□□□ 2026年4月の目次 □□□
■ノジマさんの日立の家電部門買収を考える!
今月21日に家電量販店のノジマさんが、
日立の家電部門を約1100億円で買収するというニュースが流れました。
ノジマさんは関東を中心に約250店舗展開している家電量販店さんで、売上は8534億円で国内第3位です。
規模はそこそこありますが、あの大企業の日立を買収するのは驚きでした。
と言っても、日立の家電部門は、日立の事業の中に占める割合は約2%に過ぎず、
ITやエネルギー、産業機器関係に資源を集中できるということで、
切り離しについての評価は悪くなかったようです。
「ノジマ」と聞いて西日本にいる人はあまりピンとこないかもしれません。
西日本にいる人間にとっては、あまりなじみがない家電量販店のように思います。
しかし、私は「ノジマ」さんに、西日本に来て欲しいと前から思っていました。
その理由は、販売スタッフの商品知識の豊富さです。
かなり前にカンブリア宮殿という番組で取り上げられていましたが、
お客様にただ売るのではなく、商品の特性からお客様が希望する商品をチョイスし、
お客様がなるほどと納得いくような細かな説明をしています。
私の記憶に残っているのは、洗濯機の洗濯物のゴミ取り機能のメーカーごとの考え方と長所と短所、
そのためになぜこのような形状をしているのかなど、お客様が疑問に思っていることを説明していました。
お客様は、「そんなことまで知っているんだ」という感じでした。
見ていて、商品のプロがいるという感じで、よく分からない商品はここで買えば、安心して買えるような気がしました。
ノジマさんの接客スタイルのことを長々と書いたのは、ノジマさんは商品知識が豊富で、
かつお客様の要望を把握している数少ない企業であることを知って欲しかったからです。
経営の教科書などで、消費者と一番接している企業が最終的にメーカーを飲み込んで、
より良い製品を作ることが一つの理想の姿のように書いてあるものもあります。
現場をしらない学者が書く本も多いので、
”消費者と接している企業=消費者のニーズを把握している”という勝手な思い込みをしている人がたまにいます。
でもどうでしょう?
そいう小売店をどれだけ知っていますか?
多くはただ売るだけではないでしょうか。
同じことはパチンコ業界にも言えます。
メーカーよりお客様のニーズを把握しており、もし、メーカーを買収できたらヒット遊技台を出せると思っている
パチンコホール企業はどれだけいるでしょうか?
メーカーの遊技台に不満があるなら、メーカーを買収してパチンコ業界を発展させる遊技台を出してやる、
というような気概をもって、遊技台研究をするのもありなのではないでしょうか。
話をノジマさんに戻しますと、このノジマさんが買収した日立が、
今後どのような製品を作っていくか、大きな期待が持てるのではないかと考えています。
それは、ノジマさんの持っているお客様ニーズを上手くフィードバックしていくと考えるからです。
現場の要望から生まれた製品は必要とされことでしょう。
ニュース番組のWBSでもこの発表の様子を取り上げていました。
発表会のプロジェクターに「チームノジマの志 → 日本の発展に貢献する」と書いてあり、
中国家電に対して劣勢になっている日本家電の発展に貢献するのではないかと期待しています。
パチンコ業界にもノジマさんのようなホール企業が出現することを期待したいものです。
関連資料:コミュニティホール十分条件の第8項目
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■秋元康さんプロデュースのクラウドテンに注目!
先日、AKB48をプロデュースした秋元康さんが、
『Cloud ten(クラウドテン)』という男性グループを立ち上げました。
英語の表現に「I’m on cloud nine」というものがあるそうですが、
これは、「非常に幸せな状態」や「最高に喜んでいる状態」を意味するそうです。
今回のグループ名は、この「cloud nine」をベースに、
既存の枠組みや限界を追い越して〝nineを超えるくらいの幸せ〟という意味から、
グループ名を「Cloud ten」と名づけたそうです。
この企画には相当自信がありそうですね。
みなさんは、このグループは成功(ヒット)すると思いますでしょうか?
「YES」と答える人が多いように思います。
では、なぜヒットするのでしょう?
短絡的に秋元康プロデュースだから、ヒットするという見方もあると思います。
では、なぜ、秋元康がプロデュースするとヒットするのでしょうか?
それは、秋元康さんが人間心理をよく理解しており、ファン作りの本質を知っているからですよね。
この男性グループのファンを多くつくることができるので、成功間違いなしというわけです。
秋元さんが使っている人が応援したくなる仕組みを店舗に取り入れることができれば、
店舗もヒット(繁盛)するのではないでしょうか。
そう言われても、男性グループに興味はないという方もいるでしょうが、
商売の勉強と割り切って研究してもらうとためになると思います。
基本的な手法はAKBと同じです。
実際、このグループに人気がどのように高まって行くかを観察し、
その手法を店舗運営に取り入れることでファンを増やしてい行くことができると思います。
キーワードは”育成”です。
ニュース番組のWBSで秋元さんのトークの様子を映していましたが、秋元さんは、
「AKB48というグループを作った時も、ゼロから(活躍)目撃してもらいたかった。
今回も三井不動産と一緒に劇場を作り、目撃する場、体験できる場を作ろうと・・・」
と思いを語っていました。
要するに、みなさんにこの男性グループを、初めから見守り、
育ててもらいたいと言っているのです。
そのためにファン参加型の企画をいろいろ組んでいくことでしょう。
人は自分が育てたものを応援したくなるという習性があります。
そういう人のメンタル特性をベースに頑張る姿を見せ、応援する機会をたくさん作っていく。
専用劇場としてオープンする「ダイバーシティ東京プラザ」はその仕掛けの一端ですね。
そして、みなさんのおかげで成長できたことを感謝という形で表していくことでしょう。
そうすれば、自然に応援者が増えていきます。
この「男性グループ」を「パチンコホール」に置き換えれば、OKです。
お客様に育ててもらう「パチンコホール」が繁盛するということです。
完成されたパチンコ店舗をお客様に見せつけて、「どうだ!」というのは凄いと思いますが、
ファンがつくかどうかは別です。
お客様の思いや意見を取り入れて、パチンコ店を完成させていく、
そういうお店はお客様が応援してくれます。
ヤリ手の経営者の中には、あえて未完成部分を作って、お客様と一緒に完成させていく人もいます。
店は、オープンしてから完成させていくものという考え方がそれです。
秋元さんが行う『Cloud ten』のファン作り。
賭博業ではなく、エンターテイメント業へ移行している店舗にとっては、
いろいろと参考になると思っています。
もちろん、そのまま使うことはできませんが、抽象度を上げれば応用は可能です。
どのようにファンを形成していくか、注目してみてはいかがでしょうか。
ちなみにコミュニティホール作りでは、この手法を推奨しています。
関連資料:コミュニティホール十分条件の第6項目
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■本格的な防災用テントで地域密着を深める!
ニュース番組WBSを見ていると、いろいろな最新防災グッズが紹介されます。
災害が多いので、視聴者のニーズも高いのでしょう。
防災に関して関心を持ち、地域の安全安心のために防災イベント企画をしたり、
被災地への寄付活動をしているパチンコ店もあります。
そういう活動を地域の多くの人に知ってもらい、
万一の時には、連携が取れるようにしておくのは大切なことです。
しかしながら、パチンコ店のそういう努力を知ってもらうのはなかなかたいへんなのではないでしょうか。
地道な方法としては、店内のポスターやコミュニティボード、ニュースレター、ホームページなどを使って、
活動内容を発信するというものがあります。
でも、店舗の来られない方やパチンコをしない方にはあまり届いていないのではないか、などと思ってしまいます。
そんなことを日頃思っていたのですが、
先週、太陽工業さんと日本赤十字看護大学附属災害救護研究所さんが共同開発したという
防災の次世代型テント「GREEN FLEX」の報道を見て、これは使えるのではないかと思いました。
けっこう大きな防災テントなんですが、6人のスタッフで30分で組み立てられます。
テントの屋根の素材は、大阪・関西万博で使用された優れもので、放射冷却機能がついています。
テント内の温度は6~9度くらい低くなるようです。
幅が6mで奥行きは2m単位で増やせます。
日本赤十字さんが絡んでいるので、医療用のテントにもなる本格的なものです。
もしこれを駐車場で組み立てたら、だいぶ目立つのではないでしょうか。
防災企画をするとき、このテントを組み立てて、
のぼり旗に「防災訓練中」や「防災イベント企画実施中」など書いておくと、
クルマの中からでも、やっていることがよく分かるのではないでしょうか。
地域に対するPR効果は抜群です。
テントはかなり大きいので、地域交流イベントなどにも使えます。
また、本格的な防災仕様なので、自治体の防災担当部署に、
緊急時のテント無料貸出などを提案すれば喜ばれるのではないでしょうか。
自治体から緊急避難先に指定されている店舗なら、事前に購入の話をしておくと喜ばれると思います。
個人的には、パチンコ組合の地域の寄付の品物としても使えるのではないかと思ったりしています。
問題は値段ですね。
高いだろうなと思って調べると、価格は出てきませんでしたが、
販売を予定している先は、、国、自治体、消防、自衛隊、医療機関等に向けての販売と書かれていました。
一般向けには販売していないようですが、
自治体とのテント貸出しの協定などを結んでおけば可能ではないかと考えています。
日ごろから自治体と防災なのでコミュニケーションを取っている店舗は、話が早いと思います。
まだ自治体との連携をしていないのであれば、これを機会に防災担当者の方と接触するのもありではないでしょうか。
災害対策は地域によっては喫緊の課題です。
地域密着を目指しているのであれば、積極的に行政との連携を試みてはいかがでしょうか。
参考資料:太陽工業の次世代型テント「GREEN FLEX」
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■外食業界の外国人受け入れストップの影響は?
みなさんのホールは人手は十分足りているでしょうか?
多くのホールではアルバイトスタッフの採用もままならず、
慢性的な人手不足となっているのではないでしょうか。
最近は採用基準を下げて、茶髪やネイルもOKとしても、
なかなか思うような人材が採用できないという話も聞いています。
しかし、人手不足はどこの業界でも起きていて、珍しいことではありません。
その対策として、政府は「特定技能制度」というものを設けて、外国人材を日本に招き、
日本の人手不足を緩和しようとしています。
どれくらいの人数を想定しているのかというと、80万5700人。
業種は指定されており、残念ながらパチンコホール業界は入っていません。
パチンコホール業界は外国人材を採用できないので、関係ないと感じる人もいるでしょうが、
同じサービス業といえる小売店や飲食店との人材の取り合いが緩和される、という恩恵を受けています。
そう考えると「特定技能制度」はパチンコホール業界にも関係がある制度といえます。
ところが最近、正確には4月13日より、外食関係の外国人の受け入れが停止となりました。
約80万人の枠が埋まったのかというとそうではなく、その中の外食業界の枠である5万人が埋まるということなんです。
業界の枠?
そうなんです。
約80万人は合計で、各業界ごとに定員枠があり、
それがいっぱいになると新規で外国人を連れてくることができなくなるのです。
大手の飲食店は結構外国人材を当てにしていたので、出店がストップしたりと、
事業計画に支障が出てきているようです。
今後の対策としては、日本人の募集、採用を強化の方向で動いています。
ということは、パチンコホール業界との人材の取り合いが激しくなることも予想されます。
外食業界の約6割は個人経営の小規模事業者なので、
賃上げによる人材確保の余力はないと言われていますが、
大手は違います。
大手飲食は積極的にロボット導入も進めていますが、人手不足はまだまだ解消しないでしょう。
人材不足を補うために、時給をさらに上げてくることも予想されるので、
外食業界と人材の取り合っている地域では、適宜対応が必要になってくるかもしれません。
コミュニティホール作りと言っても、スタッフがいなければ話になりません。
万一を考えて、採用や採用条件に対する工夫改善の準備しておいた方が無難ではないでしょうか。
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■地域にパチンコ店があって良かった!を考える!
4月16日は熊本地震から10年目ということで慰霊祭の様子がニュースとなっていました。
1月は能登半島地震と阪神淡路大震災、3月は東日本大震災、4月は熊本地震と毎月のように地震に関連した行事があります。
昔に比べて地震は、本当に身近な存在になってきていると感じていた矢先に、
先日20日午後4時52分ごろ、青森県で震度5強の地震がありました。
やっぱり日本は地震大国ですね。
震源地は三陸沖で、震源の深さは約19キロ、マグニチュード(M)は7.7と推定されています。
これでおしまいかと思うとそうではなく、
気象庁と内閣府は、その日の午後7時半ごろ、地震の規模がより大きな後発地震が発生する可能性が相対的に高まった、
として「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を出しました。
専門家は割れ残りがある状態というで、巨大地震への警戒を呼びかけています。
政府は、27日午後5時までの1週間の間、指定された区域の住民に、特別な備えを求めています。
今さら言うまでもなく、地震の対応策に関しては、多くの業界が取り組んでいます。
今月4月の初めにニュース番組WBSで取り上げていたのが、ドトールコーヒーの代々木公園内にできた新店舗です。
名前は『ドトール パークカフェ YOYOGI』4/9からのオープンです。
この店舗の特徴の一つが、防災に力を入れているという点です。
ドトールコーヒーは、2013年より「渋谷帰宅困難者協議会」に参加し、
災害時における公益活動にも取り組んでいます。
代々木公園は震災時、避難場所となっていますので、この店舗は、万が一の時には、
帰宅困難者の休息場所等としても使用できるよう、客席の椅子等は全て可動式にしています。
また、防災用品や非常用トイレ、ソーラー発電等を備蓄し、いざという時にも人々に安心をお届けできる体制を整えています。
日常はカフェ、非常時は避難支援拠点——公園内の店舗ならではの二面性を持たせています。
10年以上前から、コミュニティホールは「日常時は、地域住民の交流の場。緊急時は、地域住民の救済の場」と
セミナーや研修会で話していましたが、そういう考え方が一般的になって来ているのを実感します。
企業としてこういう考え方を大きく打ち出しているのが、ローソンです。
災害時に食料や電力を供給できる街を支えるインフラとして、
『災害支援ローソン』を全国に作っていくことを宣言しています。
今年の2月ですが、ローソンの富津湊店(千葉・富津市)が『災害支援ローソン1号店』としてオープンしたと、
WBSで取り上げていました。
災害支援を全面的に打ち出しているだけに、災害時の備えも充実しています。
まず、店内の電光掲示板は、津波警報と緊急地震速報と連動して、避難指示を自動で告知します。
次に、震災時恐れがあるので、蓄電池と太陽光発電を備え電源を確保しています。
また、断水に備え井戸を作り、生活用水と使えるレベルにしています。
ローソンの従業員や近隣住民の方も利用できます。
そして、緊急時に備えて備蓄米の確保もしており、電源と水を確保していることから、
災害時に厨房でお米を炊いて、温かいおにぎりを提供できる体制ができているとのことです。
さらに、KDDIと連携し、スターリンクを設置。
災害時でも通信機器が利用できるようにしています。
ローソンは2030年までに災害支援店舗を全国に100店舗設置するのが目標です。
ローソンの竹増貞信社長は、WBSのインタビューに答えて、
「有事のときは、何かあったらローソンに行けば何とかなる。
そういう頼りになる存在になりたい」
と話しをされていました。
こういう考え方で商売を広げる企業が出てくること自体、素晴らしいことだと思います。
なぜか昔のセブンイレブン創業者の鈴木敏文さんを思い出しました。
どうですかみなさん。
『災害支援ローソン』が近くにあれば安心だと思いませんでしたか?
同じコンビニが地域に来るなら、『災害支援ローソン』が来て欲しいと思った人もいるのではないでしょうか。
日常の通常の店舗での商売は当たり前の行為です。
ここでしのぎを削っている業界は多いと思います。
でも差別化は難しいですよね。
では、非常時の店舗の行為はどうでしょうか?
地域密着で地域の役に立ちたいと思っていながら、非常時は何もできないでいいのでしょうか?
滅多に起こらないことに経営資源を投入するのは無駄!というのが従来の考え方でした。
しかし、いたるところで地震が起こり、あらゆる業界で災害対策が意識される今は、
震災は滅多に起こらないことではなくなってきています。
実際、災害が起こらなくても、『災害支援ローソン』のような店舗があれば、
地域の人々の安心につながるというのが現在の日本です。
「地域にパチンコ店があって良かった!」と地域の人に思ってもらいたい、
そう考えている経営者や店長もいると思います。
そのためのヒントは、災害時の備えにあると思います。
災害時の備えの充実は、他業種との競争です。
個人的にはパチンコホール業界は、他業界に後れをとることはない店舗が多い!?と考えています。
そして、コミュニティ運営を目指すことで、
地域の人々が気軽に利用できるハードとソフトを兼ね備えた、
本当に必要とされる店舗になるのではないでしょうか。
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■頑張っているのに期待した反応がでない理由!
一所懸命に考えて、お客様と関係を作るために施策を考えて実行しているのに、
お客様からの反応が今一つない、というようなことはありませんか。
いわゆる自己満足施策というものですね。
コミュニティホール作りを頑張っているホールの中でもたまに見かけます。
本人たちはノリがよく、スタッフの受けもいい、しかし、お客様はそうでもない。
お客様もそれなりに反応を返してくれているので、関係を築けているように見えなくもない、
嫌がられているわけでもないので、とりあえず良しとしている。
実はこういう感覚は、本人の感性の問題に近いものがあり、
問題と感じない人には全く問題がないこととして、同じ行為をやり続けます。
ただ、客観的なデータ数値に基づく、関係づくり指標は良くなっていかないので、
データを取っている店舗はしっくりこないという感じになります。
四月から新作のアニメが始まりましたが、
その中に『あかね噺(あかねばなし)』というアニメがあります。
このアニメを簡単に説明すると、落語家の父親を尊敬する少女が「真打」になるべく、
噺家に弟子入りし、いろいろなことを学び奮闘し成長していくという物語です。
一昨日、第三話をしていましたが、その話の内容が上記と重なるものなので紹介したいと思います。
第三話は主人公の 桜咲朱音(おうさきあかね)が前座を任され、
自分の全力を出した落語を披露するが、お客様のノリが今一つ良くない。
以前、全力で落語をやってうけたときと違うことに戸惑うというものです。
その落語を見ていた兄弟子が、身勝手な落語と指摘します。
指摘された朱音は意味が分からなかったが、修行として居酒屋でアルバイトをさせられることで、
自分の一方的な接客と自分の落語のスタイルと重なり、
相手の立場にたった「気働き」の大切さを理解するというストーリーでした。
おそらく第四話では、それを活かした落語を披露してくれるのではないかと期待しています。
このアニメはオープニングもエンディングの桑田佳祐が歌っており、曲も悪くありません。
マンガでは少年ジャンプで2022年から連載されているので、知っている方も結構いるかもしれませんね。
落語もエンターテインメントであり、お客様を喜ばすという点では、店舗の運営と通じるものがあると期待しています。
今回のお客様をよく観て、施策を微調整していく必要性は、やっている本人は案外気づかないのものです。
頑張ったことで満足してしまうのはよくあることです。
息抜きに、こういうアニメを見て考えるのも悪くはないと思いませんか。
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■ロングセラーからイベント人気の維持を考える!
先週、ニュース番組のWBSで、「ロングセラーの秘訣」という企画を放送していました。
ロングセラー商品として紹介していたのは、「午後の紅茶」40周年、「どん兵衛」50周年、
「ポッキー」は60周年になるそうです。
こういうロングセラー商品の中で取り上げていたのは、ローソンの「からあげクン」です。
今年40周年で、「最も売れた揚げたてカラ揚げ」として、ギネスの認定も受けているそうです。
みなさんは、「からあげクン」を食べたことがありますでしょうか?
ローソンで買い物をしてレジに行くと目の前に置いてあるので、
ローソンに行ったことがあるほとんどの方は見かけていると思います。
1986年からスナック感覚のカラ揚げとして販売され、累計で48.8億食、販売されているそうです。
ちなみにギネスに認定された2024年は、2億8689万8542食。
凄い量です。
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では、なぜこの「からあげクン」が売れ続けているのでしょうか?
それに対して、ローソン商品本部部長の植田啓太さんがロングセターになった秘訣を答えていました。
ポイントは以下の3つのようです。
①豊富な味の開発
②クオリティの維持
③価格を抑える
ロングセラーになる商品とは、言い変えると飽きがこない商品です。
同じ味を出し続けていると、飽きが来ます。
そうならないために、新しい味の「からあげクン」を次々と作り、
それを世に出し続けている、というのが秘訣の1つ目です。
ところで、みなさんは、どれくらいの頻度で、新しい味を出していると思いますか?
多くて3か月に1回?などと思ってしまいそうですが、
月に1品弱の割合で開発し、店頭に並べているそうです。
だから、これまでなんと430種類以上の味の「からあげクン」を出しているそうです。
はっきり言ってこれに気づいている人は、ほどんどいないと思います。
この気づかない、目に見えない努力の結果、お客様は飽きることなく「からあげクン」を買い続けているんですね。
実際にローソンの店頭に行くと、定番のレギュラー、辛口のレッド、チーズやレモン、
それに加えて期間限定や地域限定などもあり、意識してみるとその努力の一端が垣間見えます。
2つ目のクオリティの維持は当たり前で、だんだん質が落ちてくると、客離れは自然に起こります。
例えば、カラ揚げの大きさが小さくなったり、鶏肉が硬くなったり、
揚げ方が不十分だったりすれば、お客様からNOを突き付けられます。
だから、そういうことはしない。
モノを売っているところでは、結構やっていると思います。
ただ、長期に渡りとなると、何があるか分からないので、たいへんだと思います。
そのための鶏肉の調達先などの分散化など、いろいろな努力をされていると推察できます。
3つ目は価格です。
これもある意味当たり前です。
特にデフレ下の日本では、当然の努力とされてきたものです。
いくら美味しくても、値段がどんどん上がれば、コストパフォーマンスが釣り合わなくなり、買わなくなります。
なので、この部分は積極的に取り組んだと植田部長さんも言われてました。
実際、発売当初から2022年まで価格は36年間維持してきました。
しかしながら、鶏肉の仕入れ値は当初の1.7倍になっているそうで、
利益を出すために、生産プロセスの効率化、工場から店舗への包装の見直しをしているそうです。
現在は値上げをしていますが、200円代をなんとかキープしています。
以上、長々と説明してきたのは、パチンコ業界も似ているからです。
メーカーの遊技機で例えると、海物語やジャグラーですよね。
種類を多く出し、それなりの品質を保ち、遊技台の価格は高くなりしたが、
この部分はパチンコユーザーに対する遊技料と考えると、
このロングセラー商品の3つ目の要件を満たしているのではないでしょうか。
そして、このロングセラーの条件は、ホール(店舗)業界に例えると、
店舗のイベント企画などが当てはまるのではないでしょか。
イベントは、出玉系イベントや賞品イベント、その他の面白イベントなど、いろいろあると思います。
店舗で開催すると人気があり、何度も繰り返すロングランの定番イベントになっているものは、
この3つに当てはまっているイベントではないでしょうか?
逆に短命で終わっている、人気が無くなっているものは、この3つのどれかが欠けていたのではないでしょうか?
今あるイベントをそういう視点でチェックをしてみるのも面白いと思います。
何も無いところから、企画の改善を考えるより、やりやすいと思います。
そして、欠けている部分を補うことで、人気イベントを再生させたりすることも可能なのではないでしょうか。
(注意)当たり前ですが、ロングセラーは人気が出たものを長期に維持したものです。
最初から人気の無いものは、根本的な改善が必要なので、この条件とは関係ありません。
あくまでの人気があったものの延命の条件なので勘違いされないように・・・。
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■南丹市小学生行方不明事件の問題報道とは?!
TVの二大話題と言えば、トランプさんのイラン攻撃と京都府南丹市の行方不明です。
2つの共通点は、どちらも進展しているようで進展が見られないというところでしたが、
行方不明事件はようやく死体遺棄の犯人が捕まり、終息へと向かいそうです。
この行方不明の報道について、前々から問題がある報道をメディアはしていると、
個人的に思っていました。
それは事実と事実でないものを、混在させて報道をしているという点です。
そのため多くの人に誤解を生じさせた、或はミスリードを促したと感じています。
実はこのような事実と事実でないものを織り交ぜて話をするというのは、
会議や報告なのでも発生し、判断を狂わせているので注意が必要です。
では、事実でないものを事実のように報道したものは何かと言うと、
父親の証言による「学校の近くまで送った」という発言です。
この発言はおそらく警察から取材して本当のことだと思いますが、
学校の近くまで送ったことを、テレビのワイドショーなどでは事実のように取り扱い、
それを前提として話を進めていました。
本来なら「父親が証言した、学校の近くまで結希を送った、という証言の裏付けが取れていませんが、…」
と前置きすべきところを「結希くんは学校の近くでクルマを降り、…」というように話をしていました。
なので、学校近くで行方不明になったことを前提に、専門家に意見を聞き、コメンテーターが発言をする。
みんなが勝手な憶測を言い合って、不思議な事件ですねと井戸端会議をしているという状態が続いました。
メディアとしては不思議さを強調した方が、視聴者の関心を集めるので、それで十分だったのかもしれません。
視聴者もあれこれと憶測をするのが好きなので、満足度は高かったのかもしれません。
でも、これが成果を出すためのビジネスの会議であれば、全くの時間のムダという以外ないでしょう。
でも、ビジネスの会議で、事実と意見を混同して話を進めることは無いのでは?と考えているとしたら、
よほど優秀な会社にいてるか、事実と意見の違いが分からないかのどちらかではないでしょうか。
コミュニティ施策などを進める場合、実行がいかにされているか、事実の確認が必須となります。
したがって推進のためのPDCA会議では、会議に参加している役職者に、施策の実行状況を詳しく聞きます。
そんな時に、事実と事実でないものを混在させた報告が出てきます。
例えば、関係づくり施策として、配布するアメを花粉症対策ようのアメに変え、
それをネタにお客様と会話をし、お客様のことを知るという企画を立てたとします。
会議で実施状況を主任に尋ねると、「みんなアメを配ってました」という報告が帰ってきます。
そこで「スタッフはお客様と会話をしていましたか?」と聞くと、大抵「していました」と答えが返ってきます。
ここで突っ込みをストップすると、『関係づくりのアメ配布施策は完遂した』となってしまうのではないでしょうか?
蛇足ですが、このような会議をしている会社の業績は良くなりません。
なぜなら、事実を誤認しているからです。
さらに「何人のお客様と会話ができていましたか?」と尋ねたら、全員と話せていないことがすぐわかるでしょう。
別に主任に悪気はなく、聞かれないからしゃべらないだけです。
現実には良くて2割ぐらいのお客様と会話ができるぐらいでしょう。
事実を誤認していることに気づかないと、これまでいろいろなコミュニティ施策を行い、
関係作りができているに、なぜお客様が増えないのだろう?と行き詰ってしまいます。
チャンとやっているのに、お客様の反応がないのは、方向性が間違っている!?などと疑心暗鬼になってしまいます。
事実誤認の放置は、成果を出すための非常に大きな障害となります。
今回の南丹市小学生行方不明事件の報道やワイドショーを見て、事実誤認の放置の障害について、
改めてお伝えしておきたいと思いました。
※事実誤認を防ぐレビューのやり方、会議の進め方について興味のある方は、弊社のPDCAマネジメント研修を受講されることを、おススメします。
関連資料:PDCAマネジメント研修
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■逆風に対するローソンの竹増社長の発想力に学ぶ!
アメリカのイラン攻撃による石油の高騰、ナフサ不足の懸念、降ってわいた災難のようです。
このような状況が企業の業績にどのような影響を及ぼすか、
今月の初めニュース番組のWBSは、企業の社長にインタビューをしていました。
もちろん、具体的な業績への影響は分からないでしょうが、
経営者はどのようにこの状況をとらえているか、
どれくらい危機感を持っているか、を聞きたかったのでしょう。
入社式後、突然の質問を受けたコンビニのローソンの竹増貞信社長は、
”(原料の)ナフサの値段がどんどん上がる。
そうするとプラスチック製品の値段が上がっていく。
包材の値段や物流費のも上がる中で、もっと力を入れて、
工夫していかなければならない・・・”
と考えながらつぶやき、
「これは逆に言えば、
今まで見えていなかったコストダウンのチャンスかもしれない」
と前向きな発言をされていました。
そして、コストアップを最小限に抑えて、お客様と共に生活防衛をする店になっていきたい、
とローソンの在り方を語っていました。
この竹増社長の言葉が印象に残ったのは、その前に石油高騰の影響を問われた社長が、
「なるべく影響を最小限に抑えるようにしていきたい」と無難なよくあるトークをしていたからです。
このトーク自体は間違っていないと思いますが、条件反射的な受け答えですよね。
別に社長じゃなくても、部長でも課長でも、おそらく主任クラスでも答えそうな内容です。
でも、このトークでやる気が出るかと訊かれたら、別にでないのではないでしょうか。
イメージ的には、頑張って上手く対処して、影響をゼロにしたとして、当たりまえという感じではないでしょうか。
マイナスを如何に無くすのかという発想のように思えます。
パチンコで言えば、突っ込んだお金を取り戻したら止めるというよな感じです。
ところが竹増社長のトークは、チャンスと言っているので、マイナスをゼロにして、
さらにプラスへともっていくようなニアンスが含まれています。
パチンコで1万円2万円と突っ込んだが、そこから連荘してプラスに、そして勝つぞ!というような雰囲気ですね。
頑張り甲斐があります。
経営をしていると順風の時もあれば、逆風の時もあります。
逆風の時に、どういう発想で望むかは非常に重要です。
逆風だから前に進めないという発想では、リーダーとしては失格ですよね。
順風では、誰がリーダーでも、極端に言えばいなくても前に進めます。
リーダーが本当に必要になるときは、逆風の時です。
一見すると前に進めないのを、リーダーが前への進み方を教えてくれる。
これこそがリーダーの価値ですよね。
ヨットにも「タッキング(tacking)」という方法があるそうです。
真正面からの風(逆風)ではまともに前に進めないため、風に対して約45°の角度で、
ジグザグに進んで前進していくという操船法です。
イメージ的にはこんな感じではないでしょうか。
みなさんの地域では、原油高やナフサ懸念の影響は出ていないでしょうか?
日本は全体的に値上げによる倹約志向が強まっているので、客足が遠のく可能性は十分あります。
要するに逆風ですよね。
この逆風を如何に店舗運営にプラスの変えていくかが、店長の腕の見せ所です。
節約志向が強くなっているなら、それに応える低価格賞品を揃えるというのもありでしょう。
ナフサ不足で、サランラップなどの日用品の値上りも懸念されています。
7月以降から値上がりが予想されるなら、7月から年末までの総付け賞品企画を立案してしまい、
お客様が来たくなるような総付けを揃えるのもありでしょう。
発想力をアップして、このマイナスをゼロではなくプラスにするか考えてみるのは、
大きなチャンスを招き寄せるのはないでしょうか。
ローソンの竹増社長の発想力を見習って、現状を前向きに捉えてみることをおススメします。
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■イトーヨーカ堂の低価格の秘密の開示から学ぶ!
みなさんは4月から値上げされる飲食料品の数をご存知でしょうか?
帝国データバンクによると2798品目あるそうです。
ホルムズ海峡閉鎖の影響で、7月以降モノの値段がさらに上がると言われています。
一方、これをチャンスとして攻勢を強めている企業があります。
イトーヨーカ堂です。
イトーヨーカ堂は3つのプライベートブランド(PB)を思っています。
最上級の高価格帯ブランドの”セブン プレミアム ゴールド”、
中価格帯の”セブン プレミアム”、そして低価格帯の”セブン・ザ・プライス”。
イトーヨーカ堂は、低価格帯の”セブン・ザ・プライス”の商品数を、310点から約400点へ増やし、
低価格PBを強化していきます。
ニュース番組のWBSで取り上げていたのが、マヨネーズ。
通常のマヨネーズの価格が100グラムあたり89.5円するのですが、イトーヨーカ堂のPBでは、62.4円にして販売しています。
率にして30%、お買い得になっています。
価格が上昇する中では、お買い得感が凄く出るのではないでしょうか。
私はこのニュースを聞いていて注目をしたのが、
価格を安くしている商品に付けてある値札でした。
値札に低価格の理由が、ちゃんと書いてあるんですね。
例えばある商品では、値札に、「低価格の秘密は・・・」と書かれ、
理由の部分に「コンテナ単位で一括購入したので、調達コストを低減」と書いてありました。
イトーヨーカ堂では、上記以外にも、メーカーの工場の稼働率が下がっているタイミングで、製造を依頼するなど、
工夫を凝らしています。
そういう企業努力をお客様に開示しているんですね。
値上げと聞いて、多くの人は小売店がどういう努力をしているか分からないので、
単純に自分の利益を減らしている、或は仕入れ業者に無理を言っているとしか思わないのではないでしょうか。
みなさんはどうでしょう?
食品スーパーで働いた経験や知り合いがいるのではあれば、いろいろと考えるかもしれませんが、
そうでない場合、上記のような感じではないでしょうか。
そこで質問です。
上記のように感じたからと言って、店舗に好感を持つでしょうか?
感謝の気持ちが湧くでしょうか?
特にわかないでのはないでしょうか。
普段儲けてるから、たまに値引きをしてもいいんじゃないとか、
仕入れ業者を泣かしすぎるのは良くないのでは?などと考え、
店舗に好感を持ったり、感謝の気持ちを持ったりは少ないように思います。
店舗の繁盛の必須条件は、お客様に好感を持ってもらい、また来たいと思ってもらうことです。
お客様が、価格を安くしてくれて有り難い、得したという気持ちだけでは、
好感度アップにまではいたりません。
お客様の好感度アップのポイントの一つは、店舗が自分達のために努力をしてくれていることを知ることです。
自分たちのための努力とは、自分達のために工夫をすることです。
自分たちのプラスになるため、自分たちのことを考えて、頑張っているということを知ることで、
「このお店って、いい店なんだ」と好感を持ってくれます。
お客様が「知る」ということは、店舗が伝えるということです。
もちろん、これ見よがしに伝えるのはダメで、自然形で、さりげなく伝えることが必要です。
このイトーヨーカ堂の低価格の秘密の開示は、企業努力をさりげなく伝える役割を果たしています。
コミュニティホールを作る十分条件の一つとして、
弊所でも企業努力をお客様に伝える仕組みをつくることの大切さを取り上げています。
このイトーヨーカ堂の低価格の秘密の開示は、この仕組み作りの参考となる事例です。
みなさんもお客様のために、いろいろと努力をしているところがあると思います。
そういう努力はお客様に伝わっているでしょうか?
何も伝えていない、やっているけど十分伝わっていないということであれば、
イトーヨーカ堂を参考にし、伝える工夫を考えてはいかがでしょうか。
関連資料:ホールの顧客満足に対する努力を知ってもらう仕組み
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■今、中国に出店している高級店から学ぶ!
高市首相の台湾有事発言依頼、中国との関係はよくありません。
良くないどころか悪いと言っても過言ではありません。
中国からどういうクレームをいつ付けられるかわからない状態です。
しかし、このような状況下で、嬉々として出店をしている店舗があることを、
ニュース番組のWBSを見て知りました。
WBSで紹介していたのは、「メーカーズシャツ鎌倉」と「金子眼鏡店」でした。
メーカーズシャツ鎌倉は「鎌倉シャツ」の愛称で親しまれる知る人ぞ知るシャツの専門店。
オーダーメードシャツが人気で、品質が高く一流ビジネスパーソンが好んで利用するそうです。
そして、金子眼鏡店もメガネの街である福井県鯖江市に工場を持つ、高級メガネ店です。
だいだいフレームとメガネのセットで10万円前後するそうです。
両店とも高級店です。
最初、私は今の時期、敢えてリスクを冒して中国に出店する?と思いました。
売上を拡大するために中国にまで行き、何かあったらどうするのだろう。
リスクの大きさに比べて割が合わないのでは?
政府の意向ですぐに反日になる中国人相手に、
チマチマ売るのはあまりと得策ではないと勝手に思っていました。
WBSの報道を見るまでは。
しかし、今はそういう考えは間違っていると考えています。
中国への出店は当然ではないかと思っています。
考えを変えたのは、両店舗の出店理由を聞いてからです。
中国出店の理由は、”客単価の高さ”にあるというのです。
メーカーズシャツ鎌倉によると、中国人が支払う平均単価は2万1450円だそうです。
日本人より約4割多くのお金を支払ってくれるというのです。
一流のシャツを買って、それに合ういろいろなものを買ってくれる。
トータルコーディネイトを求める人が多いといいます。
金子眼鏡店も、中国での販売価格は、フレームとメガネのセットで20万円前後と、
日本からの輸送コストもあり、日本の価格が倍になっているのですが、
売れ行きが好調とのことです。
中国の大学生にインタビューをしていましたが、
「許容できる価格です。
なぜならメガネの最も重要な役割は、個性を表現することだから」
と答えていました。
これを聞いて、メガネの捉え方が富裕層の発想をしていると思いました。
なぜなら、お金は自分を磨くための手段と考えているからです。
貧乏な人はこういう発想はしないのではないでしょか。
中国は約14億人の国です。
貧富の差があったとしても、富裕層は日本に比べてはるかに多いのです。
そういう人たちは、中国政府のプロパガンダを単純に信じて、行動を起こすような人ではありません。
不満のはけ口を求めている貧困層と違うからです。
そういう人を相手の商売であれば、マーケットが大きい中国に行って、
良いモノを高く売るのは正解ではないでしょうか。
中国人はお金を持っていないというのは、昔の話です。
中国出店と聞いて、中国人の多さを狙って、
中国で薄利多売の商売をしていると勝手に思い込んだことを反省しています。
現実問題として、円安により構造的に日本人は貧しくなってきていると考えれば、
客単価の高い商売をしている店舗は、お金を持っている外国を相手にしないと、
どんどん苦しくなる一方です。
パチンコ店も客単価の高い商売です。
相対的に貧乏になっていく日本人よりも、外国人を取り込んでいくことが、
大切になっていくのではないでしょうか。
訪日外国人がよく来る場所であれば、訪日外国人の取り込みを、
本気で考えてみるのは「有り」ではかと思います。
ドン・キホーテは現在、訪日外国人が結構集まってきています。
実は、20年以上前から訪日外国人の集客を目指して、
いろいろな施策を打ってきたと社長の森屋秀樹さんがWBSで話していました。
ドン・キホーテを見習って、今からでも本気で外国人の取り込みを考えてはどうでしょう。
動いた今が、未来になるのではないでしょうか。
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■スムーズな価格交渉から人を動かすヒントを学ぶ!
賃上げ交渉が盛んに行われていた3月に、その原資となる値上げ交渉に成功している中小企業として、
共同技研化学という会社をニュース番組WBSが紹介していました。
この会社は住宅やビルのサッシに使う水止め材を製造している会社です。
従業員が80人ほどの中小企業ですが、原材料費が高騰し始めた5年前から、
取引先と積極的に価格交渉を行い、価格転嫁に成功してきたといいます。
そのお蔭で、今年の自社の賃上げもスムーズに行えたそうです。
多くの中小企業が、なかなか価格転嫁ができず、苦しい経営を強いられている中で、
この会社が価格転嫁に成功している理由として取り上げたのが、「根拠のあるデータの提示」です。
実はこの会社は埼玉県にあり、埼玉県は中小企業の価格交渉支援の一環として、
業種ごとに原材料の価格の動きをグラフ化して、活用できるようにしています。
それを使って、客観的データを示しながら、論理的に価格交渉をしていたんですね。
WBSの取材に「根拠のあるデータを示すことで、価格転嫁をスムーズに行えた」と話していました。
言われていることは、ある意味当たり前のことですよね。
価格交渉で根拠になる数字を示すこともなく、
「原材料が上がっているので、弊社も苦しい立場になっています。
できるなら、もう少し高い値段で取引をしてもらえませんか?」と頼まれても、
仕入れ担当者はイエスとは言えません。
だって、人情論では自分自身納得できないですし、上司に説明できないですよね。
それに対して、根拠のある数字を示されて、なるほどと思える論理展開をされると、
仕入れ担当者も妥当性のチェックもしやすいですし、上司にも伝えやすいですよね。
そして、仕入れ担当者自身も、しっかり価格チェックをしていることを、上司に印象付けることができるので、
アクドイ取引先でもない限り、この方法は歓迎されると思います。
あらためて、人を動かすときの数値(データ)の大切さを認識させる事例だと思います。
さて、みんさんは、コミュニティホールや地域密着型ホールを進めるにあたって、
どれくらい数値を活用されていますか?
スタッフに対して何も数値的な根拠もなく、
「頑張って、頑張って、頑張るんだ!」などと言っていたりしてないですよね。
スタッフにしてみれば、頑張っても何がどう変わっているのか、
店舗にどう貢献しているのか分からなければ、やりがいは感じられないと思います。
自分のやっとことの結果がフィードバックされて、初めて自分の貢献が実感され、やる気が出てきます。
結果が数値化されることで、より鮮明に自分の貢献を意識でき、改善工夫を意識するようになります。
逆にフィードバックがないと、どれだけやる気が無くなるか、
テストを受けても結果が全く返ってこない状態を想像すると、よく分かるのではないでしょうか。
そうなったら、テストを受けること自体意味がないと思ってしまいますよね。
効率的にコミュニティホールや地域密着型ホール形成していくためには、フィードバックはかかせません。
最終的に店舗の稼働が上がる、或はシェアが上がったとしても、スタッフとしては実感が湧かず、やる気に直結しません。
店舗経営としては、スタッフの貢献が分かるように、きっちり指標をつくり、目標を設定する。
そして、その指標を基に日々の成果をフィードバックしていく、というPDCAサイクルはかかせません。
会員管理をしている店舗は、会員データを指標とすることができます。
会員データを工夫することで、いろいろな指標ができるので、理想とする店舗像をスタッフと共有するためにも、
積極的に活用してください。
※会員データの戦略的活用を知りたい方は、弊社の会員管理の研修を受講されることを、改めておススメします。
関連資料:会員管理マスター養成講座
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■クレーンゲームの景品の変化が大きなヒント!
みなさんは、クレーンゲームをされますでしょうか?
最近、夕方のニュースを見ていると、クレーンゲームの景品が大きく変わったと報道していました。
クレーンゲームの景品といえば、キャラクターのフィギュアやぬいぐるみですよね。
以前、イオンモールに行った時、大きなぬいぐるみを抱いた女の子を見かけたので、
相変わらずそういう認識でいました。
ところが、最近は違っているようなんですね。
ニュースでは、景品として野菜や果物、レトルト食品といった食品、
サランラップやトイレットペーパー、入浴剤といった日用品などを取り揃えた店舗が増えているようなんです。
テレビでは、大根や白菜をクレーンゲームでゲットしているお客様の光景を映していました。
そういう商品をゲットしたお客様もニコニコでした。
長引く物価高に加えて、今回のトランプさんが引き起こしたホルムズ海峡の封鎖による原油の高騰、
それに関連した石油由来製品の値上げやモノ不足の懸念などから、多くの人は閉塞感を持っています。
今後の生活を楽観視できないという人が、どんどん増えているのではないでしょうか。
そんな中で、100円で白菜や野菜が買える、100円以上で売られている日用品が買える、というのは、
世知辛い(せいちがない)世の中にあって、ちょっとした楽しさやラッキー感を与えてくれる救いなのでしょう。
もちろん、クレーンゲームなので、取れないリスクもありますが、
それが「楽しさ」や「ラッキー感」をさらに光らせるのでしょう。
実は景品を食品や日用品に変えてから、クレーンゲームのお客層が変わってきたと言っていました。
それまで男性中心だった客層が、ファミリー層や主婦層へと大きく変わったそうです。
リピート率も向上。
売上も以前の1.5倍に増えたとか。
クレーンゲーム業界は、景品を変えたことで、新規ユーザーの開拓に成功したようです。
女性の家庭を守るという意識はかなり強いモノがあります。
1円でも安い品物を求めて、スーパーを掛け持ちして移動するというような話はよく聞きます。
物価高に加え、将来起こるかもしれないモノ不足の可能性を考えると、
女性の生活防衛意識はかなり高いレベルに達していることでしょう。
もし、旦那さんや子供がゲームセンターに行くと聞けば、どうせ遊ぶなら、
景品に野菜や日用品があるところに行って!ということになるのではないでしょうか。
こういう隣接した他業界の変化から、パチンコ業界が学べるものは多いのではないでしょうか。
うちは男性が多いからあまり関係ないと思うのはどうでしょう。
このクレーンゲーム業界も同じでした。
しかし、実際は多くの男性の背後には、女性(奥さん、お母さん)がいます。
また、ベースとして生活があります。
身近なところでは、賞品企画やポイント企画、イベント企画の在り方を、
そういう状況を踏まえて、再考してみることも必要ではないでしょうか。
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■店舗の考え方や方針を伝えるためのツール!
だんだん暖かくなってきているので、ビールを飲むという選択肢が多くなってきているのではないでしょうか。
先だって、サッポロビールは、第三のビールである『GOLD STAR』『麦とホップ』の仕様を変えて、
10月以降はビールに変えると発表しました。
ビール各社は、ビール、発泡酒、新ジャンル(第三のビール)などの税率が、今年の10月以降、
350ml缶あたり54.25円に完全一本化されることに伴い、第三のビールをビール化し、
ビールを強化する動きを強めています。
これと同時に強化しているのが、飲食店での体験価値です。
アサヒビールは、本社の横にアサヒビール体験型店舗『ビアダイナース スーパードライ トウキョウ』を、
3月初めにオープンさせました。
こだわりは”冷え”で、ビールを『冷やす』ことで、辛口のうまさを最大限に引き出すというコンセプトで、
温度管理を徹底し、お客様に4℃未満のビールを提供することで、ドライの最高の旨さを体験してもらうことを目指しています。
そして、飲食店向けの施策としては、4℃未満のビールを提供する価値に賛同し、
それを提供してくれる飲食店に対して新な認定制度をつくり、認定証を配っています。
ドライの好きなお客様が、店に貼ってある認定証を見て、安心して飲めるようにしているのです。
もちろん、この認定証のメリットはお客様だけでなく、
それ以上に店舗のビールに対する品質の高さを証明するものにもなるので、
ビール好きのお客様に対する集客要因にもなります。
さて、みなさんの店舗では、こういう認定証や資格証などを店舗の運営に活用されているのでしょうか?
あるパチンコ店で、美味しいコーヒーを入れるということPRするために、
コーヒーバリスタの存在をPRしているのを見たことがあります。
コーヒー好きなお客様がいる店舗では、これも有効なやり方ではないでしょうか。
資格や認証は、店舗の取り組みや方針をお客様に伝えてくれるというメリットがあります。
これを活かして、自店の取り組みや方向性を明確にするのは有効な方法だと考えます。
例えば、地域密着で、地域の人やお客様に安心してもらえる店舗を目指しています、
と宣言だけしている店と、そういう宣言に加えて、普通救命講座受講生○人、
認知症サポーター講座受講生○人、と書いてあればどうでしょう。
ここのスタッフは、店舗の方針にしたがって頑張っていると、
店舗として努力が可視化できるのはないでしょうか。
それによって、店舗の本気度がお客様に伝わり、お客様から選ばれる店舗のなりやすいと考えます。
真面目にとりんでいるのではあれば、認証や資格は有効なツールとなるでしょう。
最後に注意点を一つ。
本気で取り組んでもいないのに、認証や資格があるからとPRすると、お客様の期待が高まる分だけ、
失望の反動が大きくなるので、止めておいた方が良いでしょう。
なんちゃって○○は、身を亡ぼすことを、老婆心ながら最後に付け加えておきます。
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■AI面接官の台頭から縮小変化の時代を考える!
4月1日と言えば、どこかの会社の入社式がニュースになります。
コロナ禍では、新型コロナウイルスの感染防止を意識したユニークな入社式を紹介していました。
今年は入社式そのものより、AIに関連した採用関連ニュースが多かったように思います。
採用関係で特に注目され、報道されているのがAI面接官ですね。
人手不足の中、良い人材を採りたい。
発想的には採り漏れを防ぎたいという意味合いが強いように感じます。
キリンHDは、AI面接官を導入する理由を、面接官によって主観のずれがどうしても生じてしまう。
そうなると選考基準にブレが生じてしまう。
AI面接官であれば、客観的に同じ指標で選考できるのではないかと考えたと、
ニュース番組のWBSが導入主旨を紹介していました。
そのAI面接官を開発している企業のバリエスタも、
人が少なくなる中、自社にベストマッチする人材を探す作業が非常に重要となる。
また、AIにしか見切れないポテンシャルを見ることも、AI面接官の強みと考える、と言っていました。
今後、AI面接官を採用する企業は増えていくでしょうか?
私は増えていくように思います。
理由は、人事担当者に立場に立てば、その方がリスクが少なく楽だからです。
何か問題があっても、AI面接をクリアしたので、まさかそんなことが起こるとは思いませんでした、
と言えば、社長も仕方がないと言うのではないでしょうか。
ノーベル経済学賞を受賞したマイケル・スペンスが提唱した理論に、
『シグナリング理論』というものがあります。
企業は応募者の「本当の能力」を直接観察できないので、観察可能な情報を基に判断するというものです。
その一つの代表的なものが、学歴です。
能力の高さは分からないが、能力の最低値は分かるというものですね。
最終学歴が、高卒と大卒の場合、どちらの能力が高いかはわからないが、
ハズレた場合の最低値は大卒の方が高いだろうということです。
なので、同じ賃金を払うなら、大卒の方がリスクが少ないという感じですね。
一流大学?卒業と三流大学?卒業の違いも同じ理屈で、一流大学を採りたがる。
万が一、役に立たなかったとしても、人事は社長に言い訳ができるという感じでしょうか。
今はそれにプラスして、AI面接官というツールで、
雇用の正当性を補う時代になってきたということです。
人事担当としては、AI面接官を入れたくなるのは当然ですね。
即戦力として採用する人材は、今の会社、店舗にピッタリ合った人材を採用するのは、
問題ないと思います。
しかし、長期的な視点に立つどうでしょうか?
あなたはどう判断していますか?
実は環境に完全に最適化すると、その環境下では大きく成長していくのですが、
環境が変化すると、最適化しすぎているために、変化に対応できず滅んでしまう、
というリスクが発生します。
また、縮小業界において、なかなかシェアが拡大できないという状況下で、
自社に最適な人材を入れて、シェアの拡大ができるのでしょうか?
多くの場合、自社にいるのは、自社に最適化された人、最適化している人ではないでしょうか。
AIでそういう人を選んで採用したとして、その会社の将来が明るくなるかは疑問が生じます。
新しい期が始まりました。
多くの企業が、この変化の激しい社会を乗り切って、業績を上げ、
従業員の賃金を上げてもらうことが大切です。
その方がお客様に気軽にパチンコやスロットをしてもらい易いからです。
AI面接官をうまく活用して、多くの企業はさらに業績を上げてもらいたいものですが、
いろいろ考えるとリスクもありそうです。
いずれにしても、経営環境の変化が目に見えて大きくなってきているので、
それに対応していくことは、喫緊の課題です。
これまでやってきてるイベント企画も、微調整していく必要ができ来ているかのもしれません。
まず、イベント企画の前提となっている経営環境、顧客状況を整理してみることをおススメします。
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