『OIJAサイクル』・・・以下の意味で使用してます。
◆『OIJAサイクル』とは
『OIJA』は、現場の監督者や指導者に求めれる施策改善サイクルです。コミュニティ指導の中から生まれてきた弊所のオリジナル用語です。
『OIJA』は以下の頭文字をとって作っています。
① Observation(観察)
② Information(情報)
③ Judge(判断)
④ Action(改善)
通常業務では施策のやり方は決まっており、施策を実行すれば一定の成果が得られるようになっている場合が多いと思います。
しかしながら、非定番業務(初めての試み)については、とりあえず施策は立てるものの、それが唯一正しいものであるかまだ検証できていません。
実際に実行していく中で、不都合を発見し、修正していかなければなりません。
その時の基本手順がOIJAサイクルです。
まず、実際にスタッフが実行している施策を観察して、事前に指示した通りのことが実行されているか観察する必要があります。
次に、施策を実行した結果、予定通りの結果が得られているか、あるいは得られつつあるか、情報を収集する必要があります。
そして、観察と情報からこのまま施策を実行していくことで、目的を達成することができるか判断しなければなりません。
もし、判断してこのままではダメ、目標に到達しないとなれば、施策を修正しなければなりません。それが改善です。
以上のサイクルを現場責任者が回すことで、目標達成確率を上げていきます。
このサイクルを意識することで、現場責任者はただ実行すれば業務をこなしていれば良いという発想から、
現場の改善は自分の仕事という考えに変えていきます。
このサイクルをこなせる役職者がいると、店長が考えた施策の成功確率は飛躍的に上がります。
◆『コミュニティホール』と相性
コミュニティホールづくりは、これまでやったことがない課題に取り組むことが多くなります。 当然、施策も初めて取り組むことばかりです。 計画で完璧な施策ができれば良いのですが、経験の無いことに挑戦していくので、それはできません。 したがって、現場で施策を判断し、その場で改善をしてもらうことが必要となります。
まさにこの『OIJAサイクル』を回すことが求められているということです。 つまり、コミュニティホールの取り組みには不可欠な考え方です。
◆『OIJAサイクル』の具体的説明
『OIJAサイクル』についての具体的説明は、管理者研修、PDCAマネジメント研修等の講座の中で行っています。