本当の地域密着店の作り方

店舗(パチンコホール)が地域のコミュニティ広場としての取り組みを始めた

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経営のヒントになりそうに思ったこと

 □□□ 2026年3月の目次 □□□

■気になる新商品をおススメしてみる!

 日清食品からお湯を注ぐだけで、炊きたてのご飯ができる新商品の発表があったのはご存知ですか? そんなの知らないと言う人も多いのではないでしょうか。 実際、多くの企業が新商品を出していますが、消費者に認知されていません。 炭酸飲料や清涼飲料などの飲料水は、年間1000商品以上開発されているなどと聞きますが、 ほとんどは消えていく運命にあるようです。

 でも、中には面白い新商品もあります。 面白いかどうかは、個人差があるので絶対というものはないと思いますが、 今回は発表された『日清 ふっくら 釜炊き ごはん』は重宝するのではないでしょうか。
 この商品はカップヌードルと同じような容器に入っており、お湯を注いで5分間待つだけで、 釜炊きの食感を持った炊き立てのようなご飯が食べれるというものです。 ニュース番組のWBSのDCが、実際に食べて感想を話していましたが、 「炊飯米とそん色ない」と言っていました。

 家で昼食や夕食を食べるとき、「ちょっとご飯があったら」と思ったことはありませんか。 そうかといって今からご飯は炊きたくない。 簡単に食事を済ませたい。 そんな時にピッタリの商品のように感じました。
 それにこの商品のカップは大きめにできているので、お湯を注いでご飯をつくったあとに、 レトルトカレーなどをその上にかけて食べることもできます。 洗い物を増やすことも無く、手軽に食べられるように工夫をしています。 カップ麺も飽きたし、ご飯を食べたいと思った時は、お勧めではないでしょうか。
 値段はメーカー希望小売価格208円(税別)です。 端玉賞品として扱える店舗も多いと思います。

 新社会人となってバタバタしているお客様もいるかもしれません。 単身赴任で家に帰っても、夕食を自分で作らなければならない人もいると思います。 手間を掛けたくない日は、カップヌードルもいいですが、それだけでは飽きが来るので、 こういうご飯ものも、おススメしてはどうでしょうか。 このインスタントの釜炊きごはんとレトルトカレーなどを、セットで提案するのも悪くないと思います。 「新商品」であることを打ち出すことで、自然におススメの流れができると思います。
 それからこの商品は、震災時の非常食としても役立つと思いますので、 このご飯を食べてもらったお客様の声を聞きながら、1ケース(6食入り)単位で売るのもありだと思います。 もちろん、自分で実際食べて納得できる商品かどうかの見極めしてあるのが前提です。 ちなみにこの商品は3月30日からの発売です。

 新商品は話題作りにしやすく、コミュニケーションのネタになるので、積極的に活用することをおススメします。 お客様に役立ちそうな商品をタイムリーに紹介するのも、顧客を喜ばせる努力の一環となるので、 そうなる演出を忘れずに加えて下さい。

参考資料:日清ふっくら釜炊き ごはん
関連資料:十分条件の③ 努力を知ってもらう仕組み

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■もう自転車「青切符」への対応はお済みですか?

 もうすぐ4月1日です。 朝、新聞(3月27日)を読んでいると、自転車「青切符」に関する記事が2つ載っていました。 一つは、自転車「青切符」の啓発記事で、市民の関心は高く、警察は周知に力を入れているというもので、 もう一つは、奈良県の地方版で、天理警察署が地元の天理大学と天理交通対策協議会と協力し、 自転車「青切符」の啓発ポスターを制作したというものです。 同じようにテレビの朝や昼のワイドショーなども、取り上げています。 それだけ多くの人の関心が高いということを表しています。 13日のブログでも取り上げましたが、改めて取り上げてみました。

 社会貢献と言う意味では、世間の関心が高かろうが低かろうが、 社会に役に立つことを地道に取り組むということは、大切な事です。 社会貢献を会社が店舗が行うといっても無限にできるわけではないので、すべてに取り組むことはできません。 当たり前ですが、選択と集中が必要です。 その基準の一つが、世間の注目度です。 今回の自転車の青切符のように注目度の高い案件に関しては、積極的に対応することが大切です。 なぜなら、社会貢献をしている企業、店舗というイメージを地域の人に持ったもらうためです。

 ひっそりと誰も知らないところで、良いことをやるのは陰徳を積むと言って、最高の徳積みですが、 これを店舗でやっていては企業イメージは上がりません。 特に経営戦略としてコミュニティ型の店舗を目指すなら、 社会貢献をしていることを多くの人に知ってもらう必要があります。 知ってもらうことで、お客様や地域の人から信用され、企業イメージや店舗イメージが上がり、 店舗のコミュニティに加わわることのハードルを下げることができるからです。

 今回の自転車「青切符」は、反則行為が113もあります。 地域の人がすぐにマスターできると思いますか? 罰金を取られるから、みんながすぐに覚えるとも思えません。 多くの人は、なんとかなるだろうと思いながらも、不安なはずです。 そして、113のうち、最も守らないければリスクが高い反則だけは知りたいと思っているのではないでしょうか。
 警察にしても、どこまで取り締まるか、指導をするかは、微妙なところです。 警察としては、地域の人の反感を買いたくないので、地域の人が率先して、 交通ルールを守ってくれるのが、一番有り難いと思います。 そのためには啓発活動が必要ですが、実際のそのために十分な人員を割くことはなかなかできません。 できれば、地域の人や学校、企業が主体となって、啓発をして欲しいと願っていると推察できます。
 だとすれば、店舗が積極的に地域の人に対して、啓発活動を行えば、お客様や地域の人、それに警察からも喜ばれるはずです。 店舗の立場として、お客様や地域の人及びそのお子さんの交通安全意識の向上を図りたいとして、 警察署に相談に行くといろいろとアドバイスももらえ、効果的な啓蒙活動ができると思います。 是非、この機会を積極的に活かしてもらいたいと思います。

 実際問題として、みなさんの周囲の道路は整備されているでしょうか。 私は奈良に住んでいますが、道路の整備がすすでいないところも多く、 こんな道路事情で、自転車が車道を通ると逆に危ないのではないかと思いところがあります。 なので、4月1日以降、お客様の交通安全リスクは高まるのではないかと思っています。 今までにない行動を取る自転車の存在も考えると、お客様に注意を呼びかけておくのは、正しい行為だと思います。 もちろん、店舗で働いているスタッフにも同様に113の反則の主要なものは覚えてもらって、 安全は確保しておく必要はあるでしょう。 お客様と自転車「青切符」についての会話にも役立つので、すでにされているかとは思いますが・・・。

 4月1日以降どうなるか、この動向も考えておきましょう。 できれば自転車「青切符」の情報を集めて、お客様にフィードバックをするのもありでしょう。 どこで警察官が指導をし、どこで「青切符」を切っていたか、 そういう情報をお客様との共有して、交通安全の徹底を図れるようにしておくと、 高校生のお子さんやお孫さんを持っているお客様や地域の人から、感謝されるのではないでしょうか。 物価高の中、反則金は痛いので、この「青切符」については注視しておくことが肝要だと思います。

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■『ゲーミフィケーション』で職場を楽しく!

 みなさんの職場は、楽しくは働ける工夫がしてくあるでしょうか? 仕事なので、真剣に働くのは当然ですが、そこに楽しさが加わらないといい仕事はできません。 特にエンターテインメント産業はそうではないでしょうか。 楽しさをつくる店舗に怖い顔をしたスタッフがいたら、楽しくないですよね。 少なくともパチンコを楽しもうと来ている人にとっては、楽しく働く笑顔のスタッフを望むはずです。

 先だって、ニュース番組のWBSが、特集で『ゲーミフィケーション』に取り組んでいる企業を紹介していました。 ゲーミフィケーションとは、ゲームの要素や仕組みを非ゲーム分野に応用し、従業員の行動を自発的に促す手法です。 取り上げていた企業は三菱電機さんで、名古屋の工場での取り組みでした。 内容は従業員の工場での作業効率を測定するシステムとアバター(キャラクター)の変化を組みあせたもので、 作業効率を上げていくと、アバターがレベルアップし、服などアイテムがゲットできるというものです。 タブレットとスマホでそれが確認できます。
 工場のスタッフは、「数字がはっきり見えるようになってからは、やはり数字も意識してくるようになったし、 お互い(スタッフ同士)を高め合えるような話題ができるようになった」と語っていました。

 毎日頑張ると言っても、頑張ったかどうかが分からなければ、人は頑張りが継続できません。 お店のスタッフも頑張っているとは思いますが、何も計測しない状態では、頑張っている自分を確認できません。 本当に自分は頑張っているのかどうか、振り返っても自己満足の範疇をでることはありません。 その状態で頑張るのは、むなしいのではないでしょうか。
 例えばオリンピックのマラソン選手に、「計測しないけど43.195kmを全力で走ったてくれ」と言って走るでしょうか? まず走らないでしょう。 また、走ったとしても、速く走ることに注力できないでしょう。 それは初めから速く走ったかどうかわからないからです。 楽しいか?と言われると楽しくはないでしょう。
 上記の工場のように、従業員一人一人にフィードバックがあれば、頑張りが見えるし、 頑張りを工夫することもできます。 自分が工夫したことで、効率が上がれば、楽しくなり、言われなくてもさらに頑張るようになります。 実際この工場では、生産性が13%も上がったようです。

 さて、みなさんの店舗では、スタッフの方が頑張って働いていると思います。 スタッフに対して何か測定してフィードバックしていますでしょうか? 頑張っても、頑張らなくても、何もわからないのであれば、「向上」という意識が失われ、 ただ身体を動かすことだけしか考えられないようになるのではないでしょうか。
 ゲーミフィケーションまでいかなくても、少なともスタッフに何がしかのフィードバックをして、 頑張りを見える化することは大切なことだと考えます。 フィードバックは当然ですが、短いことが大切です。 1年に1回のフィードバックでモチベーションが上がるわけないですよね。 最低でも1週間に1回、できれば毎日がベターです。 毎日フィードバックがあると言うことは、毎日工夫ができると言うことです。 そういうものをゲーム化することで、スタッフに楽しく働いてもらうのはいかがでしょうか。 スタッフの能力も上がるし、楽しいと思います。
 注意ポイントとしては、スタッフ同士が協力し合えるゲームにすることですね。 協力は、スタッフ同士のコミュニケーションを促進するので、さらに良い成果が期待できると思います。

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■エスエス製薬さんのブランド価値向上作戦!

 エスエス製薬という製薬会社があります。 マスコットキャラクターは「ピョンちゃん」です。 ご存知でしょうか?
 と言われても、男性は知らない人が多いのではないでしょうか。 恐らく女性の方が知っている方は多いと思います。 理由は、メイン商品が、女性の生理痛などの鎮痛薬だからです。

 さて、このエスエス製薬さんですが、女性のキャリア形成の悩みを、 AIメンターに相談できるサービスを発表しました。 メンターとは、経験豊富な先輩社員などが、若手社員(メンティー)の成長やキャリア形成を支援する指導者・助言者のことです。 エスエス製薬が作ったAIメンターの面白いところは、相談者が無機質なAIに対して、 ただ質問するというようなものにしていないところです。

 みなさんはどうでしょう? 先輩からアドバイスを受けたいと思った時、アドバイスをもらえるなら誰でもいいと思ったでしょうか? それとも自分が尊敬したり、好感を持っている先輩にアドバイスをもらいたいと思ったでしょうか? 恐らく多くの人は後者だと思います。
 実は、このエスエス製薬さんのAIは、6タイプの女性人格をつくり、 外見をイラストでデザインし、名前、職業、趣味、座右の銘などのプロフィールを明示して、 相談したい人が、どのようなタイプの人からアドバイスを受けたいか、選べるようになっています。 この6タイプのAI人格をつくるにあたり、5万人の女性を調査し、その中でこれはと思う824人を抽出し、 キャリア志向を基に独自の分析をしたそうです。

 ニュース番組WBSのインタビューにマーケティング本部長の元島陽子さんは、 「情報を正しく伝えるだけでなく、情勢の思いや価値観が形成されて、そこから対話になっていくモデルは、 ユニークではないかと思っている」と出来栄えに自信をのぞかせていました。 2030年までに28万人の登録者を目指すそうです。

 ではなぜ、エスエス製薬さんはこんなことをしているのでしょうか? 実は、目的はブランド価値の向上なんですね。 エスエス製薬さんは、女性向けの鎮痛薬を販売していますが、女性の心のケアにも取り組むことで、 働く女性を応援している企業というイメージを浸透させ、女性の好感度をあげようとしているのです。 単なる薬売りではないよ、薬を売って儲かればOKというだけの会社ではないということをアピールし、 競合他社との違いを出す作戦です。
 私たちは働く女性を応援しますと言っても、ピンと決ませんが、 今回のようなサービスを展開しているということで、自分たちの想いを見える化しています。

 地域密着店やコミュニティホールなど言っても、競合店と何が違うのか、分からないようであれば、意味はありません。 お客様に見えるように形にする必要があります。 自分たちの取り組みや思いを形にするという視点で見ると、このエスエス製薬さんの取り組みはユニークだと思います。 自分たちの想いが、どれくらい見えるか、一度チェックをしてみてはいかがでしょうか?

参考資料:『EVE(イブ)』独自のAIメンタリングサービス

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■人手不足でも企業は役に立つ人材を求めている!

 人口減少で新卒者が少なくなる中、人手不足も重なって、多くの企業で新卒採用に苦労をしているようです。 でも誰でも採用すればいいのか?というと、昔のバブルと違い、優秀な人材を獲得することに注力しています。 最近は「AI面接官」という言葉も、当たり前のように出てきています。
 AI面接官を開発しているバリエスタという会社は、ニュース番組WBSの中で、 「人が少なくなる中、自社にベストマッチする人材を探す作業が非常に重要になる」とはなし、 「AIにしか見切れないポテンシャルを見るところも、AI面接官の強みと考えている」と答えていました。

 アメリカの鉄鋼王と言われたアンドリュー・カーネギーは、 「自分は役に立つ人材だという自信ほど、大切なものはない」と言っています。 新卒者としては、「役に立つ人材」という自信をもって、 またそう思える能力を磨いて、企業の面接に受けることが大切なのかもしれません。

 ところで「役に立つ」とは、誰の「役に立つ」という意味でしょうか? 面接で「役に立つ」と言えば、「面接している会社の役に立つこと」に決まっているじゃなか、 というような声が聞こえてきそうですが、本当でしょうか? そういう発想で大丈夫でしょうか?

 たまにぽつぽつと会社の不祥事が報道されます。 フジテレビは結構大きな問題になりました。 最近ではニデックの不正会計問題ですね。 問題を起こした当事者は、「会社の役に立つ」ために行動を起こしたのではないでしょうか。 その結果、会社に重大な問題を発生させています。 ということは、「会社の役に立つ」という発想自体を妄信することは、危険であることを示していると思います。

 では「役に立つ」は誰のために「役に立つ」べきなのか。 そうです。 ピンと来ている人もいると思います。 それは「社会の役に立つ」ことではないでしょうか。
 新卒者が会社に入る。 入った会社で、社会に役立つ接客をする、社会に役立つ製品を作る、社会に役立つ営業をする。 その結果、会社が発展し、本人も評価され、周りも幸せになっていく。 そこには問題の発生する余地はないのではないでしょうか。

 こういう考え方は、企業経営にも言えます。 企業は社会に役立ってこそ価値があります。 企業の価値を上げるとは、社会に役立つ度合いを上げていくとです。 企業の価値は、規模や売上ではなく、社会に役立ち、どれくらい必要とされるかで決まります。
 小さなパチンコ店であっても、来店者を幸せな気持ちにし、地域の人から愛されて、 必要とされる店舗は、企業価値は高いと言えます。 逆に大きな店舗であっても、来店者を不快にし、地域から迷惑と思われている店舗は、 企業価値が低いといえるでしょう。

 人材を活かすというのは、スタッフの力をどれだけ、社会に役立たせるかということではないでしょうか。 社会に役立つ経験をした人材は、自分の仕事に誇りを持ち、どこに行っても恥ずかしくない優秀な人に育っていくと考えます。 一方、自分の会社、自分の店舗のために働かされているスタッフは、自分の仕事に誇りが持てず、 自分の能力に自信を持つことなく生きていくことになるのではないでしょうか。
 パチンコホール業界が社会に評価されるというのは、 社会に対するお役立ち度合いを、どれだけ高めるかによって決まると考えています。 その努力と成果が、自店の人材を育てます。 さて、みなさんの店舗の価値は、昨年より高まっているでしょうか?

 

<一言>
 弊所のコミュニティホールには、社会に役立つパチンコ店というコンセプトが入っています。 スタッフも真剣に参画することで、有為な人材に成長していきます。 取り組んでいる店舗の方は、自信を持って推進していただきたいと思います。

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■アサヒグループの「THANKS ACTION」に学ぶ!

 みなさんはビールの飲みますか? 日本のビールメーカーで業界売上1位といえば、アサヒですね。 そのアサヒが、昨年(2025年9月)サイバー攻撃を受けて、たいへんなことになったことは、ご存知と思います。 アサヒは大きな打撃を受けましたが、アサヒと取引のある飲食店や小売店も打撃を受けました。 もちろん、アサヒビールのファンである一般消費者も何らかの影響を受けました。 現在は、復旧し、問題はないようですが、改めてサイバー攻撃の脅威を認識させられた事件です。

 被害受けたアサヒグループですが、3月4日から行った活動があります。 それは、ご支援いただいた関係者の皆さんに、「感謝の気持ち」を伝える活動「THANKS ACTION」です。 具体的には、アサヒグループ食品の「ミンティア」を全国7か所(東京、大阪、名古屋など)で、 合計約10万個を今月中に配布するというものです。
 3月4日のニュース番組WBSでも、川原浩社長が参加し、渋谷マークシティ マークイベントスクエアで「ミーティア」を配布している様子を取り上げていました。

 「ミンティア」は、アサヒグループ食品の清涼菓子で、口の中に清涼感と香りを与えるエチケットアイテムです。 外のケースも感謝用のオリジナルデザインをしてあり、もらった人も嬉しそうでした。

 日本人は感謝の気持ちを重視します。 その証拠に、この間の冬季オリンピックでメダルをもらった選手のほとんどが、 応援していただいた皆さんのお蔭と、感謝の気持ちを口にしていたと思います。 そして、それを聞いた人は、この選手は素晴らしい、応援して良かったと思っていると思います。 また、応援していない人も、この選手がメダルを取って良かったと思うことになります。
 日本人は何かを成し遂げた時、感謝を表明することで、周囲の人との和を保ってきました。 失敗した時も、感謝をすることで、周囲の人から応援を受けることができます。 なので、感謝をするという行為は、非常に重要な行為と言えます。

 ところで、みなさんは、「感謝」ということに対して、どれくらい注意を払っているでしょうか? いい加減な感謝は、人を動かしません。 応援してやろうという気にはなりません。 そうではないでしょうか。
 パチンコホール業界に「ファン感」というものがありますが、 どれだけ真摯に取り組まれているでしょう。 感謝をしていない「ファン感」を問題意識もなくしている店舗もあるのではないでしょうか。 感謝の姿勢は、感謝への取り組み姿勢でわかります。 マンネリ化していると、感謝も惰性でやっていると見られてしまいます。

 コミュニティホールの十分条件の4番目に「お客様への感謝を伝える」ことを取り上げています。 この店舗は自分達に感謝していると感じると、お客様は、好感を持ち、応援してやろうという気持ちになります。 そのためには、感謝を真剣に工夫する必要があります。 今回取り上げた、アサヒグループの感謝の活動から学ぶべきものがあると思います。
 まず、サーバー攻撃からの復旧をみなさんのお蔭としたところです。 そして、オリジナルの商品を作った、つまり、感謝の演出に手間を掛けたことも参考になります。 さらに、それをトップ(社長)自らが、感謝の商品を配ったというところです。
 みなさんも参考にしてはいかがでしょうか。

参考資料:システム障害からの復旧へのご支援に感謝を伝える
関連資料:十分条件の➃ お客様に感謝を伝える仕組み

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■国際政治の中で、遵法の大切さを改めて学ぶ!

 昔の中国にこんな話があります。 昔読んだ本の内容なので、細かいところは違うかもしれませんが、大筋はあっていると思います。
 A国とB国は軍事同盟関係にありました。 ある日、B国がC国を攻めます。 B国は、A国に軍事同盟を結んでいるので、C国を攻めるための軍隊を派遣するようにA国の君主に圧力をかけます。 A国の君主はC国の君主と仲が良いので、攻めたくありません。 躊躇していると、グズグズしているA国にB国から「同盟違反をするつもりのか!」と重ねての出兵要請が来ます。
 これに対してA国の君主は、ある使者をB国の君主の元へ派遣します。 B国の君主は、文武百官のいる前で、A国の使者に会います。 B国の君主は、A国の使者を見て、「謝罪をする暇があるなら、すぐに軍隊を出せ!」と叱責します。 A国の使者は、おもむろに話しはじめます。

「私は、謝罪に来たのではありません」
「どういうことだ!」
「貴国と我が国は同盟を結びました」
「そうだ!」
「我が国は、貴国を助け協力する、貴国は我が国を助け協力すると。これに相違ありませんでしょうか?」
「相違ない!!」

そう言った瞬間、A国の使者は大きな声でB国の君主に問います。

「我が国は、C国を助けたいと思い支援をしているのに、なぜ、貴国はC国を攻めるのか? これは明らかに同盟をたがえるものである。 同盟を重視するなら、即刻、止めて我が国に協力していただきたい。 それとも貴国は、我が国との同盟を破るつもりなのか!?」
「・・・・・・」

 この後、B国はC国への攻撃を中止した?と記憶しています。

 パチンコ業界でよく聞く言葉として、『遵法』というものがあります。 遵法精神(じゅんぽうせいしん)とは、単に法律に違反しないことだけでなく、 法律を支える道徳的原理や倫理に基づき、積極的に法を尊重し守ろうとする精神を指します。 言い換えると、法律や規則を重んじ、それに従って行動することを意味します。
 パチンコ業界の存続は、法律を拠り所にしているので、 健全な経営を目指している多くのホール経営者にとっては、当たり前の考え方だと思います。

 国際社会においては、法というルールを守れるか守れないかが、まともな国であるかないかの分岐点となります。 昔、日本は不平等条約を欧米列強と結んで苦労したことは、 みなさんも中学校で習っているので、知っていると思います。
 日本がアジアの中で植民地化されず、独立国家として維持できたのは、 国際法を遵守し、それにのっとり不平等条約の解消について粘り強く交渉したので、 欧米と同列の国家としての扱いを受けることができたのです。 もし、一方的な不平等であると条約を無視したりしていれば、未成熟国家として、 明治の初めに侵略の対象になっていたことでしょう。
 戦後日本は、一から国際社会から信用を得るために、近代国家建国の原点に戻り、 国際法と国内法の遵守という信用を積み上げてきました。

 先だって、アメリカのトランプ大統領から、日本の艦艇をホルムズ海峡へ派遣するように要請されました。 こういう時にどのように対応するかで、今後、日本という国の評価が決まってきます。 独立国として、国際法を遵守し、同時に国内法も遵守して、どう対応するかが試されています。 19日に高市首相がトランプさんと会います。 その時の対応が非常に重要です。
 万一、高市さんが、国際法や国内法を無視したような行動を約束した場合、 これまで日本国が積み上げてきた信用を、ここで失うリスクの大きさを考えると、 恐らく与野党から内閣不信任案が出て、自民党も賛成するのではないかと思っています。

 チンピラが暴力をふるい、知り合いを見て「お前も加われ」と言われて、一緒に加わるとどうなるか、 火を見るより明らかです。 おまけにチンピラのボスの親が”大きな力”を持っているとしたら、 親が子をかばい、すべての責任を押し付けられる可能性さえあります。 チンピラのボスに、「まさか、本当に加わるとは思わなかった」と後で言われかねません。
 国際舞台で日本は「遵法精神」を試されています。 遵法の模範例となるか、反面教師となるか、 遵法を重視するパチンコ業界としては、注視しておく必要があるかもしれません。 万一の時は、冒頭に取り上げたA国の使者のように、うまく切り返して欲しいものです。

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■イオンモールの春の取り組みを参考にする!

 春と言えば桜の季節ですね。 サクラと言えば、今、イオンモールで「咲かせよう みんなの夢プロジェクト」を実施しています。 株式会社PR TIMESと手を組んで、全国138のイオンモールで展開しています。 みなさんの近くのイオンモールがあれば、すでに目にしているのではないでしょうか。

 このプロジェクトの基本的な内容は、 お客様に自分が叶えたいと思っている夢を、”桜の花びら”をかたどったシートに書いてもらうというものです。 それをモールが、幹や枝が書かれた大きなポスターに貼っていきます。 メインターゲットは、お子さん連れのお客様で、 その子の夢を書いてもらうような感じですね。 うまく考えていると思います。 子供を夢を書くことに、躊躇はしないと思いますし、 子供の夢が書かれているシートを見た人は、それを微笑ましいと感じるのではないでしょうか。
 これに関連した体験イベント同時にやっています。 例えば、私の住んでいる場所から比較的近くにあるイオンモール大和郡山(奈良県)では 「お笑い体験」ですね。 各モールでいろいろな企画をしているようです。

 一見すると手間なことをしているようですが、来店するための動機付けになっています。 それよりももっと意識していることは、イオンモールは単に買い物をする場所から、 地域のお客さまの夢を見守り、育み、応援する場所へと地域とのかかわりを深くすることです。
 当たり前ですが、イオンモールは長期的な営業を目指しています。 今の大人だけでなく、将来の大人にも来てもらう必要があります。 イオンモールで想いでを作ることで、大人になった時、特別な親近感を持ってもらうことができれば、 安心して買い物をしてもらえます。

 桜の季節を利用した参加型のイベントは、パチンコ店でもおススメです。 イオンモールの取り組みは参考になると思います。 パチンコ店で夢や希望と言えば、すぐに「導入して欲しい遊技機は何ですか?それを書いてください」などとしそうですが、 毎回同じようなことをしているなら、あまりおススメできません。 イオンモールと同じように”自分の夢”を語るのもありでしょうが、 それ以外の企画も十分立てられると思います。
 コミュニティホールを目指すのであれば、 パチンコ店に来ない人でも、見てなるほどと思うモノが良いと思います。 「パチンコ店だけど、こんなことをやっているよ」と、 お客様から地域の人に言ってもらえるようなことですね。 新たなパチンコ人口を増やすためには、必要なことではないでしょうか。

参考資料:夢咲く桜で満開に

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■自転車の「青切符」導入を店内で告知する!

 もうすぐ4月です。 4月から新年度ということで、期待と希望を膨らませる人も多いと思います。 しかしながら、4月から身近に関係がある制度が実施されます。 テレビなどでも盛んに言っているので、ご存知と思いますが、 自転車の交通違反に対して「青切符」制度が導入されます。

 店舗によっては、一定数のお客様が自転車で来店されているところもあるのではないでしょうか。 また、お客様の中に高校生以上のお子さんがいて、通学などで自転車に乗られている、 或は、奥様が自転車で買い物やお子さんの送り迎えをしている方もいらっしゃるかもしれません。 そういうお客様がいる店舗は、この「青切符」制度の導入の影響を受ける可能性があります。
 なぜなら、お客様の奥様やお子さんが「青切符」を切られて、反則金を支払った場合、 夫や親にしあわせではなく、しわ寄せがくる可能性が高いからです。 そうです。 反則金のために、旦那や親父の小遣いが減らされることになるのではないでしょうか。 そうなると、店舗に来るハードルが高くなります。 こういう事態は回避しなければなりません。

 警察庁交通局の自転車ルールブックをダウンロードして見てみましたが、 違反項目がかなりあり、その中には、ついうっかり、やってしまいそうなものもありました。 個人的には、”ながらスマホ自転車運転”や”飲酒自転車運転”などのような完全取締り対象のもの以外は、 徐々に指導を強化していくのではないかと言うようにも思いますが、 念のために、できるだけルールを覚えて遵守をしておくことが無難です。
 またクルマの運転者も、自転車に乗る人が、どのような指導を受けているかを知ることは有益だと思います。 おそらく4月になって、歩道ではなく道路を走る自転車が多くなると予想されます。 これまで自転車を気にする必要が無かったところでも、あえて自転車が車道を走る可能性がでてくるということです。 「危ない!」と腹を立てる前に、今回の自転車運転者に求められるルールを知っておくと、 イライラすることが減ると思います。

 すでに多くの店舗でも掲示されているとは思いますが、 「青切符」導入が4月から開始されるというポスターなどを、 風除室や店内に貼っておくことを改めておススメしておきたいと思います。
 そして、できるなら4月以降は、自転車で交通違反の注意を受けた声を集めて、 地域のマップにまとめると良いかもしれません。 実際に警察官が、どの地域の交通違反を問題視しているかが分かれば、 特に注意を払うべき違反行為が見えてきます。 そういう具体事例を共有し合うことで、お客様や家族の交通ルールの徹底につながるのではないでしょうか。

参考資料:警察庁交通局の自転車ルールブック  

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■過去の教訓を活かすには努力が必要!?

 3月11日は言わずと知れた東日本大震災日です。 今年で東日本大震災の発災から15年となります。 消防庁のまとめによると、3月1日時点で死者1万9787人、行方不明者2549人、12万棟以上の建物被害が報告されています。 各地でこの震災を教訓として風化させない取り組みが行われています。 人の記憶は時間とともに薄れていきます。 この震災以外の15年前の記憶を、思い出せる人はどれくらいいるでしょうか? 特別なことがないかぎり、思い出せないのが普通だと思います。 特に最近の人間の記憶力は低下傾向にあるのではないでしょうか。

 みなさんは『グーグル効果』という言葉を聞いたことがあるでしょうか? グーグル効果とは、グーグルによって仕事の効率をアップさせる、というような意味ではなく、 インターネットの検索エンジの利用で簡単に手に入る情報について、記憶する能力が低下する減少のことを言います。 別名デジタル健忘症とも言われているそうです。

 人間の脳は非常に多くのエネルギーを消費します。 大人であれば、全エネルギーの2割を消費すると言われています。 脳の活動の中で、エネルギーを消費する活動の一つが記憶と言われています。 脳の中に記憶を書き込む作業は、脳の細胞にエネルギーを与える必要があるので、 エネルギー消費量が大きいのです。 なので、脳はなるべく記憶という活動をしないように動いています。 具体的には、どうでもいいこと、記憶しておかなくても大丈夫なことに対して、 脳は記憶という活動を手抜きするそうです。

 こんな実験があります。 被験者に文章を読ませ、覚え必要があることを説明します。 この時、Aグループには、文章は破棄されえるがパソコンに保存してあることを伝えます。 Bグループには、文章を破棄されることだけを伝えます。 後日、両グループに文章をどれだけ覚えているかテストをしたところ、 Aグループの記憶内容が少なかったということです。 Aグループに後でパソコンを見ることができるとは、一言も言っていないにもかかわらず、 記憶内容が少なくなってしまったということです。

 現在は何でも検索でき、必要な情報はメモを取らなくてもスマホで写真を撮ったり、 スマホのボイスレコーダー機能で保存したりできます。 忘れたときの対策として、これで安心と思っているかもしれません。 しかし、その対策が記憶力を低下させているかもしれません。 最近、よく忘れるから、何でも保存している、これって記憶の低下を助長させているのかもしれません。
 過去のホール運営の施策も、パソコンに保存してあるから大丈夫と思っていると、 頭の中にある記憶が劣化して、いざという時に活用できない恐れがあるかもしれません。 それを防ぐためには、保存してある資料を定期的に見直すことが大切ではないでしょうか。 例えば、4月の計画を立てる前に、過去の4月の施策がどのようなものであったか、ざっと目を通す。 それだけで、過去の施策という資産を活性化させ、新たな発想を上乗せできると思います。

 何かと便利になり、『グーグル効果』の恐れがある今の環境では、 過去を風化させない取り組みは、震災だけでなく、 ホール運営の中でも意識して行うことが大切なのではないでしょうか。

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■パチンコ業界のイラン攻撃の影響を考えてみる!

 毎日、アメリカとイスラエルによるイラン攻撃がニュースになっています。 みなさんの中にも関心を持って、ニュースを注視している人も多いと思います。 日本人の一番の関心としては、イランの体制が変わることや核開発問題ではなく、 イランのホルムズ海峡の封鎖による原油などの高騰で、 どれだけ物価が上がるのか、というところではないでしょうか。

 商品の値上げラッシュがようやく収束してきたと思ったのに、 今回のイランに対する攻撃で、また原油が上がり、ガソリン代をはじめ、 電気代や燃料代などが上昇するので、またもや物価高に苦しめられると思っているのではないでしょうか。 当然、石油から作られるトレイやペットボトルの値段もあがるので、 そういうものを使用している食品や飲料も値が上がっていきます。 食費が上がっていくとどうしても娯楽に使うお金が減ってしまうことになるので、 パチンコ業界にとっては痛手です。

 もし、このまま原油価格が上昇していくとどうなるでしょう。 当然ですが、ガソリン価格が上昇します。 原油価格が上がっても、ガソリン価格が上がるまでにはタイムラグがあります。 通常、数週間から1か月遅れて上がってきます。 ということは、今月末ごろには、大きく値上がりする可能性があります。

 上の表は、マイクロソフトのCopilotを使って作成した表ですが、 このままホルムズ海峡の封鎖が長引くと、価格はさらに上がることが予想されます。 日本には備蓄している原油が、国家備蓄と民間備蓄を合わせて、254日分(約8か月超)あるので、 ガソリンが無くなることはありませんが、 備蓄を放出することで価格が下がることはないようです。 なぜなら、国際ルールで備蓄の放出の際の価格は、市場と連動させないといけないので、 安く放出することができないのです。 備蓄米の時は、小泉さんが低価格で放出しましたが、それが出来ないということですね。 なので、原油高が続くと確実にガソリン価格があがるということです。

 そうなった場合、パチンコ営業にどのような影響が出るでしょうか? お小遣いが少なくなったパチンコユーザーの遊技意欲が鈍るということは十分考えられます。 そして、もう一つ考えられるのが、ガソリン代の高騰で、 遠くのパチンコ店まで、わざわざ行く人が少なくなるのではないでしょうか。 もし、ガソリン代が200円近くになったら、さすがに遠出はさけるではないでしょうか。 要するに、この戦争は、遠くから集客している大型店にとっては、集客が不利になる可能性があるということです。 逆に近場で遊ぶパチンコユーザーが増えると言うことで、 中小型店は、大型店に取られていたお客様が、戻ってくる可能性があるということになります。

 もしかしたらイラク攻撃が早く終息するかもしれませんが、 現時点では長引くと言う見方が主流です。 長引くとパチンコ業界も影響を受ける可能性が大きい戦争です。 基本的に戦争はマイナス要因ですが、変化はチャンスにもつながっています。 大型店は、ガソリン代が上がっても、行きたいと思ってもらうための工夫が求められます。 一方、地元密着の中小型店は、戻って来た地元のお客様に、自店に定着してもらうための工夫が求められることになります。

 イラン攻撃は遠い世界の話のようですが、身近な問題となる可能性があります。 変化はリスクでもありますが、チャンスでもあります。 昔から”転ばぬ先の杖”という言葉があります。 先読みして、対策を考えておくことが必要かもしれませんね。

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■みんさんの店舗のリスク対策は進んでいますか?!

 もうすぐ3月11日になります。 3月11日と言えば、言わずと知れた東日本大震災日です。 天災は忘れたころにやってくると言います。 人の油断につけこむような感じですね。
 もし、危険が確実に来ると分かっているにも関わらず、 その準備をしない人がいて、大けがをする人を見たらみなさんはどう思うでしょうか? たまたま運が悪かった!と思うでしょうか? それとも対策をしないのが悪い!と思うでしょうか?

 多くの人は、確実に危険が来るなら対策をしておくのが、 ”当たり前”と考えるのではないでしょうか? そういうことを怠って、ケガをした場合、それはしかたがない、 ある意味自己責任と思われてしまうような気がします。
 しかしながら、対策を怠ってケガをした人の中には、 そういう対策をする暇が無かった、余裕がなかった、 今の生活を維持するだけでたいへんだったという人もいるはずです。
 実際はただの言い訳かもしれませんが、本当にできなかった場合もあるでしょう。 しかしながら、どちらにしても、危険が来た場合は、結果は同じになります。 大けがをしたり、最悪の場合、死亡したりすることになります。

 今回ブログで書きたかったことは、リスク対策についてです。 みなさんはパチンコ業界の将来の市場をどう考えていますでしょうか? バラ色の世界が広がっているでしょうか? それとも厳しい世界が広がっているでしょうか?
 もし、厳しい世界になると考えているなら、「危険(危機)」が来ると思っていることになります。 もしそうなら、今どのような対策を打っているでしょうか? つまり、「危機」が迫っても、業績の低下が最小限になるように、 閉店を回避するような戦略を今、打っていますでしょうか?

 危機が来てから回避できるよな軽微なものを想定しているなら問題はないと思います。 しかしながら、競合店の何件かはさらに潰れていくのではないかと考えているなら、 早めに手を打たないと手遅れになる可能性が高いと思います。

 早めに手を打つ対象は、お客様です。 店舗が逆境に立たされた時、お客様がいなくなると、即死です。 逆に店舗が逆境に立たされて、苦しくなった時に、お客様が支えてくれると、お店は存続することができます。 当たり前ですが、お客様がいる限り、店舗は潰れません。
 言いたいことは、逆境の時に店舗を応援してくれるお客様を育てていますか?ということです。 これは単なるリピーター客ではありません。 リピーター客は大切ですが、イコールお店を応援してくれるお客様とは限りません。 例えば、出玉客がリピーターになったとして、店が苦しくなって、出玉が出来なくなった時に来てくれるでしょうか? まず、来ないですよね。 出玉をしそうな他店に一斉に移動するでしょう。 だから、そういうお客様はあてにできません。 危機に必要なのは、店舗を信頼し好意を持って、この店舗は存続して欲しいと思ってくれているお客様です。

 日々の営業活動で、単なるリピーター獲得に一生懸命な店舗と、 お客様との信頼関係を作って、リピーターになってもらおうと頑張っている店舗とは、一見似ていますが、 「危機(危険)」の際には大きな違いが出ます。

 現在、上場企業の中で個人投資家の獲得に注力する企業が増えているというニュースを、 ニュース番組のWBSがしていました。 個人投資家が増えると、手間がかかり、郵送料なども増えるそうですが、 個人投資家は業績が悪くなっても、機関投資家のようにすぐ株を売らずに、業績が良くなるように応援してくれるので、 そちらへの比重を高めているとのことでした。

 世の中に絶対の安全というものはありません。 だから、日頃からリスクを回避する活動は欠かせないものと言えます。 ましてや予見できる危機がある場合、備えるのは当然ではないでしょうか。 みんさんの店舗では、そういう取り組みは進んでいますでしょうか?

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■他業界の依存症への取り組み事例を参考にする!

 アルコール依存症ってご存知ですか? アルコール依存症は、飲酒を自分の意思でコントロールできず、生活や健康に深刻な影響を及ぼす慢性的な精神疾患です。 直近の全国調査によると、日本で「アルコール依存症の診断基準を満たす(疑いを含む)」と推計された人は、 約64.4万人だそうです。 さらに、より広い概念である“アルコール使用障害の疑い”は約304万人とされています。 推計というのは、調査されたサンプルから、推測されたものなので、実数ではありませんが、 結構多いのは間違いないようです。

 この依存症問題に取り組んでいるところがあります。 それがなんと国産ウイスキー専門のバーなのです。 もちろん、バーなのでお酒をお客様に飲ませる商売をしているお店です。
 基本的に売り上げを伸ばすというのは、アルコールの販売量を増やしていくことになります。 アルコールを増やすためには、客数を増やす、お客様の来店回数を増やす、お客様一人当たりの飲む量を増やす、 という活動をすることになるはずです。 客数を増やす自体はさして問題ではありませんが、 来店回数の増加や一回あたりの飲酒量の増加は、依存症への近づくことになります。 そう考えると、バーで依存症問題を正面から取り上げることは、 売上拡大にとって、マイナスになると多くの人が考えるのではないでしょうか。
 ところがこのお店は、顧客数が増え、売上が拡大しているといいます。

 その理由は、アルコール依存症に対して正面から取り組み、勉強会を行うことを公表したところ、 協力者がつぎつぎと現れたそうです。 何気ない顔で、バーに通っていたお客様も、アルコール依存症に対して強い問題意識を持っていた方が、 結構いらしたんですね。 何も言わないから問題がないのではなく、言える雰囲気がないから言えなかったということなんですね。
 この問題に取り組んでから、お酒好きの人だけでなく、飲めない人も来店するようになったそうです。 アルコール依存症に悩んでいるのは、本人だけでなく、その家族など周囲にいる人も巻き込む問題なので、 来店する人が多岐にわたるようになったようです。

 実際、飲み屋さんは数多くありますが、 アルコール依存症にならないための正しい飲み方を教えてくれる飲み屋さんはほとんどないと思います。 この話は、最近目にした本の中に載っていました。 ネットで調べると確かにありました。 お店の名は「バーキース」で大阪のお店です。 オーナーの山本さんは職業柄、アルコール依存症に苦しむ同業者やお客様をたくさん見てきたそうです。 ある時、同業者が相次いでアルコール依存症で亡くなったのを機に商売の在り方を問い直したそうです。

 パチンコ業界も同様に依存症の問題があります。 パチンコやスロットは健全な娯楽として楽しんでもらうために存在します。 少なくとも、それを前提として日本では許可されていると思います。 なので、お客様が依存症にならないための取り組みは、業界にとって必要なことだと思います。
 今回ブログで取り上げた「バーキース」さんの事例は、他業界の事例ですが、 依存症対策の取り組みを、真剣に考えている店舗の参考になるのではないでしょうか。 この事例は、依存症を減らすという取り組みは、商売のマイナスになるものではなく、 ちゃんとそういうことも考えて経営をしている、という信頼につながる行為であることを示しています。
 コミュニティホールや地域密着型で、地域の貢献を考えている店舗や、 依存症問題に真剣に向き合っている店舗や、 これから取り組もうとしている店舗の参考になればと思い、取り上げてみました。

参考資料:ヒトと酒、依存症を考える

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■自店の接客レベルを意識することは大切!

 パソコンのマウスを使いすぎると手が痛くなりませんか? 少しパソコンを使うぐらいなら苦にはならないのですが、 長時間になると右手が凝ってきます。 表計算ソフトで新しいデータ分析をすると、数値をあちこち計算していきますので、 結構マウスを持つ右手に負担が出ます。 そこで、右手専用に開発されたマウスを買うべく、 家内の実家に用事があったので、その近くにあるKデンキにクルマで立ち寄りました。

 欲しいと思っていたマウスが、あるかどうかの確認をするために店内に入りました。 地方の田舎の郊外にある家電量販店です。 11時頃入ると閑散としていました。 お客様は4、5人ぐらいでしょうか。 仕事柄スタッフの顔を見ました。 笑顔はありません。 私がマウス売場に行く途中にすれ違いましたが、「いらっしゃいませ」の声も会釈もなく、無視状態です。 とりあえず、私は自分が欲しいと思っているマウスがあるかどうかを確かめました。 ありました。 実は、私が良く行く同じKデンキであることを確かめていたからです。 そこへ行こうと思ったのですが、行く機会が無く、同じもモノがあるならと、この店に立ち寄ったのです。

 私は、商品があることを確認しましたが、購入するのは止めました。 クルマに戻って駐車場から出ようとすると家内が言いました。 「ここの店員は、挨拶もしないし、私が通路を通る前をさえぎって、平気な顔をして歩いていた」 と私に話しました。 私は、買わなくて正解だったと思いました。 私にとって買うという行為は、そのお店を応援するのと同じと考えているので、 まともな接客ができない店を応援しなくて良かったと思いました。

 もちろん、すぐにいつも行くKデンキに行ってマウスを購入しました。 同じKデンキでも大きく接客レベルに差があります。 その差はもちろん店長の接客意識に高さということになるでしょう。 店長に個人差はありますが、今回その意識レベルの差になっている大きな要因は、 接客レベルを意識させる対象が、近くにあるかどうかということではないかと考えています。

 実は、いつも行くKデンキは、駅近の百貨店の6階にあります。 百貨店なので、入っている店舗の接客レベルはそれなりに高いものになっています。 一方、家内の実家の近くにあるKデンキは、隣には潰れた中古車販売のビッグモーターがあるくらいで、周囲は田んぼです。
 おそらく百貨店に入っているKデンキの店長は、接客レベルについて、 同じ百貨店の中に入っている店舗や百貨店の支配人を意識することになるでしょう。 一方、田舎の郊外店のKデンキ店長は?と考えると、人がいるだけでも接客と考えているのかもしれません。 まあ、そこまで酷くはないとは思いますが、それに近いもがあるような気がします。

 私は買い物は楽しい気分でしたいと思っています。 どうしてもこれが無いとヤバイ!というような差し迫ったことが無い限り、不快な店では買い物をしません。 これが娯楽やレジャーなら、なおさらですよね。 不快な気持ちになるために、娯楽やレジャーをする人はいません。 そういう人は、黙って他の店に行くことでしょう。
 パチンコを娯楽産業、レジャー産業と位置付けるのであれば、 接客レベルを高く維持することは大切な事ではないでしょうか。 そのためには、絶えず高い接客をしている店舗などを、意識して見に行くことも大切だと考えます。

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■蔦屋さんのプロデュース事業からヒントをもらう!

 蔦屋書店を運営しているカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、 東京の上野にホテルを作りました。 コンセプトは、“自宅のように暮らせるホテル”です。
 蔦屋さんらしく、ラウンジには大量(270冊)があり、宿泊者は自由に読むことができます。 3階にはミュージックルームがあり、懐かしの名曲やシティポップなどのレコードが楽しめます。 そして、4階の客室は、「日本の暮らしの美と暮らす」をテーマに、煎茶道具や酒器など、 日本の暮らしの中で長く愛されてきた生活道具を、正しい使い方や由来とともに紹介しています。
 ホテルの長期滞在、その中に文化要素を加えることで、 インバウンド観光客がもつ、「ステレオタイプな日本文化」のイメージを刷新するカルチャー空間をデザインしたそうです。

 蔦屋さん(CCC)が、ホテル事業などに進出する背景は、 レンタルビデオという主力事業が、市場として非常に縮小してきているところにあります。
 蔦屋さんが1983年に大阪の枚方市で創業。 DVDレンタルや書籍の販売で売上を伸ばしていきます。 最盛期には店舗数も全国で1470店舗ありました。
 しかしながら、ネット販売や動画配信サービスなどの普及により、 苦戦を強いられます。 その結果、店舗数は最盛期の半分以下の約700店舗にまで減少。 これから先も厳しい状況が続いていきます。 だから、新天地を求めて他業界へ進出しているということです。  

 ニュース番組のWBSで、蔦屋さんが手がけるホテルを紹介していましたが、 面白いと思ったのは、既存の他業界に進出して、 ただ他業界の市場を喰っていくというような考えではないというところです。 蔦屋さんは、ライフスタイルの提案を軸に置いた新しい業態を作って、 既存市場が取りこぼしている人々をお客様として取り込んでいくようです。 確かに既存業界と同じことをしていては、差別化ができず、 過当競争に巻き込まれてしまいます。 新しい業態を作って新しい市場に参入できるなら、これに越したことはありません。 でも、それって簡単にできることなんでしょうか?

 実は蔦屋さんには、音楽や食などの専門知識を持たコンシェルジュと呼ばれる人が、 100人ぐらい在籍しているそうなんです。 そういう人に新事業をプロデュースしてもらい、新し業態を開発していくということです。 先ほどの上野のホテルは、そういうコンシェルジュたちがプロデュースして、 作り上げているのです。
 蔦屋さんはただDVDのレンタルをしたり、書籍を販売しているだけでなく、 いろいろな人材を育てていたんですね。 多くの企業が店舗を運営するだけで手いっぱいとなるのに、 コンシェルジュよばれるような専門家を100人も育てているとは、凄いと思いませんか?
 今後、社内コンシェルジュを活用したプロデュース業に注力していくとのことで、 現在、3つのホテルや大型マンションのプロデュースが決定しているそうです。

 ところでみなさんの店舗では、特定の分野に詳しくて、お客様の要望に応え、 お客様をサポートができるコンシェルジュのような人はいますでしょうか? パチンコ店にそういう人間は不要!と言う人もいるでしょう。 パチンコ店で遊技台についていろいろと聞いて、遊技をする人はほとんど見たことがありません。 多くの人は、台に座り、ただ黙々と遊技をし始めます。 「スタッフにいちいち聞いたりする人はほとんどいない」 だからコンシェルジュのようなお客様の要望に応え、サポートをする人はいらない!!!

 ここで頭をよぎるのは、靴のセールスマンの話です。 すでに聞いたことがあると思います。
 本社から派遣された靴のセールスマンが南の島に行って、裸足の住民を見たというお話しです。 それを見たセールスマンは、本社に電報を打ちます。 「この島の人は、靴を履く習慣が無い。市場は皆無!」 ところが、別の会社の本社から派遣された靴のセールスマンは、 同じ光景を見て興奮して本社に電報を打ちます。 「この島の人は全員裸足。靴を履く習慣を教えれば、市場はデカイ!」

 コミュニティホール作りの十分条件の8番目に、 遊技機(商品)の情報を提供する仕組みを取り上げています。 お客様は、スタッフに聞いても無駄じゃないか、 あるいはカッコ悪いと思って聞かないにすぎません。 現在は、聞きたくても聞けない状況なので、 遊技台のコンシェルジュは最低でも店舗に1人はいるのではないでしょうか。
 特に3月から4月にかけて、新社会人になり、 パチンコやスロットは初めてという人が多く来ることが予想されます。 そういう人に丁寧に対応することが、パチンコやスロットの楽しさを教え、 お店のファンを作り、パチンコ人口の増加につながっていくと思います。
 また、3月から4月にかけては転勤の季節です。 新しく街に来た人が、店舗に新規のお客様として来ることは十分考えられます。 そういう人には、地域の情報に詳しいスタッフは重宝されると思います。 もし、お客様がグルメなら、美味しいお店を紹介してあげると喜ばれるのではないでしょうか。 これもコンシェルジュといえると思います。

 お客様との関係づくりをするときに、コンシェルジュ的な要素を持っておくと、 お客様のお困りごとの対応をすることができるので、重宝されると思います。 例えば、賞品コンシェルジュ。 ちょっと範囲が広いので、賞品の種類を絞ったコンシェルジュもありではなでしようか。 仕入れたビールやお酒のコンシェルジュもいいと思います。 賞品を仕入れるときに調べた知識が活かせます。

 知識や経験をお客様に伝えてお客様をサポートすると、案外喜ばれるものです。 蔦屋さんみたいに、プロデュースができるまので人材を育てるのはたいへんですが、 お客様が必要とする知識を、毎日少しづつでもスタッフが貯めた行くことは、 お客様との関係を良くし、スタッフ自身が楽しく働ける環境につながっていきます。
 みなさんの店舗でも、お客様をサポートする、何かのミニコンシェルジュを育ててみてはいかがでしょか。

関連資料:十分条件の⑧ 遊技機(商品)の情報を提供する仕組み

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