本当の地域密着店の作り方

店舗(パチンコホール)が地域のコミュニティ広場としての取り組みを始めた

コミュニティホール十分条件

お客様との信頼関係をつくるための条件


7.お客様同士を知り合いにさせる仕組み

定義:

 お客様や来店された人を自然な形で、お互いを知り合いにさせる仕掛け(システム)。 この中には地域と連携して、地域問題をお客様や地元の方と一緒に取り組む仕掛けも含まれる。

現状:

 ホールには、多くの人が集まってくる。 しかし、知り合いでもない人が、積極的に会話をし、コミュニケーションをとろうとすることはあまりない。 また、他人と積極的に関わろうとする人もいない。
 パチンコは基本的に一人遊びであり、勝負も個人の問題であり、干渉されるのも、するのも嫌がる。 ある意味孤独な遊びと言えます。

 パチンコや個人について干渉はされたくないが、知り合いもいない、 会話もない空間が居心地の良い空間と言えるかといえば、そうではない。
 やはり、見知った人がいれば、安心感を持つことができます。

 しかし、パチンコホールで、知り合いができたり、友人ができたりするようなことはほとんどの人が期待していない。 それはこれまで、ホールのそういう機能を持たなかったからです。

  

仕組みの一例:

〇パチプロを招いて、必勝法や面白い体験を話してもらう。

〇ゴト防止の会をつくり、お客様にゴト師発見、通報のメンバーになってもらう。

〇日帰りで春はお花見、秋は紅葉狩りを行う。

〇お客様の地域テーマの写真展、俳句や絵手紙コンテストを行う。

〇お客様同士のサークル(クラブ)を支援する(集合場所、連絡場所としてのコーナーを設ける)。
  サークル:健康クラブ、スイーツ研究会、園芸クラブ、
       旅行クラブ、美化サークル、救急クラブ、
       ボランティアクラブ等

〇地元NPOに協賛して、駐車場やホール内で活動の場を提供する。駐車場の一部を地域の人の販売スペースに貸す。

 (注意)以上の例は単なる思考の触媒にしかすぎません。これを参考に新たなやり方、仕組みを作ることをお奨めします。

関連参考資料:

〇小田急電鉄のインバウンド共用オフィスを参考にする!
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