『ファンマーケティング』・・・以下の意味で使ってます
◆『ファンマーケティング』とは
ファンマーケティングとは、自店ファンに着目し、彼らと積極的にコミュニケーションをとることで、 「自社の提供している価値を高め」、「売上や利益の増大」を図るマーケティング方法。
ファン(支持者や愛好者)とは、自店に対して何らかの高い価値を感じ、積極的に来店してくれる人です。
ファンの中でも積極的に他者へ自店の良さを伝えてくれる方は、「応援者(サポーター)」と位置づけ区別すると、
自店のマーケティング戦略を立てる時に役立つと思います。
ファンの種類によっては、ファンになってもサポーターにならない人もいます。
利用遊技台に限りがあるので、自分の利用状況のことを考えると、単純に人に教えたくない人もでてきます。
◆ファンの分類
自店のファンとは、店舗に価値を感じることが前提ですが、お客様の立場に立って価値を考えた場合、複数になります。
例えば、アソコの店は出玉が凄い、高設定を入れているというところに価値を感じ、その店のファンになる人がいます。
また、別の人は、アソコの店は新台を大量に入れるとことに価値を感じ、ファンになったりします。
その他にも、自分の好きな台を複数揃えているからとか、スタッフが自分のことを覚えてくれているとか、接客が良いなど様々です。
ファンマーケティングをする場合、どのファンに向けて行うかを明確にしておく必要があります。
単純に言えば、どのファンを増やすことが、「自社の提供している価値を高め」、「売上や利益の増大」に寄与するかを考えることが大切です。
なぜなら、パチンコ店の場合、ファンを増やすことが単純に売上や利益を増やすことにつながらないからです。
例えば、出玉をして出玉ファンを増やせば、稼働は上がりますが、収益は苦しくなります。
そして、出玉ファンが呼んで来るパチンコユーザーはほとんど出玉ユーザーです。
出玉ファンの場合、集まれば集まるほど店舗は苦しくなります。
自店にとって、どのファンを増加させることが、本当に店舗のメリットになるか、それを見極めてファンマーケティングをすることが大切です。
◆『コミュニティホール』と相性
コミュニティホールに必要なファンは、パチンコやスロットを、自分の人生を豊かにする手軽に楽しめる娯楽、エンターテインメントと感じ、 人との繫がりがある暖かい雰囲気の中で、楽しみたいという人達です。 そういう人たちがメインに集まる必要があります。 パチンコファンは様々ですので、その中で特定の方に焦点を当て、増やしていく考え方は、コミュニティホール作りに合います。 逆に、パチンコを賭博と考えてギスギスした雰囲気を持ち込む人を呼び込まないためにも必要な考え方とも言えます。