本当の地域密着店の作り方(実践編)

コミュニティマネジメント研究所

アイデアのタマゴ

 アイデアを生み出すきっかけ作り

◆新型コロナ対策で衛生意識を向上させる!

 新型コロナウイルスが流行し、大きな問題となっています。 何時になればこの騒ぎがいつまで続くのかと言えば、恐らくワクチンや治療薬が開発されるまでは続くような気がします。 新型コロナウイルスを完全に撲滅するというよりは、インフルエンザのように人類はこのウイルスとの共生を余儀なくされるように思います。
 したがって過剰に新型コロナウイルスを怖がるよりも、衛生管理や健康管理を徹底させて行くことが、 地域密着のコミュニティホールとしては重要であるように思います。 新型コロナウイルス感染防止対策に取り組むのはもちろんですが、ただ真面目に取り組んでいますだけでは楽しくありません。 人は楽しくないことを取り組み続けることは結構大変です。 だから、いろいろなアイデアを出して、持続可能な取り組みにしていく必要があります。

◎新型コロナ対策面白グッズ(8月18日)
◎ソーシャルディスタンス ☆アイデア 追加(6月9日)
◎新型コロナ対策関連グッズ 追加(5月5日,6日)
◎お客様に対する自律的感染拡大防止の協力のお願い(4月14日)
◎新型コロナウイルス感染予防の非常時オペレーション(4月10日)
◎ソーシャルディスタンス(社会距離拡大)(4月8日)

■除菌の徹底

 まずはお客様に安心して来店してもらうために、店舗の除菌を徹底して取り組んでいることを、お客様に知ってらもう必要があります。 そのために3つの視点から十分にそれを行っているか、自己チェックしてみましょう。
 その三つとは、
   ①店舗設備に対するウイルス除菌
   ②スタッフに対するウイルス感染対策
   ③お客様に対するウイルス感染対策
ですね。   

1.店舗設備に対するウイルス除菌

 遊技台、ナンバーランプや特殊景品、漫画本や雑誌、ドアや手すりなど、店舗の設備はお客様やスタッフなど、多くの人が利用し、手で触り、もしかしたら咳やクシャミで何らかの菌が付いている可能性があります。 だから、新型コロナウイルスの感染を聞くたびに、なるべくなら触りたくないと思うのが人情です。 そこで除菌をするのですが、除菌をする前と除菌をした後を見分けることはできません。 そこでお客様に安心してもらうために、除菌をしている姿を見せる必要があります。

 方法は、いろいろあると思いますが、ホールの状況でできることとできないことがあります。 例えば、時間を決めて除菌アルコールなどで、遊技台やコールランプなどの店舗設備を拭く。 この時に除菌タイムのアナウンスを流し、お掃除用の音楽を鳴らしてみんなが一斉に拭き掃除を始めると、インパクトがあるでしょう。 もちろん、スタッフが絶えず除菌アルコールも持ち歩き、時間があれば遊技台を掃除するのも悪くないでしょう。 また、接客サービスのオペレーションとして、お客様が新たな台を座る場合、スタッフが声を掛けて台を改めて拭くという演出も良いかもしれません。
 いずれにしても、お客様が感心するぐらいの取り組みを見せることは、自店の安全安心をピーアールする大きなポイントとなるでしょう。

参考資料:マイベスト 除菌スプレー ランキング

☆アイデアタマゴ

 ただひたすら除菌をするのも悪くないかもしれませんが、それをお客様を巻き込んで行うことを考えて見ましょう。
 例えば、お客様にアンケートを取り、お客様がホールにおいて、新型コロナウイルスの感染で一番気になる所はどのようなところか訊くのも面白いと思います。 お客様目線で見た時、店舗側から見えないものを指摘可能性があるからです。
 例えば、貸し傘が気になっていたとか、自動販売機のボタンなどと言われるかもしれません。 でもお客様の本音が分かることで、新型コロナウイルスの感染対策が強化できますし、 お客様も自分が気にしているところをきちんと除菌してくれていると思うと、ホールに対する安心感が増すと思います。 一緒にコロナと戦っているという感じをもってもらえるかもしれません。

2.スタッフに対するウイルス感染対策

 店舗の設備関係がいかに良くても、気になるのが接客やサービスをしてくれるスタッフです。 スタッフはお客様の近くに来るだけに、もし、スタッフがウイルスに感染していると「恐い!」という意識を持たれる人もいると思います。 この割合は、テレビなどでどの程度感染者が出ているかによって増減をすると思いますが、今後増えていく可能性は高いと思います。

 そこでスタッフの感染防止管理に対する徹底を店舗として取り組んでいるのか、お客様に知ってもらうことが大切です。 もちろんこの話は、店舗として感染防止に取り組んでいるというのが前提です。 これも内々でこっそりしていてはお客様には分かりません。 そこで取り組んでいることをPRすることが必要です。
 例えば、ニュースレターなので新型コロナウイルス対策として、こんなことをしていますと伝えるのも一つですし、 コミュニティ掲示板に自店の新型コロナウイルス感染防止の取り組みということで、報告しても良いと思います。

 これは各人のコロナ対策ではなく、店舗としての取り組みなので、ルール化していることが大切です。 例えば、①スタッフ全員入店時には、体温チェックを受ける。②手洗いやうがいをする。③アルコール消毒液で手を洗うなどです。 ④マスクがあればマスクの配布と着用も加わると思います。 さらに、⑤体調チェックシートで朝礼時にチェックしているでも良いかもしれません。 そして、店舗では37.5度以上の熱がある場合は、出勤をストップさせているなどです。

3.お客様に対するウイルス感染対策

 そして、何と言ってもお客様が気にするのが隣のお客様です。 店舗は商売をしているので、新型コロナウイルスについては最善の対応をしているかもしれない。 しかし、隣にいる人は新型コロナウイルスの感染防止に対する認識はあまりないかもしれない。 特に若い人は自分がコロナに感染しても自身に症状があまり出ないので、感染予防をしていない可能性が高い。 実際はそうでもないかもしれませんが、そう考える人もいるかもしれないということです。 そう考えてしまうと、設備の除菌が完璧でも、スタッフがどんなに新型コロナの感染対策に取り組んでいたとしても、店舗へいく気がしなくなる。 ということで、お客様自身のウイルス感染対策に対する意識の向上を図ることが必要となります。

 しかし、頭からお客様に対して手を洗えなどとは言えないので、 お客様が自然な形でウイルス感染の予防を行うよな接客やサービスをする必要があります。 それは多くのホールでされている風除室などの入り口に置いてあるアルコール消毒スプレーがその一つです。 ホールによっては除菌用のおしぼりを配布されているところもあると思います。

 お客様が他のお客様が手を洗う様子を見て、安心して下さる可能性があります。 もちろん咳やクシャミなどをされている方には、マスクを配布するというサービスがあっても良いとは思いますが、 マスク不足の状況では、それが出来ないところがつらいところです。

☆アイデアタマゴ

 世の中には潔癖症と言われる人がいます。 普通の感覚では問題ないと思っているクリンリネスでも、問題があると感じる人がいるなど、大丈夫と思う感覚に違いがあります。 全台除菌しています、ウイルス対策しています、という張り紙をしても良いですが、疑い深い人はもしかしたら誰かが触ったかもしれない、と思うかもしれません。 また、もしかしたら清掃し忘れているかもしれないと思うかもしれません。 そういう人のための除菌ウイルス対策を目の前でするというサービスをしたら安心されるかもしれません。例えば、
 『安心感染防止サービス』
とでも名付けて、遊技台で遊ぶ前に目の前でキレイに台をづ拭いてあげることです。
 ウエルカム挨拶をしながら、抗菌おしぼりを渡し、お客様が手を拭いているその前で、スタッフが台とナンバーランプ、サンドをさっと除菌掃除をする。 目の前でしているので、安心感はでると思いますし、お客様とのコミュニケーションのきっかけにもなります。 「台を移動される時には気軽に声を掛けて下さい」と笑顔で言えば悪い気はしないと思います。 新型コロナに敏感なお客様は、ここのホールは安心の意味が分かっているということになります。 この時期の新たなサービスとして、緊急事態宣言記念?サービスとしてポスターなどで告知をするのも悪くないと考えますがいかがでしょうか。

 

■ソーシャルディスタンス(社会距離拡大)

 また最近よく言われるソーシャルディスタンス(社会距離拡大)というものがあります。 飛沫感染を防ぐために人との距離をとるのが有効であるというものです。 当初、中国で並んでいる人と人の間に線を引いて間隔をとるように立ち位置を示していたのを多くの人が興味深く見ていましたが、今ではアメリカをはじめ各国で当たり前に実施しています。 これは企業にも浸透し、スタバなど飲食店で席数を減らして間隔をとるようにしているとか、ANAでも私が乗ったときには、3列の真ん中の席は空席にしていました。 ホールでは、朝の並びとか、カウンターでの並び、後は景品交換所の並びなどが気になるところだと思います。 ソーシャルディスタンスを意識しているホールということを示すためには、黄色いテープなどを床に貼るのも感染防止意識の向上に良いのかもしれません。

☆アイデアタマゴ 6月9日追加

 ソーシャルディスタンスは、今や当たり前になっています。 逆にそれを取らないとトラブルになります。 5月(2020年)のことですが、テレビであるバスの中でのトラブルを紹介していました。 それは、バスの座席に座っていた人の横に、新たに乗ってきた人が横に立ったのが発端でした。 バスはガラガラなので、人がいないところで立てば良いのに、わざわざ人が座っている座席の横に立ったのです。 座っている乗客が、離れるように言ったにもかかわらず、立っている客が無視したので、ケンカになってしまったというものです。 このコロナ時代は人に必要以上に近づいてもらいたくないというのが、多くの人の思いなのです。
 でも実際近くに来た人に離れるように言うのは辛いですよね。 それに応える商品として注目されているのが、実は日傘です。 人はそれぞれ傘をさすと一定の距離が離れます。 しかも自然に!
 夏の暑い日に行列ができるなら、テレビで紹介していたアップルストアのように日傘を並んでいる方に貸し出すのもありでしょう。 ある小学校の集団登校では、日傘を持ってくるように指導しています。 傘をさすことで、小学生同士のソーシャルディスタンスを確保しているのです。 女性はもちろん男性に対して、ソーシャルディスタンスエチケットとして、また熱中症対策として日傘を提案するもの悪くないと思います。

 ワールドパーティー(大阪市)は日傘を持つことでナチュラルなソーシャルディスタンスが取れるという提案を始めています。 日傘は半径約50センチあり、スマートな形で人との距離が2メートル取れるという点に着目しています。

関連資料:ワールドパーティー
関連ブログ:日傘男子を広める会!

 

■お客様に対する自律的感染拡大防止の協力のお願い

 さらに店内ルールを追加して、「新型コロナウイルスの感染予防の観点から、37.5℃以上の熱のある方、及び咳やクシャミが止まらない方は、お断りする可能性があります」 というような文言を掲示しておくのも一つの方法ではないかと思います。 そういう貼り紙がしてあれば、その文言に該当する方は店舗に入り辛いし、それを見たお客様はこの店舗の新型コロナウイルスの感染防止の姿勢を感じ安心されると思います。

参考資料:他業界のお客様向け新型コロナ来店自粛の掲示

 非常事態宣言がなされて気になるのが、非常事態宣言区域でパチンコ店が閉店することで、 パチンコ目的のためだけに近隣県へパチンコを求めて移動をするパチンコユーザーが発生するケースです。
 非常事態宣言が出されている地域は感染者が多いので、当然無症状感染者が多数いると考えられます。 そういう人は元気なので、他県へパチンコを打ちに行くことが十分できます。 そこでそういうパチンコユーザーを受け入れて大丈夫かどうかという問題が発生します。 パチプロのみたいな人が打ち子を連れて稼ぎに来るのは、感染防止はもちろんのこと、実際来て欲しくないので入店をお断りするのは当然と思います。 しかし、本当にパチンコが好きでストレス解消に遊びたいと考えている人は、本当のところ打ってもらいたいところです。 ここで問題となるのが、感染予防を優先させるか、稼動を優先させるかという問題になると思います。

 この対応は一律でなく、恐らく対処は非常事態宣言を出された地域との距離によって変わると思います。 距離が近く、日頃から回遊が発生地しているところでは、日常のお客様なので、あえて入店を断る必要もないと思います。 それは感染リスクが大幅にアップするといことではないからです。 しかし、距離が遠く、近隣都道府県から人が来ることが無いような地域では、今まで来なかった人が来るわけですから、感染リスクは大幅にアップする可能性があります。 この場合、感染防止を優先させること大切であり、そのような対処をすることが、地元のお客様の信頼を獲得することにつながるように思います。

関連資料:(ブログ)越境パチンコに対するパッシングで懸念すること!

☆アイデアタマゴ

 非常事態宣言による店舗封鎖が原因で流れ込むパチンコユーザーに対しては、政府や地方自治体が出した非常事態宣言の趣旨を尊重して、 自粛を呼びかけるのが社会を構成しているものの義務のように思います。 実際、地元で新型コロナが発生した場合、地域の医療が崩壊する可能性が高い地域が多いことからも、地域の一員として来店自粛は行うべきでしょう。

 ブログにも書きましたが、わざわざ来られたパチンコファンへの配慮は必要だと思います。 とりあえず例として書いておきます。

「当店は地域密着型の店舗として、地域の人に安全で安心できる娯楽を提供することを責務としております。 この度は誠に申し訳けございませんが、 地域の人々の安全と安心を守るため、非常事態宣言をされた都道府県民の方のご来店自粛のお願いをしております。 どうぞご協力のほどお願い申し上げます」 

 大きめのポスターで入口に書いておくのが抑止になると思います。 お客様向けの新型コロナウイルス感染が疑わしい人の来店お断りポスターと並べて掲示しておくのも良いかもしれません。
 自店の意向だけでは反発されるのではないかと恐れている方には、お客様を巻き込んでお断りする方法もあります。 それはお客様に『緊急アンケート』を取ることです。
 例えばこんな感じでしょうか。

 アンケート収集は1日あれば十分と思います。 すぐに結果を集計し、店舗に張り出すとともに、来店自粛のポスターを玄関に貼って、非常事態宣言区域から来る人に対して、丁寧に自粛のお願いをする。
 実際に来店客をいちいちチェックして何かできるのかと言えば、できないかもしれませんが、店舗の方針を伝えることで、抑止効果はでると思います。 また、地元の人から歓迎されてないこともわかりますので、その効果はさらに上がると思います。、

関連資料:(ブログ)近隣都道府県からのパチンコユーザー問題!

■新型コロナウイルスの関連景品の充実

 新型コロナウイルス問題が長引くと必ず出て来るのが、これに関連した新商品です。 問題が起きているということは、世間でその解決策を求めているわけなので、それに応えようとする企業が出てきます。 その結果、新商品が生まれることになります。 また、既存商品の使い方を工夫し、新型コロナ対策とするようなもの紹介されたりします。 そういう面白い情報や新商品発表の情報を探すようにして、 景品としていち早く取り寄せることは、お客様のためにもなり、同時に店舗を人の足を運ばせる動機付けにもなります。

 例えば、NHKのまちかど情報室で紹介されていた、「子供にしっかり手を洗わせるための紙のせっけん」や 「しっかり手洗いをしないと消えない手に押すスタップ」等は面白と思いました。 これらは小さなお子さんにしっかり手洗いさせるためのグッズです。
 新型コロナウイルスを手洗いで完全にキレイにするためには、5秒ぐらいの手洗いではだめで、 しっかり20秒以上かけて手全体を洗う必要があります。 子供に20秒以上といってもよくわからないで、紙のせっけんが無くなるまで洗うとか、 手に着いたスタンプがキレイにとれるまで洗うなどと言った方が楽しいし、分かりやすいと思いました。 景品として取り寄せて置けば、スタッフが子供さんやお孫さんのためにお勧めしやすいのではないでしょうか。
 また、感染防止グッズとしてビニール手袋も紹介していました。 感染を避けるために手すりや電車のつり革などで薄手のビニール使う人がいます。 この手袋の特徴は、手袋の手首のところを引っ張ることで、手首当たりのビニールを絞めることができ、手袋がずれくく使用できるというものです。 これは種類のビニールが重ね合わせて作っているらしく、感染予防以外の手作業にも重宝しそうなユニーク商品です。

株式会社ドリームズ:バイキンばいばーい!
シヤチハタ株式会社:手洗いスタンプ
株式会社ビタットジャパン:ビニール手袋

 恐らく感染対策グッズは今後も出て来ると思いますので、情報収集はこまめにして、面白いものは力を入れて販売すれば良いと思います。

●新型コロナ対策関連グッズ 追加(5月5日)

 マスクをしている人に喜ばれるのが、相模カラーフォーム工業株式会社が開発したのマスクにつける補助具です。 補助具は2つあり、一つはマスクを耳に掛けるのが辛いという人のための『くびにかけるくん』です。 耳に掛けるマスクを補助具を使って首にかけるようにするもので、昨年に比べ40倍も出荷が跳ね上がっているという人気商品です。 もう一つは『マスクにはるこちゃん』で、手作りマスクなどで、マスクと鼻の隙間が気になる人に、貼って隙間を埋めるものです。 こういったもの喜ばれると思います。

 そして、マスク不足の時に話題になったのが、精工パッキングの『マスク製作キット』です。 この会社は本来ゴム製品を作っており、その製品の中に超極細輪ゴムがありました。 通常の輪ゴムの太さは1.08mmですが、この会社の極細輪ゴムは0.31mmと通常の3分の1の細さです。 そしていくらの伸ばしても切れないと思うほど収縮性があります。 これの輪ゴムとキッチンペーパーを利用して急ごしらえのマスクを作ることができるとWSBのトレタマで紹介していました。
 この極細輪ゴムを使ったマスクを『マスク製作キット』ということで、2月28日から販売したところ、 約1か月で6000セットの注文があったそうです。 現在(5/5)売り切れになっていますが、品揃えのバリエーションを増やすという意味では面白いかもしれません。 もっとも、通常のマスクが通常の価格で販売されると売れないかもしれませんので、ご注意ください。

相模カラーフォーム工業株式会社:マスク補助具
有限会社精工パッキング:マスク製作キット

●新型コロナ対策関連グッズ 追加(5月6日)

 マスクが入荷し難い時は、マスクを大切にしたい。汚したくない。 しかし、女性の場合、化粧がマスクについてマスクを汚してしまうことはよくあることです。 だからわざわざスッピンで外に出る方もいるのではないでしょうか。 そういう方が是非欲しいと思う商品があります。 マイクの色移りを防止するコスメです。 5月6日の朝、関西テレビで紹介していました。
 『タイムシークレット フィックスミスト』はスプレータイプで、顔から20cmぐらい離して顔にスプレーするだけで、化粧が落ちなくなります。 値段も1300円(税抜)とそれほど高くないので、自店の女性スタッフで試してお勧めするのも良いかもしれません。
 それからコーセーの『リップ ジェル マジック EX』で価格は1500円(税抜)です。 これは口紅がマスクに付かないようにするものです。 ジェルタイプで口紅を塗った上に塗り付けます。
 しばらくはマスクは手放せないので、女性のお客様にはとても喜ばれると思います。 男性なら奥さんや恋人に送るプレゼントに良いかもしれません。 また、5月は母の日があるので、その時の贈り物としてもいいかもしれませんね。

TIME SECRET タイムシークレット フィックスミスト <仕上げ用化粧水>
コーセー:リップ ジェル マジック EX

☆アイデアタマゴ

 せっかくの面白商品や新商品なので、お客様の声(使用者)の声を積極的に集めて、 景品のポップ作りに活かせばよいと思います。 カウンターで、「ご使用感想を是非聞かせてもらえますでしょうか」とお願いしておいて、 景品アンケート&使用感想用紙をお渡しするというものです。 簡単なアンケートにしておけば、もって来てもらえるかもしれません。 律儀な性格のお客様ならわざわざ持ってきてもらえるかもしれません。 

 また、新型コロナ感染防止のグッズをお客様から紹介してもらうのもありかもしれません。 情報はたくさんあるでしょうが、それをすべて押さえるのは無理があります。 それこそ、店舗のみなさんのために楽しい感染防止グッズを見かけたら教えてください、という方がもっと面白い商品を発見することになるかもしれません。 いずれにしても提案の仕方を工夫して、お客様と一緒にこの新型コロナ問題を乗り切るというスタンスを確立することです。 そのことでお客様との連帯感が向上し、しっかりと関係作りをすることができるでしょう。

●新型コロナ対策面白グッズ 追加(8月18日)

 フェイスシールドに面白い製品が出ました。 シャルマンのフェイスシールドのカチューシャタイプです。 シャルマンのフェイスフィールドは高機能タイプのもので、もともと歯医者用にのシールドをフェイスシールドに転用したものです。 だから視界は非常にクリアです。 それを改良し、今まで額でシールドを支えていたのを、頭で支えるタイプにしたものを作りました。 女性のヘヤバンドのカチューシャに似ているのでその名前が付いたと思います。
 第一の特徴は、女性の化粧を邪魔しないという点です。 顔にフェイスシールドが当たらないので、化粧崩れがしません。 女性には非常に喜ばれる機能です。
 第二の特徴は、その支える形状が『猫耳』に似ているので、そのシールドを着けて接客すると、スタッフが猫耳メイド?のような感じになります。 エンターテインメント性があり面白いと思います。
 新型コロナ対策もマンネリ化しているので、お客様の注目されると思います。 もしかしたら、アソコは面白いフェイスシールドをしているから、行ってみようという人も現れるかもしれません。 フェイスシールドで集客ができるなら安いものです。

シャルマンのフェイスシールド・カチューシャタイプ YouTube
シャルマンのオンラインショップ

☆アイデアタマゴ

 面白いものを手に入れてもそれをどう演出するかで効果は雲泥の差がでます。 発想力が無い人間が運営するとどんなものも、集客にには役立ちません。 それは新台であっても、出玉であっても同じです。 モノ自体の力はしれています。
 逆に言えば、発想力がある人にとって、面白いグッズはいろんな演出を考えるヒントをくれる媒介となります。 人の企画力や発想力がこのコロナ禍では非常に大きな差になります。 くれぐれも”ただ仕入れるだけで、ダメでした”と言うことがないようにしてください。 工夫の無い所に集客はありません。

◎集客 = グッズ + アイデア(工夫)

■新型コロナウイルス感染予防の非常時オペレーション

 非常事態宣言が出され、新型コロナウイルスに対する国民の危機意識が高まっている中で、 お客様に安心安全を実感してもらうためには、オペレーションを工夫する必要があります。 非常時用のオペレーションです。 飛沫感染や接触感染を避けるための工夫をオペレーションの中に組み込んでいく必要があります。

 このような状況はコミュニティホールを目指しているホールとしては非常に辛いと感じている方もいらっしゃると思います。 それはコミュニケーションをとるためには、近づいて声を掛けないといけないという思い込みがあるからです。 近づかなくて、声を掛けなくてコミュニケーションはとれます。 お客様に対する歓待の表現はできます。 それは工夫の問題です。 その工夫力を試されていると思って、非常時オペレーションに取り組んで見てください。

☆アイデアタマゴ

 基本的な手順としては、まず、業務の中で、飛沫感染が懸念される業務、接触感染が懸念される業務を洗い出します。 そして、お客様の立場に立って、飛沫感染や接触感染が起こるのではと感じるシーンをチェックします。 最後にお客様からみて、安全安心と見えるには、どう改善したら良いかを考え、工夫するという流れになるでしょう。

 ホールによってオペレーションのやり方はいろいろあると思いますので、具体的なことは各ホールの特色ができると思います。 ここではみなさんが考える参考になるような大枠の事例を紹介したいと考えます。

<自店業務の洗い出し >

◎飛沫感染
  ・挨拶
  ・アメの配布
  ・会員募集
  ・玉の上げ下げ
  ・ジェットカウンター業務
  ・カウンター業務

◎接触感染
  ・アメの配布
  ・会員募集
  ・玉の上げ下げ
  ・ジェットカウンター業務
  ・景品交換所

<お客様が感染リスクを感じるシーンの洗い出し>
  ・近くで話をするスタッフ
  ・横に座る自分以外の客
  ・遊技台(ハンドル、ボタン)
  ・ナンバーランプ
  ・スロットのコインやパチンコの玉
  ・玉箱
  ・精算機のボタン
  ・雑誌、マンガ本 etc.
  ・自販機のボタン
  ・ジェットカウンターで渡される紙
  ・カウンターでもらう特殊景品
  ・景品所でもらうお金
  ・会員募集の申込書に記入する時に使うボールペン
  ・ワゴンサービスのカップ

 みなさんのホールでは、どれくらいまでの対応されていますでしょうか。 ホール独自の機器や構造があると思います。 まだこのようなリストアップをされていなのであれば、リストアップしてみることをお勧めします。

関連資料:(ブログ)宅配業者が受けた酷いコロナ仕打ちから学ぶ!

■一言

 新型コロナ問題は長期戦です。 お客様を一緒にこの難局を乗り切ることが肝要です。 しかし、見方によっては人の衛生意識を向上させる良い機会になります。 トレイに行っても手を洗わないパチンコユーザーを良き見かけます。 この機会にそういう人がいなくなれば、ホールにとっても、地域にとっても公衆衛生上良いような気がします。 少なくともトイレの後は必ず手洗いをする私のようなタイプの人間にとっては。好ましい社会に一歩近づいたと感じます。

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