本当の地域密着店の作り方

店舗(パチンコホール)が地域のコミュニティ広場としての取り組みを始めた

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経営のヒントになりそうに思ったこと

 □□□ 2026年1月の目次 □□□

■やっぱりバレンタインデーを活用しよう!

 2月の代表的な行事と言えば、バレンタインデーではないでしょうか。 2月14日が近づくと、テレビなどでバレンタインデーに関係するニュースを取り上げます。 そういうものを目にすると、人はバレンタインデーを特別な日と認識して、消費行動を起こします。 いわゆる条件反射のようなものですね。 パチンコ店でも、バレンタインデーにちなんでチョコレートを賞品にしているところも多かったと思います。 こういう行事を利用して、季節感を出し、店舗が惰性的に運営をしていないことを見せる必要があります。

 日本社会は昔から農耕社会と言われてきました。 農耕社会というのは、基本的にみなが同じ行動をとることを良しとする社会です。 なぜなら、田植えの時期が来れば田植えをする必要があります。 自分は今、田植えをしたくないから、1か月後に田植えをするなどと言っていると、収穫ができなくなる恐れがあります。 だから、みんなと同じようにやることが大切であり、それが成果を上げる基本的な考えという認識を形成しています。 そして、互いに同じことをしていることに安心感を見出すという社会です。

 もし、バレンタインデーを地域の商店などが取り組んでいるのであれば、 店舗としてもイベント企画として取り組むことが良いでしょう。 地域密着型店舗を目指しているならなおのことです。 同じ行動をとることによって、地域の商店を経営している人は、 同じような考えをもった人がパチンコ店を運営していると考える可能性が高いからです。 地元から来店している人も、他の商店と同じことをしていると安心感を持つでしょう。

 バレンタインデーと言えば、昔は女性が男性に想いを告げる日のように言われていました。 その告白のツールとしてチョコレートを買っていたように思います。 しかし、それが変容し、女性が周囲との関係を円滑にする手段となっていきました。 義理チョコがその典型ですね。 渡す方は気楽なものですが、渡されて方は何かアクションを起こさないといけないので、結構面倒くさかったのではないでしょうか。 コロナ以降はそういう虚構がダンダン薄れていっているように思います。 最近のトレンドは、ずばり自分への「ご褒美チョコ」ですよね。

 「ご褒美チョコ」という考え方は、パチンコ店でのバレンタインイベントに合っているように思います。 パチンコ店の賞品をゲットして、恋人にあげたいと思う女性は少ないと思います。 また、わざわざ義理チョコを、パチンコ店で用意するという発想も、あまりないと思います。 でも自分へのご褒美であれば、自分が食べたいと思う商品が見つかれば、交換して帰りたいと思うのではないでしょうか。 他人にあげるものではないので、百貨店で買おうが、パチンコ店で買おうが気にしないと思います。
 良いモノを見つけないといけないという苦労はありますが、 その苦労をPOPなどで説明することで、お客様の購買欲は高まると思います。

 バレンタイン企画については、いろいろなバリエーションができると思います。 昔、研修でバレンタイン企画の考えるという演習問題を出していました。 地域密着型の店舗を目指しているなら、地域商店とのコラボですね。
 そこまでしなくても、地域マップを作って、どこでどのようなバレンタインをしているかを、 コミュニティボードに貼り付けておくのも良いのではないでしょうか。 バレンタイン商戦は始まっていると思いますので、主要な商店を見て回れば分かると思います。
 さらに言えば、2月14日だけの企画にするのはもったいないと思います。 せっかくですから、盛り上げるための前段階企画を考えて、14日につなげるのが、お客様も楽しめていいのではないでしょうか。

 世間はチョコレートのように甘くないかもしれませんが、 頑張って、そういう努力をお客様とのコミュニケーションのネタとすることが、 お客様との関係を深め、自店のファンづくりにつながると思います。

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■日本を豊かにするために選挙に参加しよう!

 昨年の訪日外国人数が初めて4,000万人を超え、4270万人になったそうです。 日本は、外国から見てたいへん魅力のある国になっている、と思っている人もいるかもしれません。 本当でしょうか? 日本の文化の良さを外国人が理解して来てくれている!ということはあるでしょうか? 個人的には例外を除いてほぼ無いのではないでしょうか?
 少なくとも、私は他の国の文化に憧れる、ということはありません。 日本が一番だと思っています。 それでも、日本の文化について詳しいかと言われると、ぼちぼちというところです。 皆さんは、外国の文化が素晴らしいと憧れている国があるでしょうか? これまでの経験で言えば、他国の文化を愛する人に、ほどんどであったことはありません。 なので、普通に考えると外国の人も、日本にただの観光に来ているだけしょう。

 ではなぜ日本を選ぶでしょうか? 日本には世界と比べて、ダントツの自然があるからでしょうか? それとも世界にはない珍しい古い寺院があるからでしょうか?
 私はそうではないと思います。 世界にはそれぞれ特徴的な自然があり、歴史があります。 日本だけしかないもがあるかわり、どこの国でもその国にしかないものがあります。 そう考えていくと、日本に他国との競争に勝てるものと言えば、”安さ”ではないでしょうか。

 2000年から見ると他国の所得は右肩上がりの中で、日本は横這い。 円安の影響もあり、今や給与などが倍も違うようになってきています。 例えば、アメリカの自動車工場で3年働けば、年収が日本円で1000万円を超えます。 中流階級が約1億人いると言われている中国も、年収1000万円を超える人はたくさんいます。
 外国人が大挙して日本に来たのは、日本の物価が安く、安全だからです。 通常、物価が安い貧しい国は、治安も良くありません。 しかし、日本は物価が安くて、しかも治安が良い、”特殊な国”なのです。 だから、旅行先としては最適です。 しかも、日本の料理はおいしい! そんな国があれば、私も行きたいと思います。

 最近外国人の土地取得、東京ではマンションの取得が問題になっていますが、 中古マンションも1億円を超え、新築マンションそれ以上します。 それでも、外国人から見れば、都心の中古マンションが5000万円で買えるということになるので、 安いから買っておこうということになるのです。 新築マンションが1億5千万としても、世界から見ると7500万円です。 ちょっとリッチな一般の外国人(中国人を含む)が買えない額ではないと思います。
 以前のようにこの問題を放置しておくと、都心に一等地には外国人が住み、 それ以外の周辺地域に日本人が住むという構造になっていきそうです。

 神戸市では市役所を立て替え、地上28階の複合ビルをつくりますが、 高層階には、米ホテル大手ヒルトングループの最上級ブランドの「コンラッド」が入る方向で調整が進んでいるそうです。 中層階はオフィスビル、低層階は市庁舎が入ります。 海外富裕層をもてなす高級ホテルを入れることで、ナイトエコノミーの活性化、 飲食や音楽イベントなど、外国人が喜ぶ「夜のまちづくり」を推進していくそうです。
 海外のお金持ちが来て遊ぶ。 貧乏な日本人が働く。 その日本人を管理指導する市役所は、海外富裕層が泊まるビルの下層階で頑張る。 何となく、太平洋戦争前の植民地を連想させるように感じます。

 日本人は実質的に貧しくなっています。 パチンコ業界の1990年の頃は参加人口が2900万人もいました。 その後、パチンコ人口はどんどん下がっていったことは皆さんもよく知っていると思います。 なぜ、そんなに下がったのか。 パチンコの魅力の問題や娯楽の多様化もあるでしょうが、 日本人が実質的にダンダン貧乏になっていったことも、 大きな要因ではないでしょうか。 実際、お金がないとパチンコ店に行っても面白くないですよね。

 日本を豊かにするために真剣に考えないと、日本の将来はないかもしれません。 だから貧乏な国となった日本の立て直してくれそうな政治家を選び続けることが大切です。 日本人が豊かになり、財布に余裕ができれば、 気軽にパチンコ店に来店してくれる人が多くなる。 そういう意味では、国政を左右する選挙は大切です。
 選挙に参加することは法によって明記された国民の権利であり、義務でもあります。 選挙に参加することは、遵法精神そった行動だと言えます。 地域社会の一員として、信用作りの一環にもなるので、 店舗として選挙への参加をスタッフに促すことはおススメするところです。

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■寒い日が続いているからお客様に伝えたい!

 寒い日が続いています。 こういう時は、定番の『温か企画』をされている店舗もあると思います。 私がよくおススメするのは、入浴剤などお客様に配布する温泉企画です。 寒い日は、温かいお風呂に入るのは最高ですよね。 高齢のお客様にも喜ばれる企画です。

 すでに何度も温泉企画をされてる店舗の結構あると思います。 お風呂で温まるイコール健康のようなイメージがあるのですが、 実は、そこにリスクがあることは良く知られています。 そうです。 ヒートテックではなくて、ヒートショックですよね。 (ユニクロさんの商品が強いので思わず”ヒート”と言えば”テック”と言ってしまいそうになります。)

 ヒートショックは暖かい部屋から気温が低い浴室、浴場に行き、 暑い湯舟にかるなどした時におきます。 急な温度変化により血圧変動が起こることによる健康被害です。
 症状としては、軽度で「めまい・立ちくらみ」、 重度で「失神・意識障害・心筋梗塞・脳卒中など」です。

 若い人は健康でしなやかな血管を持っているので、急激な温度変化に対応できる人が多いのですが、 高齢の方は血管の柔軟性が落ちているので、ヒートショックになりやすいと言われています。 実際、2023年のデータですが、65際以上の方で、入浴中に亡くなった人が6,541人もいらっしゃいます。 ちなみに2023年の交通事故の死者数は、2,678人で、この中で65歳以上の方は、1,006人となっています。 交通事故と比べると、ヒートショックで無くなる方は、65歳以上に限ると、交通事故の約6.5倍にもなります。
 いつも元気に来店していた高齢のお客様が、ある日突然来なくなる。 そんな経験はありませんか? もしかしたら、ヒートショックが原因で、来店できなくなっているかもしれませんよ。

 お客様に対して、健康でいつまでも頻繁に来店していただきたい、という思いはみなさんも持たれていると思います。 近頃、寒い日が続いているので、お客様にヒートショック対策についての啓発を活動をしてはどうでしょうか? お客様の健康向上に関しては、すべてホールがYESと回答されると思います。 温泉企画をするなら、ヒートショック対策のポスターを掲示したり、ミニチラシを入浴剤と一緒に渡すなどしたら、 お客様の健康に重きを置いているホールというイメージも演出できますし、 会話のネタにもなります。

 政府もネット上で啓発活動をしています。 店舗として、その趣旨を汲み取り、お客様に伝えると言うのも、地域貢献につながると思います。 詳しいことは下記のリンクを見てもらうと分かると思います。 ポスターやミニチラシ作りのネタになると思います。

参考資料: 政府広報オンライン「冬の入浴中の事故に要注意!」

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■競合店と差別化する武器は何ですか?

 業界が成長期にある時期は、まじめにいつも通りの運営をしているだけで、多くの店舗はお客様で溢れました。 しかし、業界が縮小してくると、お客様の奪い合いになるので、集客に工夫がいるようになります。 集客に責任を持つ人にとっては、それって結構ストレスにになります。 業界歴の長い人にとっては、昔が懐かしいという方も多いのではないでしょうか。

 当然ながらストレスが溜まると身体に良くありません。 そこで、イギリスのサセックス大学のストレス解消についての研究を紹介したいと思います。
 この大学ではストレス解消に役立つ行為について検証しました。 検証したのは以下の行為です。 みなさんは、次の中からストレスの解消に一番効果があったものはどれだと思いますか?

 a.読書
 b.音楽視聴
 c.1杯のコーヒー
 d.テレビゲーム
 e.散歩

 検証は心拍数などを使って行ったようです。 ストレス軽減効果は、読書:68%、音楽視聴:61%、コーヒー:54%、散歩:42%、テレビゲーム:21%となりました。 なんと、読書が一番ストレス軽減効果があったんですね。 私は、コーヒーが一番いいのではないかと思っていたんですが、意外にも読書でした。 静かな所で読書を行えば、わずか6分間でストレス解消効果が得られるというのです。 即効性があり、ストレスを3分の2以上も軽減してくれる。 素晴らしいとは思いませんか?

 業界が縮小して勝ち残るためには、強い武器が必要です。 その一つがお金です。 お金で勝負をしていく会社の形態もありでしょう。 しかしながら、お金の力比べは会社の体力を消耗し、あまりお勧めできません。 私がおススメすのは、頭(知恵と工夫力)を武器にして勝ち残るやり方です。 コミュニティホールを目指すのは、典型的な頭を武器とするやり方です。

 頭を武器とするためには、頭の性能をアップさせる必要があります。 その具体的な方法、身近にできる方法と言えば、読書です。

・IQの高さというのは、実は読んだ本の数にほぼ正比例しています。脳科学者:苫米地英人

・IQを左右する要因として、遺伝の次に大きいのは読書量だ。何を読んだかではなく、どれだけの量を読んだかがカギとなる。(読書量がIQに影響を与える)アメリカオイオワ州立大学の研究

・文学作品を読むと、人の表情からその心情を読み取る能力が向上する。(読書の共感力アップ効果)アメリカニュースクール大学の研究

・地頭の発達のカギとなり、集中力を発揮するときにも使われる脳の前頭葉の前側にあるDLPFC(前頭前皮質背外側部)という部位が、読書に集中している状態で活発化する。(読書が集中力を鍛える)茂木健一郎

 読書と脳については様々な研究が行われており、読書によって「思考力」「創造力」「記憶力」「共感力」「コミュニケーション力」などを鍛えてくれることが分かっています。

 毎年、読書について調査がされています。 クロス・マーケティングによると、半年間に1冊未満の読書(雑誌、マンガ本を除く)量の人は、2025年は51.6%です。 大半の人は本を読んでいません。 ということは本を読めばすぐに平均以上になるということです。 もちろん競合店のスタッフが本を読んでいるとしたら、「頭」で勝ち残るためにはそれ以上の読書量が必要です。 ちなみに月に1冊以上のペースで読んでいる人は17.1%です。 頑張って、月2冊ペースで読めば、上位9.5%になります。

 業界を勝ち残る武器として「頭」と考えている会社や店舗の方には、 ストレスの解消にもなり、能力のアップにもなる読書を改めておススメしたいと思います。

参考資料:「読んだら忘れない読書術」樺沢紫苑

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■選挙の投票啓発を通して信用作りをする!

 突然ですが、衆議院議員選挙が始まります。 この間選挙が終わったばかりなのにと思う方もいると思います。 オールドメディアのコメンテーターは昭和時代の視点からの解説をしているような感じを受けます。 左派、右派、中道、リベラルなど、そんな話をしています。
 みなさんは、そういう話を聞いてピンとくるでしょうか? 中には正しい選挙、制度の主旨にのっとった選挙を行うべきなどと、選挙制度の運営の正しさを問題にしている人もいます。 法律学者でもない限り、国民の関心は薄いのではないでしょうか。
 私見としては、今回の選挙の関心は、高市を総裁とする自民党が大勝するか、 それとも中道新党を立ち上げた立憲民主党と公明党が大敗するか、に関心があるように思います。

 自民党が勝ちすぎると、また勝手なことをするのではないか、という懸念を抱く人も多いと思います。 現在、いろいろな政策の議論が国民に見えるようになっているので、 国民の関心も高くなり良い傾向ですので、現在の状態は悪くないとは思います。
 高市さんとしては、政策を迅速に進めるためには、与党が大いに議席を増やすのが一番と思い、 今回の選挙をやっているような感じがします。 国民としては、減税政策は早く進めてもらいたいのは山々ですが、 安倍さん自体の自民党好き勝手で、「怪しいことは全てウヤムヤ」というのも困るというのが、本音のような気がします。 そういう意味では、国民としては、さじ加減が難しい選挙ではないでしょうか。

 すみまんせん、前座の話が少し長くなりました。 本題としては、今回の衆議院選挙ですが、地域密着型として、地域の活性化を考える店舗としては、 選挙に関して無関心というのは、マズイと思います。 特に選挙より遊んでくださいスタイルは、自己の利益にだけ関心があるようなイメージを、周囲に与えてしまう可能性があります。
 そこで、地域密着やコミュニティホールを掲げる店舗としては、 選挙の投票参加を促すキャンペーンをすることが大切だと考えます。 特定の党を支持するというのは、基本的にダメだと思いますが、 国民の義務として、投票への参加を呼びかけることは問題はないと思います。 そしてこの行為は、社会的責任を感じている企業としてのスタンスを、お客様や地域の人にピーアールできると思います。
 これまでの選挙で選挙啓発ポスターなどを貼っていた店舗では、継続して貼ることで、 店舗としての投票に対する姿勢に嘘がないことを示すことができます。 継続は力なりですね。

 また、選挙の投票を促進する企画として「選挙割」があります。 投票に行った証明を見せると割引などをしてくれるというものです。 自店でするのも悪くないですが、ややこしいことになると困るので、 地域でそういう選挙割をしているお店を、ホールで紹介するというのもありだと思います。
 地域密着やコミュニティホールを目指しているなら、地域との連動ということで、 そういうお店に出向いて選挙投票啓発の促進についての話を聞き、 自店の地域に対する貢献の考え方を伝えて、そういうお店を紹介すれば、 パチンコホール業界に対しての印象を良くすることができるかもしれません。
 相手は商店のオーナーや社長との話になるので、話にいく際には、 選挙についてある程度の知識はもっておいた方が良いでしょう。 地域の生活を良くするための政治の役割をしっかり認識していると思われたら、店舗の評価は必ず上がると思います。

 今回の選挙はバタバタですが、店舗として、地域貢献の一つという位置付けで、しっかり投票の呼びかけをすることは、 地域の人の信用を得るために大切なことだと思います。

 

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■累計入園者9億人を突破したTDLから学ぶ!

 東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)を運営するオリエンタルランドは、 TDL開園からの累計入園者数が9億人を突破したと発表しました。 1983年にTDLを開業して42年と266日で達成したとのことです。 平均すると1日平均して57,707人ほどの人が来園したことになります。

 かなり昔のことになりますが、TDLの考え方が素晴らしいということで、 TDLを誘致した役員のセミナーの録音テープを、勤めていた会社の研修会で聞いたことがあります。 TDLができた当初、TDLの成功の秘訣を知りたいと、セミナーは大盛況でした。 私が印象に残ったのは、TDLが一般の遊園地とは違う確固たる理念、考え方が3つあるという部分でした。

○ディズニーランドは永遠に完成しない
○ディズニーランドは毎日が初演である
○ディズニーランドは非日常の場所である

 ディズニーランドは、ウォルト・ディズニーが描いた子供も大人も楽しめる夢の場所です。 その場所を維持し続けるためには、上記の3つが必要不可欠ということを話されていたと思います。 TDLのニュースなどを見るたびに上記の3つを思い出すのですが、 私は言葉の選び方が凄いというように感じています。

<ディズニーランドは永遠に完成しない>
 もちろん、この言葉は工事が遅れて完成しないのではなく、「人間に想像力がある限り、 新しいモノが生まれ続けるはず」というウォルトの信念に基づいています。 もちろん、それだけではなく、人は完成されたものに飽きてしまうという、人間に対する洞察が含まれています。 なので、新しいアトラクションを作り続ける。 だからファン飽きることなく通い続ける。 その結果が今年の初めに来園者9億人の達成につながったのです。

<ディズニーランドは毎日が初演である>
 この言葉を実践すために、TDLなどでは徹底した清掃、美観そしてスタッフ教育が行われています。 『毎日が初演』という言葉の選び方が凄いと思いませんか? もし、この言葉を『クリンリネス』にしたらどうなるでしょう。 クリンリネスという言葉からの広がりは『毎日が初演』という言葉に比べると、 非常に限定的なサービス品質の向上になってしまうと思いませんか?
 例えば、ベンチの塗装の一部にキズが付いていたとしても、 クリンリネスという言葉で、すぐにキズを修復をすべきという発想になるでしょうか? ならないですよね。 なるべく早くに直そうとは考えますが、そこが限界です。
 しかし、『毎日が初演』となると、どうでしょう? 初演の日にベンチにキズがある!これはありえないと思うでしょう。 スタッフは必然的に開演前までのキズを直すべきと考えるでしょうし、 その要請を上司にしてもOKということになります。
 以上にように考えると、TDLの言葉の選び方の凄さが分かると思います。

<ディズニーランドは非日常の場所である>
 この「非日常」という言葉についても、 TDLの開業当時、アメリカのディズニーランドの事業指導者は、 この言葉について徹底的考えて、実行するようにオリエンタルランドに求めたそうです。
 多くの人が非日常を求めるのは、日常に「うんざり」してるからです。 そういう「うんざり」している日常とはどういうものかをリストアップし、 それを無くすことを考えたのが、TDLです。
 どのような日常が出てきたのかというと、例えば「ゴミが落ちている街」とかです。 それを基に、TDLではゴミの徹底的に無くすことを目指します。 その時、ゴミが何分以上同じ場所に落ちていると、「なんだここは、日常の世界じゃないか!」と感じるかを研究し、 それに基づき、カストディアルというお掃除スタッフを15分以内に循環させて、 TDLのゴミを回収するという仕組みを作ったそうです。

 現在も、TDLやTDSでは、このような理念や考え方が、生きており、実践されているのではないでしょうか。
 多くの企業は、オリエンタルランドと同じように、会社や店舗を運営するための理念や考え方を言葉にしています。 それは、その言葉を通して、企業や店舗の発展や成功を掴めると考えているからだと思います。
 言葉を選び、その言葉を解釈し、実践に運用するのは、人によってかなり大きな差が出ます。 みなさんの使われている言葉や解釈の仕方をどのようにすれば、現場の機能を最大限引き出し、 TDLやTDSのように多くの人を集めることができるのか、 改めて考えてみるのも悪くないと思います。

 

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■東京ガスの企業戦力に学ぶ地域密着営業!

 今年に入って、カンブリア宮殿という東テレの番組で、「東京ガス」を紹介していました。 東京ガスと言えば、2024年度の売上は2兆6368億円もある大企業です。 東京に住む人なら誰でも知っているのではないでしょうか。
 余談ですが、私の東京ガスの印象は、迷惑メールです。 奈良に住む私に対して、「請求料金が確定しました」と毎日ように東京ガスを語った詐欺メールが送られてきます。 腹立たしいですが、なんともできないので毎日削除を繰り返している状態です。 今のメールアドレス自体を無くしてしまうしかないようなので、今検討しています。

 すみません。 本題に戻ると、このカンブリア宮殿の番組を見ていて一番印象に残ったのが、 この大企業である東京ガスさんが、ハウスクリーニング事業を展開しているというところです。 しかも、2025年度オリコン顧客満足度調査で、関東エリア第一位となっています。 第一位ですよ。 凄いですよね。

 東京ガスの笹山晋一社長は番組の中で、
「安定的にガスを届けるために、地域密着のサービス体制を築いてきたわけですけど、 これを活用して、お客様の生活の課題を解決するような会社になっていく」
「われわれ、生活に関わるようなサービスメニューを増やしていき、 お客様のライフステージに応じたサービスを提供することを考えている」
と話されていました。

 こうしたつながりを持つ理由は何かというと、 地域の人が何らかの形で東京ガスとの接点を持ち、その時に「東京ガスっていい会社だね」と思ってもらうことで、 その後、ガスや電気を選ぶ時に、東京ガスを選択してもらうことにあるのです。 タネを撒いておいて、それが育つのを待つという大きな戦略の一環なんですね。
 だから、好印象を残すため、サービスは徹底し、NO.1になっているということなんです。 当然、今もエネルギー事業の営業は一生懸命していると思います。 それに加えて、将来、営業成果を上げやすくする手を打っているところが素晴らしいですよね。

 ここから学ぶのは、地域の人との接点の確保と将来のための信用構築というところですね。 パチンコホール業界でも、こういう取り組みをしている店舗もあると思います。 自店の駐車場を貸し出して、朝市をやる。 フリーマーケットを行うというのも接点作りの一つだと思います。
 そして、それの満足度を高めることは、「信用作り」につながります。 当たり前ですが、ただ場所を提供しただけでは、「信用作り」にはなりません。 運営に対する店舗の関わり方に工夫がいります。 それがあって始めて、ホールの信用に結びつきます。 それを忘れないようにしてください。
 コミュニティホールや地域密着型の店舗ではすでに取り組まれているとは思いますが、 そういう企画を地域の商店や企業と連携させることが、今後の業績向上のポイントになるので、 引き続き頑張ってください。

 

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■パンダで思考停止をした町の取り組みに学ぶ!

 日本ではパンダは凄い人気者です。 関西でパンダと言えば、白浜町でした。 白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」には4頭のパンダがいましたが、 昨年(2025年)6月28日に中国に返還されました。 白浜町の宿泊客は年間およそ300万人です。 そのうち90万人がパンダ目当てだったということなので、 パンダによる宿泊客効果だけで約42%底上げされていたということですね。

 白浜は紀伊半島の南の端近くにあり、大阪や奈良は隣接府県ですが、 行くのに結構時間がかかります。 しかし、パンダに会えるという価値は高く、多くの人を白浜に引き寄せました。 ところがパンダがいなくいなる。 パチンコ店で言えば、超人気台があり、その台が多くのパチンコユーザーを集めていたのに、 突然撤去されたというような感じですね。 白浜にとってはたいへんな状況というわけです。
 もうすぐ上野も同じような状態になるということで、 ニュース番組WBSで、その後の白浜について報道をしていました。

 一番印象に残ったのが、白浜町の大江康弘町長の言葉です。

「この町は、ある意味『思考停止で31年やってきた』と思う」

 パンダという最強の集客装置があったがために、白浜町自身の魅力の開発を怠り、 31年間何もしてこなかった、という反省の言葉です。

 実際、強力なツールを持っ場合、それに頼り切りになるのが人間です。 遊技台メーカーも強力な台が出たら、それに頼り切り、他の営業努力をしなくなるというのと同じですね。 いわゆる殿様商売になってしまいます。 営業マンは自分の営業スキルを磨かなくても台がどんどん売れるので、能力開発が後手になりがちです。 ホールでも、超人気台が入れば店長や役職が集客企画を立てなくてもお客様が来るので、 集客努力自体が疎かになっていきます。 実際問題、集客ができているのに、 それ以上やること自体が、意味がない、経費の無駄となってしまいがちです。

 しかしながら、超ラッキーは未来永劫続くことはないということです。 強力な集客装置があったとしても、いつかは無くなってしまう。 人気が落ちてしまうのは、仕方がないことです。 この世は変化し続けており、万物は流転していきます。 白浜町のようなことは、いつかは起こってしまいます。 誰もが知っているのですが、そういう事態に直面するまで本気で考えられないと言うのも、 人間らしいのかもしれません。

 とは言っても、店舗や会社に責任を持っている方は、仕方がないではすみません。 白浜町長の大江さんは、パンダがいなくなっても白浜町が集客ができるように、 地域の魅力開発に取り組んでいます。
 例えば、用途地域を見直し、ホテルの建設を容易にする。 白浜の海水浴場に隣接したカフェを民間事業者と協力して建設する。 白浜はもともと有馬、道後と並ぶ最古の温泉地なので、 温泉を活用した顔湯の体験や温泉卵の販売所をつくったりしています。 温泉を中心とした滞在型の街づくりを目指しています。

 白浜町のケースは、パンダがいなくなってからの取り組みでしたが、 もっと早くからやっていれば、白浜町のパンダ返還の影響はもっと少なかったのかもしれません。 このケースから学べることは、いかに強力な装置があったとしても、 それにおんぶにだっこをしていては、いつかたいへんな目に会うということです。
 継続的な運営を担うものは、特定のヒトやモノに依存しすぎることは良くない。 絶えず、万一のことを考えて、依存しすぎない体制にしておく必要があることを、 教えてくれていると思います。

 

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■高市総理の関係づくり外交手腕に学ぶ!

 引き続き、高市総理の外交から学んでみたいと思います。 外交は、国対国という面がありますが、同時に個人対個人の部分もあります。 国家としての対応どのように対応するのかという面と、 国のトップ同士がどのような関係にあるのかという面の2面があります。
 国家同士は協力を約束していても、国のトップ同士はそれほど好感を持っていない。 つまりビジネスライクな関係があります。 国家同士が協力関係にあり、国のトップ同士も好感度が高く信頼し合っているという関係もあります。 このような関係をマトリックスにすると次の4パターンですね。

 外交で一番良いのはケース①ですが、ケース①の外交を展開する総理は少なかったのではないでしょうか。 石破さんは?というとあまり外交をしていた印象は少なく、 アメリカに訪問しましたが、ケース③へ持っていくのがセイゼイという感じではなかったでしょうか。 岸田さんにしても同じで、盛んに外遊(海外旅行?)をしていましたが、 各国のトップと個人的な信頼関係を築いていた?ようにはあまり見えませんでした。
 彼らに比べて高市さんは、アメリカではトランプ大統領と腕を組み、 お互い楽しそうな表情を見せ、それを世界に発信しています。 今回の韓国の李大統領とも、一緒にドラムを叩いて共演し、楽しそうに歓談している様子を SNSで世界に発信しています。 こういう姿を見ると、高市さんは他国との信頼関係を築きつつあると見えてしまうのではないでしょうか。

※ケース②から入るとケース①へは、双方が協力するので、シフトしやすくなります。 ケース③から入ると力関係が中心になるので、損得による従属関係ができ、ケース①になりにくいのではなでしょうか。

 国際政治は力の世界ですが、その中で上手く立ち回るためには、 国力の強化と、各国のトップとの信頼関係です。 国力一辺倒の中国外交に比べて、日本の外交は高市さんが総理になったことで、 柔軟性が上がったと思います。
 中国で習近平と李大統領が握手している動画が、世界に向けて発信された後、 李大統領が高市総理とドラムを叩いて、楽しそうに歓談している動画が、SNSで発信されています。 このSNSには、いいねが77万回以上あったそうです。 このような状況を見て、中国の日本パッシングがうまく行っていると思う人は少ないと思います。

 この状況をパチンコ業界で例えるなら、 大型店が新台を大量に入れ、力でお客様を呼び寄せるのに対し、 お客様との関係を築き、大型で新台を打ち終わったら、 また戻ってきてもらう作戦をとるホールと同じではないでしょうか。 力で呼び寄せたお客様は、力が無くなれば他の店に行きます。 その時、行くお店に選ばれることが大切です。
 選ばれるポイントの一つが、自分が気に入ったスタッフがいるかどうかです。 スタッフのお客様との関係づくりは、外交ではケース①または②を目指すものです。 少なくとも、ケース③➃の店舗より、長期的に見て優位に立てると思います。

 最後に一言。 今回の李大統領とのドラムセッションのきっかけは、 昨年韓国で開催されたAPEC首脳会議で、 李さんが「ドラムを叩くのが夢」という話をされたのを高市さんが覚えていたからなんですね。
 スタッフもお客様の会話を単に聞き流すのではなく、お客様のお話をメモ(記憶)することで、 お客様から絶大な信頼を得るかもしれません。 実際、お客様の会話から好物を聞いて、それをお取り寄せすれば、 まず喜んでくれると思いませんか?
 関係づくりの第一歩は高市さんのように、人の話を覚えておくことかもしれませんね。

 

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■韓国の李在明を接待した高市総理に学ぶ!

 私のいつもの散歩コースですが、13日は多くの警官が集まっていました。 それも奈良県警ではなく、全国の警官が集まっていました。 私の散歩コースの西コースの目的地は、蔦屋書店がある奈良コンベンションセンターなのですが、 そのセンターにはマリオットホテルが併設されており、 韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が宿泊されるということで、 厳戒態勢がしかれていました。
 ひなびた奈良に大統領が来ることは滅多にありません。 かなり昔ですが、1992年、アメリカのトイザらスが、奈良県の橿原市に完成したときに、 アメリカのブッシュ大統領が、祝辞を述べるため関空からヘリコプターで来たぐらいしか記憶にありません。 今回は関空からクルマで奈良まで来られたので、高速道路の交通規制がけっこうあったようです。

 今回、高市総理の演出はよく考えられていると思いました。 奈良は昔の都があったところ、それも朝鮮半島から多くの技術を取り入れて、 寺院などいろいろなものがつくられたことは、中学校でも習ったと思います。 奈良時代以前は、朝鮮を先生として、国の技術を発展させてきました。 その奈良に李大統領を迎え、接待をする。
 そして、14日には日本で世界遺産の第一号となった法隆寺の見学。 法隆寺には、朝鮮半島から伝わったとされる建築技術が数多くあります。 その法隆寺を日本は誇りとして、世界遺産に登録しているのですから、 李さんにとっては、自国を称賛されていると感じたのではないでしょうか。

 高市さんは、日本は朝鮮と昔から技術や文化の交流があり、それを今でも大切にしていることをPRしています。 韓国は日本の大切なパートナーであることを、言葉だけでなく、接待の演出で示しています。 言葉以外のコミュニケーションをノンバーバル(非言語)コミュニケーションと言いますが、 これを上手く使っています。 言葉で100回、韓国をパートナーとして尊敬しているというよりも、 今回のような演出は、比較にならないくらい効果があると思います。
 日本の高速道路が規制され、韓国の大統領のクルマが、日本の街中を大勢の警護をしたがえて、 堂々と行進(通過)していく姿。 恐らく韓国でも、テレビでその様子は流れていると思います。 その様子を見ただけで、日本は韓国を大切にしていると感じるのではないでしょうか。
 今までにない演出。 外交にイノベーションを起こすものではなでしょうか。 従来の慣習にとらわれた外交とは違い、来日する国家の要人に対して、ここまで高市総理はやるのか、 という印象を与えたと思います。 高市さんは、個人的関係づくりを通して、他国にない外交を展開していこうとしているように見えます。

 この高市さんの李大統領を迎えた演出で学ぶことは、いろいろありますが、 何といっても、ノンバーンバルコミュニケーションの使い方の上手さです。 言語以外で、どうPRするのか、それがうまい店舗は、お客様から信用されます。 逆に、それが出来ない店舗は、お客様から不審をかいます。
 例えば、お客様大歓迎と書いてある入り口のドアの前にゴミが落ちている。 それを見て、歓迎されているとは思はないですよね。 逆に、周囲がキレイに掃除されていて、ドアもピカピカ、遊技台もピカピカ、 スタッフも大きな笑顔で挨拶してくる、それを見ただけで、 『歓迎されている』と感じるのではないでしょうか。

 多くの人は、言語より非言語(ノンバーバル)を見て判断します。 高市総理の今回の李大統領との会談における演出は、 店舗のお客様歓迎の演出を考える参考になると思います。 相手に好感を持たせる演出とは何か、具体的事例の抽象度を上げることで、 店舗での演出のヒントが見つかると思います。

 

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■店長の在り方を、小泉防衛大臣に学ぶ!

 夕方、テレビでニュースを見ていると、今日、1月11日、 小泉進次郎防衛大臣が、陸上自衛隊習志野演習場(千葉県)で行われた、 新年恒例の「降下訓練始め」を視察したと報道していました。
 ニュースでは、視察に先立ち、小泉さんが自衛隊のパラシュート降下を想定した訓練を、体験する様子を紹介していました。 高さ11メートル(4階建てぐらいの高さ)の「跳び出し塔」から飛び降りるのですが、 小泉さんは少し顔を引きつらせながら、飛び降りていたように見えました。 降りた後、記者団に「いゃあ…なかなかでした」と感想を述べています。

 小泉防衛大臣の実際の訓練参加を見て、自衛隊の隊員のやる気は上がったのではないでしょうか。 中国が日本に対して圧力を強めている中で、小泉さんは日本の国防力の大切さをいろいろな所で言及しています。 また、自衛隊や自衛隊員についても、存在意義の高さ強調しています。 そして、今回、体験という形ですが、実際の訓練に参加しています。 要するに、言っていることとやっていることが一致していいる。 この様子を見て、多くの自衛隊員は、小泉大臣の言っていることに嘘はない、 本気で自衛隊のことを大切にするつもりだ、と感じたと思います。
 言ったことを成すというのが「誠(まこと)」という漢字です。 日本の国防を担当する人に「誠」がある。 自衛官たちは、頑張りがいがある上司に恵まれたということです。

 この小泉さんの行動は、コミュニティホールや地域密着型ホールを目指す店長は参考になる事例だと思っています。 いくら店長がコミュニティホールをやる、地域密着型ホールをやる、だからお客様を大切にしようなどと言っても、 店長自身、店舗に来てもホールに顔を出さない、デスクやホールコンの前に座りっぱなしでは、 どう見てもお客様を大切にしたいという思いがないように見えます。
 人は本当に大切に思っているところに行きます。 奥さんや恋人に、「君を大切に思っている」と言っても、居ない、会わない、では、 どう考えても、そのように見えないのではないでしょうか。 「あなたは、口ばっかり!!」と言われたとしたら、奥さんや恋人もいい加減に行動を示せ!と言っているということですよね。
 スタッフは、奥さんや恋人のように、「店長は、口ばっかり!」とは言いませんが、行動に出ます。 モチベーションが低くなります。 お客様との関係づくりに力が入らなくなります。 これは人として自然な反応です。

 もし、店舗としてコミュニティホールや地域密着型ホールを打ち出しているにも関わらず、 スタッフにやる気が無く、お客様との関係づくりも進まないとしたら、 『そのうちやめるだろう』『社長に対するパフォーマンスだろう』などと、 スタッフが店長の本気度を疑っているのかもしれませんね。 店長が大切と思っていないことに、いくら頑張って力をいれても、評価は高まらないので、 雇われている側にとっては当然の反応ではないでしょうか。

 防衛大臣になって「小泉進次郎は覚醒した」と言われています。 言っていることが論理的になり、大切なことを大切と示せるパフォーマンス力が出てきました。 小泉さんの最近の行動は、店長の在り方としても参考になると思います。 店長自らの言行一致と率先垂範、とても大切なことですね。

 

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■勝ち負けの研究の差が、運営力に影響する!

 みなさんは「トリバゴ」のCMを見たことがあるでしょうか? 若い女性が満足そうにホテルのフロントで精算する場面が映し出されます。 次に画面が半分になり、右から同じく若い女性が出てきて、フロントで精算を始める。 それを横で見ていた最初の女性がびっくりするというものです。 その理由は、自分の精算が40,700円に対し、同じ宿泊プランで横の女性が20,700円だったからです。 同じ宿泊プランで、料金がまったく違う。 これでは最初の若い女性の満足度は、さすがに落ちてしまうでしょう。

 パチンコホールでは、同じ遊技をしても、精算?の時にかなり違いが出ます。 ある人は、マイナス30,000円なのに、ある人はプラス30,000万円など、よくあることです。 金額がマイナスとプラスでは大きな差があるので、満足度はかなり違うのは分かります。 それでは、金額が同じなら満足度は同じになるでしょうか?

 お客様は遊技に満足すれば、またうちに来てくれる。 満足度が高ければ、お店の常連になってくれる。 そこで多くの店舗では、お客様の満足度を上げる手段として、お客様を勝たせることを意識します。 よくある発想としては、お客様を勝たせるイコール店舗の取り分を少なくすることになりますので、 粗利をどれくらいにするかに意識がいきがちです。 でも、実際のお客様の個々の満足度は、店舗の粗利で管理しきれないことは、 データを見れば明らかに分かります。

 複数店舗あっても、同じやり方をしていると、粗利と稼働の相関がある場合もあります。 しかし、運営の仕方が違う複数店舗を比べると、相関関係がないことが分かります。 実際、他社の粗利と稼働の関係を見ることはできないので、気づかない店舗も多いのではないでしょうか。 (私はたまたま複数社のデータを見ることができる立場にいたので知っているだけです。) なので、粗利を減らせばお客様の満足度は上がり、単純にお客様が増えると勘違いして、 体力を消耗させてしまう店舗も結構あります。 みんさんの周りにも、そういう店舗があったのではないでしょうか。

 お客様の満足度を上げることが、店舗にとって非常に大切であることは間違いないと思います。 その満足度を上げる手段として、お客様の勝敗は非常に重要な位置づけがあるとすれば、 当然ですが、勝ち負けの研究をし、顧客満足度の関係をしっかり押さえておくことが大切ではないでしょうか。

 先ほどの質問ですが、金額が同じなら満足度は同じになるでしょうか? この問いを見て、「違うのは当たり前だ。なぜなら・・・だからだ」と答えられた人は、 店舗の粗利を増やしても、お客様を集めることができる人だと思います。 それは、勝ち負け金額の本質を知っているからです。
 本質を知らない人は、お客様に1万円勝たせたとしても、客離れを起こし、 本質を知っている人は、お客様に1万円勝たせただけで、高い満足度引き出し、お客様を引き寄せます。

 コミュニティホールや地域密着型のホールでも、勝ち負けはお客様の満足度を高め、 このホールは楽しいと思っていただける要素なので、”必須条件”として研究を怠らないようにしてください。 研究成果は、利益を上がながらお客様に喜んでもらえる店舗の育成です。 持続可能なコミュニティホールや地域密着型のホールが作れるので、頑張ってください。

※参考資料:顧客心理マーケティング入門(ギャンブラー心理編)テキスト

 

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■中国の外交を反面教師として店舗運営を考える!

 最近、中華人民共和国(中国)が頑張って、日本の軍国主義の復活を非難し、 各国に賛同を求めて回っています。 高市総理の発言を利用して、日本への印象操作を行っているという感じですね。 おそらく、日本が軍事力を強化することで、昔のようにアジア周辺国に攻め込み、戦争を起こすというような主張なのでしょう。 それを、中国を中心に阻止しなければならない。 だから賛同してほしい、というような感じでしょうか。

 さて、中国の試みは成功するでしょうか? 人と人の関係では、とても成功することはないでしょう。 基本的に人は、言葉と行動の2つを見て判断し、 言葉より、実際の行動を重視する傾向にあるからです。
 一方的に軍事拡張を行い、力で周辺諸国に圧力をかけ、 経済支援と称して、支援国を借金漬けにしている中国が、美辞麗句を並べ立てても、信用されないことは明白です。 それに対して日本は太平洋戦争時の大日本帝国イメージを無くすために、 地道な支援をしてきています。 恐らく日本も、アジア諸国に対して、美辞麗句を言っているとは思いますが、 行動は温和であり、ある程度、言動と行動の整合性がとれていると考えられます。 完全に信用されているかどうかは別として、日本に対する脅威はあまり感じていないと推察されます。

 言葉と行動の一致は、店舗運営においても大切です。 コミュニティホールや地域密着型ホールをお客様に打ち出しているなら、それに沿った行動が求められます。 何もしていないと言うのは、言ったことと違うことをしていることになるので、 店舗の信用は落ちていきます。 打ち出した限りは、継続してやり続けることが大切です。 やり続けることで、お客様や地域の人から信頼されるようになります。 注意点としては、やりつづけていることをお客様に知ってもらうことです。 認知してもらうことも大切な活動なので、ここもしっかり取り組んでください。

 話を中国の話に戻しますが、国家同士では、利害が絡んでくるので、 中国に味方をする国にも出てくるのではないでしょうか。 国家間では、力が第一となります。 軍事力もありますが、経済力もあります。 中国は大きなマーケットを持っているのが強みです。 また、安い商品なども大量に作っているので、そういうモノが入らなくなると困る国はたくさんあるでしょう。 国民の生活と安全を考えた場合、黒でも白という場面も出てくるかもしれませんね。

 中国が、台湾を軍事力で制圧するということはないと思いたいですが、 軍事力を使うと、日本も動く可能性があると言っただけで、これだけ過剰に反応するのは、 本当に軍事制圧を考えているのではないかと思ってしまいます。
 中国は大国なので、焦らず、無理はせず、熟した柿が木から落ちるように、 自然な形での統一がされるように持っていくことが、世界から信頼されることになるのではないでしょうか。 シーレーンが閉鎖されると困る日本人としては、今年もアジアで大規模な戦争が起こらないことを願うばかりです。

 

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■長嶋茂雄さんの四字熟語が教えてくれるもの!

 国民的英雄である長嶋茂雄さんはみなさんもよくご存知だと思います。
 「長嶋茂雄さんは、ファンから好きな四字熟語を色紙に求められ、
 『長嶋茂雄』と書いた。」
と読売新聞の編集手帳というコラムに書いてありました。

 私はこれを見て、やっぱり元巨人軍の長嶋さんは大物だと思いました。 これほど自己肯定感が強く、自分という人間の魅力に自信を持っていることに凄い人だと思いました。 そこで、家内に「元巨人軍の長嶋さんが、ファンから好きな四字熟語を色紙に求められて、 『長・嶋・茂・雄』と書いたそうだよ。凄いね」と話すと、 「長嶋さんは、ボケが酷くなってたんじゃない」とあっさり切り返されました。
 長嶋さんの行為は、色紙に『長嶋茂雄』を書いたことですが、 私と家内では、その行為の評価がまるで違いました。

 私はプロ野球にあまり興味はありませんが、 さすがにミスタージャイアンツである長嶋茂雄さんについての情報は、いろいろと知っています。 さまに日本を代表するプロ野球選手であり、数々の逸話を残しています。
 一方、家内はプロ野球について全く関心が無い。 長嶋さんについても巨人軍の選手や監督をしていたことを知っている程度。 もちろん、高齢(享年89)で無くなったことも知っている。 その程度です。
 長嶋茂雄さんの「四字熟語逸話」の評価が、私と家内で大きく違うのは、 長嶋茂雄さんについての情報の違いによるところが大きいからではないでしょうか。 事実に対する評価は、その事実だけではなく、それに関連する情報によって大きく変わると言うことです。 少なくとも人は、純粋に事実だけ見ているわけではないと言えるでしょう。

 私は、コミュニティホールや地域密着型ホールでも、社会貢献や地域貢献の必要性の話をします。 実際、ホールの中には、社会貢献や地域貢献をしている店舗も多数存在します。 社会貢献や地域貢献自体は、良いことだと思いますが、 それが店舗の評価の向上につながっているかどうか別問題です。 なぜなら、先ほどの長嶋茂雄さんの評価のように、人は行為を単体で評価するわけではないからです。 社会貢献や地域貢献にプラスして、店舗についての様々な情報を加味して、人は評価をします。

 例えば、地域に100万円を寄付した会社が、2社(A社、B社)あったとしましょう。 A社は、地域の清掃ボランティアなどの積極的に定期的に参加しているとしましょう。 一方、B社は、脱税をしていたことがバレたとしましょう。 A社、B社、同じように100万円を地域のために寄付をしたとして、評価が同じにはならいですよね。
 もし、社会貢献や地域貢献をしても、店舗の評価が高まらないということであれば、 店舗に対するマイナス情報を、地域の人が多く持っているかもしれないということです。

 ということで、戦略的にコミュニティホールや地域密着型ホールを取り組む場合、 店舗に対するプラス情報を、地域の人やお客様に意識的に積み重ねる周到さが必要であることは、 ユメユメ忘れてはならないと思います。

 

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■やる気が出る原因分析!?が大切!

 お正月、家では鏡餅を飾っているでしょうか? 昔はどこの家でも鏡餅を飾っていました。 餅をつく家も結構あったと思います。 どこの家でも鏡餅は、お供え物として、大きく立派な感じに作っていました。 昔は真空パックが無かったので、鏡餅にはカビが生えてきます。 カビが生えるとそれを取り除かないといけないので、食べるが厄介になります。

 ここで小噺こばなしを一つ。 ある日、子供がお父さんに尋ねました。
「鏡餅は、なぜカビが生えるの?」
 お父さんは言いました。
「そんなこともわからないのか、早く食わねえからだ!」

 鏡餅は鏡開きに食べることになっているので、 東北や関東では11日、関西ではでは15日までは食べずに飾っている。 それがカビの原因、ということなんですね。
 上の小噺は、落語家の林家木久扇さんが、彦六師匠の思い出話で話される内容を 参考にしてつくったものです。 カビの生える原因を早く食べないことにするのは、見識ですね。

 問題が発生すると原因を分析して、それを取り除く。 ビジネスではよく言われます。 「なぜなぜカビが生えるの?」と訊かれて、 カビの生態を調べてどのような状況であれば、カビが繁殖するか調べ、それを答えるのも正解だと思います。 しかし、面白くない。 また、そんなことを聞かされても、鏡餅にカビを生えるのを阻止するのは難しいでしょう。

 ビスネスの現場でも、原因をごちゃごちゃと分析するより、 一挙両断というような、答えがある方が動きやすい場合もあるのではないでしょうか。 「うちのホールのなぜ人がこないのでしょうか?」 下手なコンサルに頼むと、なぜ来ないかを分析され、あれこれ言われる。 やる気がでないですよね。 それより、 「ばかやろう、ホールに来ても楽しくないからに決まっているだろう!」 と言われて、お客様が楽しくなることをあれこれ考える方が、 楽しくやれるし、実際に成果もでると思います。 この方が希望が持て、楽しく働けると思います。

 原因分析の罠があります。 もし、「店舗台数が少ないのが原因です」とか「新台の台数が少ないのが原因です」と言われたら、 社長でもない限り、店長や役職者はお手上げですよね。 そんな分析されてやる気がでますか? 下手な分析は人の心に捉われを生みます。 それは言い訳になって、新しい集客の発想できなくなります。

 実際、台数が少なくても、新台が少なくても、楽しいホールには、人が集まります。 台数の多さは楽しさを創るの一つの方法です。 新台もその一つです。 自店でそれらが出来なくても、他の楽しさを創ればいいだけです。 そうは思いませんか?

 

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■自然界を見て、ホールの生き残り戦略を考える!

 新年明けまして、おめでとうございます。 レジャー白書によると2024年のパチンコ人口は2023年より増加して、 30万人増加して、690万人になったとされています。 良かった良かったと言いたいところですが、人口調査によると、ほどんどの地域が人口が流出しているので、 東京以外では、当然ですがパチンコ人口が減る可能性は高く、のんびり正月を楽しむわけにはいかない、 という方も多いのではないでしょうか。

 パチンコ人口が減ると多くの場合、パチンコユーザーの奪い合いになります。 パチンコユーザーというパイに限りがあるので仕方がないのかもしれません。 食うか食われるか、競合店同士の争いですね。 これを避けることはできないのでしょうか? 避けることができれば、仲良く業界を守っていくことができます。

 ヒントになりそうなのが生物の「棲み分け」に学ぶ方法です。 例えば、アフリカのサバンナを考えてみましょう。 サバンナには様々な草食動物がいます。 キリンもいればシマウマもいる。 でも、お互いケンカをしない。 その理由は、キリンは高いところの木の葉を食べていますが、シマウマは草原の草を食べています。 同じに所にいても、それぞれエサが違うのでケンカをしないんですね。
 でも、草食動物はもっといるけど大丈夫!?と思う人もいるかもしれません。 実はシマウマは草の先端を食べますが、牛の仲間のヌーは、その下の草の茎や葉を食べる。 鹿の仲間のトムソンガゼルは地面に近い背丈の低い部分を食べている。 同じ草食動物でもやはり微妙に食べる部分が違うんですね。 だから、草食動物同士で喧嘩しない。 ターゲットとしているお客様をずらすことができれば、草食動物のようにケンカをせずに共存することができます。

 同じパチンコやスロットをしても、お客様がお店に求めるものはけっこう違ってきます。 賭け事を重視しているお客様や新台を重視しているお客様、スタッフとのつながりやホールでの居心地の良さを重視しているお客様は、 お客様の層が違います。 同じ客層を狙うと取り合いになりますが、 メインの客層をずらすことができれば、それぞれが来て欲しいお客様に来てもらうだけなので、 お客様の取り合いということにはならないとのではないでしょうか。 客層の違いにより、店舗の棲み分けするという考え方は、多様なパチンコ業態をつくり、 業界の生き残りの一つの方法であると考えます。

 もう一つのやり方は、自分でパイを増やすことです。 パイの奪い合いの前提は、パイに限りがあるというものです。 いくらでもパイを作り出せれば、奪い合いをする必要がないということになります。 パチンコ店として必要なパチンコユーザーを創り出すことができれば、他店のお客様を奪うという発想をしなくて済みます。 地域人口が減って行ってもパチンコユーザーを増やせれば、問題はありません。
 でも、多くの人にとっては、難しいことは難しいと思います。 なぜなら、思考パターンを変える必要があるからです。 これまで多くの店舗がやってきたのは、 「パチンコユーザーをどう自店に来てもらうか」 ということですが、創客をするためには、 「どうすれば、パチンコをしたことが無い人が、やってみたいと思うだろうか」 ということを考えなければなりません。 でも挑戦してみる価値はあると思います。

 正月なので、普段考えないようなことをいろいろ考えて、 パチンコホール業界の勝ち残り方法をゆっくり考えてみるのも悪くないと思います。
 最後に1つだけ注意点があります。 それは、いろいろな業態を考えてトライするのは良いのですが、 その開発した市場の中でナンバーワンにならなければ、生き残ることはできないということです。
 例えば、接客サービスで勝ち残ろうと考えたら、自店の地域(市場)の中で、 その業態のナンバーワンホールに成らないと勝ち残れないということです。 具体的に言えば、出玉をしている店、新台を武器にしている店、店舗の大きさを武器にしている店、 あらゆる店の中で、接客サービスで確実にナンバーワンでないと、いずれ淘汰されてしまうということです。 「接客サービスならこのホール」とお客様から認識されて、初めて自分が開発したニッチ市場を維持できるのです。 簡単に言えば、生き残りのためにキリンになったとしても、背が低ければダメだということですね。

 

参考資料:「弱者の戦略」稲垣栄洋著

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