□□□ 2025年 5月の目次 □□□
■いい遊技台が出ない!でも、ものは考えよう!
パチンコ台にあまり良い台が出ないと言われています。
いい台とはお客様が気持ちよく遊べる台ですね。
そこそこお金をもって遊技をすれば、パチンコというゲームを楽しめ、
勝ち負けを楽しむことができる。
そういう台があまり出ない。
パチンコをする人の目的は、大きく分けると2つになると思います。
博打を楽しむために来る賭博客とパチンコというゲームを楽しむために来るレジャー客です。
現状では玉単価の高い機種が多く、賭博性が高くなっています。
前者の人にとっては、ウエルカムでしょうが、後者の人にとっては、
パチンコは楽しめないレジャーということになりかねません。
市場のパチンコ人口とスロット人口の増減傾向を見ると、
パチンコからスロットにシフトしている人が多くいることが分かります。
パチンコのレジャー志向の人が大量に移動していると推察できます。
みなさんのホールでもそうではないでしょうか。
良い台が出ない中では、レジャー志向のパチンコ客は見捨てるしかないのでしょうか?
諦めてしまうとそこで終わってしまいます。
良い台が出ないのは問題ですが、今ある遊べるパチンコ台の活性化を図るチャンスと考えて、
積極的に現状自店ある遊べる台に誘導を試みてはどうでしょうか。
コントラスト効果というものがあります。
冷たい水に手を入れた後に、ぬるま湯に手を入れると”熱い”と感じます。
逆に、熱いお湯の中に手を入れた後に、ぬるま湯に手を折れると”冷たい”と感じます。
これがコントラスト効果です。
この感覚は通常誰でも持ってしまう感覚です。
これは遊技台にも当てはまります。
ダメ台の後に、そこそこ良い台を打つと、思った以上に打った台が良い台に見えるものです。
新台入替でパチンコの新台を打ったお客様には、積極的に遊べる台をおススメしましょう。
あそべる台を魅力的に整備して、新台を打った方にお勧めする。
もちろんおススメ対象は、賭博志向の方ではなく、レジャー志向の方です。
ジャグラーなどのスロットをおススメしても悪くないですが、
パチンコの稼働を考えると、やはり遊べるパチンコ台をおススメするのは無難ですよね。
レジャー志向のお客様かどうかを見分ける方法は、一番はお客様と接触して、
好みの台やパチンコの求めるものを聞いておくことですね。
会員管理をされているところでは、会員がどの台を打ったのか分かると思いますので、
好みの台で、判断できると思います。
スロットはカジノにもありますが、パチンコは日本の遊技場にしかないと思います。
そういう意味では、パチンコ遊技台は日本に遊びの文化を象徴しているものだと思います。
なるべくなら、みんなが気楽に遊べる遊技台が多く出て欲しいものです。
欲を言えば、アニメコンテンツ台は、アニメファンが楽しめるようなものが出ることを望みます。
そうなれば、訪日客を労ぜずホールに呼び寄せることができると思います。
なんちゃってアニメ台では、リピーターは出来ません。
もう一度遊技をして、あのシーンを見たいと思えるような遊技台が出てきて欲しいものです。
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■ファン感の目標設定(効果基準)を考える!
5月にファン感謝祭(ファン感)がありました。
みなさんの店舗は、ファン感の効果はあったでしょうか?
やる限りには効果の有無が重要です。
最初の備蓄米放出のように、とりあえず放出したけど、効果は分からないでは困りますよね。
効果があったという人は、効果が出た出なかったという基準が明確であったと思います。
もちろん、効果が無かったという人も、基準があったことが分かります。
基準に達していないことで、効果が無かったと判断していると思うからです。
効果が分からないという人はどうでしょう。
そういう人は、その人は基準が無かった、ぼんやりしていた可能性があります。
100%基準が無かったと言えないのは、基準があっても、実態というか現状が把握できなければ、
分からないからです。
例えば、ファン感によって、ファン感前の1週間より、
ファン感後の1週間の稼働を10%上げるという目標を立てているなら、
1週間経たなければ効果はわからないということになります。
ところで、みなさんはどのような基準(目標)を立てられたでしょうか?
ファン感期間の集客(稼働)を通常より10%アップさせる。
ファン感期間後の集客(稼働)を5%アップさせる。
離反しているお客様を会員ベースで、50人復活させる。
いろいろ考えられます。
組合ならこの期間のエリアの集客を5%増やすなどもありかもしれません。
社長は経営責任を負っているので、せっかくお金とスタッフの労力を使うからには、
それに見合う成果を上げたいものだと考えていると思います。
事前にファン感の目標を明確にすることで、店長や役職者の意識も高まり、
成果を上げやすいのではないでしょうか。
また、目標設定理由を聞くことで、店長の店舗に対する問題意識もチェックできます。
少なくとも、ただやるだけのファン感のためのファン感を防ぐことに繋がります。
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■地元密着を活かした賞品イベントを考える!
現在、おコメが高いのは周知の事実です。
こんな時に有効な販促は、おコメを安く提供する販促ですね。
高くて困っているのだから、安くされると誰もが嬉しいはずです。
ファミリーマートが、物価高騰で取り組んでいた商品の中に安い「おむすび」があります。
コンビニで提供されている「おむすび」の多くはノリが巻かれています。
そのノリを無くして、価格を下げて販売していました。
ファミリーマートには7種類のノリ無し「おむすび」があるのですが、
前年対比で1.4倍に伸びています。
一人焼肉店の焼肉ライクは、このコメ高騰に目を付け、
5月7日から5月28日まで、ごはんのおかわり無料を無制限にしました。
ニュース番組WBSによると、売上の20%アップを見込んでいるそうです。
コメ不足で、コメが高騰しているからこそ、販促効果が期待できる絶妙な一手ということになりそうです。
店内のポスターには、「おコメ不足で限界ですが・・・」と書かれてあり、
コメ不足の中でお客様のために頑張っている姿勢をPRしています。
どこもおコメ不足で、ご飯のおかわりを中止したり、ごはんの大盛を止める中で、
消費者にとってはありがたいお店と言えるのではないでしょうか。
でも、なぜこんなことができるのかと言えば、
焼肉ライクは生産者(農家)と直接取引をし、
しかも長期契約をしているので、価格高騰の影響を受けてないんですね。
企業の仕入れ構造自体が、コメ不足で強みになったと言えます。
モノが不足する中で、生産者(農家)と直接の結びつきがあることは強みになります。
以前は食品ロス削減の観点から、規格外の野菜を農家と協力して、
店舗で販売するなどの取り組みを提案していましたが、
このような物価高やコメ不足の中では、地元農家さんとの協力関係は、
大きな力になると思います。
地域とのコラボは、何も商店や企業だけに止まるものではありません。
日ごろからコミュニティホール作りを意識されている店舗では、
お客様のパチンコ店に対する評価が高まっていると思いますので、
協力してもらえる可能性が高いと思います。
お客様の中に農家の方もいらっしゃるのでしたら、
お互いがウィンウィンになるような協力関係を模索してはいかがでしょうか。
蛇足ですが、焼肉ライクのように直接生産者と取引するところが増えています。
特に今回のコメ不足に懲りた企業はそうするのではないでしょうか。
すると市場に出回るコメがさらに少なくなるので、
今回のような事態は発生しやすくなるのではないでしょうか。
もちろん、今後政府がどういう政策を打つかにもよりますが・・・。
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■行政の情報周知に取り組んで選ばれる店舗になる!
お客様にあなたの店を選ぶ理由を尋ねたことがあるでしょうか?
では、逆にお客様があなたの店舗を選ぶ理由をどれだけ作っているでしょうか?
当たり前ですが、選ぶ理由が多ければ、選ばれる可能性は高まります。
では現在、あなたの店舗では選ばれるための理由作りに取り組んでいますでしょうか?
うちは、地域一番店だから関係ないという人はいないでしょう。
理由が増えるということは、稼働を上げることに繋がります。
現状、取り組んでいないものを取り組むことが必要なので、
一律にこれが良いとは言えませんが、お勧めはあります。
コミュニティホール作りの十分条件の一つに挙げている行政などの情報提供です。
行政が国民や市民に知らせたい情報は、お客様の生活に密接にかかわりを持っているので、
お客様にお知らせるとお客様のメリットになります。
そして、スタッフも同じ国民、市民として会話のネタになります。
スタッフが、生活に密着した有益な情報を知っているということで、
お客様のスタッフを見る目がアップします。
店舗やパチンコ業界に対する好評につながります。
直近のホットな話題と言えば、ご存知とは思いますが、
『戸籍にフリガナ』が付加されるというものですよね。
戸籍法が改正され、令和7年(2025年)5月26日から、戸籍に氏名のフリガナが記載されます。 これまで戸籍には氏名のフリガナは記載されておらず、
出生届などに記載された氏名の読み方の情報を各市区町村が保有し、
各種事務処理に利用してきました。
今回、戸籍にフリガナが追加されることで、
特定の事実などを行政が公に証明する 「公証」 の対象となり、様々な行政手続きの際に、
フリガナで本人確認ができるようになるというものです。
これにともない本籍地のある市町村から戸籍に記載される予定のフリガナが通知されます。
法務省では下記のようなポスターを用意しています。
右の図を見てもらうと、警察庁は、これにかこつけた詐欺が行われることを警戒していることがわかります。
全ての人が関わることなので、当然お客様も意識されると思います。
行政としても周知を徹底したいと思ているはずなので、
店内にポスターを貼って、お客様の意識喚起をしてみてはどうでしょう。
市役所や警察署に行って、お客様が詐欺に遭わないようにどう注意喚起をしたらいいかを、
訊いてみるのも悪くないと思います。
店舗として、ポスターを貼るなど、行政の情報周知を積極的に手伝うことはおススメです。
お客様から、あのパチンコ店に行けば、役に立つ情報を教えてくれるというのは、
あなたの店を選ぶ理由になるのではなでいしょうか。
資料:法務省 戸籍にふりがなが記載されます
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■閉塞感のある中での人材発掘を考える!
時代を動かすのは、『行動力のあるバカ』ではないでしょうか?
賢い人は、記憶力も判断力も確かです。
物事に対して、的確に判断し、処理をしていく。
でも、賢い人がやっていることは、これまでの延長という感じです。
賢い人がやると問題の発生を防ぐので、現状を変える必要がないのです。
賢い人がやると、従来のやり方を現状に上手く適合させるので、
何も変える必要がなく、当たり前ですが時代は動きません。
時代が動くときは、こまでの当たり前が通用しなくなった時ですよね。
従来のやり方をどう工夫しても大きな問題が発生してしまう。
その時、賢い人は動き出せるのかと言えば、無理ではないでしょうか。
なぜなら、賢い人は動き出すことによるリスクが、すぐに分かるからです。
これをしたら、××の不都合が出る。
▲▲に大きな影響がでる。
リスクに対する計算がすぐにできます。
例えて言えば、何もいないように見える海の中にサメが泳ぎ回っているのが分かるという状態です。
そんな海に、あなたはあえて飛び込みますか?
昔から『ファーストペンギン』という言葉があります。
もしかしたらサメやシャチその他の外敵がいるかもしれない海に、最初に飛び込むペンギンのことです。
でも、そのペンギンは基本的に海の中に外敵がいないと思って飛び込んでいるのです。
いくらなんでも、サメやシャチが目視できるのに、飛び込むようなことはしないでしょう。
それでも飛び込むのは『ファーストペンギン』ではなく、『自殺志願のペンギン』ですよね。
何が言いたいのかというと、リスクをリアルに感じる人間は動けないということです。
動けない人間は、時代を変えることはできません。
『行動力のあるバカ』のバカとは、
リスクに対して楽観的、鈍感、計算できない人のことを指します。
こういう人は、海の中にサメがいたとしても平気で海に飛び込める人です。
それを見ている人は、アイツの頭はおかしいと思うでしょう。
私がニュースなどで見聞きする中では、
アメリカのトランプ大統領が『行動力のあるバカ』の典型ではないかと思っています。
これまでの常識は通用せず、前例を気にせず行動をしています。
ただ、『行動力のあるバカ』は時代を良くするかどうかは分かりません。
悪くする可能性もあるでしょう。
少なくとも多くのアメリカ国民は彼に期待しているのは確かです。
行き詰った時、求められるのは賢い良識人ではなく、『行動力のあるバカ』です。
日本でこれに該当しそうなのが、今回農水大臣になった小泉進次郎さんですね。
小泉農水大臣は、6月初旬にも、5キロ2000円台のおコメが小売りの店頭に並ぶだろう、
と見通しを話しています。
これに対していろいろなTV局からよくインタビューを受けているスーパーダキダイ(東京)の秋葉社長は、
「小泉さんが神ワザ的なことをすると言っているレベル」と驚いていました。
秋葉社長からすると、小泉さんは何も現実をしらないバカだと感じたのかもしれません。
そうかもしれませんが、昔から時代を動かしてきたのは、『バカ』です。
なので、小泉大臣には大いに期待したところです。
ところで、あなたの会社に『行動力のあるバカ』はいるでしょうか。
賢い人ばかりでは、リスクがちらついて、従来のやり方を変えることはできません。
閉塞している中での人材発掘とは、『行動力のあるバカ』を探すことではないでしょうか。
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■元農林水産大臣の江藤拓さんを反面教師として学ぶ!
江藤拓が農林水産大臣を辞任したことはみなさんもご存知のことと思います。
江藤さんは、自民党佐賀県連の政治資金パーティー「政経セミナー」で講演し、
高騰が続く米価について「大変責任を感じている」とした上で、
「私はコメを買ったことはありません。
支援者の方がたくさんくださるので、まさに売るほどある」という発言をしたそうです。
この発言は、コメの価格高騰や不足が問題となっている中でのものであり、
国民の生活感覚と乖離しているとして大きな波紋を呼んでしまいました。
その後、江藤さんは発言を撤回し、
「講演で会場が盛り上がっていたので、ちょっとウケを狙って強めに言った」と釈明しました。
しかし、批判は収まりませんでした。
それは当然ですよね。
「俺は売るほどコメを持っている」という発言が、誰に?ウケると思ったのでしょうか?
単純に考えると、コメが買えなくて困っている人に対しての嫌味でしかないように感じます。
結果として、5月21日に石破首相に辞表を提出し、事実上の更迭となりました。
もし、江藤さんに能力があるのなら、更迭は国として損失ですが、
みなさんはどのように判断していますでしょうか?
話を分かり易くするために、江藤さんがパチンコ店の店長をしていたとしましょう。
稼働がどんどん下がるので、社長から対策を命じられたケースに例えると、
理解しやすいのではないでしょうか。
社長から遊技台を買うか?と聞かれたら、
「大丈夫でしょう、すぐに稼働は戻ってくる」と答えていたが、稼働はまだ下がっていく。
そこで江藤店長は、遊技台を買わせて下さいと言い出し、遊技台を大量購入する。
しかし、購入台数の95%を1社にしたので、なかなか納品されず、
順次納品してもらうことにする。
その間、されに稼働が下がり続ける、というような感じでしょうか。
江藤さんはコメ放出に際して、価格には言及しないと言っているので、
江藤店長は、遊技台は購入するが、稼働が上がるかわからないと社長に答えているようなものですね。
結果として、遊技台の導入が遅れ、稼働も下がり続けている。
こんな状況の中で、「私の給与は年俸制なので、稼働が下がっても大丈夫なんですよ」
なんて笑って言っているようなものです。
では、江藤さんの問題となんでしょうか?
あくまでも個人的な推察ですが、自分の支持者のための大臣をしていたことでしょう。
江藤さんは、農業保護ではなく、JAや農家保護の立場です。
農家やJAを保護するためには、コメはそれなりに高いことが望ましい。
自分の支持層である農家やJAが儲かるからです。
そういう目でコメの価格を見ていると、まだ安い、もう少し高くても良いだろう、
という意識が働き、コメ高騰の抑制に対して及び腰になってしまった。
問題形成は、その人が持っているあるべき姿、設定している基準によります。
コメの価格が5キロ4500円が妥当だと思っていれば、
4000円強で販売されているコメは問題無しとなります
消費者は3500円ぐらいを基準として設定しているので、4000円強のコメは大問題です。
この基準設定の差が、江藤さんの行動を鈍くし、対策が後手に回ったと言えます。
もちろん、江藤さんにしてみると、ノープロブレムであり、後手感はないと思いますけど。
石破総理は、江藤さんに備蓄米の早期放出や入札条件の緩和などの話をした、
とも言われています。
しかし、江藤さんは動かなかった。
それは江藤さんに悪意があるわけでは無く、問題が発生していなかったからです。
問題がないのに解決しろと言われてもできないですよね。
あるポジションに就くというのは、
それにふさわしい問題形成能力が求められていると言っても過言ではありません。
問題を作り出すことで、ふさわしい施策を打つことができます。
江藤さんからは反面教師として学ぶべきことが、いろいろありますが、
まずは、組織のトップは、妥当な問題形成をする必要があるということでしょう。
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■サントリーのバーイベントから考える!
サントリーは、期間限定のバーイベントを行っていました。
バーの名前は、「BAR グラスとコトバ」。
このバーでは、通常のメニューではなく、壁に並べられた多種多様なグラスと、
気持ちを表す言葉が書かれたコースターから選ぶことで、
カクテルを注文する仕組みになっています。
選んだ「グラス」と「コトバ」に合わせて、
バーテンダーがそのイメージに合ったカクテルを提供してくれるため、
まるで自分の気持ちをカクテルに変換するような体験が楽しめるというものです。
コンセプトは、気持ちだけで注文できるBARです。
サントリーがこのようなイベントを仕掛ける理由はなんだと思いますか?
もちろん、お酒の販売促進ですが、明確な狙いがあるそうです。
ニュース番組のWBSのインタビューによると、若者がBARに行く、
きっかけづくりにしたいと考えているということです。
お酒を飲むだけなら、各年代で半数以上がお酒を飲みます。
しかし、そのお酒の飲む量、回数で見ると、以下の図のように、年代で違いでます。
20代の若者で、お酒を週3日以上飲む人は、9.2%としかいません。
約20年前の2003年は、17.8%のですから、20年間で約半減してしまったということですね。
これに対してサントリーは危機感を持ち、いくつかの施策を講じているということです。
パチンコ業界も若者がパチンコやスロットをしなくなってきており、
ユーザー構造は似ていると思います。
だから、単純に若者向けの販促をすべきだとは思いませんが、
遊技人口を増やすためには、誰に対して働きかけをすべきかを、
意識する必要があるのではないでしょうか。
それは若い人かもしれませんし、女性かもしれません。
あるいは高齢者かもしれませんし、インバウンドの訪日外国人かもしれません。
それが意識出来て、初めて遊技を通して何を提案するかが決まってくると思います。
サントリーは若者に対してお酒を通じて、自分の気持ちと向き合うことを提案しています。
そして、バーテンダーとの対話の楽しみを提案しています。
昔のように、酔うことでハイな気分になることを提案しているわけではありません。
このバーの企画担当部署は、サントリーコミュニケーション本部なので、
底流には、お酒をコミュニケーション手段の1つとして、楽しむことを奨めているのはないでしょうか。
パチンコと言えば博打ですよね!
私は身近なカジノを提案します。
一発当てて、あなたも儲けてください・・・。
でも、このコンセプトでの新規ユーザー開拓はいかがなものでしょうか?
すでに多くのホールではこのような提案だけで、新規遊技者開拓をしていないと思います。
みなさんが新規開拓をしたいと思っている客層には、
何を提案することがもっとも効果的なのでしょうか?
こういうことを改めて考えてみるのも悪くないと思います。
参考資料:サントリーHP 「BAR グラスとコトバ」
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■トランプさんの「ハンマー釘病」から学ぶ!?
トランプ大統領のニュースが毎日のように流れます。
トランプさんがニュースになるたびに、
「金槌しか持っていなければ、全ての問題は釘に見えてくる」
・・・・・・ ハンマー釘病
というアメリカの格言が思い出されます。
実はこの言葉は、「欲求五段階説」で有名な心理学者のマズローさんが言った言葉なんだそうです。
アブラハム・マズローさんが、「興味深いことに、金槌しか道具を持っていない人は、
何もかも釘であるかのように取り扱う。」と言ったことに由来しているとのことです。
巷ではハンマー釘病とも呼ばれているアメリカの格言です。
今のトランプさんは口を開けば、『問題がある関税』だ!という言葉を口にします。
最近ここまでやるの?と思ったのが、5月4日の「映画」に対する関税かけるぞ宣言ですね。
ニュース番組WBSで紹介されたインタビューの中で、
トランプさんは「他の国々は、アメリカから映画や映画の製作能力を奪っている。
ハリウッドは破壊されつつある」と叫んでいました。
そして、外国で制作されたすべての映画に対して、100%の関税を課す方針を示しています。
トランプさんの頭の中には、100%関税を課される映画をアメリカ国民が嫌い、
アメリカ制作の映画に殺到していく光景が見えているのでしょう。
その結果、アメリカの映画市場を欲しがる外国の映画会社が、アメリカで映画を作り始める。
制作場所であるハリウッドが繁盛するという予想(妄想?)をしているのでしょう。
もちろん、そういう幻想を描いていない人は多くいます。
関税というのは、輸入したアメリカ企業は支払うので、単純に仕入れが倍になるという話です。
仕入れが倍になれば、それに応じて販売価格を上げなければ利益がでないので、
映画館への映画配給金額は当然上がります。
映画館もボランティアではないので、映画鑑賞代を上げることで利益を確保しようとします。
最終的に末端の消費者というかアメリカ国民の負担が増えることになります。
トランプさん理屈では、それはただの生みの苦しみであり、それを通り越したらバラ色になるということでしょう。
ちなみにトランプさんが問題にしているアメリカの映画産業ですが、AIのCopilot で調べると、
2023年の映画・テレビ業界の輸出実績は226億ドルで、153億ドルの貿易黒字となっていました。
つまり、映画の輸出額が輸入額を上回っているため、映画分野においては貿易赤字ではなく黒字となっています。
「トランプさんって、貿易赤字を問題にしているのではないの?」と思う方もいるかもしれません。
でも、トランプさんの目には、『何もかも釘』にしか見えないようですね。
現状トランプさんから学ぶとしたら、反面教師しかありません。
トランプさんを見て、自分の会社や店舗は、何があっても、新台入替に頼る、出玉に頼るなど、
ワンパターンの対策しか打ってなのではないか?
と振り返ることぐらいでしょうか。
それは私生活でも当てはまるかもしれません。
奥さんに対してワンパターンの対応?
トランプさんのように期限があり、夫を退任する人は別として、
やはり避けた方がいいのではないでしょうか。
・・・ 👆目次
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■星野リゾートの発想から改めて考える!
星野リゾートは、先月新たな戦略を発表しました。
『ルーシー』というサブブランドで”山のホテル”を展開するというものです。
山のホテルと言っても、ピンとこないかもしれませんね。
実際、山の中にホテルはたくさんあります。
何を今さらと思うかもしれません。
私も最初、聞いたときにはそう思いました。
星野リゾートがいう”山のホテル”とは、山岳観光をテーマにしたホテルのことだそうです。
みなさんは山岳観光ってご存知でした?
私は意識したことは全然ありませんでした。
山岳観光とは、山岳地域を訪れ、自然の美しさやアクティビティを楽しむ観光形態のことだそうです。
要するに自動車で山の上に行くというものではなく、
歩いて山に登り、自然を体感して楽しむというスタイルの観光です。
簡単に言えば山登り観光です。
そういえば、NHKで『日本百名山』という番組をやっていたと思います。
ゲストと案内人が山歩きをする番組だったと思います。
シリーズでやっていることから山に関心があり、見る人が多かったのでしょう。
実は、 世界の海外旅行者の9~16%が山岳観光を楽しんでおり、
2019年には約1億9500万人から3億7500万人が訪れたとされていると、AIのCopilot が答えてくれていました。
ここに目をつけるところが、さすが代表の星野佳路さんというところでしょうか。
ニュース番組WBSで紹介されていましたが、星野さんの分析では、山の景色を楽しみた人は多い。
しかし、山小屋の衛生面が気になる人、同じ部屋で知らない人と一緒に雑魚寝することに抵抗のある人が、
結構多いそうです。
確かに、私も抵抗がありますし、衛生面にうるさい家内は絶対山小屋に行かないでしょう。
この現実が星野さんの目にはチャンスと映るんですね。
それなら、この2つの障壁を取り除けば、山岳観光はもっと活性化すると発想するんですね。
従来の山小屋に無い個室をつくる、入浴施設をつくるなど、女性や山岳初心者に配慮したものを作れば、
流行るだろうという考えです。
汗臭くて汚い「山男」の発想を転換点することで、ビジネスを拡大していく計画です。
昔の当たり前の発想を転換するのは、星野リゾートの専売特許ではなく、パチンコ業界もそうですよね。
昔は狭くて、たばこ臭くて、汚かった。
今、そういう店舗が残っていれば絶滅危惧種ではないでしょうか?
確かに業界全体として店舗は大きく変わりました。
遊技台も昔の遊技台しか知らない人にとって、全然違うものになりました。
大きく変わったのは、パチンコ業界も同じですよね。
それではここで質問です。
変わることで、若者や女性の初心者が、パチンコやスロット遊技に参入する障壁は取り除かれたでしょうか?
星野佳路さんは山岳観光人口を増やすために、山小屋の改革に乗り出そうとしています。
改革は山岳観光の参入障壁をなくすためです。
参入者が増えるので、未来は明るいと思います。
それではパチンコ業界の改革は、そういうものになっているでしょうか?
パチンコ人口を増やすための視点を改めて考えてみてはどうでしょう。
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■世界の報道自由度ランキングから考える!
トランプ大統領になってから、アメリカの報道の自由が失われたと言われています。
2025年2月、トランプさんは、「メキシコ湾」を「アメリカ湾」と改名すると突然発表しました。
この勝手な主張に対して、主要メディアであるAssociated Press(AP)は、新名称の使用を拒否しました。
その結果、APの記者たちはホワイトハウスのイベントへの参加を禁止されるという、
前例のない措置を受けたことは日本でもニュースになりました。
記憶されている方も多いと思います。
トランプ大統領は、自分に逆らうものに対しては、苛烈な対応をします。
民主主義の根幹を支える重要な要素として、報道の自由があります。
この機能があることで、国民は政府の施策に対して考察し、指導者を判断することができ、
それを選挙に活かすことにより、より良い(よりましな)政府をつくることができるのです。
なので、このトランプ大統領の対応は、民主主義にとって最悪な対応の一つと言うことができます。
みなさんは報道の自由が奪われる中で、
アメリカ政府が良識ある判断をし続けることができるでしょうか?
疑問も思う人もいのではないでしょうか。
さて、この報道の自由ですが、国際的なジャーナリスト組織「国境なき記者団」は毎年、
世界各国の報道自由度ランキングを発表しています。
先だって2025年のランキングが発表されました。
問題のアメリカはどうなっているかというと、予想通り大幅にランクを下げています。
昨年は世界第45位だったのですが、今年は第55位と10ポイントも低下しています。
このままで大丈夫でしょうか?
アメリカは世界に与える影響が大きいので、再び報道の自由を確保して、
世界の模範となるような民主主義国家になって欲しいものです。
ところで、みなさんは日本のランキングをご存知でしょうか?
順位はあまり高くないだろう?
実はそうなんです。
世界第70位、アメリカよりもさらにラッキングが15ポイントも低いのです。
主要先進7カ国では最低ランキング。
フジテレビの企業体質を問題視し、健全経営をしているはずのNHKや民放各社、
それ以外のメディアも含まれた中での評価だと思います。
ほとんどノープロブレムな企業のはずですが、世界の報道機関と比べると、
報道の自由という点では、大きな問題があるようです。
アメリカの報道の自由に問題があり、民主主義が危険にさらされているということであれば、
それよりさらに問題がある日本の民主主義はどうなんだろう?という疑問が湧いてきます。
問題というのは、何を基準にするかで、問題が出たり出なかったりします。
日本だけを基準とすれば、日本のメディアに問題があるとは言えないかもしれません。
よくTV局のワイドショーや報道番組で、北朝鮮に報道の自由がないと言って、問題にします。
北朝鮮の世界ランキングは、180中の177位です。
日本の70位と比べても各段に低いランキングです。
日本は報道の自由があるが、北朝鮮にはないという主張は正しい主張です。
北朝鮮を基準とすれば、日本は報道に問題のない国となります。
しかし、世界を基準にすれば、問題の存在は明白です。
前置きが長くなりましたが、要するに比較するものを何にするかで、
問題は出たり無くなったりするということです。
これは何に対しても当てはまります。
経営はある意味問題に対処していく作業です。
店舗運営も同じです。
自分より格下の会社や店舗を相手にすると、問題は無くなります。
問題が無くなることは、対策を打つ必要がなくなります。
だから、大丈夫ではなく、潰れていきます。
伸びる会社や店舗は絶えず、比較する基準を更新し、当たらな問題を作り出しています。
それにより自社や自店を改善し、より素晴らしいものへと変革していけます。
日本のメディアも世界に目を向けて変革していく必要があるのではないでしょうか。
フジテレビよりマシだから大丈夫という考え方では早晩行き詰ると思います。
でも大丈夫、うちの業界(メディア)はみんなそう持っているからという声が聞こえてきそうです。
ところでより厳しい経営環境にさらされているパチンコ業界はどうなのでしょうか?
参考資料:報道の自由度ランキング
・・・ 👆目次
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■農水省の対応から施策目的の大切さを考える!
相変わらずコメの値段は下がらないようです。
コメの値段が高いということで、TV局ではニュースをするたびに、買い物に来ている主婦に話を聞いています。
話の内容は、コメの高騰で、1円でも安いおコメはないかと、
いくつものスーパーマーケットを探し回っているとか、
おコメが高いので、おかずの種類や量を工夫して節約しているというような感じです。
主婦はコメの高騰で苦労しているという印象を強く受けます。
パチンコ店にお客様が気持ちよく来てもらうためには、そのための環境が必要だと思います。
その一つが家庭環境です。
独身者なら問題ないですが、奥さんがいる場合は、家庭環境が悪くなってきているように思います。
もちろん、奥さんもパチンコ好きなら問題はありませんが、
そうでない場合はかなり厳しい家庭環境におかれそうな気がします。
1円でも安いおコメと思って走り回っている中で、主人がパチンコで負けたとなれば、
奥さんの怒りを買うことは間違いないと思います。
そう考えるとおコメの値段は早く下がって欲しいのですが、なかなか下がりません。
政府は3月に備蓄米の入札を2回実施し、計21万トンを順次放出しています。
しかし、それがスパーマーケットなどの小売りにまで届いていないのです。
読売新聞によると、4月13日時点で小売業者に届いたのは、3018トンで、
わずか放出量の1.4%だったと言うことです。
江藤農林水産大臣は、備蓄米の放出に際して、
コメの価格を下げることについて明言をさけています。
江藤大臣は価格が下がらないことを見越していたのかもしれません。
悪く考えると、とりあえず備蓄米を放出することで、
政府のやった感を演出したような感じもします。
店舗の施策も同じで、具体的な目標を定めることなくやると、
やったことがどのような効果を生み、稼働や利益、店舗の信用に寄与するかまで、
あまり計算しないまま、とりあえずやってしまいがちになります。
その結果、施策の内容が甘くなり、効果が出ないということにもなりかねません。
もし、施策実施後は、稼働を5%上げるとすれば、根拠が必要となります。
店長会議で社長や部長に質問されたら答えなければなりません。
逆に言えば、そこまで考えた施策であれば、施策自体がしっかりしていると言えるでしょう。
話を備蓄米の放出に戻すと、備蓄米を落札したのは全国農業協同組合連合会(JA全農)でした。
3月に落札したのは19万9270トンと、備蓄米の9割にもなります。
そのJA全農はトラックなどの物流の問題から、1日に2000~3000トンの玄米しか、
卸業者に届けていないと言います。
でも、卸業者も精米の処理能力に限りがあるので、1日2000トンぐらいが限度とも言っています。
要するに、JA全農は大量に備蓄米を抱え込んで、ボチボチ処理をしているということですね。
もし、JA全農だけにほぼ独占させず、他の業者にも落札させれば、
当然、JA全農とは違う物流を使用し、違うルートの卸業者に行くはずなので、
JA全農だけに大量落札させるより、もっと早く市場にコメは出回ると思います。
農水省の役人がバカで、備蓄米を売った後、
どうなるかまったく考えていなかった?とは思えないのは、私だけでしょうか?
万一そうだとしても、江藤農水大臣が適正な目標設定
(例えば、○○日までに、小売りまでに備蓄米を○万トンを届ける)
をすることで、JA全農に独占して落札させることを回避できたのではないかと考えます。
いずれにしてもコメの高騰は、パチンコ業界にとってはマイナス要因になるので、
効果的な政策を実行して、早く解消して欲しいものです。
蛇足ですが、今の時期に『おコメの詰め放題企画』をポイントでやると、
効果が高いかもしれませんね。
ちなみに、道の駅の『おコメの詰め放題企画』に、朝早く開店前から並んで多くの人が参加していたと、
テレビで報道していました。
参考資料:読売新聞朝刊(5月10日)
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■熱中症対策の義務化をそろそろ告知する!
今年の夏も暑くなりそうです。
ところで、今年2025年から企業に対して熱中症対策が義務化されることはご存知でしょうか?
6月1日から施行されます。
罰則付きです。
具体的には、労働者の熱中症のリスクを早期に発見し、迅速かつ適切に対処するために、
以下の対策が求められます:
体制整備: 熱中症のリスクを管理するための体制を整えること。
手順作成: 熱中症対策の具体的な手順を作成すること。
関係労働者への周知: 対策を関係者に周知し、理解を深めること。
対策を怠ると6か月以下の懲役、または、50万円以下の罰金が科される可能性があります。
厚生労働省の統計などを見ると、2013年から2022年までに、
死亡または4日以上会社などを休むことになった人は、6755人と結構いらっしゃいます。
毎年のように暑さは災害級などと言われ、熱中症のリスクは高まっています。
今年は、熱中症対策の義務化の最初の年なので、このことをお客様に積極的に告知し、
熱中症に対する意識を高めてはどうでしょうか。
お客様の中には、経営者もいるかもしれません。
建設業に従事している人や農業をしている方もいらっしゃるかもしれません。
そういう方に意識を高めてもらうことは、お客様の健康と安全の一助になります。
イオンモールなどがやっているように、熱中症対策の一つとして、
冷房の効いた店内への来店を呼び掛けている店舗もあると思います。
そういう店舗にとっては、店舗の熱中症対策への意識が高いことをアピールする絶好の機会です。
厚労省の政策を積極的にPRすることで、店舗の熱中症をさけるために来店して下さいという言葉が、
単なる来店促進活動ではないことをお客様に理解してもらえると思います。
そろそろ熱くなりかけています。
他店よりも一歩先んじて、お客様に伝えることで、意識の高さをアピールしましょう。
おそらく6月1日に向けて、テレビなどのメディアも盛んに話題として取り上げると思います。
その時、「そういえば、いつも行くパチンコ店の○○○は早くから話題にしていたな」と感じてもらえれば、
来店のきっかけになると思います。
関連資料:厚生労働省:働く人の今すぐ使える熱中症ガイド
参考資料:十分条件の⑨ 地域と共生する仕組み
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■ゴールデンウィーク、適応進化していますか?
ゴールデンウィークが終わり、一段落という感じでしょうか。
みなさんの店舗では、ゴールデンウィーク企画として、新しい企画をどれくらい実行されました?
昨年よりできれば、今年は稼働を上げたいと思うのが人情です。
少なくとも社長はそう思っているはずです。
昨年より、今年は市場が縮小しているから、稼働が下がっても仕方がない、
という考えではGW企画は成功することは困難です。
なぜなら、人は自分のイメージしたような行動をとるからです。
そうすることで、自分の考え方の正しさを証明しようと『無意識』が勝手に動いてしまいます。
これでは、成功する企画も失敗してしまうというものです。
昨年より市場が縮小するというケースは最近では普通です。
その中でも良い成績を残すためには、昨年と同じことをしているだけでは、単純に考えて無理があります。
やはり、新しい取り組みを考えることが大切です。
企画の量と質ということでは、イオンモールなど発想が豊かで面白いと思います。
今回、イオンモールの企画で面白いと思ったのが、「おつかい大作戦」です。
小学生までお子さんが対象で、保護者の付き添い無しで「おつかい」をするというものです。
テレビでも”初めてのお使い”というような番組があったと思いますが、
それをイオンモールで実施するというものです。
親御さんは子供さんの「おつかい」の様子をモニターで見て、一喜一憂します。
子供の日の思い出作りとしては、面白い企画だと思います。
子供さんをビデオカメラで撮影したりして、店にとっての負担が大きいとは思いますが、
新しい体験ができ、お客様の滞在時間を伸ばすことが、売上の向上につながるということで、
取り組んでいました。
もちろん、これ以外にも似顔絵展や遊具の体験会、こいのぼりを作り、スタンプラリーなどもしていました。
「同じ場所にとどまるためには、全力で走り続けなければならない」という言葉があります。
赤の女王仮説と呼ばれ、進化に関する仮説の一つです。
他生物の進化によって環境が変化するため、持続的な進化が必要という考え方です。
経営もこれと似ていて、社会環境の変化、他業界の変化、競合店の変化により、
同じことをしていては、淘汰されてしまうというものです。
現在の社会システムや経済システムは、昔の社会環境や経済環境を前提としているものが多く、
時代に合わなくなってきています。
世界各地の紛争の激化やそれに伴う物価高、身近なところではおコメの高騰などもその一つです。
その歪がトランプ大統領のお蔭でさらに大きくなっています。
変化が激しくなるということは、新たな取り組みを行う頻度が上がることを意味します。
半年前は有効であった施策が、今は効果が無くなっているとうことも十分あります。
効果のない施策を中止し、新たな施策を行うためにデータのよる検証は必須です。
でも施策の効果の有無の判断が難しいという人もいるかもしれません。
簡単な方法は、施策を計画する際に、目標効果数値を設定しておくことです。
稼働数でも良いですし、会員数や商圏データでも良いでしょう。
測定可能なものを設定しておけば一目瞭然です。
先ほどのイオンモールの「おつかい大作戦」でいえば、
お客様の滞在時間や客単価の数値の目標を設定し、計測することになります。
最後に勘違いがあるといけないので、新しい施策を打ち続けることと、
方針との関係に触れておきます。
新しい施策は、店舗方針に沿って出し続けることが大切です。
店舗方針の一貫性を示すことが大切です。
最悪は、新しい施策を行うたびに、店舗方針が変わること、変わって見えることです。
この関係を押さえておかないと、信用を無くしてしまうので気を付けて下さい。
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■売れない物を売る発想を大河ドラマで学ぶ!
今年の初めに今年の大河ドラマは、経営の参考になるというブログを書きました。
今週も見ていて、やはり面白く参考になるので、また取り上げることにしました。
主人公は「蔦屋重三郎(蔦重)」で、耕書堂という本の版元の主です。
版元は、出版社兼書店という感じで、本の企画&出版がメインで、店舗は吉原という遊郭の中にあります。
ドラマの今の時点では、江戸の市中の本屋と不仲であり、蔦重の本は取り扱ってもらえない状況です。
本を作っても、市中の本屋が売ってくれなければ、儲けはしれています。
さらに蔦重は江戸の本屋から”本の版木職人”に圧力をかけられ、出版の妨害にもあいます。
こういう状況の中、人と違った視点で考え、人の心の機微をとらえ、売上を伸ばしていきます。
ドラマの始まりの部分で、蔦重は売上をこれ以上伸ばす方法がないか考えています。
そこに昔の知り合いが尋ねてきます。
話を聞くと、村で寺子屋で村の子供を教えているといい、
話はそこで使う『往来物』(初等教育用のテキスト)の話になります。
そこで、蔦重は地方にも需要がある『往来物』なら、江戸の本屋と直接競合することはないだろうと、
往来物の出版を企画します。
蔦重の『往来物プロジェクト』は、江戸の本屋を知られますが、
『往来物』は昔から多くの版元いるし、差別化できない商品でもあり、
しかも、今は全国に行き渡っているので、作っても多くは売れないと、
蔦重のプロジェクトをバカにします。
それでも、蔦重に反感を持つ江戸の本屋は、
念のために従来のお客様に『往来物』の買い替え需要や追加需要がないか、販売を強化し、
蔦重の『往来物』が売れないように頑張ります。
蔦重は『往来物』を作ると、吉原に来ている地方の有力者(豪農や豪商)に、
出来上がったばかりの『往来物』を持っていきます。
蔦重の『往来物』を見た豪農や豪商は、
蔦重に「もっと持って来い。俺が全部買い取ってやる」といって、率先して蔦重の『往来物』を買い、
地元に配り、蔦重の耕書堂の売上は急上昇します。
胸のすく物語は2種類あると思います。
一つは、突然善意の第三者が現れて、悪事や嫌がれせを退治し、善人が報われるというパターン。
昔から人気のある水戸黄門や暴れん坊将軍などがこれに当たります。
もう一つは、一見不可能なことを、知恵や発想力で解決し、一気に高見まで上り詰めたり、
逆転勝利をするパターンです。
前者は、胸はすくが役に立ちません。後者は、面白くかつ知恵や発想力が含まれているので、
役に立ちます。蔦重は、後者のパターンです。
通常『往来物』を売るためには、その土地に有力者の紹介などで、
本を流通させていくという感じです。
なので、土地の有力者に対して接待などをして、気に入ってもらう。
そして、頭を下げて『往来物』を買ってもらう。
購入先の紹介をお願いするというのが一般的なパターンです。
ある意味、押し売りです。
パチンコ店で言えば、何度も来店してくださいと、ひたすら声掛けをするパターンですね。
ところが蔦重は、『事前にあることを行う』ことで、
土地の有力者から「買いたいからもってこい!」という状況にしているところが、面白いですね。
パチンコ店で言えば、「○○はいつ?行くからね」と、
お客様からスタッフが声を掛けられる状態です。
この蔦重の作者は、商売をよく研究して書いていると思います。
『事前にあることを行う』とは、地方の有力者を本づくりに巻き込むことです。
ドラマの中では、蔦重が地方の有力者に対してヒアリングを行い、
『往来物』についての意見や問題点をしきりにメモする様子が演出されていました。
そして、出来上がった本を蔦重は、「(あなた)様のご指導を基に作った本です」といって、
地方の有力者に見せていました。
有力者は『俺が作った往来物』ということで、地元に帰り、自慢しながら配っていました。
人間心理を研究している人なら、人を引き入れる一般的な手法だと知っていると思いますし、
すでにそういう取り組みをしていると思います。
しかし、そうでない人にとっては、目からウロコだと思います。
コミュニティホール作り施策として私もおススメしている手法なので、
今以上の稼働アップに興味のある方は、是非取り入れることを推奨します。
関連資料:今年の大河ドラマはホールの運営の参考になる!?
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■失敗やミスより、その対処が店の評価を決める!
いつものレストランに行って、まず水が出てくるのに、水をぜんぜん持ってこない。
みなさんは、当たり前のサービスとされているものを受けられなっかた、
ということはありませんか?
サービスを提供しているスタッフも神ではありません。
たまにミスがあっても仕方がないものです。
スタッフもベテランばかりではなく、もしかしたら新しいアルバイトかもしれません。
全てにパーフェクトなサービスは理想ですが、なかなかそうはいかないものです。
お客様も一回の失敗で、この店はダメだなどと思うかと言えば、それはないかもしれません。
もちろん、接客をプロを目指している人は、
そういうことを見逃して良しとすることはないと思います。
そういう場面を見かけると、そういうことが自店で起きないようにするにはどうしたらいいのか、
などと考えるかもしれません。
でも、この店はダメな店だとはすぐに断定はしないと思います。
ではこういうケースではどうでしょう。
いつものレストランに行って、しばらく経っても水が出てこないので、
スタッフに水を持ってきてくれるように言ったら、
しばらくして素知らぬ顔で水を持ってきて、何も言わずに立ち去った。
当たり前のサービスができていなかったことに対して、
何も問題がなかったように立ち去るスタッフを見てあなたはどう思うでしょう。
この店はサービスに力を入れていると思うでしょうか?
多くの人は、この店はサービスに力を入れてない、
スタッフ教育ができてないと思うのではないでしょうか。
失敗やミスは気を付けていても起こるものです。
しかし、その失敗やミスに対する対処は、その会社や店舗の姿勢を表すものです。
その対応の悪さは、たまたまではなく、意識したものであり、
会社や店の考え方に沿った行動だと考えられますし、
一般的にそう見なされます。
最近のマズイ対応の典型的な事例が、フジテレビですね。
最近、よく行く飲食店での話です。
案内してくれたスタッフが新人のようで、私と家内の席に、
水とお箸を持ってくるのを忘れていました。
後から来たお客様には、水とお箸を持っていってます。
まあ新人だからこういうこともあると思いながら、家内と話をしていると、
モニターで注文し料理(うどん)をベテランのスタッフが持ってきました。
その時、水とお箸がないと告げると、分かりましたと言って、厨房も戻って行きました。
それからしばらくして、
やっと新人のスタッフが、水とお箸を持ってきました。
おそらく、私に言われたスタッフが、ミスした新人にフォローするように指示したのでしょう。
もちろん、その間、うどんは食べることができません。
新人スタッフは、無言で去っていきました。
ここのスタッフたちはお客様の立場に立った接客ができないのだなと感じました。
この店のつくりは料亭風で、味やサービスに対するアンケートも取っていますが、
大丈夫かなと思いました。
失敗やミスはどこにでもありますが、
それより問題は、その失敗やミスに対するフォローではないでしょうか。
それがダメだと、企業や店舗に対してダメな組織という判断をされてしまいます。
みなさん店舗では、失敗やミスが起こった時の対処方法をスタッフが共有しているでしょうか?
とりあえず、接客やサービスのマニュアルがあるところは多いと思います。
では、そういうものをミスした場合の対処方法については、どうでしょうか?
これができていないと、せっかくの接客やサービスが裏目に出てしまうかもしれませんね。
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■『専門家』という言葉で思考停止に追い込まれる?
テレビのニュースをなどを見ていると、「専門家にききました」とか「専門家によると」など、
『専門家』という言葉を聞くことはありませんか?
最近、テレビのニュースや報道、ワイドショーなどで、『専門家』とでは多用しているような感じを受けます。
『専門家』とは、特定の分野で専門的な知識とスキルを持つ人のことを指して使う言葉ですが、
特定の事案に対して、その人がその事案に対して専門家であるかどうかは、不明です。
要するに事案と専門家のマッチングがあっているかどうかを抜きにして、
正しい意見のように取り扱っているような印象を受けます。
「○○さんは長年◇◇について研究しており、◇◇に対する専門家で、
今回の事案に対するコメントをいただくのに最適な方です」
というような説明があれば、なるほどと納得感がありますが、
いきなり「専門家の意見です」と言われても、「???」となってしまいます。
実際問題、専門家という人はたくさんいます。
そして専門家の意見は、統一されているものではなく、通説、多数説、少数説などと違う見方が存在します。
それを、あたかも専門家の見方が一つのように報道しているように見えます。
「○○大学○○教授によると」などと報道されると、そういう見方や意見を持っている人がいる認識しながら、
自分の考えとの違いを意識することができますが、
「専門家によると」などと報道されると、専門家として1人から聞いた意見が、
あたかも専門家すべての意見であり、その意見が真実のように錯覚をしてしまうのではないでしょか。
テレビ局としては、専門家として紹介しておけば、
字数も減らせるし、どこからもクレームを受けないだろうというような感覚かもしれません。
また、専門家に訊いたとしておけば、
テレビ局としての努力もしているという雰囲気が出ると思っているのではないでしょうか。
そう考えると『専門家にききました』は便利な言葉です。
今回、このことを取り上げたのは、会議でも似た様な事例が存在するからです。
『お客様がこう言っていました』という言葉です。
質の悪い会議は、この言葉が出ると、それをすぐに真実と受け入れて、
そこから議論をしようとします。
「お客様から、今回の◆◆◆は面白くないというクレームをもらいました」
と聞いた途端、「じゃ、◆◆◆はやめた方がいいだろう」などと決めつけ、
「別の何かを考えよう」などと言いだすケースです。
『お客様』イコール『すべて同じ』と思い込んでしまっているのです。
『お客様』とはどのような人で、何人がそう言っていたのか。
それ以外のお客様は、どのような意見や感想を持っているか調べたのか、
など詳しく聞けば、『お客様がこう言っていました』という部下の報告を基に、
施策の検証ができ、次の改善策が打てるのに、そういうことをしない人を見かけます。
テレビを見ていると、この『お客様』と『専門家』という言葉が、重なって見えてきます。
大衆をコントロールするためには、大衆にあまり考えさないことが必要です。
考えさせないためには、意見は1つであるように見せることです。
『専門家』という言葉を頻繁に使用しているのは、そういう意図があるのではなか、というように思えたりします。
思考は訓練しないと低下していきます。
思考訓練をしている社長としていない社長、どちらが商売がうまいのかと言えば、おそらく前者でしょう。
思考訓練をしている店長としていない店長、どちらが店舗運営がうまいのかと言えば、おそらく前者でしょう。
何気ない思考停止の罠に陥らないように気を付けたいものです。
・・・ 👆目次
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