□□□ 2023年7月の目次 □□□
賃金の上昇が問題無しの企業とは!
厚生労働省の審議会は、2023年度の最低賃金について、全国平均の時給で41円引き上げるとする目安を取りまとめました。
これにより、全国平均で時給1002円となり、初めて1000円を超えました。
今回の引き上げは物価上昇を踏まえたもので過去最大です。
このニュースが流れるときは、消費者と経営者のインタビューがセットになっています。
消費者にインタビューをすると、みんな大歓迎という感じです。
物価が上昇している中、当然という感じですね。
一方、経営者のインタビューでは、物価上昇分の上乗せもできていないのに、
従業員の賃金が上がるとたいへんなことになる。
経営にとっては非常に厳しい内容であるという感じです。
概して、そいうインタビューに出ている経営者の会社は、従業員を最低賃金で働かせています。
当たり前ですが、最低賃金以上のお給料で働かしている経営者は、最低賃金が上がっても、
それに連動してお給料を上げなければならないことはないので、あまり困りません。
だから、困った経営者をインタビューしたいとなると、最低賃金で働かせているところとなるようです。
テレビ局の意図は明らかで、最低賃金の上昇はもろ手をあげてみんなが喜べるというものではなく、
経営者側からすると、痛手なんですよ、と賃金をもらう側と払う側のそれぞれに立場を知ってもらう意図があるようです。
見方によっては、経営者と働く人は利害が相反しているような構図を維持しようとしているようにも見えます。
そんな中で、ニュース番組WBSでは、経営者のインタビューを2人にし、
経営者の中でも賃金に対する考え方に違いがあることを意図的に紹介しています。
WBSはビジネスパーソン用に企画されているので、経営者の中にも、最低賃金に対する考え方がいろいろあることを伝え、
「最低賃金上昇=経営にマイナス」ではなく、「最低賃金上昇=経営変革のチャンス」と考えている経営者がいることを伝えています。
紹介されていたのは東京のお好み焼き屋さん「お好み焼きもんじゃ ぐりぐり」です。
以前アルバイトの募集は、東京の最低賃金である時給1100円(2022年)を支払っていたそうです。
ところがコロナの影響が薄れるにつれ、ある時期からアルバイトの応募が極端に少なくなります。
求人広告を出しても、2週間に一人くらいしか応募にきません。
経営者は危機感を持ち、2023年からアルバイトの時給を1400円に大幅にアップしました。
すると応募件数が20倍にアップ。
アルバイトスタッフは、働き甲斐があると大満足。
インタビューで経営者である岡崎大知社長は、
「僕らも、有能な人や必要な人材を雇える。
この賃金(時給1400円)で雇った子たちで社員になっている子も2人いる」
と答えています。
賃金を上げたことで、短期で辞める人が少なくなり、優秀な人材が育っているといいます。
そして岡崎社長は続けます。
「人件費をしっかり使うことで、お客様の満足度が上がるのでリピーターが増える。
人件費も上がるが、それに伴って売上も上がっている」
つまり、人件費はだたの経費ではなく、売上アップのための投資になっているのです。
最低賃金の上昇は大変だという会社の経営者は、人件費から売上を伸ばす工夫ができていない経営者といえるでしょう。
上記の岡崎社長のように、賃金アップを売上アップに結び付けた経営者にとっては、大きな問題ではないようです。
人口減少問題、各業界の人手不足問題を考えると、賃金の上昇は避けられないでしょう。
あなたのパチンコ店はどうでしょうか?
賃金の上昇は、単純に経営を圧迫するものなのでしょうか?
それとも、人件費の上昇を売上の上昇に結び付ける工夫はお済みなのでしょうか?
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東京ディズニーランドのテーマは『びしょ濡れ』!
暑い日が続いています。
涼が欲しいところです。
この暑い中、遊びに行ったところで、いきなり大量の水を掛けられたらどうでしょう?
「なにするんだ!このやろう!」となるのではないでしょうか。
服はびしょ濡れ、『許せない!』という気持ちが湧いてきます。
そのとき、
「涼しくなっていいでしょう」と言われたらどう反応しますか?
こいつの頭はおかしいと思うのではないでしょうか。
今、東京ディズニーランド(TDL)では、上記のようなことをしています。
4年ぶりに再開されたパレード「ベイマックス」のスローガンは、
「びしょ濡れになって、熱さを吹き飛ばしましょう」というものです。
ベイマックスがミストや水をまき散らします。
けっこうな水量なので、水を浴びたお客様はびしょびしょになります。
いきなり水を掛けられたお客様は「凄くびっくりした」とニュース番組WBSのインタビューに答えていました。
確かに水を浴びると、水温で体の熱が下がるのと、水が蒸発することで体の熱を奪うので、涼しくなります。
暑い中、TDLに来たお客様は大喜びです。
ベイマックスのパレード以外にでも、水が滝のように出て水を浴びることができるエリアを設けるなど、
びしょ濡れになる施設を作っています。
特に子供たちは、全身びしょ濡れになって大はしゃぎです。
それを見ているお父さんやお母さんも満足そうです。
今年の夏のTDLのテーマは『びしょ濡れ』だそうです。
ここで気づいていただきたいのは、TDLの企画をお客様に受け入れさせるテクニックのうまさです。
何かといえば、
夏のTDLのテーマ = 『びしょ濡れ』
と大々的に打ち上げたことです。
一番最初に書いたように、『濡れる』というのはマイナス要素ですが、このように企画意図、コンセプトを明確にすれば、
プラス要素に転換することができるというものです。
「やっと、みんなと集まって、はしゃいで楽しめる夏がやってきた」
夏、はしゃぐ、水遊び、びしょ濡れ、
楽しい、涼を感じる、子供の頃の思い出
この世界観を展開していくので、誰もが『びしょ濡れ』を受け入れます。
ホールでもいろいろなイベント企画やコミュニティ企画をやると思いますが、
上手くやっているホールと、そうでないホールの違いは、
このコンセプトの作り方の有る無しが大きくかかわっています。
お客様がなるほどと受け入れられるコンセプトをテーマとして掲げている店舗では、お客様も協力的ですが、
そういうものを掲げることなく、ただ施策をしている店舗では、総じて評判はよくありません。
抽象的分かりにくいので分かり易い例をあげてみましょう。
Aホールがあるとしましょう。
「今週は、お客様の熱中症予防をテーマとしています」
と掲げて、アメ(塩飴)を配るホールで配っています。
配りながら、お客様に今日も暑いので、お気をつけください、などと声掛けする。
後で、ワゴンがドリンク注文で回ります、と言っても、熱中症予防でワゴンが来てくれると好意的な感じになります。
この時、熱中症対策に関るアンケートをとっても、あまり嫌がらないでしょう。
それは店舗の打ち出した世界観の中にお客様がいるからです。
一方Bホール、黙ってアメを配る。ワゴンが普通に注文を取りに来る。
悪くはないでしょうが好感度は上がらないでしょう。
TDLは世界トップクラスのエンターテインメント企業です。
この夏に行かれることがあれば、是非、『びしょ濡れ』になって、コンセプトの打ち出しの大切さを思い出にしてはいかがでしょうか。
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中古車販売大手・ビッグモーターから考える!
ご存知のように中古車販売大手・ビッグモーターの不正発覚が大きな問題になっています。
モーニングショーやお昼のワイドショーなどでも、盛んに取り上げられています。
◎客のタイヤにネジを突き立て故意にパンクさせ工賃を請求した。
◎高級モデルのタイヤに取り替えたとウソをついて安価なタイヤとの差額を利益にしていた。
◎クルマのパーツ交換の際に客にウソをついて中古品のパーツを取り付けて、新品交換としていた。
◎事故で修理に出したら、壊れていな部品をわざわざ壊して、写真を撮り、壊れていたので部品を交換したと水増し請求をしていた。
◎資格のないスタッフが車検をしていた。
◎オイル交換は、交換したふうにして交換せずに請求していた。
これらが個人的に行ったものではなく、組織的に行われていたらしいのです。
上司の命令なので仕方なく、不正なことをしたが、個人的にやったのではないことを証拠を残すために、
動画をとっている人がいたらしく、それが公開され大きな反響を呼んでいます。
東洋経済によると、報告書には全国に33あった整備工場のうち、
すべての工場において事故車修理費用の水増し請求の疑惑があったと報告されています。
さて、この問題はビッグモーター自身の問題だけで収まるでしょうか?
クルマを修理に出す、車検に出す、日常よくあることです。
そういう中で、
「修理代が少し高いんじゃか?」
「ええ、本当にこの部品が壊れていたの?」
「もうこの部品を交換しないといけないの?まだ持つんじゃないの?」
など納得しない中で、お金を支払っている人もいると思います。
一般の自動車ユーザーはクルマのメンテに関しては素人なので、整備業者を信頼して説明を聞いて任せる。
しかし、実際にお金がかかると、この業者を信頼して大丈夫なのだろうか?などとすぐ不安なるのものです。
つまり、信頼関係と言ってもレベルはそれほど高くないのが現状だと思います。
そうした中で、このような事件が起こるとユーザーはどう考えるでしょうか?
もしかしたら、自分の頼んでいる整備工場でも、ビッグモーターのようなことが行われているのではないだろうか?
特に自分の予想以上の請求が来た場合は、そういう思いにとらわれてしまうのではないでしょうか。
つまり、ビッグモーターは整備業界全体の信頼レベルを下げたと言えると思います。
信頼関係が高い業界では、それはその会社の不始末で終わってしまいますが、
信頼関係のレベルが低い業界では、業界全体の信頼を損なうものとなってしまいます。
おそらく、このようなあくどいことをしているのは、ビッグモーターだけ!?かもしれません。
しかし、自分の想像以上の請求金額が、整備業から来るたびに、もしかしたらと疑惑の目を向けてしまいそうです。
パチンコ業界とユーザーの信頼関係も不確かなものです。
その根拠は、今だに多くのパチンコユーザーが、遠隔があるのではないかと疑っている、そういうことを口することです。
自分の予想以上に勝てない、大きく負けてしまう、そのときにもしかしたらと考えてしまうのでしょう。
信頼関係のレベルが高くない業界では、このビッグモーターのような不祥事は、業界のみんなに迷惑をかける恐れが多分にあります。
そういう意識をもって、遵法精神にのっとり、健全経営を推進していくことは大切なことです。
そして、それをさらに進めて積極的に地域から信頼され、業界の信頼度とは関係なく、
このパチンコホールは間違いないと評価される取り組みを進めておくことは、
ある意味リスク管理と言えるように思います。
ビッグモーターのような不正は、ありえない不正です。
しかし、ありえないことが起こるのが現実です。
何があっても地域の人から信頼され、足を運んでもらうためには、
地域密着店として、コミュニティホールとして、独自の信頼関係の構築活動が必要なのではないでしょうか。
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元阪神タイガースの横田慎太郎選手に学ぶ!
元阪神タイガースの横田慎太郎選手が今月(7月18日)亡くなられました。
原因は脳腫瘍です。
現役時代に脳腫瘍となり、手術を受けます。
手術後懸命にリハビリをして体力は回復していくのですが、目に障害が残ってしまいます。
どのような障害がというと、ボールが完全に2つに見えたりするというものです。
まるで極端な乱視状態のような感じです。
そのためボールを受けることができにくく、外野選手としては致命的なものとなります。
またバッターボックスに立っても、球を避けることができないなどで、危険という理由で、普通のバッティング練習もできない。
2軍に復帰するも試合には出してもらえないどころか、まともな練習もできない状態が続いていたそうです。
しかし、横田選手はいつかは目が治ると信じて、誰よりも懸命に練習をし続けました。
もちろん、普通の選手のメニューはこなせないので、自分独自の小さな目標を立て、練習メニューをつくり、毎日毎日頑張ります。
脳腫瘍摘出手術の時に2週間ほど目が全く見えなくなっています。
その後遺症なのでしょう。
現在の医学では、横田選手の目を回復させることはできず、まさに天祐(てんゆう)を願うしかない状態でした。
ちなみに天祐とは、100の方法の中で99がダメで、1つだけ可能性があるという状態で助かるのではなく、
100の方法があるなかで、可能性があるものが1つもない状態で助かることを言います。
言い方を変えれば、100%ダメな状態です。
そういう中で、可能性を信じて全力で頑張ることができるでしょうか?
おそらく、ほとんどの人、99.999%の人はできないと思います。
そう考えると横田選手は人間として、もの凄い人だということがわかります。
しかし、経営という視点から考えるとどうでしょう。
横田選手の症状から言って、1軍に上がることはほぼ不可能です。
球団に対する貢献実績という視点からするとゼロ、将来の貢献可能性も限りなくゼロの状態です。
球団に貢献しない人間に対して選手契約を延長するのか?
一般的には契約は打ち切りのはずです。
ところが球団は契約の打ち切りの話はしませんでした。
横田選手が頑張るなら、いつまでも待つという姿勢を崩しませんでした。
阪神タイガースはお人好しの球団なのでしょうか?
そうではないと思います。
横田選手の頑張る姿が、この選手を球団に是非残したい、という思いを抱かせたのだと思います。
ほとんどの選手の価値は、どれだけ球団に貢献したかで測られる「有用価値」で契約を更新を決めます。
横田選手に限っては「有用価値」ではなく、横田選手の存在自体に価値があるという「存在価値」で、契約の更新を決めたのではないでしょうか。
おそらく、横田選手の練習する姿をみただけで、多くの選手が自らの練習量、熱意、プロ選手としての有り方を振り返ったと思います。
弱音を吐こうとした瞬間、グラウンドの横田選手のトレーング姿が目に入る、あるいはその姿を思い出す。
すると、もっと頑張ろうと思ったのではないでしょうか。
横田選手の生きる姿勢自体が、球団にとってかけがえのないものとなっていったのでしょう。
よく頑張っているのに社長は評価してくれない。
店長は評価してくれない。
上司は頑張りを認めてくれない、というような話はよく聞きます。
しかし、その頑張りとは誰もが普通の人はできない、称賛するようなものなのでしょうか?
不平不満は、身体の力が抜け、疲れやすくなり、健康にもよくありません。
不平不満を言わない一つの方法は、自分の努力の比較対象を高く引き上げることです。
そういう意味では、この横田慎太郎さんの生き方は、覚えておく価値があると思います。
横田さんのことを思えば、「俺って、まだまだだよな」とさらに頑張る気持ちを持てるのではないでしょうか。
最後になりましたが、横田慎太郎さんのご冥福を謹んでお祈り申し上げます。
参考資料:21年12月13日放送のNHK「逆転人生~神様がくれた奇跡のバックホーム~」が良かったです。
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暑い夏の危険!熱中症&子供駐車場の車内放置!
暑い日の危険といえば、熱中症ですね。
総務省消防庁の発表によると、7月10日~7月16日までの全国の熱中症による救急搬送人員は、8,189人でした。
「熱中症」という言葉を知らない人はいないと思います。
テレビやネットのニュースでも、熱中症に対する警戒を呼び掛けています。
しかし、熱中症になってしまうんですね。
7月3日~7月9日までの救急搬送人員は、3,964人でした。
一週間で約2倍に増加しています。
熱中症になった場所別でみると、駐車場のあるパチンコ店と関わり合いの強い公衆(屋外)での熱中症搬送者は、443人から1,066人と2.4倍に増加しています。
パチンコ店として、一番気を付けないといけないのが、子供の車内放置ですね。
これも、多くの人が知っていると思います。
しかし、毎年のように駐車場の車内放置による事故が起こります。
直近で言えば、神戸市の事件ですね。
神戸市垂水区のパチンコ店の駐車場に停めてあった軽自動車の中に、男の子(1歳)が放置されていました。
幸い駐車場を巡回していた同店の女性スタッフが発見し、事なきを得たというものです。
発見したスタッフは非常に驚いたそうです。
まさか子供を、それも1歳の男児を車に放置する人が、実際自分の周りにいるとは思っていなかったようです。
読売新聞のネット記事では、この店は子供が社内放置させる事件を防ぐために、
6月下旬頃から1時間に1回の割合で、駐車場のクルマチェックしていたそうです。
店舗の事故防止意識が、事故を未然に防いだ事例ですね。
もし、死亡事故が起これば、子供の両親はもちろん非難されますが、必ずパチンコ店も非難の対象になります。
親を遊びで誘惑して、子供の世話を放棄させたという感じでしょうか。
そういう目を向ける人も確かにいるので、業界の評判を下げないためにも、子供の車内放置防止は徹底したいものですね。
これからまだまだ暑い日が続きます。
同じことを繰り返すと緊張感が薄れがちになります。
子供の車内放置防止も、緊張感を持たせるために、お客様向けに「子供の車内放置防止週間」などを打ち出して、
店舗が子供の車内放置の防止に注力していることをアピールすると同時に、
お客様にも不審なクルマを見かけたら、スタッフに声を掛けてもらうなど、協力をしてもらうようにしたらどうでしょう。
みんなの意識の高さが事故防止につながるのではないでしょうか。
参考資料:総務省消防庁の熱中症情報
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職場や人生を楽しく過ごせる具体的なヒント!
みなさんはアニメをご覧になるでしょうか?
アニメ作品の中には、これはスタッフに伝えたら、人生を楽しく生きられるヒントを与えてくれるものもあります。
そういうアニメを見ると、何か得した気分になります。
2023年春に放送開始された「スキップとローファー」というアニメがあります。
主人公(みつみ)は高校1年生で、石川県の田舎からT大を受けるために東京の進学校に入って女の子です。
田舎育ちで人が良く、まっすぐな性格、友達もできて都会の高校生活を満喫していくというようなストーリーです。
どちらかといえば、ほのぼのしたアニメです。
ある日小さな事件が起こります(第5話)。
みつみ(主人公)は運動音痴なので、球技大会に出るために友達の女子(ミカ)にバレーを教えてもらいます。
いつものようにバレーを教えてもらうために昼休みに体育館に行くと、3年生の男子生徒2人がバレーボールの練習をしています。
この日は1年生が使う順番だったのを無視しているのです。
ミカはそれを見てムッとなります。
みつみは仕方がないので、体育館の隅でミカと練習をし始めます。
すると、その3年生がボールに夢中になり、ミカにあたりそうになります。
みつみは危ないと感じ、3年生の男子に今日は1年生が体育館を使う順番であると勇気を振り絞って注意します。
3年生の男子が文句を言おうとしたときに、それをたまたま見た通りがかりの3年生の男子が、2人の3年生生徒に注意をして、喧嘩にならずに済みます。
チョッと状況説明が長くなりましたが、ここからです。
この一連の状況を見て、ミカ(友人)は2人の男性生徒の名前を上履きから確認します。
そして、「こころのゆるさじノート」にルールを守らない嫌な感じの2人の男子生徒の名前を刻み付けます。
嫌な人間を覚えて、機会があった時に鉄槌を下すためです。
そして、みつみ(主人公)に、あのような嫌な人間に注意をするような危ない真似はしない方が良いと、注意をします。
しかし、みつみはミカの言うことをうわの空で、「あの注意した3年生の先輩がカッコよかった」と言い、名前を覚えたとミカに告げます。
その時、ミカは気づきます。
『この子(みつみ)は、私が嫌な人の名前を2つ覚えている間に、良い人の名前を1つ覚えている』
そして、みつみが友達の中心にいて、自分(ミカ)が脇にいるのはなぜなのか納得します。
実はミカは、みつみ(主人公)より顔も若干よく、スタイルもよく、おしゃれも上手で、場を読むことができ、
自分が友人の中心でもおかしくないと思っていたのです。
原作者が、思っている好かれる人はどういう人なのかをこの場面は語っていると感じました。
ここで状況を簡単に整理してみましょう。
みつみもミカも同じ場所、同じ状況に遭遇した。
ミカのアウトプットは、許せない2人を発見したというもの。
一方、みつみは、素晴らしい人をひとり発見したというものです。
どちらが楽しい高校生活を送ることができるかは、言うまでもないでしょう。
主人公のみつみですよね。
では、この状況がパチンコホールでの仕事だとしましょう。
お客様との関わり合いの中で、良い人もいれば嫌な人もいます。
同じ人でも気分により、良い時と悪い時があるかもしれません。
アルバイトが2人いて、一人は嫌な人や嫌な目に合ったこと記憶して、なるべく嫌な目に合わないように仕事をしているスタッフ。
もう一人は、良い人や嬉しかった時のことを記憶して、期待して仕事をしているスタッフ。
さて、どちらのスタッフの方が、楽しく仕事をしているでしょうか。
どちらのスタッフの方が、お客様から人気がでるでしょうか。
同じ店舗で働いていても何を見るか、何を記憶するかで、パチンコ店の仕事に対する評価は全く違うものになります。
同じ公園に散歩に行っても、犬のウンコを数えて歩く人もいれば、咲いている花を数えて歩く人もいるようなものです。
「公園の散歩はどうでしたか?」
と尋ねれば、それぞれの答えは容易に想像がつくと思います。
もし、みなさんが楽しい職場を作りたい、お客様に真摯に接客接遇をするスタッフを育成したいと考えているなら、
このミカの気づきは大変参考になると思うのですがいかがでしょうか。
これは、職場だけでなく、人生全般に活かせるものではないでしょうか。
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象印マホービンの食品ロスの取り組みを活用する!
暑い日が毎日続きます。
こういう暑い日が続くと飲みたくなるのが、ビールですね。
「象印マホービン」(大阪市)が白米を原材の一部として使ったクラフトビール「ハレと穂」を開発したという記事が先月28日の読売新聞の夕刊に載っていました。
象印マホービン(以下、象印)と言えば、魔法瓶や炊飯器を作っているメーカーです。
そのメーカーが、クラフトビール開発を行うということで、異業種への参入の記事なのかと思えば、そうではありませんでした。
実はこの取り組みは食品ロス削減の取り組みの一環なのです。
象印は主力商品である炊飯器の開発に一番力を入れています。
炊飯器の性能試験といえば、当然、お米を炊いてそれを試食することです。
では、どれだけ白米を炊いているかといえば、年間約30万トンにもなるそうです。
試食しているのに、なぜ、ロスになるのか?
それは炊きあがったご飯をすべて食べるわけではないということですね。
そんなことすれば開発スタッフが全員肥満体になってしまいます。
目的は味の確認なので、食べる量はしれています。
なのでご飯を炊く量を減らしたいところですが、二合炊き、五合炊き、一升炊きなど、
量によって味の違いがない、炊きムラがないなどチェックが必要なので、単純に炊飯量は減らせません。
だから結構、ごはんが残るわけです。
これまで象印は食べきれなかった白米の大部分を堆肥(だいひ)にしていました。
しかし、一部は完全な廃棄処分としていたんですね。
食品ロス問題がクローズアップされるに従い、別の活用法を考えていたところ、クラフトビールに使うことを思いついたというわけです。
開発は、クラフトビール「伊勢角屋麦酒」を手掛ける老舗餅屋「二軒茶屋餅角屋本店」(三重県伊勢市)と行いました。
麦芽のでんぷんを糖化させる過程で、白米を混ぜ合わせ、白ぶどう果汁を加え、さっぱりした味に仕上げたそうです。
商品名「ハレと穂」330ml入りで税込み660円です。
少し高めですが、いろいろなビールに関心がある人なら、試しに飲みたいと思うかもしれません。
それと、SDGsや環境問題、食品ロスに関心がある人も、気にしてくれるかもしれませんね。
仕入れてお客様に「おや!?」と思ってもらえる景品は、意外性や話題性のある商品です。
しかし、そのよな商品でも、景品としてこっそり仕入れて、景品コーナーの片隅に置いて売れるものではありません。
何も知らない人が、陳列台に置いてある「クラフトビール330ml、660円」を見たら、高いと思うだけです。
そして、なぜこんな高いビールを仕入れるの?と疑問に思われるかもしれません。
こういう商品を景品とする場合には、それなりの演出が必要です。
このクラフトビールが面白いと思ったのは、これまでSDGsや食品ロス問題に取り組んできた店舗が、
その一環として、「世の中にはこんなことをして、食品ロスに取り組んでいる企業もあるんですよ」と紹介するネタとなると思ったからです。
それと、夏は暑い、だからビール、という単純景品イベントを、この商品をその中に加えることで、
社会問題(食品ロス)を考えている店舗であることをそれとなく知らせる効果があると考えたからです。
要するにコミュニティホールの十分条件の一つである「社会性がある公共性があると納得する取り組み」を演出することができるからです。
いつもと同じことをしているだけでは、お客様に喜んでもらえないと考え、危機感を持っている店舗にとっては、
活用できる面白いネタだと思います。
「象印マホービン」は多くの人が知っている企業です。
お客様の知っている企業が、意外なところで実践している食品ロス対策というところが、面白いのではないでしょうか。
参考資料:クラフトビール「ハレと穂」
:十分条件:社会性&公共性への取り組み
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「処理水」海洋放出問題から店舗運営を学ぶ!
東京電力福島第一原子力発電所の「処理水」を海洋放出することでかなり揉めています。
かなりの頻度でニュースになっています。
国際原子力機関(IAEA)は、日本政府と東電の処理水放出計画は、国際的な安全基準に合致しているとしています。
IAEAは、原子力の軍事利用を防止して、平和利用を促進することを目的に1957年に設置された国連の機関です。
ある意味世界最高の権威ある機関であり、原子力に関するあらゆる面の安全性をチェックしています。
そのIAEAが、今月(7月)4日に報告書を公表し、処理水の放出による人や環境への放射線への影響は「無視できるレベル」と評価しました。
世界最高の権威が問題ないと証明したので、これで夏頃に処理水を放出するのは問題が無いと言いたいところですが、なかなかうまくいきません。
近隣の国では問題ありとしています。
中国政府は反発。
韓国政府は、IAEAの報告を妥当とし、問題なしとしていますが、国民は放射能汚染をけっこう気にしています。
(ちなみに中国も韓国も日本より高濃度の「処理水」の海洋放出はしています)
この間も、処理水の海洋放出が始まると、海で取れる塩が汚染されるとパニックになり、塩を買い貯める人が増えて、
スーパーの塩売り場から塩が消えてしまったなどとニュース番組WBSで報道していました。
各国政府の反応は、安全性チェックの正しさより、国家間の利害を優先させますので、「科学的知見」は二の次になってしまいます。
一方各国の国民の反応というと、風評によるものと言えます。
これも科学的な根拠というよりも、思い込みというかイメージの世界ですね。
このコントロールは結構大変です。
「風評」ということを調べると、風評とは、噂(うわさ)で良し悪しをはかる、ことと書いてあります。
韓国や中国に人々に良い噂を流して、処理水の安全性を信じてもらうのは大変難しいと思います。
なぜなら、これだけ安全性について政府が強調している日本でも、東京都民にアンケートをしたところ、
「福島産の魚を家族の食事に買うのをためらうかどうか」の項目では、4分の1の人が、「ためらう」と答えたそうです。
そういう人に心理を知っている福島県漁連は「処理水」の海洋放出に大反対です。
こうなったら岸田首相をはじめ、処理水放出を問題無しとしている、政府関係者や国会議員が、
毎週福島産の鮮魚を購入して食べることを明言して実践すれば、少なくとも福島県漁連は岸田さんの気概を見て、この決断に納得するかもしれません。
今回の処理水は、当初から「福島原発事故=放射能汚染=汚染水=汚染水処理=処理水海洋放出」という、
『汚染対策』という枠組みの中でやっているので、悪い噂が出やすかったと言えます。
これが各国がやっているような「原発=安全対策=安全水=安全水海洋放出」であれば、
『安全対策』という枠組みなので、悪い噂は出ていないのはないでしょうか。
先ほども言いましたが、どちらの同じ処理水(日本の処理水の方が科学的には安全性が高い)です。
さて、この処理水の教訓としては、悪い噂が出ないように店舗も気を遣う必要があるということでしょう。
例えば、○日を強化日にしたいなら、そのようにやり続けるということでしょう。
少なくとも、打ち出しに反しない演出や工夫をすることが大切です。
店舗が一生懸命に集しているのを見て、本気度が分かり、お客様は安心します。
しかし、集客ができているからといって手を抜くと、集客ができない時に、「この強化日は本当なのか?」という疑念が湧いてきます。
それが、続けて2,3回あると、「この店の強化日は、期待できない」ということを言いだす人が出てきます。
悪い噂ですね。
そうなってから強化日を元のようにするのは、また大変な手間がかかります。
これは機種強化でも同じですね。
この機種を強化すると言いながら、減台するなどすれば、疑われて悪い噂の基になります。
そうならないためには、大義名分が必要です。
その大義名分にあたる大枠のコンセプトを設定するのは、現場のトップの仕事だと思います。
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なぜ、プロ野球だけが監督もユニホーム姿なのか!
読売新聞(7月11日)を読んでいると面白い記事に出会いました。
「(プロ野球では)なぜ、監督もユニホーム姿?」というタイトルの記事です。
当たり前すぎて、答えが思いつきませんでした。
考えてみるとサッカーやバスケットボールなどの監督はスーツやジャージ姿で指揮を取るのが一般的ですが、
野球の監督は選手と同じユニホームを着ています。
監督がノックの練習?などをすることもあるのでとも思いましたが、プロ野球ではコーチもいますし、
その可能性は低いかななどと考えながら記事を読んでいきました。
日本の「公認野球規則」には、基本的に監督にユニホームの着用を義務付けるものはないそうです。
ユニホームの歴史に詳しいコラムニストの綱島理友さんによると
「野球が生まれて間もない19世紀のアメリカでは、選手の代表者が監督を兼ねることが一般的だったため」
ということだそうです。
監督が選手を兼任することが無くなり、采配を専念するようになっても、その習慣が残ったようです。
野球発祥の地であるアメリカでは、監督のユニホーム着用に関しては規程が緩やかになってきており、
上着はTシャツやパーカーなど球団公式のアパレルであればグランドやダッグアウトに入ることを認めています。
この記事を読んで思ったことは、人は前例を踏襲したがるということでしょうか。
前の人がそうであったというだけで、それと同じことをしようとする。
おそらくそれが一番無難な生き方ではないかと思います。
前の人と違うことをやると、なぜそんなことをするのか説明を求められます。
説明をして納得してくれるかどうかは別問題です。
説明した挙句、その説明では納得できないとスッタモンダしてしまうこともあるでしょう。
ところが、前の人と同じことをやると、特に説明をもとめられるわけでもなく、良しとされてしまう。
そんなことは結構あるのではないでしょうか。
そして、失敗しても、それは仕方がないというような雰囲気を作りだします。
この前例踏襲の罠にはまってはダメなのが、経営でしょう。
市場は常に変化してきます。
その変化に応じて経営スタイル、営業方針、販促方法を変化させていかなければ、業績は思うよにあがりません。
逆に言えば、前例を踏襲しても業績が上がっている時は、市場の変化にマッチした経営をしていると言えます。
しかし、前例を踏襲しても業績が維持できない、下がっている時は、市場の変化に合わない経営をしていると言えます。
人は、前例を踏襲しやすく、その失敗に寛容であることを考えると、
業績が思うようにいかない場合、自分に厳しい目を持って、意識して前例にとらわれない施策を考えることが大切だということです。
プロ野球の監督ユニホームのように、業績に直接関係しないものは、伝統や文化の問題で済みますが、
それが業績に直接関係するものになると、企業の盛衰の問題になるので、安易な前例踏襲は危険視した方が良いのではないでしょうか。
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安倍元首相の銃撃事件と問題の捉え方!
安倍元首相の銃撃事件の現場となった奈良市の近鉄大和西大寺駅前に献花台が設置されました。
自民党県連の有志によるものです。
8日の事件当日にだけではなく、9日も引き続き設けられました。
9日は8日に来ることができなかった約800人の方が訪れました。
一周忌だった8日と合わせると約4800人が献花をしたそうです。
献花は9日の午後三時頃に終了し、その後、現場近くにある西大寺(南都七大寺の一つ)の辻村泰範執事長が献花台の前で、
供えられた花束を供養する法要を営み、お経を上げました。(読売新聞7月11日より)
人が人を殺すような事件は起きて欲しくないというのは、誰もが思うところです。
たとえ善人であっても、悪人であっても、殺したり殺されたくないものです。
今回の事件を起こさせないためにはどうしたらいいのでしょうか?
対策を打つということは、問題点が明確になっていないといけません。
問題点というものは、その所属する組織や立場によって違ってきます。
このような事件が起きたときにまず責任を問われるのは警備にあたった警察です。
警備の甘さが今回の事件につながったというのは否定できませんが、物事は100%というものはありません。
事件が発生したからといって警察ばかりが悪いとは限りませんが、警備責任を果たせなかったのは確かなので、
今後同様な犯罪行為が行われるのであれば、100%ガードができないと改善がなされたとは言えないでしょう。
警察さえ頑張れば今回のような事件は防げるのか?
奈良の自民党という立場からすると、安倍さんのような超VIPを、
警備しにくい近鉄西大寺駅の年中工事中のような雑然とした場所に招いたというのはどうなんでしょうか。
近くにある近鉄百貨店へ通り道なので、単に通行する買い物客も多かったと思います。
同じ奈良でも、JR奈良駅などのは整備もされており、単なる通行人も少なく警備がしやすかったのではないでしょうか。
そう考えると応援演説場所の選定も問題があったとも思えます。
しかしなら、どのような警備体制であっても、どのような場所であっても、山上容疑者のような存在が出てきたのが一番の問題です。
山上容疑者はただの通りがかりの犯罪者ではなく、入念に下見をしたり、自作の武器の効果を確かめたりしています。
計画的で執拗です。
このような暴挙に及んだ背景は、ご存知の通り、自分の置かれた窮状を訴えることができなかったといところにあります。
もし、自民党と旧統一教会の関係について、社会的に大きく取り上げられていたら、このようなことまでしなかったのかもしれません。
もし、旧統一教会の献金と家庭崩壊について、具体的な救済に動いている社会的に力のある組織があれば、そちらにすがったのかもしれません。
山上容疑者からすれば、権力を持っている政府、政府を牛耳っている自民党、自民党だけでなく他の野党との関わり合いがあり、
日本政府に影響を与えることができるアメリカ政府の要人までが、旧統一教会を応援しているという認識を持ってしまってからは、
今の世の中で頼れるものはないと思ったのかもしれません。
そうして自暴自棄になってしまったとも考えられます。
そう考えると、安心して窮状を訴え、頼よることができる、力がある公正な第三者組織がないことが、
この問題を発生させた根本的な要因なのかもしれません。
今回の安倍さんの銃撃事件は、決して再発をさせてはいけないものですが、
問題の分析が一方向からになると、再発防止を難しくなります。
やはり問題は多面的に見ながら、対策を打っていく必要があるのではないでしょうか。
問題を多面的に見る習慣の必要性は、ホールの運営でも同じと思います。
例えば、新台入替が思った以上に上手くいかなかった場合、メーカーが悪いと決めつけるのは、問題の一面しか見ていないということになります。
それ以外に、事前の告知方法やスタッフの新台の理解度、スタッフの新台誘導状態、台の調整状況など、
新台入替に関わる要因は複数存在します。
そういう複数要因を精査しながら、対策を打つことが、失敗を防ぐことにつながるのではないでしょうか。
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安倍元首相の一周忌からホール運営を考える!
昨日、7月8日は安倍元首相が襲撃をされた日ということで、一周忌の法要が執り行われ、
襲撃現場の奈良の西大寺でも、自民党による献花台が設置され、多くの人が献花に訪れました。
その様子は新聞やテレビなどで広く報道されたので、このブログを読まれている方もご存知だと思います。
ところで、安倍さんが襲撃された日が、7月8日だと覚えていましたでしょうか?
もちろん、テレビや新聞、ネットなどを見なくても、7月8日を覚えていた人は、どれくらいたのでしょうか?
安倍元首相の襲撃は、事件としては1級じゃなく、特級事件と思います。
ただ安倍さんが殺されたというだけではなく、その後旧統一協会問題が盛んに報道され、
安倍家だけでなく、多くの政治家と旧統一教会の関係が問題視されました。
また、旧統一教会の信者による協会への破滅的献金問題も連日報道され、
さらに子供の虐待につながる宗教の有り方も問題となりました。
しかしながら、いつの間にかこれらの問題は頭の中から消えて行ったのではないでしょうか。
問題は何も解決しておらず、宗教団体の解散命令を出さないのか、まだ検討中なのかもよくわかりません。
政治家も旧統一教会との関係を断ちますといっただけで、実態はわかりません。
しかし、多くの人々は忘れてしまう。
もちろん、被害にあった当事者、直接の関係者は覚えているとは思いますが、そうではない人はどんどん忘れていきます。
でもこれが普通なのではないのでしょうか。
私が直近で安倍さんの襲撃事件のことを思い出したのは、今年の5月です。
奈良の桜井市にある安倍文珠院(日本三大文珠の一つ)にお参りに行ったときに、浮御堂の中に「安倍晋三」という特大の位牌がありました。
ここは安倍一族の氏寺なので、安倍元首相も一族として供養されているのかなと思い、事件のことを思い出しました。
人間は特別な思い入れがない限り、何かのきっかけがないと、記憶の中から改めて思い出し、意識するのは難しいのではないでしょうか。
ここで終わると、人間の記憶は日々風化していくという世間話になってしまいます。
そこで、この一周忌に着目したいと思います。
一周忌と言うことで、多くの人が安倍さんに再注目しました。
このように思い出す舞台を設定すれば、人は再び記憶が呼び起こされ、意識を向けるということだと思います。
人は1年という単位に特別な意味を持たせるのが好きです。
○○周忌もそうですが、お誕生日はその典型です。
今日はお誕生日だから、○○をしましょう、などと言われると仕方がないなと人は動きます。
さて、みなさんはこの習性をホール運営に活用していますでしょうか?
活用している典型は、○周年のPRですね。
でも、これは店舗単位で1年に一回しか使えません。
それなら、○○遊技機導入、1周年はどうでしょう。
別に2周年でも構いませんが、多くのお客様にこの機種を打ってもらいたいということなら、
打つためのきっかけを与える必要があります。
機種導入が何日経過したか、何か月経過したか、多くのお客様は覚えていません。
安倍さんの事件と同じで忘れていきます。
そこで、お客様の注目を集めるきっかけを定期的に作る必要があります。
そのきっかけ作りを手軽する方法の一つが、経過日数をイベント化することではないでしょうか。
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「おにぎり専門店」でプチリニューアル!?
最近、「おにぎり専門店」が急増しているらしいのです。
ニュース番組WBSで、おにぎり専門店についての特集をしていました。
これを見て、パチンコ店内に、おにぎり専門店を出したらどうだろうと思いました。
おにぎり専門店の出店のタイプは3つぐらいに分類できるようです。
一つ目が、純粋におにぎり店が儲かるということでの出店です。
おにぎり専門店というのは、文字通り「おにぎり」が中心、余計な料理をしないので、コンロなどが不要であり、設備投資にお金がかからない。
開業費は平均飲食店の5分の1で済むのが人気の理由だそうです。
二つ目が、おにぎりに関連している業者の出店。
WBSで紹介していたのは、「大森屋」という老舗海苔メーカーの店舗を紹介していました。
大森屋の稲野社長は、「海苔をもっと普及したいと思った。やっぱりおにぎりが一番海苔を美味しく食べてもらえるメニュー」と話していました。
大森屋さんは、直営のおにぎり専門店でもらった意見を参考に、海苔の新商品開発や販売促進をしているとのことです。
三つ目が、居酒屋などの外食企業の人材活用の場としての出店。
居酒屋の勤務は深夜に及びますが、おにぎり専門店は9時から17時営業にしています。
実は、居酒屋で働いていたスタッフが産休などで休んだ後の職場復帰はきついので、
日中の時間に働ける職場を用意するというものです。
WBSで紹介していたのは、「さかなのさ」という居酒屋さんでしたが、おにぎり専門店で働いていたスタッフは、
会社が子育てをしながら働くことができる職場を用意してくれたことに、感謝をしていました。
郊外のパチンコ店には、飲食店を併設しているところも多いと思いますが、小型店ではなかなかそういう対応も難しいと思います。
しかし、この「おにぎり専門店」はあまり大きなスペースは取らないので、出してみる価値はあるのではないでしょうか。
先ほど言いましたように、おにぎりに特化することで、設備投資を最小限にできると思います。
「おにぎり専門店がブーム」ということで、試験的に出す理由をお客様に説明できます。
スタッフの熟練度もあまりいりません。
普通の主婦ができるように思います。
もし、近所に「おにぎり専門店」があるなら、コラボができないか考えてみるのもいいかもしれません。
朝が弱い店舗なら、「朝食おにぎり」として、集客PRに使うのもありではないでしょうか。
焚き上げたごはん、おにぎりにのせる具材、それとお茶。
休憩コーナーで簡単に食べて、遊技をしてもらう。
WBSで紹介された おにぎり は多種多様でした。
アイデア次第で、従来にないおにぎりも作れそうです。
夕方、小腹が空いた会社帰りのお客様も、ちょこっと腹ごしらえができます。
今は昭和レトロブームです。
サンドイッチもいいかもしれませんが、昭和の懐かしさがあるおにぎりにお客様は魅かれるのでなないでしょうか?
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お天気の話でお客様と接触を図る!
お客様に対する当たり障りのない話題の代表格と言えば、『お天気の話』です。
「今日は良い天気ですね」
「今日は日差しが強いですね」
「今日は昼から雨が降るらしいです」
など、挨拶の後に一言付け加えると、親しみが出ます。
カウンターやJCなどで、少し時間があるなら、
「この間、気象庁の長期予想が出ましたが、西日本の今年の気温は例年より高いそうですね」
などと、話ができます。
会話に乗ってきそうなら、健康の話やその他の旬の話題を出すこともできます。
また、お天気の話を通して、お客様に対する気遣いをすることもできます。
「もうすぐ雨が降るそうなので、よろしければホールの傘をお持ちください」
「今日は35℃を超えるそうですので、熱中症にお気を付けください」
「明日は雷雨になりそうなので、豪雨にお気を付けください」
お客様もスタッフと会話して苦にはならないと思います。
それではみなさんの店舗でお天気を積極的に活用するような仕組みを作っているでしょうか?
仕組みというような大げさなものでなくとも、朝礼で1日の天気の確認をしておくだけでも十分でしょう。
長期予報については、月の20日頃に発表があるようなので、チェックをしてホールの休憩室などに掲げておいても話題作りにいいかもしれません。
最後に注意点としては、お客様の来店頻度の高くない一般小売店の場合は、これで十分ですが、
パチンコ店の場合、来店頻度多いお客様も結構いるので、それらなりの配慮が必要です。
もし、あなたのホールが地域密着型やコミュニティホールを目指すなら、
昨日会ったお客様とは、少なくとも会話をしたことを覚えて対応しなければなりません。
単純に毎日、機械的に気遣いの言葉をかけているとマイナスになるので要注意です。
もし、それをしてしまうと、お客様を覚えていないことが、まるわかりとなり、お客様がスタッフに対して親近感を持たなくなるからです。
もちろん、自分を覚えていない人間に対して、関係づくりなどは論外でしょう。
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洞察力や判断力、人間力アップにおススメ!
図書館から借りて読んでいるた本の中に「湖底の城」という古代中国を舞台にした歴史小説があります。
宮城谷昌光さんの作品です。
宮城谷さんの作品はいろいろ読みましたが、時代背景や歴史的考察がしっかししています。
歴史や文献を研究して書かれていることが分かります。
その当時の人の考え方や価値観などを紹介しながら、ストーリーは進むので、主人公の行動原理を知ることができ、
もし、自分がその時そこに居たらどうするかなど、判断力を磨けるのではないかと思ったりしています。
私の個人的な感覚では、これに近い歴史小説の作者は、司馬遼太郎さんではないかと思っています。
司馬遼太郎さんの歴史小説は歴史の勉強になるばかりでなく、その当時の人がなぜそういう行動をとったのかも理解させてくれます。
単純に歴史の勉強をするよりも、日常に活かせる知恵を学べると思っています。
私が大学の頃は、周囲の友人はほとんど司馬遼太郎を読んでいました。
共通の歴史認識があると、価値観が似てくるので、すぐ親しくなれるので助かりました。
そういえば、パチンコ業界の社長の中にも歴史好きな方は結構いらっしゃいますね。
きっちりした歴史認識を持った歴史小説を社内で読むと、コミュニケーションが促進され、おススメかもしれません。
息子が就職した会社でも、会社の人から「坂の上の雲」(司馬遼太郎著)は呼んでおいた方が良いよ、と奨められたと聞いています。
歴史小説なら何でも同じかと言えば、そうではないと思っています。
歴史小説の中でも、歴史的事実に基づいて、時代背景を踏まえて書いてある本もあれば、
ただ時代設定が過去というだけで、今の時代感覚の作り話をしている本も有ります。
前者は学べば歴史的教養が身に付くと思いますが、後者はタダの娯楽でしかないと思います。
最近の時代劇ドラマが後者化してきてますので、主役は歴史上の人物でもファンタジーアニメ化してきているように感じます。
一時期流行った「チャングム」は、実際に無かった宮廷料理対決を創り出し、エンターテイメント化に成功していますが、
日本の歴史ドラマのそのようになっていくのでしょうか。
と言うわけで、もし、自分の判断力や洞察力など磨くためなら、司馬遼太郎さんや宮城谷昌光さんはおススメですね。
宮城谷さんの本がなぜビジネスマンにいいのかというと、なるほどと考えさせる言葉があるからです。
「君側の臣は、君主の手足になっているだけでは、事がすまぬ場合がある。
かつて斉君(斉の国のトップ)を輔弼(サポート)していた晏嬰(斉の国の大臣)は、
和(わ)と同(どう)の違いについて説いたときく。
君主はおのれに同ずる者を求めがちであるが、そういう者が増えると国家は危うくなる。
臣下は君主に和するのがよい。なんじは、和するとはどういうことか、わかる面をしている」
<「湖底の城 第7巻」より抜粋>
君主を社長に置き換えると、社長と社員の関係に置き換えることができます。
置き換えたときに、自分が社員なら、会社における自分の今の有り方はどうなのか?などと振り返ることができますし、
社長なら、社内に和する人間は何人いるのか等、自分の現状を改めて把握し、人材育成における問題点を考察することもできると思います。
「媚びへつらわず、自分の考えを持って社長をサポートするだけの能力を身につけるべき」というのは簡単ですが、
その中には人間の血が通っていません。
机上論になってしまいがちです。
それがしっかりした歴史考察の上で書かれた小説の中では、深く心にしみてくるように思います。
皆さんもお忙しいとは思いますが、宮城谷昌光さんや司馬遼太郎さんの本を読む時間を作ってはいかがでしょうか。
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アニメの特番から好感度を上げるヒントを学ぶ!
7月はアニメが切り替わる付です。
アニメの放送期間は、1月~3月、4月~6月、7月~9月、10月~12月と年を4区分して放送しています。
アニメの放送回数は、基本が12回だと思います。
回数が少ないもので10回ぐらい、少し長いもので13回。
四半期を超え、半年間放送されるものは、一期で2つあるかどうかという感じです。
基本は12回なのですが、4月から6月は期間に余裕があるのか、特番で13回目を放送するアニメが多かったように思います。
特番の内容も様々ですが、目的はアニメ声優などを登場させ、アニメに対する思い入れを語ったりすることで、アニメの好感度を上げるものが多かったように思います。
以前は「放送直前特番」として、事前に関心を集めることを意図したものが多かったように思いましたが、
今年の4月~6月のアニメは、アニメ終了後に特番をもってきたものが多かったと思います。
アニメは人気が上がらなければ、第一期で終わってしまいます。
おそらく第二期分の予算が出ないというか、スポンサーがつかないと思います。
なので、アニメ自体のファンを増やすことは、アニメ制作会社にとっても売り上げを上げるために必要なことなのでしょう。
もし、有名人気声優を使っているなら、放送直前特番で声優の顔を出し、
声優についているファンをアニメの視聴率を上げるために利用するという発想になるでしょう。
逆に新人声優を起用しているのであれば、アニメでキャラクターに好感をもってもらってから、
放送後の特番に登場してもらい、アニメに対する応援を、例えばDVDなどの販売に貢献してもらうという方が手堅いのかもしれません。
そんなことを思いながら、TV番組を眺めていました。
そんな中、春アニメの特番の中に面白い特番がありました。
アニメは「勇者が死んだ!」というタイトルで、第一話から主役であるはずの勇者が死んでしまうという、奇をてらった勇者アニメの特番です。
その中で主役の妹役のキャラクターを担当する「新福 桜」という新人声優に焦点をあて、声優になるまでの道のりを紹介していました。
そこで初めてこの新人声優さんは、昨年2022年4月から始まった選考会に応募し、2000人あまりの応募者の中から一次審査に残り、
70人に絞り込まれた面接を鹿児島から受け来て、ファイナルの12人に残り、その12人が3週間合宿をし、
声優の訓練を受けたうえで、最終的に選ばれていたことを知りました。
なんと競争倍率は2000倍です。
パチンコ店のアルバイトスタッフの中に声優を目指して頑張っているという話をたまに聞きますが、
このように面接や訓練、選考の様子を見ると、声優になるのはいかに大変か分かります。
そして、「新福 桜」さんのアニメの音声収録場面では、キャラクター(主人公の妹で勇者)をどれだけ理解しているか、
また、そのキャラクターのしゃべる状況やシチュエーションをどれだけ理解しているか、
そして、それを声のトーンや速さ、抑揚で表現しているかを問われ、
何回何回ももダメ出しをされていました。
個人的には、一般視聴者がそこまで深く感じとって見ているかというと、そうではないだろうと思いましたが、
その細部へのこだわるというか、本当に納得できるものを作りたいと思って取り組んでいる姿勢は良くわかりました。
もし、同じレベルのアニメ作品があり、どちらを推すかと問われれば、間違いなく頑張ていることを知っている作品の方を推すと思います。
アメリカの大学の研究でも、頑張っているモノに対して、人間は応援したがるという実験結果があります。
これはパチンコ店の運営でも同じです。
みなさんは、上手く店舗の頑張りをお客様に伝えていますでしょうか?
そんなことを思いながら、アニメの特番を見ていました。
関連資料:十分条件の第3番目 努力を知ってもらう仕組み
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