本当の地域密着店の作り方

店舗(パチンコホール)が地域のコミュニティ広場としての取り組みを始めた

本のあらすじ

店舗のコミュニティ化に取り組んだある主任の物語

◆翔太はホールの立て直しができるのか!?◆

 パチンコホールを経営している小泉社長は、業界が低迷していく中で、店舗の立て直しに悩んでいた。 小泉社長は、コミュニティ経営研究所でセミナー講師をしていた姪の北条真由美の力を借りることを思いつく。

 嫌がる真由美を説得し、パチンコホールのコミュニティづくり指導の了承を取り付けることに成功する。 コミュニティホールの対象になったのは、不振を続けるジャック大滝店であった。

 いままで危機感を持ちながらも、自ら変革を起こすことなく、 これまでの業務を安穏あんのんとこなす日々を送っていた主任の関根翔太は、 小泉社長からコミュニティホール・プロジェクトのリーダーに任命されて戸惑う。

 コミュニティ作りの指導が始まるが、最初から偉そうにしている若い真由美に対して、業界のことも知らないくせに『生意気』だと、 翔太は敵愾心てきがいしんを燃やしていく。

 しかし、回を重ねるごとに、真由美が指導の際に展開するロジックや知識、見識に圧倒されて、 翔太は自己の能力開発を怠っていたことを痛感させられる。

 そして、コミュニティホールに対する社内の反対勢力が圧力をかける中、 翔太たちはコミュニティ推進のある決断を迫られる。

 小泉社長の方針を信じて、真由美が指導するコミュニティの仕組みを実践していくうちに、 翔太とホールに変化が・・・・・

  

【著   者】 福田 耕太郎

【発 行 所】 株式会社アミューズメントプレスジャパン

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