コミュニティマネジメント研究所

社会的存在価値を高める企業のドラマづくりを応援する

パチンコ寓話

パチンコ・イノベーションを促進させる短編寓話集

◆ 新企画:パチンコ寓話スタート

 組織が動き出すためには「健全な危機感」が必要です。 「健全な危機感」は、組織にこのままではいけない、改革をすることでより良い経営をめざしていこうという意識が芽生えます。

 しかし、この危機感だけがあってもダメです。 次に必要なのがみんなに「共通の価値観」です。 価値観がそろわなければ組織は機能しません。

 例えて言えば、旅行の行き先とその手段を決めるようなものです。 まず、どこに行くべきか目的地ですね。 ハワイならハワイという目的地を明確に定めることが、大切です。 行き先を同じにすることで、お互いに助け合うことができます。
     ハワイ

 そして次にある程度どのようにしていべきかを考えます。 泳いでいくのか。船で行くのか、飛行機で行くのか。 どのような手段で行くのかは合意しておかないと、 ハワイに行く準備を手分けをして行うことが出来ません。 それが「共通の価値観」となります。

◆ 新しい業態を作るためには「共通の価値観」が必要!

 コミュニティホールはお客様を見て、感じて、工夫することが求められます。 ハッキリ言って、能力が低くてはできません。 アルバイトスタッフから幹部まで高い能力とホスピタリティが求められます。 それに気づいて、自分自身の能力を積極的に引き上げていく必要があります。

 自己啓発を続けている店長や役職者は、 そうでない店長や役職者と比べて格段に人間力がアップしていきます。

 しかしながら、過去の成功体験にすがり、盲目的に過去の経験を繰り返している姿をよく目にします。 頑張ってはいるが、考える力が失われているのです。 アルバイトスタッフと言えども、従来のパチンコの固定観念に縛られて、 真摯に接客、サービスに取り組めない人もいます。

 組織内でこのような格差があると、どうしても遅い人に歩調を合わせがちになってしまいます。 それでは改革までの時間がかかり、本来上げることができる稼働も上げられなくなってしまいます。

 コミュニティホールを進める場合、なぜそれが必要なのか、 なぜ営業手法の重点をシフトさせないとダメなのか、が分からないと、 協力して業態変革に取り組めません。 もちろんそのための能力開発にも取り組めません。

◆ パチンコ寓話で「共通の価値観」の醸成を!

 このような状態を改善し、コミュニティホールなどの新しい店舗業態を目指されているホールのスピードアップを図るために、 今回寓話という形で、共通の認識作りが出来ればと思い企画をしました。

 この寓話を共有化することにより、 「共通の価値観」の次に必要とされる仲間に対する「自信と信頼」のベースが出来ます。

 遊技機スペックの規則改正などの不安要素の影響を最小限に抑えるために、 なるべく早く、地域密着店としての魅力を高いレベルに上げられることを願っています。

             コミュニティマネジメント研究所 福田耕太郎

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