本当の地域密着店の作り方

店舗(パチンコホール)が地域のコミュニティ広場としての取り組みを始めた

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経営のヒントになりそうに思ったこと

 京都のグルメタクシーから店舗紹介のヒントをもらう!

 京都にグルメタクシーがあります。 岩間孝志という方のタクシーです。 京都の美味しいお店を教えてくれるというのです。 京料理と言えば、上品で高級で美味しいというイメージを持つ人もいます。 しかし、どのお店が本当に美味しいのか、それを見つけ出すのは難しいのではないでしょうか。

 夕食にテレビを見ていると、この岩間さんのグルメタクシーが紹介され、その中で失敗談の話がありました。 この失敗談から学んだ岩間さんは、名実ともに京都の美味しい店を紹介する第一人者となりました。 その失敗談とは、当初、岩間さんがお客様のために良かれと思って、京都のお店を紹介し始めた時に起こりました。
 京都に頻繁に来る人は別として、京都に滅多に来ない人にとっては、美味しい店を探すのは大変です。 だから旅行に来た人の中には、タクシーの運転手がもしかしたら評判の美味しい店を知っているかもしれないと考え、 タクシーの運転手に、「美味しい店を知ってたら連れて行ってくれなか」というような声を掛けます。 私も出張で知らない所に行った時には、タクシーに運転手さんに、あれこれ訊いたりします。 特に愛想の良いタクシー運転手には、聞いてしまいがちです。

 岩間さんは根が真面目なんでしょうね。 そういうお客様の為にいろいろとグルメ情報を雑誌やネットなどから集め、お客様の要望に合うお店に連れていったそうです。 ところがある時、連れて行ったお客様から大変お叱りを受けたのです。 雑誌などで評判と書かれていた老舗に連れて行ったところ、 料理は作り置きをしたものであり、冷たく全然美味しくなかったそうです。 お客様は、「あなたを信用して頼んだのに、いい加減な紹介をした」と非難されたそうです。 雑誌の中には宣伝用にと店舗にお金を要求して記事を書く出版社もあるので、そういう雑誌の情報だったのかもしれません。 いずれにしてもお客様に不快な思いをさせたので失敗です。

 岩間さんは自分がお客様に良かれと思ってやったことで、お客様の京都の旅を台無しにしたことを悔やみます。 そして考え行きついた結論が、自分が実際その店で食べて、良かったものしか紹介してはダメだというものです。 自分が実際食べて見れば、美味しいかどうか分かる、いい加減な料理をしていなかどうかも確かめることができる。 その体験をもとにした紹介なら、自信を持って紹介できると考えそれを実行していきます。
 番組の中で言っていましたが、そのために訪問した料理店等が約4500軒にもなるそうです。 訪問した料理店で実際料理を注文し、食べ、その店の料理人からなぜ美味しいのか、その工夫などを聞いてメモしています。 そして納得がいった店は自分の紹介リストに加えるそうです。
 お店の中には、「お客様を連れて来てくれたらバックフィーを渡す」と言われることもあるそうですが、すべて断っているとのことです。 お金が嫌いというのではなく、料理に対する正しい判断が出来なくなるのが嫌だということだそうです。 自信を持って、「このお店」と言うためには、利害関係は邪魔なのです。

 パチンコ店の中には、地域のお店を紹介しているところがあります。 それは何為なのでしょうか。 地域のお店を紹介して、お客様が食事を選びやすいようにしているという店舗もあります。 しかし、そのお店の中に不味いお店があったらどうなのでしょうか? また、人を不快にさせる接客をするような店があったらどうなのでしょうか?
 コミュニティホールを目指している店舗には、地域のお店を積極的に紹介したりすることを推奨しています。 しかし、「紹介する」とはどういうことか、深く考えて紹介しなけばならないことを研修では話します。 最低限、必要なのは紹介に値する店を紹介するということです。 そう言う意味では、岩間さんがされている食べ歩きは当然の行為といえます。 岩間さんは信用を築き上げ、現在、京都府文化観光大使をされているようです。 もし、ホールで近隣の飲食店や商店を紹介されているなら、岩間さんの話は参考になると思います。

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 業務の作業化が業務の目的を台無しにする!

 みなさんは非常ベルを押したことがあるでしょうか? 非常ベルを止めるには、非常ベルの押しボタンの上に四角い開口部を開けて、簡単な操作をすることはご存知でしょうか? 先だって、マンションの消防点検に立ち合い点検業者の方から、非常ベルの鳴らし方や止め方等を聞きました。 普段見慣れていモノでも、触ったことがないと緊急時に使えるかどうか分かりません。 そこで、実際に押してみて、こういうモノか、という体験をしました。 備えあれば憂い無しなので、非常時の備えは必要です。

 続いて非常ベルが鳴った時に、どのようなことが起こるか話を聞いてみました。 マンションは大手の〇コムさんと契約しているので、非常ベルがなると〇コムさんが駆けつけます。 それと同時に消防署へも連絡が入り、消防車が駆けつけることになっています。
 本当に火事であれば問題はないのですが、万一火災報知器の誤動作やいたずらで非常ベルが押された時に消防車まで来ると大事になります。 それを防止するために〇コムは、管理人室に電話をすることになっているのです。 〇コムは電話で確認し、電話に出れば、本当に火災かどうか確認してもらい、連絡を受けて消防に連絡することになっています。 そして、もし、電話に出ない場合は確認ができないので、その時点で消防に連絡します。

 だいたいこのパターンのようですが、 一昨年からマンションに住み込みの管理人がいなくなり、夜と土日は管理人室は留守になります。 つまり、夜と土日は、非常ベルが鳴ると誰も電話にでないので、必ず〇コムから消防に連絡がいくことになります。
 消防点検をしてもらっている業者の方が、 実際に誤動作やいたずらが起こったことはないのですが、 万一、非常ベルが鳴った場合、マンションの管理組合の誰かが電話を受けて確認するなどの処置が必要か〇コムに確認しておいた方が良いですよ。 消防車が来た場合、対応は管理組合にも関係が出てくる可能性がありますから、ということでした。
 実際に確認ができるかどうかは分かりませんが、マンションの住民の安全安心を考えると、 夜間いきなり消防車を呼ばれるより、確認というアクションを入れた方が良いのは当然です。 実際、〇コムさんも常駐管理人がいなくなったことを知らない可能性もあるので、 マンションとして確認体制がいるのか電話をかけて訊くことにしました。

 最初、女性が出てきたので、常駐管理人がいない場合の対応を聞くと、私ではわかりませんということで、折り返しの電話になりました。 しばらく時間が経って男性から電話がかかってくると、いきなり「要件を最初から言ってもらえませんか」というトークから始まりました。
 契約した当初と現在の管理人体制が違っており、以前と違い夜と土日には管理人が不在なので、非常ベルが鳴って電話を掛けても誰もでないことを告げました。 そして、マンション側で確認をするための体制を取る必要があるか尋ねると「不要です」という回答でした。 そうなると夜と土日は、非常ベルが鳴った場合、絶対電話にでないので、消防車を呼ぶことになりますよ、というと「構わない」ということです。
 そこで再度、「夜と土日に非常ベルが鳴った場合、管理人室に電話をしますか?」と聞くと電話をすると答えます。 何のため?と聞くと「確認のため」と答えます。 絶対不在電話となっているところに、何を確認するのでしょうか? 恐らく〇コムのマニュアルでそうなっているのでしょう。 確認したけれど、電話に出なかったので消防署に連絡しましたという事実を作りたいだけではないか? それとも、ただの作業になっていて、マンション住民の迷惑や消防車のカラ出動に対する配慮というものは考えないのか、などと思いました。 電話することが目的化しているのです。 以前、〇コムの創業者の伝記を読んで凄い理念を持った人だと感動したいたので、余計にがっかりしました。
 この〇コムさん、電話をするというプロセス自体は正しいとは思いますが、ただの作業となっているので、そこには顧客の安全安心を守るというような気概は感じることはできませんでした。

 業務を作業化するとその作業を受けた人はに何も感じなくなっていきます。 例えば、総付け景品を、渡すのが目的化して、ただ作業として商品を渡しているだけでは、お客様は何とも思わないでしょう。 お客様も気分を害さないよに作業として受け取るからです。 それどころか渡し方が悪いとか、この商品はもう一つだな、などと不平不満がでないとも限りません。 何かをすることで、お客様の好感を上げるつもりなら、何を目的とした業務なのかスタッフにも意識をさせて行う必要があると思います。
 ちなみにこの〇コムさんですが、ここに任せておいて大丈夫かな?という思いがしてきたので、防火担当者として理事会への報告を思案中です。

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 ヘラルボニーの良いものを普及させる力に学ぶ!

 みなさんは、障害者の方が書いた絵を見たことがありますでしょうか? 素晴らしいを思える絵から、私には良く分からない絵もあります。 あまり目にしませんが、「障害者の方が書かれた」と書かれていると、 障害者の方が書いた絵が発表される機会があることは良いことだ、と思う程度です。 先月、東大寺に行った時に見た障害者の方が書いた絵を見た時もそうでした。 これは、私の中に「絵」の価値をまったく気にしていないことに気づきました。

 このきっかけは、ニュース番組WBSの若きゲームチャンジャーという特集で、「ヘラルボニー」という会社の活動を見たことです。
 この会社は、障害者のアートをプロデュースし、デザインを活かした商品企画やJR花巻駅の駅舎のラッピングや高輪ゲートウェイ駅のフェンスのペイントなどを手掛けています。 要するに、この会社は、障害者のアートを正しく理解評価し、アートやデザインを必要とする企業にその素晴らしさを伝えているということです。 この会社を始めた経営者である松田崇弥さんと松田文登さんはまだ若く30歳です。
 始めた時の思いは、
「障碍者の中には素晴らしい感性を持った人もいることを社会に知って欲しい。 この事実が社会に認識される状況を作りたい」
というものです。 現在、全国153人の障害のある作家と契約し、作品をもとに商品等を作っています。

 この会社の素晴らしさは、障害のある人の能力価値を正しく評価し、社会活動の中でその価値を確立させ、自立への道を作っていることです。 障害のある方の就労と言えば、お手伝いというイメージではないでしょうか。
 私の中では、障害のある方が、バリバリ仕事をするというイメージではりません。 通常の人の働きの何分の1かの仕事をして、小遣いをもらうようなイメージです。 実際、障害者の就労継続支援B型では、平均の給与?が月1万6188円だそうです。 これで自立した人生を送れるのかというと、難しい金額です。 国の様々な支援もありますが、それはあくまでも支援で、障害を持たれている方の自立とは少し違うように思います。
 しかしながら、このヘラルボニーと契約している障害者の方は、毎月変動はしますが、アート使用料などで月50万円を稼ぐ方もいるそうです。 これは凄いことだと思います。 ヘラルボニーの松田社長は、ライセンスフィーでお金を稼ぐビジネスモデルは、重度の知的障害のある人には相性の良いビジネスだと思うと言われてました。
 良い作品であれば、障害者が作った作品であっても、企業が健常者の作品と同じように取り入れ、商売に活かし、正当な対価を払ってくれる。 考えれば当たり前ですが、今までそれが無かったということです。 この当たり前を実践したヘラルボニーの発想は、まさにコロンブスの卵ではないでしょうか。

 この話でキーになる部分は、自分の眼力を信じ、対象となる人やモノの価値を正しく評価し、売り込んでいく(伝える)という姿勢です。 結果として、世間の常識にとらわれず、障害者のアート作品を健常者のものと同じ土俵で勝負をしています。
 もし、この姿勢をパチンコ店に持ち込むとしたらどうなるでしょう。 私は、遊技台とスタッフに置き換えて考えることができるのではないかと思います。 良い遊技台は自分で価値づけして育てていく、光るものを持ったスタッフは価値づけして、その活躍の場を与えていく、 こういうことを積み重なることで、遊技台にファンができ、スタッフにファンができるのではないでしょうか。

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