介された施策をそのまま取り入れることもこれにあたります。

 いわゆる二番煎じです。これは個人的にヒューテックのころからおススメしていませんでした。 理由の第一は、個人的に二番煎じは嫌いだからです。人のマネをする癖がつくと、頭を使わなくなります。 何か人の努力を盗む感覚になるので、好きではありません。

 第二は、成功する販促施策には、成功するだけの背景があります。そのホールが過去に何をし、どのような布石を打ってきたのかが分からなければ、 パクリ施策は効果を発揮しないからです。安直なものマネはリスクがあります。

 第三に、二番煎じはお客様に与えるインパクトが弱くなります。また評判が落ちるように思うからです。 ホールコンでも、遊技台でもそうですが、他社と同じものを後から出してきても、その会社はの評価は高まらないですよね。これと同じです。

 第四に、二番煎じをしている小さな会社は、大手に決して勝てないからです。競合の後追いをして競合に勝てる可能性は低いと思います。 しかし、逆は有りですね。大手が小さなホールや会社のマネをして販売促進や運営を改良することは有りです。 ヒト・モノ・カネがあるので、ブラッシュアップしてやることができるからです。

 でも、何が何でも『パクリ』はダメではありません。本質的を理解していれば『パクリ』は有りと思っています。

参考資料:ブログ:『時そば』 ただ真似るリスクを改めて気づかせてくれます。。

◆『リンク』と『パクリ』の関係


 リンク&パクリ
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