本当の地域密着店の作り方

店舗(パチンコホール)が地域のコミュニティ広場としての取り組みを始めた

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経営のヒントになりそうに思ったこと

 □□□ 今月の目次 □□□

 近所(奈良市)の『聖火リレー』を見に行く!

 昨日12日は奈良市で聖火リレーがありました。 奈良市では、夕方5時に大和郡山市からの聖火が平城宮跡公園に来るものと、 夜の8時前に興福寺から出発して、大仏殿のある東大寺まで行くという2つの聖火リレーがありました。 興福寺は近くですが、夜の聖火リレーは気乗りがせず、少し遠いですが、平城宮跡へ歩いて行って見ることにしました。

 沿道の人だかりは思ったより少なく、密状態にはなりませんでした。 聖火リレーコースの沿道で待っていると、警察車両がまず来て、“密”にならないように呼びかけます。 そしてその後に車がどんどん来ます。 クルマは主にスポンサー企業の宣伝車です。 パレード風のものもあり、コンパニオンが沿道の人に手を振りながら歩いています。 コカ・コーラは沿道の人に「アクエリアス」と記念タオルを配っていました。

 そろそろ聖火ランナーが来るのかと思いましたが、なかなか、なかなか来ません。 私の前にいた70歳ぐらいの男性は、 「こんなんええから、早うランナー来んかい!」 とぼやいていました。
 そのうち、一台のワゴン車が目の前に停まると、聖火ランナーが車から降りてきました。 80歳近くのお爺ちゃんランナーです。 聖火をつける金属製たいまつを持って、準備運動を始めました。 その時、ここから(ゴールまで300m前)中継をして走るのだと気づきました。

 私の頭の中では、私の前を颯爽と走っていく聖火ランナーをイメージしていたので、 だいぶイメージと違う見学になると思いましたが、 聖火の中継が見れるのはラッキーと思い直しました。

 お爺ちゃんランナーが準備をしてから5分ぐらいたったころでしょうか、40代ぐらいの聖火ランナーが走ってきました。 颯爽という感じではなく、ボチボチという感じで、手を振りながらの走りです。 沿道の人は声を出せないので、拍手と手を振っての応援です。 もちろん、みんなスマホやカメラを出して、聖火リレーの様子を撮影していました。 そんな中、お爺ちゃんランナーに聖火を引き継いで、その場で2人で沿道の人向けに写真用ポーズを取り、お爺ちゃんランナーは平城宮跡へと走っていきました。

 聖火リレーのとは何か? 帰ってwebで調べると、聖火リレーの歴史は浅く、「1936年のベルリン・オリンピック競技大会の際に、 スポーツ歴史学者で組織委員会事務総長を務めたカール・ディームの発案で初めて試みられた」とブリタニカ国際大百科事典に書かれていました。 要するにオリンピックを盛り上げるためのパフォーマンスということです。 ナチス・ドイツが国威発揚のために行った要素が強く、個人的には当時宣伝相であったゲッペルスが関係しているような気がします。

 オリンピックはスポンサー企業から見れば宣伝の場であり、そのための人員を確保し、特殊車両をつくっているので、 聖火リレーを中止にされたら困るだろうなと思いました。 『ここまで準備したから、もう後へは引けない』 第二次世界大戦の日本帝国軍のロジックで太平洋戦争に突入しましたが、 今回の五輪はそうではなく、感染状況を判断して、開催して欲しいものです。

 参加した沿道の人は、もう見ることはないだろうと言い、 一生に一度みられるかどうかの行事を見たことに満足をしていました。 希少性に対する価値は、人の満足度をかなり上げます。
 聖火リレー見学の帰り道、撤去する有力台については、花道を飾る演出で送り出すことが、 これまで打たれたお客様の満足度につながるのではないかと思いながら歩いていました。

関連ブログ:聖火リレーと地域密着から企画を考える!

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 『スーパードライ・生ジョッキ缶』の一時出荷停止!

 先週の8日にアサヒの『スーパードライ・生ジョッキ缶』の出荷を一時停止したというニュースが流れました。 原因は、6日からコンビで行った先行販売の売れ行きが、想定を大きく上回り、安定供給が出来ないためということです。 20日からのスーパーへの販売も未定になったということでした。

 この『スーパードライ・生ジョッキ缶』は味を変えたというものではなく、 缶自体が生ジョッキになるように工夫をされたものです。
 2月10日にニュース番組のWBSでこの商品を詳しく紹介していました。 缶の中に特殊な塗装をして、その塗装を塗ると缶の内側が特殊なクレーター状の表面になるようです。 そのクレーターがあるために、細かな泡が次々と発生し、缶の蓋(ふた)を開けた時に、 大量の細かな泡が出て、まるでサーバーからジョッキにビールを注いだような状態になるというものです。
 もちろん工夫はこれだけではなく、 缶の飲み口で、口を切らないよう缶を開けたときに生じる鋭い切り口が、飲み手の口に当たらないように、特殊な折り曲げ処理をしています。 だから安心して飲める。
 この缶ビールを飲むときにはグラスが要らないので、独身男性の跡片付けの手間や奥さんの跡片付けの手間がかからないという優れものです。 今は出来ませんが、ちょっとした打ち上げやミニパーティーにも最適ですね。

 これを見た時は、味の改善以外にこのような改善があるのかと目からウロコで、感心しました。 まったく新しい消費者体験ができるので、早目に取寄せて新商品として紹介すればお客様に喜ばれると思っていましたが、 まさか先行販売時点でこのようなことになるとは思いもしませんでした。

 コロナ禍で飲食店の営業がままならないということは、多くの人が生ジョッキでビールを思いっきり飲みたいと思っているのでしょうね。 この生ジョッキのニーズを把握しているのは、アサヒだけではなく、キリンも把握していて、 3月8日のWBSで、キリンの会員制生ビールサービス『キリン ホームタップ(Home tap)』を始めると報道していました。
 このサービスは自宅に生ニールを月2回配送するというもので、工場で作りたての新鮮な生ビールが届くというものです。 専用サーバーがまず届き、毎月2回生ビール(4ℓ)が送られてきます。 月額8250円~ということですが、ビール好きの人にはたまらない企画かもしれません。 今回の『スーパードライ・生ジョッキ缶』のヒットが”生ビールのニーズ”ということであれば、キリンのこの企画もヒットする可能性は大きいでしょう、 キリンは、今年中に会員数を10万人にするという目標を掲げています。
 キリンの布施孝之社長は、 「自分で注ぐ楽しさや上手く泡が出来たとか、お客様にビールを楽しんでもらいたい」 と話していました。
 もちろんアサヒも同様の企画をしていて、家庭用ビールサーバーの貸出を5月から開始するとしています。

 ビール業界はコロナ禍でダメージを受けていますが、 それを跳ね返すための努力をして、消費者を楽しませる工夫をしている業界です。 ビール好きなお客様が多いのであれば、ビール業界の新商品をチェックして、 お客様にお伝えするというのは、コミュニティホールの情報提供として行うのはありではないでしょうか。 もちろん、もう一歩踏み込んで、忙しい単身者用に、送られてくる生ビールを預かるサービスをして、 届いたら連絡するという会員サービスを作るのも悪くないと思います。 その時には店内に○○ビールクラブを作ると、その後の展開も考えられますよね。

参考資料:高機能新商品をコミュニティの仲間と検証する!

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 アストラゼネカ製のワクチン接種を考える!

 新型コロナウイルスが蔓延している中、救世主としてワクチンが期待されていました。 多くの国で接種が始まった中で、重大な事実が見つかりました。
 そうです、アストラゼネカ製のワクチンが、確率としては少ないのですが、血栓症(けっせんしょう)を引き起こすことが明らかになったということです。 血栓(けっせん)とは血管内においてつくられる血の塊(凝血塊「ぎょうけっかい」)のことで、 血栓症は血管内に血栓が形成され、循環系における血流が止まってしまう(閉塞「へいそく」する)というヒトの病気のことです。 これが脳で起これば脳血栓、肺で起これば肺血栓となります。
 発生個所によって、人の命に関わる重い病気です。 ワクチンには副反応がつきものと言われていましたが、死に直結する副反応が発生したことは、各国で重く受け止められています。

 死亡確率は今のところ、100万分の4と言われています。 つまり100万人がアストラゼネカ製ワクチン接種をして、4人が亡くなるというものです。 25万分の1なので、かなり低い確率です。 多くの専門家は、「メリットがデメリットに勝る」ということで、アストラゼネカ製ワクチンの接種を続けることを推奨しています。 日本の専門家やメディアの中でも、同じように「打たないリスクと打つメリット考えると打った方が良い」という意見があります。

 各国の対応は様々で、 全面的に禁止をしたのが、ノルウェーやデンマーク。 比較的リスクが少ないとされる層に絞って接種を続ける国が、ドイツ、イタリア、韓国、イギリス。 まだ承認していない国がアメリカと日本です。
 アメリカはアストラゼネカ製以外のワクチンを十分確保しているので、 アストラゼネカ製のワクチンの導入は中止するという話が出ているようです。
 日本は承認の審査中です。日本のワクチンの確保状況からすると、 ファイザーとモデルナだけでは足りません。 アストラゼネカのワクチンも使用しないと国民すべてとはいかない状況です。

 <日本が確保したワクチン>
 ○ファイザー    承認   7200万人分
 ○アストラゼネカ  申請中  6000万人分
 ○モデルナ     申請中  2500万人分

 もし、あなたの地域に配布されたワクチンが、アストラゼネカ製だったらどうしますか? あなた自身はワクチン接種を受けますか? あなたの家族に受けるように言いうでしょうか?
 6000万人分にアストラゼネカ製のワクチンを接種すると、現在の確率であれば、240人が亡くなるということです。 あなたや家族が亡くなる確率は、それぞれ25万分の1です。 この確率は独立していますので、毎回の死亡確率は変わりません。 つまり、自分が接種する前に240人の方が亡くなっていたとしても、死ぬ確率はあるということです。 ちょうどパチンコの大当り確率と同じですね。 毎回抽選を引きますが、毎回同じ確率です。 大当り確率が、320分の1だからと言って、320回スタートを回したからといって大当りがこないのと同じです。

 大当りを一発で引く確率はほとんどないから、スタットが1回回って外れても誰も文句はいいません。 それよりも確率的にはかなり低いので、アストラゼネカ製のワクチンを接種しても大丈夫といえるでしょうか? 恐らくそういう方は少ないと思います。
 同じ確率の問題と言っても、大当りは”ラッキーの確率”に対して、 ワクチン接種は”リスクの確率”、それも「死亡リスク」なので、単純な比較はできないということです。
 そして、人間はハイリスク程、実際に感じる確率は大きくなります。 25万人に1人と言われても、100人に1人ぐらいの確率に感じるのではないでしょうか。 そして、死亡というリスクが実際に自分や家族に降りかかった時に、仕方がないと諦めきれるでようか?
 一般論としては、リスクよりもメリットが大きいと言えます。 論理的に考えればそうですが、感情的に考えると容認できません。 特に論理的に割り切ることができない日本人にとっては、アストラゼネカ製ワクチンの接種は容認できないように思います。

 実際、アストラゼネカ製のワクチンが使用されるかどうかは分かりません。 また、これから原因究明をし知見を重ねて、血栓症になりやすい人が判別できるようになるかもしれません。 そうなる幸運を願いながらも、万一自分の街にアストラゼネカ製のワクチンが配布されたときのことを考えておく必要があります。 基本的には、店舗でお客様が気軽に遊べるためには、全員がワクチンを接種してもらうことが望ましいと言えます。 だから、店舗としてワクチン接種の呼びかけをお奨めしてきましたが、 アストラゼネカ製のワクチンの場合は、そうはいかないように思います。

 コミュニティホールとして、お客様に役立つ提供をする場合、 その時点における事実をお客様にお伝えして、お客様自身が判断をしてもらう以外にはなさそうです。 そういう意味では、アストラゼネカ製ワクチンの承認の有無、承認された場合の配布地域、 アストラゼネカ製ワクチンの最新の副反応情報など、チェックをしておく必要がありそうです。

参考資料:アストラゼネカ製ワクチンと血栓症の関係発表

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 聖火リレーと地域密着から企画を考える!

 オリンピック・パラリンピックは本当に開催されるのか? などと言われながら、五輪の聖火は全国を走っています。

 聖火リレーの意義はいろいろあるでしょうが、 オリンピックを盛り上げるための仕掛けというところでしょう。 オリンピックの大会に参加できるのはトップアスリートだけですが、 聖火リレーは老若男女問わず参加できます。 走ったこと自体が思い出になり、それを見た人も、大会の観戦は出来なかったけれど、聖火リレーはこの目で見たとうことで、 深く人生の記憶となり語り継がれます。

 テレビである女性コメンテーターが、オリンピックの開催に反対する人が6割近くいるのでどうなるかと心配していましたが、 聖火リレーには多くの人が集まっているのに驚きました、と言っていました。 日本人はそれほど『聖火が好きなのか?』というとそうではなく、聖火を見ることができるのは、 恐らく生きている間に今回しないという希少価値の部分が多いと思います。

 テレビを見ていると、集まった見学者のほとんどの人が、スマホで写真を撮っていました。 私は確かに見た!という記録を残したいと言うとことでしょう。 自分の町に聖火リレーが来るなら、これを盛り上げるのは地域密着型の店舗としては”あり”でしょう。

「〇月〇日に聖火がこの地域に来ます。
 密にならない対策をして、見に行かれてはいかがでようか。
 私たち□□□は聖火リレーを応援しています」

 というような感じで、地域の情報を積極的に発信するのは、店舗運営のマンネリ化を防ぐためには良い材料です。

 事前にどこを走るのか情報提供をして、聖火を見たい人を応援するのも良いと思います。 ホールにいる人に対しては、今日は聖火リレーがこの地区を走りますとして、「聖火応援特別企画」なるものを企画して、 ワゴンサービスに五輪にちなんだ特別メニューを出すとか、健康ドリンクなどの品ぞろえを多くして特別感を出し、販売するのもありでしょう。
 そして、スマホで写真を撮られた方に聖火リレーの写真コンテストをしますということで、 写真提供のお願いをして、コミュニティ掲示板や店舗に写真を1週間ほど飾っておいても悪くないと思います。 地元であったことを、再確認してもらう。 聖火リレーなどは、知らない人はいないので、写真展示は楽しんでもらえると思います。

 頭の固い人に中には、うちは地域密着だけど、「聖火」は隣の市だから関係ないという方もいるかもしれません。 地域の定義を限定的に解釈するとそういうことも起こるでしょう。 しかし、地域と店舗1km圏内ということもできますし、〇〇地区ということもできます。 また、市町村かもしれませんが、県単位、地方単位かもしれません。 何が言いたいかと言えば、お客様目線で地域の定義は変わるということです。
 自分の県で聖火リレーをしていることが、自分のところでも聖火が走ると感じている人が多ければ、 その時は県単位が地域ということになります。 であれば、地域密着店としては、今回の聖火リレーを応援するのが、当たり前ということになります。

 もし、今走っている聖火リレーが自県に来た時に、「おらが地域の聖火リレー」と感じるお客様が多いとすれば、 積極的に応援してはいかがでしょうか。 おそらく地域密着型を目指されている店舗の方は、この日本国のイベントを利用されているだろうと思いながら、 聖火リレーの報道を見ていました。 ちなみに奈良県は4月の11日~12日なので楽しみにしています。

関連ブログ:近所(奈良市)の『聖火リレー』を見に行く!

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 店舗の想いの伝え方を佐藤可士和さんから学ぶ!

 ニュース番組WBSで、アメリカの3月の雇用統計で非農業部門の雇用者数が91万6千人と市場の予想を大きく上回り、 経済活動の再開が加速しているという認識が広がっているとし、 こうした流れを受けて市場で注目されているのが、アメリカで30店舗を展開する回転寿司大手の「くら寿司」と報道していました。 「くら寿司」ワクチン接種の拡大とともに、レストランの営業規制が緩和され、3月からは全店舗で店内の食事を再開しています。 そして、国内の業績も堅調で、3月の既存店売上高は、前の年に比べて15%増加し、5日の株価は79303円と2年10か月の高値を更新した、と伝えています。 まさに「くら寿司」は、コロナ禍の外食産業にあって、勝ち組に位置付けられている企業です。

 「くら寿司」は東京都台東区にある浅草ROX店は、昨年1月にオープンしましたが、ただの出店ではなく、日本のお店を意識させつつ高級感があり、しかも家族が行って楽しめる工夫がされているいろいろと盛り込まれている魅力的なお店です。 食べるだけにとどまらず、家族で楽しく遊ぶ、楽しい時間が過ごせる空間になっています。 WBSのニュースで知った時には、東京に行った時には寄ってみたい店舗としてチェックをしていました。

参考資料:くら寿司 浅草ROX店

 この店舗ですが、先週のカンブリア宮殿という企業情報番組で佐藤可士和がデザインしたと知りました。 くら寿司の社長は発明家ですが、デザインセンスでは卓越していると聞いたことは無かったので、 素晴らしい社員が入ったのか、どこかに依頼したのかと思っていましたが、 佐藤可士和に依頼していたと知って、なるほどと腑に落ちました。

 佐藤可士和はデザインを請け負うにあたって、くら寿司の田中邦彦社長に徹底したインタビューをしています。 何度も何度も長時間インタビューを重ね、田中社長が本当にやりたいことは何かを明確にし、 それを店舗のあらゆるところにデザインしたということです。 その徹底さは、レジのロゴにまで及んでいます。 何をしたいのか、それを伝えるためには、すべてに徹底してその想いをデザインし、顧客目線で確認していくという作業をしています。 一部でもいい加減なものが入ると不協和音を生じて、目を見張るような成果が出てこないということでした。

 『すべてを徹底してデザインする』 そしてその背景にある『目に触れるものはすべてメディアだ!』という考え方。 このような考え方は示唆に富み、非常に大切だと思います。
 多くの店舗はこの徹底さを欠いています。 それより先に、会社として店舗として何を伝えたいのかを明確にしていない場合が多いように思います。 明確にしていても、それがトータルとして店舗のあらゆるところに表現されているかというと、そうではないケースがほとんどです。 例えば、新台入替や景品イベントにしても、目先の目的を優先させ、店舗としてお客様に何を伝えたいかが明確になっていません。 伝えていることと言えば、ほとんどが「来てください」ということだけです。 告知物や企画を見ても、お客様にとって価値のあるものということが伝わっていないように思います。

 コミュニティホールも同じことが言えます。 一部だけコミュニティホール的なことをしていても、店舗として何がしたいのかは伝わりません。 お客様に対して、何を提供したいのか、自分たちはどういう価値を大切にしたいのか、 お客様にコミュニティホールの価値を伝えるためには、継続的にトータルに店舗運営を行うことが必要なのです。 どこまでやれば良いのか、佐藤可士和さんが手がけた企業を参考にするのは有益だと思います。

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 イスラエルの『ワクチン接種のモデル国家』を見習う!

 イスラエルではワクチン接種を加速させています。 イスラエルのネタニヤフ首相は、『ワクチン接種のモデル国家』になると標榜しています。

 3月23日時点で、ワクチンを最低1回以上接種した人の割合は、国別で次のような感じとなっています。
  〇イスラエル    60.0%
  〇イギリス     41.7%
  〇アメリカ     25.1%
  〇フランス      9.3%
  〇イタリア      9.3%
  〇ドイツ       9.3%

 イスラエルは国別ではセイシェルについで2番目の高い接種率です。 先月ブログで取り上げたセイシェルは小さな島国ですので、それなりの人口を持った国としては、イスラエルがダントツに進んでいます。

 イスラエルは周囲を敵に囲まれているという緊張感があり、 新型コロナによる国の衰退は、他国に攻め込まれる口実を与え、存続を脅かされるという意識があるかもしれません。 イスラエルとしては、ワクチン接種による集団免疫の獲得は、国家存続のための国家戦略のようです。

 しかし、接種の進まないEUから見ると、自分達だけワクチンを確保して、自国の安全だけを図っているエゴイストの国という見方もでてきます。 現在、EUがワクチンの輸出規制を掛けるなど、なりふり構わない行動に出ていることからも容易に想像できます。 そうなるとEUをはじめ接種が遅れている多くの国々から嫌われるので、イスラエルとしては『ワクチン接種のモデル国家』として、世界にその範を示すことで、非難をかわしたいという思いもあるようです。

 まず、ワクチンの効果について、ファイザー製ワクチンを接種者60万人と非接種者60万人の比較を行う研究をしています。 2回目ワクチン接種の効果としては、感染を92%減らす効果があり、発症を94%減らす効果があると発表しています。 次に飲食店の営業を再開させ、ワクチン接種者が多い状況での感染状況をモニタリングしています。 また、グリーンパス(接種証明書)を活用した経済活動ということで、ジムや劇場、ホテルなどの利用も開始しています。 おそらく効果が出れば、そのやり方などは世界に公開していき、他国の道しるべ的な役割を果たすものと思います。

 自国のワクチン接種による経済活動の経緯を公開することで、世界にワクチン接種による新型コロナ克服のモデルとして位置づけようとしているようです。 自国だけが良くなるとネタミやソネミが生まれます。 それを『ワクチン接種のモデル国家』と打ち出し、世界貢献の戦略としているのはうまいやり方だと思います。 もちろんイスラエル自身、ワクチン接種についてファーストペンギンであったので、その勇気は評価されてしかるべきと思っています。

 そしてこの『ワクチン接種のモデル国家』としての世界貢献は、イスラエルの国民に誇りを与えるものだと思います。 自分達だけがワクチン接種をしているという負い目ではなく、 自分達のワクチン接種は、世界への貢献という認識の差は大きいと思います。

 この自分たちの行為の価値づけは、リーダーに求められると非常に大きな役割です。 これにより、組織に属する人間の意識が違ってきます。 ただ単に自店から感染者を出さないために感染対策を取り組んでいる店舗と、 業界や地域の感染対策モデルとなるために感染対策に取り組んでいる店舗とでは、 スタッフの意識に大きな差ができるのではないでしょうか。

 イスラエルの『ワクチン接種のモデル国家』としての取り組みは、大いに見習うべきものがあると考えます。

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 住宅メーカーの入社式にみる想いの伝え方!

 新年度が始まり、新入社員が出社していきます。 昨年に続き、コロナ禍ということで多くの企業が入社式を取り止めています。 そんな中でも工夫して入社式を取り行っている企業ということで、 住宅メーカーのアキュラホームがニュース番組WBSで取り上げられていました。

 新入社員は85名ということで、大きな会場を使い、十分な社会的距離を取るために長テーブルに1人づつ座っての入社しきでした。 もちろん全員マスクを着けての参加です。 アキュラホームは毎年入社式の時に、社長が新入社員の前で、キレイに鉋(かんな)を削るというパフォーマンスを披露しますが、 今年は木材に新入社員が抱負を書き、それを社長が見事に鉋で削り出していました。

 アキュラホームの宮沢俊哉社長は、WBSのインタビューの中で 「人と人が直接会うことが、特に求められている」 と語っていました。 宮沢社長は、コロナ禍で人と人が気軽に会えなくなっているからこそ、直接会うことの価値が高まっていると考えているということでしょう。 もちろん、このコロナ禍で人は人との接触をなるべく避けたいと思っていると考えて、企業戦略を立案する企業もあると思います。 しかし、このアキュラホームは、コロナ禍で人と人が会うことに価値が高まっていると考え、それを前提とした企業戦略を考えているということでしょう。

 さて、ここでちょっと考えて見て下さい。 もし、アキュラホームが入社式をオンラインで行ったらどうなっていたでしょう? そして、宮沢社長が 「人と人が直接会うことが、特に求められている」 とWBSのインタビューに答えていたらどうでしょうか?

 この宮沢社長の言ってることを新入社員は素直に受け止めるでしょうか? おそらく宮沢社長の言っている言葉の本気度を疑うでしょう。 新入社員だけでなく、一般の社員も宮沢社長の言葉に疑念を持つに違いありません。 なんせ言っていることと、やっていることが違うのですから、当然そうなります。

 そう考えると、今回アキュラホームさんが工夫して、新入社員全員と会える入社式を行った意義は大きいと思います。 おそらく、宮沢社長の言っていることは本気であり、そのために自分たちも、このコロナ禍でお客様が喜んで会ってくれるための工夫を思うに違いありません。 例え、コロナために大きな会場を借り、予算が通年より多くかかったとしても、十分その価値はあると思います。

 ちなみに人を大切にしている大手商社の伊藤忠商事は、入社式はしませんでしたが、玄関にサクラをかざり、社長と会長が新入社員一人ひとりを玄関で出迎えるというスタイルで、想いを伝えていました。
 何かをする時、日頃言っていることを形で表現することは、とても大切なことではないでしょか。 それを見たスタッフは社長や店長の言っていることが本気であると伝えることができるからです。

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