本当の地域密着店の作り方

店舗(パチンコホール)が地域のコミュニティ広場としての取り組みを始めた

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経営のヒントになりそうに思ったこと

 くら寿司から、なるほどの販促と苦笑いの販促を考える!

 今年も12月1日に、ユーキャンの新語・流行語大賞が発表されましたが、そのトップテンの中に『悪い円安』という言葉が入りました。 企業は海外との取引を考える場合、ドル円相場について、いくらになるかを想定して、戦略を組んでいきます。 いわゆる海外戦略の前提条件ですね。 多くの企業は

 ”1ドル = 133円 ”

のようです。
 輸入をしている企業からすると、この金額より円が安くなればなるほど、輸入のための費用がかさみ、利益が圧迫されます。 円安対策として、どのよな手を企業が打っているのか、ニュース番組のWBSが企業の対策例を紹介していました。

 その中で、なるほどと感心したのが、「くら寿司」の取り組みです。 くら寿司は、円安や世界的な水産物の消費量増加による価格上昇の問題など、仕入れに関する課題を踏まえて、 10年以上前から天然、養殖に関わらず国産の新しい漁業に取り組んできています。 養殖に関しては、エサ代をはじめとする生産コストや毎日行う給餌の労働負担低減などに対して、 生産者と共にAIやIoTを活用した持続可能な新しい漁業に挑戦してきました。
 WBSで紹介されたのは、スマート養殖の第3弾として成功した「スマガツオ」の養殖です。 スマガツオは全身トロとも言われる希少な高級魚として知られています。 そのスマガツオを、大手回転寿司チェーンで初めて全国販売を実現したというのです。 くら寿司は、多くのお客様へのご提供を通じて、希少な魚である「スマ」の美味しさや価値を知ってもらいたいとしています。

 これと円安との関係はというと、実は、くら寿司のスシネタの7割が海外からの輸入品なのです。 円安が続くと海外比率が7割という状態が重荷になります。 そこで国産ネタを増やす必要があるのです。 だからといって、お客様に国産ネタをおススメするキャンペーンをやったとしても、これは単に企業側の都合でしかありません。 そこで、くら寿司では、国産ネタの魅力を引き上げて、お客様が自然に国産ネタを多く食べてもらうことを考えているのです。 結果的に国産ネタの消費が増え、海外比率が減り、円安に対策になるというものです。 国産の良いネタを提供して、海外のネタ比率を下げる。 言われてみれば当たり前ですが、それを地道に取り組んでいるところが「くら寿司」の凄さではないでしょうか。

 海外比率7割が問題と気づいて、単に国内ネタの販促だけをした場合はどのなるでしょうか。 一時的には、お客様は国産ネタを注文してくれるかもしれませんが、すぐ飽きてしますでしょう。 なぜなら、今の国産ネタの割合は、お客様が食した判断の結果だからです。 それほど美味しくないものを、販促で食べろ食べろと言われても、お客様にとっては迷惑な話です。

 パチンコ業界に置き換えると、何も新しいこともないのに、稼働向上企画として、遊技台を打ってくれと繰り返し言われるようなものです。 最初は何かあるか期待して打ちますが、そのうち何もないことに気づきます。 販促企画を派手にやられても、飽きてきます。 販促に見合う中身がなければ、苦笑いになってしまいます。 店の打ってほしいという思いはわかるかもしれませんが、工夫のないところに店の『怠惰』を感じてしまいます。 なぜなら、いくら販促に努力をしているといっても、それは店のためであり、お客様のためではないからです。
 コミュニティホールをつくるための十分条件として第3項目のスタッフや店舗の努力を取り上げていますが、マンネリ化した販促や中身の無い販促はそれと真反対の取り組みといえます。 狼少年と同じで、いずれは信用を無くしてしまいます。 そうならないためには、「くら寿司」のように商品の中身をアップさせたうえでの販促が必要です。 中身があれば販促をされても納得感があるので喜ばれます。 老婆心かもしれませんが、マンネリしている企画を行い続けていないか、チェックしてみたはいかがでしょうか。

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 全国初!コオロギ入り給食の話題性に着目する!

 みなさんはコオロギを食べたことがあるでしょうか? コオロギといっても、生きているコオロギの姿のまま食べるということではなく、 食用コオロギを小麦粉のように粉末にして加工された食品のことです。 このコオロギを使った食品は意外に人気があり、過去にもニュースになっています。

 先だってたまたまテレビをつけると、このコオロギの粉末を使った学校給食が出されたと報道していました、 全国で初めて、食用コオロギを学校給食に使用したということでニュースになっています。 やはり”初めて”は、人の関心を集めるのでニュースにするのですね。
 給食を出したのは徳島県小松島市の高校で、コオロギ食を研究する徳島発のベンチャー企業と高校がコラボし、 生徒がコオロギパウダーの食べ方を考え、かぼちゃコロッケに練り込んだそうです。 食べた生徒は、意外に美味しかったとか、エビみたいな感じだったと好評価でした。

 先月国連が、世界の人口推計で80億人を突破したと発表していました。 2059年までに100億人を超え、2080年代には104億人とピークを迎えます。 コオロギは、タンパク質や亜鉛、食物繊維など人間に必要な栄養素を豊富に含んでいることから、食糧問題の解決策として期待されています。 しまも、極めて少量の水やエサで飼育でき、生産量を1キログラム増やすのに必要な餌の量も牛の5分の1で済みます。 環境にやさしい、サスティナブル(持続化可能)な栄養源としても注目されています。

 食用コオロギはけっこう話題になってはいますが、ほんの一部です。 まだまだ知らない人が多いともいます。 社会問題や環境問題、サスティナブルに取り組んできる店舗として『食用コオロギ』の情報を発信することは意義があると考えます。 また、美味しいので景品企画として出してみると意外性があり面白いと思います。 試食として食べてもらい、「以外に美味しい!」と驚いてもらうのは楽しいと思います。

 全国初の食用コオロギを使った給食を話題に出し、いきなり食用コオロギの粉末を景品として出すのはハードルが高いと思います。 なので、無印良品が販売している「コオロギせんべい」などを景品として出してみてはどうでしょうか。 無印良品のブランドなので安心感があると思います。
 実は無印良品の「コオロギせんべい」は人気商品ということで、以前ニュース番組のWBSでも取り上げていました。 この商品の開発のきっかけは、無印良品の初のフィンランド出店の計画だったそうです。
 2019年11月の開店に向けて現地スタッフが日本を訪れた際、土産に持ってきたのがフィンランドで話題を呼んでいるコオロギを用いたお菓子でした。 チリ風味のコオロギに、コオロギクッキー、コオロギのチョコレートがけなどがあったそうです。 これを食べて、「おいしい」ということで無印良品でも開発をしていったそうです。

 コオロギを使った商品はいろいろと出ています。 東京でマッチョな人が、コオロギのプロテインバーを無料で配するニュースも見たことがあります。 調べてみると、意外に多いものです。
 景品にするなら、開発秘話などがある商品が良いと思います。 景品のポスターやPOPも作りやすいですし、お客様に景品を企画した納得感や共感をもってもらいやすと思います。 食用コオロギ景品企画は、社会問題や社会貢献を考えている店舗にはお勧めだと思います。

参考資料:「全国初!」コオロギ入り給食

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 関係づくりとスポーツの応援について考える!

 テレビをつけると、サッカーの話が聞こえてきます。 スペインに2対1で勝利。 熱狂的なファンは大騒ぎです。 日本のサッカーの応援者を見ると本当にうれしそうです。 選手の勝利は、まさに自分の勝利という感じです。 そして、応援者同士、お互い顔見知りでなくても、非常に仲がよさそうです。 同じチームを応援している仲間という感じです。

 ここで質問です。 2つのパチンコ店があって、規模も台の品揃えもほぼ同じ、出玉イメージも似たようなものだとしましょう。 一方の店長は大のサッカー好き、もう一方の店長はサッカーに興味がないとしましょう。 もし、あなたがサッカーが大好きだとしたら、どちらのパチンコ店にいくでしょうか? さらに言えば、サッカー好きの店舗は、店全体で、日本チームを応援している。 装飾もFIFA用の装飾をして、「私たちはサッカー日本代表を応援しています」と横断幕に書いてあったとします。 もし、あなたがサッカーが大好きだとしたら、どちらのパチンコ店にいくでしょうか? 多くの人は、サッカー好きな店長のいる店舗に行くと思います。

 では、なぜサッカー好きの店長の店に行くのでしょうか? 心理学では「類似性の法則」というものがあります。 人は自分に似ている人を好む傾向があるのです。 好きなものが同じでも、この法則は働きます。 スポーツでは顕著にでます。 阪神好きな人は、阪神を応援している人に好感を持ちます。 巨人好きな人は、巨人を応援している人に好感を持ちます。

 関係づくりの第一歩は、相手に好感を持てもらうことです。 その好感をたやすく持たせる行為は、実はスポーツなどを一緒に応援することです。 一緒に応援することで、相手と自分の好みが同じということで、好感をもち、仲間意識が芽生えます。 これをホールの関係づくりに利用しないのはもったいないことです。

 ネックがあるとすれば、店長があまりスポーツ好きでないない場合や地域のお客様と応援するチームが違う場合です。 好きでもないものを好きというのはつらいものです。 巨人ファンなのに、大阪は阪神ファンが多いからと阪神タイガースを応援するのはつらいですよね。 つらいことは続きませんので、お勧めはできません。 しかし、自分の好みの抽象度を上げることができるなら、「野球好き」を打ち出して、応援するという手もあります。
 いずれにしても、スポーツをお客様と一緒に応援するという行為は、関係づくりに有効ですので、 景品企画や面白企画に組み入れて、活用することをおススメします。

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 トヨタとホンダのクルマ開発方針から考える!

 量産型ハイブリッドカーの草分けと言えば「プリウス」です。 1997年に発表され、累計販売台数 約505万台。 「プリウス」はエンジンとモーターという2つの異なるものを組み合わせて、新しい車の在り方を全世界に提示しました。 環境にやさしいエコカーの代表として世界中から注目されました。 この「プリウス」が7年ぶりに全面的に新しくなります。

 新車と言えば、ホンダも新型「ZRーV」をプリウス発表の翌日に発表しました。 ホンダはSUVの国内シェアが2016年の18%から2021年には7%と減少しているので、その巻き返るため攻勢をかけていくということです。

 2つのクルマは車種が違うので一律の比較はできませんが、 それぞれの開発担当者のトークからトヨタとホンダのクルマに対する捉え方、考え方がかなり違う感じを受けました。
 トヨタの担当者は「単なる環境のクルマというイメージがハイブリッドにはあるが、そうでない部分(走り)を届けられれば・・・」と話し、 クルマの「スタイリッシュなデザイン」と「満足度の高い走行性能」を強調していました。 一方ホンダの開発担当者は、「運転を楽に」というテーマでミニバン的要素とセダン的要素を組み合わせて新型車を開発したと言ってました。
 彼らの話から、トヨタはクルマそのもの、運転そのもに強いこだわりがあり、その満足度を追求する方針であり、 ホンダはクルマを移動手段ととらえて、ドライバーに負担軽減に重きを置く方針と思いました。

 「走りにこだわるクルマ開発」と「楽な運転にこだわるクルマ開発」どちらが良いとは言えませんが、 その基本方針の違いがある限り、トヨタとホンダは同じようなクルマにはならないことが分かります。
 クルマに愛着があるのは、トヨタですね。 創業当時からクルマの魅力に取りつかれ、独自技術を開発し頂点に上り詰めた企業がトヨタです。
 一方ホンダは、二輪車からスタートしました。 既存の発想にとらわれず、面白い車を出してきました。 それだけではなく、ロボットを作ったり、ジェット機を作ったりしています。 近年では宇宙開発事業への参入も表明していますので、”移動”にこだわりはあっても、トヨタのようにクルマにこだわる意識はあまりないようです。

 同じようにクルマを作っていても、トヨタが見ている未来とホンダが見ている未来はかなり違いがあるのではないでしょうか。 このような違いはパチンコホールにも言えることです。

 「出玉にこだわる店舗」
 「最新台にこだわる店舗」
 「定番機種にこだわる店舗」
 「お客様の勝ち負けにこだわる店舗」
 「接客サービスにこだわる店舗」
 「お客様の安全安心にこだわる店舗」
 「お客様との信頼関係にこだわる店舗」

 同じように遊技台をそろえていても、その企業や店舗が何を目指しているかで、 店舗の在り方は大きく違ってきます。 店舗を繁盛させるために何にこだわるかで店舗の個性が出てきます。 みなさんの店舗は何にこだわって運営されいますのでしょうか。
 もし、良くわからないということであれば、何を管理して運営してるかをチェックしているかでわかります。 例えば、「お客様の勝ち負けにこだわる店舗」と「出玉にこだわる店舗」似ているようですが違うものです。 前者は管理対象は、お客様の勝ち負けになります。 後者の管理対象は、店舗の粗利金となります。

 さて、話をクルマに戻します。 トヨタとホンダ、将来的に伸びていくのはどちらでしょうか? もし、自動運転が当たり前の社会になったらどうなるでしょうか? 自動運転は、「こだわりの走り」の延長にはないように思います。 どちらかと言えば、「楽な運転」の延長上にあるのではないでしょうか。 また、市場的に「走りにこだわるユーザー」と「楽な運転にこだわるユーザー」のこちらが多くなるかというと後者のような気がします。 自動車業界は変革期なので、どうなるかはわかりませんが、現時点ではホンダの考え方が有利なように個人的には感じています。

 それではパチンコ業界、何にこだわりを持つと勝ち残れそうでしょうか?

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