本当の地域密着店の作り方

店舗(パチンコホール)が地域のコミュニティ広場としての取り組みを始めた

本のキーになる言葉

理解してもらうと、本がもっと面白くなるかもしれない

 このコーナーは、本の中で是非こころに止めていただきたい、 と思っている文章を取り上げて解説をしています。

9.健全な生活のためにパチンコへののめり込み禁止 P.212

 本の212ページの1行目に、北条真由美が小泉社長に対して、ホールが積極的に 『パチンコへののめり込み禁止』を 呼びかけるように進言している箇所があります。
 どんなものでも度が過ぎると害になります。
 そのことは誰でも知っている当たり前のことであり、 社会的存在価値の確立を目指すコミュニティホールの場合、 それについて触れないと、逆に大義名分を掲げて、 裏で何をしているかわからない、という邪推を招くので、 依存症的な問題に、積極的に取り組む必要があるというものです。

8.「ゆでガエル」現象 P.99

 本の99ページの8行目から「ゆでガエル」の話が出ています。
 最近ではそれほどでもありませんが、30年ぐらい前は経営者の間で流行ったお話でした。 うまくいかない現状に、社員が不満ばかりいうのをたしなめ、 新たな改善へと向かわせるために使われていたお話です。
 できるビジネスマンは、この話を会社というぬるま湯にどっぷりつかり、 ダメになっていく自分への戒めとして、 話していたように記憶しています。
 ところで皆さんは今、茹でられていると感じますか?

7.「機種の安心」 P.86

 本の86ページの3行目から「機種の安心」について、北条真由美が聞いていきます。 その時、翔太は自分の打ちたい台がなければ来店しないことを 「海物語」のファンを例にあげて答えます。
 実際、ホールの商品の中で最重要なモノです。 これがないと話にならない。人が寄って着ないばかりか、忘れられてしまいます。 あなたの身近にある店で、長い間行ったことがない小売店や飲食店はありませんか? それに関わるお話です。

6.「品質基準」 P.82

 本の82ページの3行目から「品質基準」という言葉が出てきます。
 すべてモノやサービスにはバラつきがあります。 一見同じように見えるものでも、ばらついています。 これは工業製品も同じです。
 良く聞く品質管理とは、どういうことを言うのでしょう? これが今回のテーマです。

5.「関係づくりと再来店」 P.69

 本の69ページの13行目に「積極的にコミュニケーションする前と後との比較データ」という話が出てきます。
 積極的にコミュニケーションをとって、 「関係づくり」をするとお客様の再来店率は変わるのでしょうか? 具体的な数字の変化を調べたことがありますか?
 意外と調べられていない、そんな数字のお話です。

4.「月に3回以上勝たせれば、・・・」 P.69

 本の中で「月に3回以上勝たせれば、ほとんどのホールで九〇%以上の再来店確率ですよね」 という話が出てきます。 再来店といちばん相関関係があるのが、勝ち体験数です。 勝ち体験数にこだわるのは意味がるが、大勝させるのはあまり意味がありません。
 それでは通常、出玉で勝ち体験数は本当に増えるのか? スタッフが共有して持つべき認識のお話です。

3.「顧客シェアですか?」 P.68~

 本の中で「顧客シェア」の話が出てきます。 顧客シェアとは、顧客一人が同じ種類の商品を購入した場合、 自社の商品が占める割合を言います。
 ホールで言えば、パチンコを遊技する人が競合店ではなく、 自店に来る割合です。 これを知ることでお客様のロイヤリティの高さや離脱兆候が推測できます。 また販促施策の有効性も予測することができます。
 あなたのホールでは、お客様の顧客シェアを把握されていますか?

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