顧客(会員)管理システムのレベル
会員管理システムという言葉は知らない人はいませんが、 一口に顧客管理(会員管理)システムと言っても様々であり、 出来ることもかなり違いがあります。
本の中でも会員管理システムの話が出てきますが、 そのレベルを知らないと、なぜ、コミュニティホールづくりに 顧客(会員)管理システムが必要なのか理解できず違和感を覚えます。
そうなると新規会員の取り組みに対して、 北条真由美が厳しく関根翔太を追求すること自体の意味が分からず、 言っていることに共感が持てません。
では、顧客(会員)管理はレベルによりどのような違いがあるのかというと 下記の図表のようになります。
出玉や新台のパワーが弱まった場合、優秀な会員管理システムはそれを補ってくれます。 つまり、必要条件を絶えずキープするために強力なツールにもなります。 当然、コミュニティホールを作って繁盛にするためには、必要なものです。
最近のメーカーの技術は高く、基本データを取る機能に大きな違いあまりでません。 ですから、みなさんも会員管理システムを作っているメーカーの説明を受けても、 どのデータも見えます、出せます、同じですという答えが返ってのではないでしょうか。
問題なのは、そのデータベースの構築の仕方と必要データに対する見識で、使い勝手に大きな差が出来ます。 何度も言いますが、会員管理で出来ることはたくさんありますが、メーカーでの格差はかなりあるのが現実です。
例えば、ヒューテックで2分で出るリストが、他社では2時間以上かかるというのはざらにありました。 これではいくらリストが出せると言われても、現場レベルで使いものになりません。 現在では多少は改善されている?と期待していますが、・・・・。
また、使いもになる指標がなかったり、指標名は同じでも集計の仕方が違っていたりします。
会員管理でも低いレベルのものは役に立たないので、 上記のレベル表を参照しながら、良いモノを購入するようにしましょう。
幕末の時、性能の悪いゲベール銃を、知識も鑑識もない藩は最新銃と言われて買っていました。 本当は、ミネー銃が射程距離が長く、命中精度も高く、最新銃なのですが、知識が無いとわかりません。 その結果は皆さんもご存知の通りです。もちろん薩長はミネー銃を揃えて戦っています。
歴史から学べば、競合店に勝つために良いものを揃えるようにしてください。
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